2015/11/06 00:49
2015.11.05

今日のカメラはFUJIFILM X-T10 , XF18-55mmF2.8-4 R LM OISです。

例によって昨夜急にどこかへ行きたくなりました。ほとんど発作的症状ですね。
こんな按配だからなかなか人は誘えません。

吾妻渓谷もいいなぁ、ちょうど見ごろだし…と思ったものの、切符の手配をするには遅すぎました。明日の朝購入してもいいのですが、そうすると起きられなくてDNSになる可能性が高いのです。
そこで長距離切符を購入する必要のないコースはどこがいいかと考えて…毎年秋には必ず訪れる柳沢峠に紅葉狩りに行くことに決めました。
万が一起きられなくても、切符が無駄になることもありませんし。w
00柳沢峠紅葉ライドルート
柳沢峠紅葉ライドルート
寸でのところでアラームのスイッチを切りそうになったものの、二つセットしていたので、何とかベッドから抜け出しました。
大急ぎで支度を整えて、朝飯も食べずに飛び出しました。
予定通りの電車に乗って一路奥多摩駅へ…

なんとまぁ、それにしても眩しくて目も開けられないほどの晴天です。雨男だか曇り男だかの汚名をそそぐことができました。敢えて言うほどのことではないですね!w
奥多摩に向かう青梅線は高齢者率が高く、どなたも山歩きの装備をしています。自転車は僕一人でした。
今日は道中すれ違ったり追い越されたりした自転車乗りは、わずかに3人でした。
その方たちは全て柳沢峠から来た道を戻って行ったようでした。
後でその理由が明らかになるのですが、今日はその方が正しい選択だったかもしれません。

01奥多摩駅
奥多摩駅
奥多摩駅はいかにも山遊びの玄関という感じですが…よく見るとアンバランスなデザインの駅舎だったんですね。

駅前でおにぎりを二つ食べて、ドリンク、饅頭(5個入りは多すぎw)、グレープ味のハイチュウ(空腹時になかなかいい)を購入してリュックに詰めました。
最近ハンガーノックになったりなりかかったりの話題が飛び交っているので、備えあれば憂いなしということで。w

02奥多摩駅
奥多摩駅至近
駅から走り出すとそこは既に山岳ロードの風情です。これだから輪行は止められませんね。

03奥多摩駅
奥多摩駅至近
暗い谷の中で紅葉が朝日を浴びて輝いています。さすがに朝の奥多摩は空気がひんやりしていますが、上ればすぐに暑くなりますから、敢えてウインドブレーカーは着ません。

04奥多摩湖へ
奥多摩湖へ
やっぱり早朝はいいですね。空気は澄んでいるし、斜光のお蔭で山襞は深く彫られたかのように陰影に富んでいるし。

05奥多摩湖
奥多摩湖
奥多摩駅をスタート地点とすれば、奥多摩湖まではあっという間です。辺りはひんやりとしていて、上っても全然暑くなりません。

06奥多摩湖
奥多摩湖
昼間見るどんよりとした奥多摩湖と大違い!
朝の光が湖面をキラキラと輝きながらこちらに向かってくる感じです。

07奥多摩湖
奥多摩湖
山やダムがなければ、空と水が同化してしまいそうなほど静かな湖面です。

08奥多摩湖
奥多摩湖
なんだか肺の奥まで清浄な空気で満たされそうです。色鮮やかな紅葉が花を添えています。奥多摩湖一帯は、色づいた紅葉よりも青く澄んできらめく湖水が主役ですね。

09奥多摩湖
奥多摩湖
この景色が好きです。ドラム缶の浮き橋ですが、風や水の動きによっていつも違う曲線を描いているのです。

10道の駅たばやまへ
道の駅たばやまへ
奥多摩湖に別れを告げて丹波山に向かいます。ここは思ったよりも勾配の強い上りです。
柳沢峠に上るルートは比較的上級者向けとされていますが、奥多摩駅をスタートとすると35km以上もあるので、ペース配分を誤ると途中でへばる可能性もあります。
一昨年、風張峠を越え、さらに今川峠も征服し、柳沢峠まで上ったこともありましたが、もうそういことをする齢ではないと思う最近です。今から思えば、年寄りの冷や水…

11道の駅たばやま
道の駅たばやま
道の駅たばやまで最初の休憩をします。やや早いけれども、この先で食事をするのは難しいのでお昼ご飯を頂きました。川に面した外のテラスで!
ここはメニューが貧困なのが玉に瑕。辛口のカレーにしましたが全然辛くない…

12道の駅たばやま
道の駅たばやま
道の駅の正面の山々は、日陰になった谷折りの部分と山折になった部分のコントラストが立体的で美しい!

13柳沢峠へ
柳沢峠へ
多摩川もこの辺りではほんのささやかな流れで、紅葉の引き立て役に徹しています。

14柳沢峠へ
柳沢峠へ
この道路の右手はやや浅めではあるものの渓谷の雰囲気で、その向こう岸に聳える断崖の紅葉が見事です。
柳沢峠に向かう大菩薩ラインでも最も好きな場所の一つです。

15柳沢峠へ
柳沢峠へ
右手には渓谷の風情が続きますが、このトンネルでそれもお終いとなります。

16柳沢峠へ
柳沢峠へ
後ろを振り返ると…こんな感じです。写真の左手に多摩川の流れが小さな渓谷を形作っているわけです。

17柳沢峠へ:一ノ瀬高原付近
柳沢峠へ:一ノ瀬高原付近
これは新しくできた(と言ってもずいぶん前)トンネルをくぐって一ノ瀬高原の入り口近くから見下ろした図です。
以前にも書きましたが、このトンネルは柳沢峠に向かってかなりの上り勾配です。それはともかく、このトンネルのお蔭で、好きだった旧道が通れなくなったのが残念です。

18柳沢峠へ:一ノ瀬高原付近
柳沢峠へ:一ノ瀬高原付近
この道の右手奥の方に一ノ瀬高原が広がっています。道路からは結構な上りになるので、今回は寄り道しません。

19柳沢峠へ:一ノ瀬高原付近
柳沢峠へ:一ノ瀬高原付近
ここらあたりはしばらく自転車を押して歩きました。勾配がきついからではなくて、道路の下を流れる多摩川の両岸の紅葉を間近に見たかったからです。
光を透かした緑の葉が、紅葉の景色の中で異彩を放っていました。

20柳沢峠へ:一ノ瀬高原付近
柳沢峠へ:一ノ瀬高原付近
こんな雰囲気いっぱいのいい流れが瀬音を響かせているんです。近くに遊歩道があれば、奥入瀬にも負けない散策コースになることでしょう。

21a柳沢峠へはまやらわ
柳沢峠へ:はまやらわ
一ノ瀬高原からさらに上ること数キロ…この得も言われぬ雰囲気の宿、いいですね。
宿の名前は「はまやらわ」です。ファンになってリピートする方が多いのでしょう。

22柳沢峠へはまやらわわらびもち
柳沢峠へ:はまやらわのわらび餅
宿に着くとすぐにお茶うけとしていただけるそうですが、この「わらび餅」が評判の逸品です。美味しい水で手づくりした出来立てをいただけるのです。

23柳沢峠へはまやらわわらびもち
柳沢峠へ:はまやらわのわらび餅
僕も早速いただきました。柳沢峠まで走るとき、一人なら必ず寄っていただきます。
外のベンチでも、半畳もない店の入り口のテーブルでも、どちらでもいただけます。
かなり気温が下がって寒かったし、先客もなかったので中でいただきました。
これは絶品です。ここを通ったら是非ご賞味のほど!

24柳沢峠へ
柳沢峠へ
ぐずぐずしていると富士山が雲に隠れてしまうかもしれないし、一休みして元気も出たのでやっと腰を持ち上げるように速度を上げて走りました。と言ってもなかなか厳しい上りで、7~8%ほどの急勾配です。
はまやらわで写真を撮っていた時に前を通りかかって挨拶してくれたおじさんローディーをパスしました。もちろん挨拶して。

25柳沢峠へ
柳沢峠へ
ここは全行程中一番の見晴らしポイントなので、振り返ったり、両側に展開する紅葉を楽しみながらしばし歩きました。

26柳沢峠へ
柳沢峠へ
すると先ほどパスしたおじさんが蛇行しながらやってきました。"がんばれ~!もう少しですよ"と心の中だけで叫びました。

8柳沢峠
柳沢峠
こんなにも抜けるような秋晴れの柳沢峠は初めてです。朝から今に至るまで(2:00PMころ)、頭上には雲欠片一つ現れませんでした。

27柳沢峠富士山
柳沢峠:富士山!
柳沢峠からこんなに完璧な富士山が見られたのはもちろん初! 中腹にかかる雲のお蔭で富士山の素晴らしさが一層際立ちました。
この光景に脚の疲れも上がった息もすっかり忘れて魅入ってしまいます。(あんまりのそのそだったので、最初から疲れはありませんでしたが…)

峠の茶屋で「とろろ飯」を食べて力をつけました。
ここからず~っと下りなので力はいらない。w

28塩山へ

柳沢峠から塩山への下りは、僕の中では「三大ダウンヒル」に入れたいほど気持ちがいい道です。
しかもこの天気! 友だちから叱られるような速度は出さず、頻繁に止まってはシャッターを切りました。

29塩山へ
塩山へDH
パノラマ写真も撮りました。(後の祭りですが、もっとパノラマにふさわしい地点がありましたね)

30塩山へ
塩山へDH
下るにつれて高度を増す富士山。中腹の雲も頂上の上にかかる雲も、ひっきりなしに流れては寄せてきます。波のようです。

31塩山へ
塩山へDH
この辺りは豪快なダウンヒルが楽しめる大きな下りのカーブです。でも今日はもったいなくて速度は上げられません。

32塩山へ
塩山へDH
クルマの通行も少ないし、ダウンヒラーにはたまりませんね。

この後「大菩薩の湯」で冷え切った体を温めました。もうこれ以上の極楽はありませんでした。
烏の行水を卒業して、心ゆくまで湯に浸かりました。(外に繋いだ自転車がちょっと心配ではありましたが…)
33塩山へ
塩山へDH:大菩薩の湯からの夕焼け空
のんびりしすぎて、外に出たらすでに日は山の端に沈んでいました。
まぁ一人の気安さ、道もわかっているし、遅くなるのも気になりません。

いつものことですが、時刻表はチェックしません。都合のいい列車の時刻を知ってしまうとそのために慌ただしくなったりするのが嫌だからです。
塩山駅に着いたら、特急が出たばかり。やっぱりね。w
次の特急まで小一時間あります。20分余りで出る各停は見送りましたが…
これが大失敗だったことが後になって判明します。

「大菩薩の湯」で声をかけてくれた同年代の方とホームの待合室で一緒になり、しばし歓談しました。おかげで待ち時間の退屈が解消されました。

ホームに滑り込んできた特急「かいじ」の自由席はそこそこ込んでいます。
このタイプの列車のデッキは狭く、自転車の置き場に困ります。車両最後部の席の後ろはゴルフバッグやスーツケースで塞がっていました。
パンダーニの輪行袋で来たことを大後悔しましたが、これも後の祭り!
横置きのものを無理に縦置きにしてデッキの端の手すりに縛り付けました。

安堵して席に着きうとうとしているとあたりがザワザワしています。
えっ、どうして!というほど大人数の乗客が大月駅から乗り込んできました。
座席の間の通路も通れないほどの込みようです。
"輪行袋が邪魔になっているんだろうなぁ…"と心配しつつ、八王子に着くまで気が気ではありませんでした。

通路をかき分けてデッキに行くとそこも満員です。"あ~、ごめんなさい"
幼い子供がいたので、顔にペダルが当たらないようにその部分を手で覆いながら頭を下げ下げ小さくなって電車を降りました。

いつもの輪行袋だったとしても迷惑であることに変わりはなかったでしょうが、少しでも小さい分まだしもという感じがしました。
横着はいけないですね。大いに反省しました。

それにしても今日は大月で何かがあったのでしょうか。それとも富士急からの乗り換えの客が多かったせいだったのでしょうか。
外国人観光客が多かったこととも合わせて考えると、富士山麓で何かのイベントでもあったとしか思われない状況でした。

※輪行袋の扱いとともに今日学んだことがもう一つ。
晴天だと写真がきれいに撮れると思っていたのは大変な考え違いでした。特に今日のような陰影の激しい場面では特に難しいと感じました。
AEロックを被写体のどのポイントに合わせるかで、写りが全く異なります。(←当たり前ですね)
フォーカスエリアをピンポイントにしていたのもの難しさの一因だったのかもしれません。

いい加減にシャッターを切ると白飛びや黒のつぶれは当たり前。
被写体の適正な露出がなかなかつかめませんでした。
概してコントラストの強い写真(好きではない)になりました。パソコンにDLしたら自然な感じが失われているので大層がっかりしました。フォトショップにもなれていないので、いじると人工的な画になりすぎます。
「たくさん撮りなさい!」というアドバイスを改めて自覚した一日でした。

失敗してもめげずにフルオートに依存せずシャッターを切ったので、当然ながら歩留りはよくありませんでした。
いい勉強になりましたが、果たして次回に活かせるかが問題です。


Twitter : @pa_hoehoe

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2 Comments

  • yoshito 

  • すばらしい景色で富士山にも恵まれましたね。 それにしても相当な山越えだったじゃないですか。いつか自分もそのタフさを身に付けたいと思います。混雑は輪行の大敵ですね(笑) お疲れ様でした。
  • 2015/11/08 09:25 | URL 
  • shimagnolo 

  • yoshitoさん、コメントありがとうございます。
    僕は決して自慢できるようなタフネスは持ち合わせてないのですが、山を越えて向こう側に下りたいという欲求は強い方かもしれません。
    峠の手前と向こう側では、気候も文化も暮らし方も違うところが魅力ですね。
    おっしゃる通り!混雑時の輪行は身が縮む思いがしますし、何よりもほかの乗客には大迷惑ですね。

    クルマ輪行はデポしたところへ戻らなければならないので気が進みません。
    小さい体を更に小さくして、これからも自転車を電車に持ち込ませていただくしかないですかね。(^^;
  • 2015/11/08 13:25 | URL   [ 編集 ]

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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