2015/10/13 11:11
2015.10.10
自転車の楽しみ方は本当に多彩です。
レースあり、ヒルクライムTTあり、ポタリングあり…
数年前までは自転車をどう楽しむかについて迷うばかりで、紆余曲折の日々でした。登りに強くなれないとわかっていても強くなりたい、速くなれないとわかっていても速くなりたい、自分の楽しみ方の在り処を探る日々が続きました。
もちろんそうした日々でさえ愉しかったことは否定しません。それほどロードは魅力的だったのです。僕にとって。
ほとんど身体にも脚にも負担のないポタリングを楽しんだ時期もありました。
練習コースを決めて励んだこともありました。
ヒルクライムレースの末席を汚したこともありました。
峠に行くときには必ずヒルクライムTTに挑んだ時期もありました。
しかし現在楽しめているのは、敢えてそういう時を経てきたからだというのも事実です。
どうにか走れるようになった自分がいるのもそういう時代があったからこそだと思っています。
そうした試行錯誤の末、最近になって一番大事なことがようやくわかった気がしています。
「誰とでも、どんなところでも、楽しんで走れるようになること」それこそが僕の究極の目標だったと気づきました。
他人と競う、自己記録を更新するなどとは、無縁の人間だと悟りました。
このことは最近親しくお付き合いさせていただいているktyさんの目指す方向が全く同じであったことに勇気を得、わが意をも得たのでした。
その実現のために、多少であれば(相当なら務まりませんw)苦しいこともある程度は受容するという考え方です。
多少なりとも力を付け、ある程度の速さを維持できるようにし、たとえゆっくりでも上りも楽しめるようにし、長距離走の愉しさもわかるようになる…そのためなら(あくまでも多少に限りますが)、多少の辛抱ならば我慢するということにほかなりません。
身体が言うことを聞く限り、このことは忘れないようにしたいと思っていますが、果たしていつまで…
それ以外にも自転車友だちから大事なことを教わりましたが、それは別の機会に書き留めておこうと思っています。
何の話をしているのかわからなくなりましたが、今回福島を走った仲間は、僕の自転車に対するスタンスと近い方々でした。(誤解かもしれませんがそう信じています)
磐梯山周遊サイクリングルート
東京駅集合
藤沢に住むMさん、石かわ珈琲のマスターのISさん、そして僕の3名は東京駅で待ち合わせです。
Kondohさんは既に会津に行っており、ようさんは一日遅れでの参加となります。
我々が乗車した新幹線は臨時ダイヤで、しかも左右二人掛けの車両なので、せっかくの最後部の座席も自転車置き場として活かせません。僕のはサイズが小さいのでかろうじて座席後部に収まりましたが、お二人の自転車は別の場所を確保することとなりました。
磐越西線ならではの輪行姿
しかし磐越西線はがら空きで…と思ったら、さすがに三連休の初日です。いつになく乗客が多かったのですが、それでもこんな風に置かせていただくことができました。
車中でコースの険しさチェック?
向かい側の席に座ったMさんは熱心にスマホをいじっていますが、ルートラボで上りの厳しさをチェックしているのでしょうか。w
隣に座ったISさんとおしゃべりしている間に会津若松到着です。
改札口ではKondohさんが出迎えてくださいました。
会津若松駅集合到着
まずは記念撮影をします。大・中・小という組み合わせです。w
会津若松駅集合到着
さらにカメラマンをバトンタッチして僕も撮ってもらいました。
同じく大・中・小ですが、決して遠近法のせいではありません。この階段状がなかなかいいじゃないですか。w
会津若松スタート:喜多方へ
一日目の初めは喜多方を目指します。
喜多方ラーメンと餃子を食べるという趣向です。
会津若松スタート:喜多方へ
Mさんは平地は速い人です。上りについては明日以降でないとわかりません。
会津若松スタート:喜多方へ
ISさんはロードはほとんど初心の人ですが、僕と違ってアスリートですから、この先も心配はしていません。
会津若松スタート:喜多方へ
Kondohさんは僕と同じでなかなか学習せず、同じ過ちを繰り返しがちです。果たして今回のサイクリングでは…w
喜多方駅到着:観光案内書へ
知っているようで何にも知らない(つまり下調べしていない)喜多方なので、まずは観光案内所で観光地図をいただき、名所を教えていただきました。
喜多方駅
まずはKondohさんとISさんのツー・ショット
喜多方駅
続いてISさんと僕
喜多方駅
最後にMさん
喜多方路地裏のラーメンや
先頭を引いてくれたMさんが通りすがりの若い子にラーメン屋の評判を聞いてくれたようで、その子を信じることにしました。
なんだかちょっと雰囲気のいい路地です。
喜多方路地裏のラーメンや
この先もカギはMさんにお任せです。
軽量化を意識するあまり、人を当てにしてカギは持ってきませんでした。すみません…
喜多方路地裏のラーメンや
これが実はうまい!どうやら評判のお店のようです。
喜多方路地裏のラーメンや
Mさんと僕は唐辛子味噌がトッピングされたやや辛めのラーメンでした、相当うまいです。
僕たちの隣のテーブルで食べていた方と後に再会することになります。
倉の町・喜多方
蔵の街として知られる喜多方ですが、スケールや雰囲気は川越に軍配が上がりますね。
倉の町・喜多方
レンガ造りの蔵とは珍しいですね。和洋折衷!
倉の町・喜多方
この辺りが蔵が最も密集している地域でした。豪商の面影が残っています。
猪苗代へ
お腹もいっぱいになり、喜多方はこれくらいにして猪苗代へ戻ります。
雨は降りませんが、磐梯山方面はただの墨色のシルエットになっています。
猪苗代へ
突然歩道にハンドルを切るKondohさん。後ろから見ていると直後の人がヒヤリとしそうな場面も…
直後の人には縁石の突端が見えませんからねぇ。人の振り見て我が振り直せ、ということでみなさんも注意しましょう。
猪苗代へ:道の駅ばんだい
道の駅ばんだいで休憩を入れます。食べたばかりなのに、何か物足りないと思ったのは僕だけでしょうか。
猪苗代へ:道の駅ばんだい
数人並んでいましたが執念でソフトクリームを買いました。
この辺りで獲れる「みしらずがき」の果肉が二切れ乗ったソフトですが、これが相当においしい。
テーブルについている我々に年配のご婦人が近づいてきました。「上海でラーメン食べてらっしゃいませんでしたか」と話しかけてきました。「上海」は喜多方でラーメンを食べたお店の名前です。「あんまり楽しそうにしているのでつい…」と仰るので、しばしお話し相手をさせていただきました。
他人からも楽しそうに見えたというのは、悪い気がしませんね。
僕たち(MさんもISさんも)写真に撮る前にかぶりついていたので、実はこの写真は遅れて買ったKondohさんのソフトでした。
猪苗代へ:明日は磐梯山が晴れますように!
磐梯山のビューポイントと書かれた看板のところで自転車を降ります…が、やはりほとんどシルエットです。
この3日間のうちに磐梯山の紅葉が見られるのだろうかとやや不安になってきました。
猪苗代湖畔
さらに走って、猪苗代湖畔にやってきました。やはり天気はいまいちで、降らないだけましという按配です。
猪苗代湖畔
そこへ日本語が堪能な外国人が話しかけてきました。埼玉在住で、お国はベルギーだとか。かつてロードにも乗っていてレース経験もあるとのことでしたが、今はウインドサーフィンにはまっているようでした。
しかしべた凪で、ウインドサーフィンは開店休業状態でした。
湖畔にいてもすることがないので、宿を目指しました。
ところがペンションンのすぐ手前には激坂が用意されていました。
何を思ったかMさん、猛然とダッシュして坂を駆け上がっていきます。
後で判明したのですが、勢いをつけて上り切れるとの甘い見通しが見事に裏切られる結果となったのでした。
コッヘル磐梯:ロビー
少し大きめの個人のお宅という感じの建物です。受付も小ぢんまり!
コッヘル磐梯:自転車室内保管
自転車は廊下にシーツを敷いて、室内保管をしていただきました。
既に2台の自転車の室内保管の予約があって、ペンションのご主人のご厚意でこの場所を作っていただきました。
コッヘル磐梯:露天風呂
雨に濡れた体を温めるのは風呂が一番です。しかし風呂は貸きりで30分限定です。僕は烏の行水なので問題はありませんが、長風呂大好きな方にはちょっと忙しいかもしれませんね。Kondohさんは長風呂大好きだから、もう少しのんびりしたかったかもしれません。
コッヘル磐梯:露天風呂
泉質はわかりませんが、茶色ににごったお湯で少しぬめりがあります。露天風呂は湯温が低くていつまで浸かっていてものぼせません。いかにも僕向きでした。と思ったら、Mさんも烏の行水に近い方でした。そう言えば普段からややせっかちな傾向がありますね。
コッヘル磐梯:内風呂
露天風呂では体が温まらないので、湯温の高い内風呂に浸かりなおします。
貸し切りならではの入浴ショットが撮れました。
コッヘル磐梯
ペンションは外観や部屋を見る限り"外れたな!"と思わせるものでした。
が、ところがどっこい!見事に裏切ってくれました。
食事のおいしいことと言ったら、もう嬉しくてほとんど絶句です。いや、全員おいしいの連発でした。
今までこれほど心がこもった美味しい料理を提供してくれた宿は知りません。
「これでどうだ、参ったか!」という風情の高級食材をふんだんに並べるホテルや旅館は誰もが一度や二度は経験があると思いますが、そういうところに決して負けていません。いやむしろ勝っていますね。
ほとんどの旅館ではあらかじめテーブルにほとんど全ての料理が並べてありますが、こちらではまるで懐石料理のように一品ずつ頃合を見計らってテーブルに運んでくれます。だからどの料理も最高の状態で食べることができるのです。
調理場を担当するのはご主人と思しき年配の方と、若い女性のお二人です。奥様はテーブル係を一手に引き受け、熱いものは熱いうちに食べるように、時間が経つと風味が損なわれるような種類のものはすぐに箸をつけるように促しながら、絶えず忙しく動き回っています。料理は全部で12の器で提供されたようですが、一つの皿に何種類か合わせて盛られているものもあったので、品数は相当な数になりました。
しかもすべてが素晴らしくおいしいのです。あえて言えば決して高級食材がずらりと並んだわけではないのですが、吟味されたその鮮度と、手間暇をかけた心の籠った味付けは他にはありません。
我々全員が心から食事を楽しんだのは言うまでもなく、誰もがもう一度訪れたいと思ったことでした。
もちろん周囲のテーブルの方々とて同じです。いやその方々の中にはリピーターがかなりいたようで、事前に注文しておかなければ食べられないものを楽しんでいらっしゃる方々も見受けられました。
遠くは鹿児島から見えた方も…
あまりおいしくて、食事が楽しすぎて写真がうまく撮れませんでした。ピンボケあり、設定ミスあり…
それでもどうにか見られるものだけを掲載いたしました。
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理完食!
器の底に残ったドレッシングも、煮物の残り汁もすべて胃袋に収めました。
心からご馳走様でしたとスタッフ一同にお礼を述べて部屋に引き取りました。
『二日目』(1)に続く←ここをクリックしてお進みください
Twitter : @pa_hoehoe
自転車の楽しみ方は本当に多彩です。
レースあり、ヒルクライムTTあり、ポタリングあり…
数年前までは自転車をどう楽しむかについて迷うばかりで、紆余曲折の日々でした。登りに強くなれないとわかっていても強くなりたい、速くなれないとわかっていても速くなりたい、自分の楽しみ方の在り処を探る日々が続きました。
もちろんそうした日々でさえ愉しかったことは否定しません。それほどロードは魅力的だったのです。僕にとって。
ほとんど身体にも脚にも負担のないポタリングを楽しんだ時期もありました。
練習コースを決めて励んだこともありました。
ヒルクライムレースの末席を汚したこともありました。
峠に行くときには必ずヒルクライムTTに挑んだ時期もありました。
しかし現在楽しめているのは、敢えてそういう時を経てきたからだというのも事実です。
どうにか走れるようになった自分がいるのもそういう時代があったからこそだと思っています。
そうした試行錯誤の末、最近になって一番大事なことがようやくわかった気がしています。
「誰とでも、どんなところでも、楽しんで走れるようになること」それこそが僕の究極の目標だったと気づきました。
他人と競う、自己記録を更新するなどとは、無縁の人間だと悟りました。
このことは最近親しくお付き合いさせていただいているktyさんの目指す方向が全く同じであったことに勇気を得、わが意をも得たのでした。
その実現のために、多少であれば(相当なら務まりませんw)苦しいこともある程度は受容するという考え方です。
多少なりとも力を付け、ある程度の速さを維持できるようにし、たとえゆっくりでも上りも楽しめるようにし、長距離走の愉しさもわかるようになる…そのためなら(あくまでも多少に限りますが)、多少の辛抱ならば我慢するということにほかなりません。
身体が言うことを聞く限り、このことは忘れないようにしたいと思っていますが、果たしていつまで…
それ以外にも自転車友だちから大事なことを教わりましたが、それは別の機会に書き留めておこうと思っています。
何の話をしているのかわからなくなりましたが、今回福島を走った仲間は、僕の自転車に対するスタンスと近い方々でした。(誤解かもしれませんがそう信じています)
磐梯山周遊サイクリングルート
東京駅集合
藤沢に住むMさん、石かわ珈琲のマスターのISさん、そして僕の3名は東京駅で待ち合わせです。
Kondohさんは既に会津に行っており、ようさんは一日遅れでの参加となります。
我々が乗車した新幹線は臨時ダイヤで、しかも左右二人掛けの車両なので、せっかくの最後部の座席も自転車置き場として活かせません。僕のはサイズが小さいのでかろうじて座席後部に収まりましたが、お二人の自転車は別の場所を確保することとなりました。
磐越西線ならではの輪行姿
しかし磐越西線はがら空きで…と思ったら、さすがに三連休の初日です。いつになく乗客が多かったのですが、それでもこんな風に置かせていただくことができました。
車中でコースの険しさチェック?
向かい側の席に座ったMさんは熱心にスマホをいじっていますが、ルートラボで上りの厳しさをチェックしているのでしょうか。w
隣に座ったISさんとおしゃべりしている間に会津若松到着です。
改札口ではKondohさんが出迎えてくださいました。
会津若松駅集合到着
まずは記念撮影をします。大・中・小という組み合わせです。w
会津若松駅集合到着
さらにカメラマンをバトンタッチして僕も撮ってもらいました。
同じく大・中・小ですが、決して遠近法のせいではありません。この階段状がなかなかいいじゃないですか。w
会津若松スタート:喜多方へ
一日目の初めは喜多方を目指します。
喜多方ラーメンと餃子を食べるという趣向です。
会津若松スタート:喜多方へ
Mさんは平地は速い人です。上りについては明日以降でないとわかりません。
会津若松スタート:喜多方へ
ISさんはロードはほとんど初心の人ですが、僕と違ってアスリートですから、この先も心配はしていません。
会津若松スタート:喜多方へ
Kondohさんは僕と同じでなかなか学習せず、同じ過ちを繰り返しがちです。果たして今回のサイクリングでは…w
喜多方駅到着:観光案内書へ
知っているようで何にも知らない(つまり下調べしていない)喜多方なので、まずは観光案内所で観光地図をいただき、名所を教えていただきました。
喜多方駅
まずはKondohさんとISさんのツー・ショット
喜多方駅
続いてISさんと僕
喜多方駅
最後にMさん
喜多方路地裏のラーメンや
先頭を引いてくれたMさんが通りすがりの若い子にラーメン屋の評判を聞いてくれたようで、その子を信じることにしました。
なんだかちょっと雰囲気のいい路地です。
喜多方路地裏のラーメンや
この先もカギはMさんにお任せです。
軽量化を意識するあまり、人を当てにしてカギは持ってきませんでした。すみません…
喜多方路地裏のラーメンや
これが実はうまい!どうやら評判のお店のようです。
喜多方路地裏のラーメンや
Mさんと僕は唐辛子味噌がトッピングされたやや辛めのラーメンでした、相当うまいです。
僕たちの隣のテーブルで食べていた方と後に再会することになります。
倉の町・喜多方
蔵の街として知られる喜多方ですが、スケールや雰囲気は川越に軍配が上がりますね。
倉の町・喜多方
レンガ造りの蔵とは珍しいですね。和洋折衷!
倉の町・喜多方
この辺りが蔵が最も密集している地域でした。豪商の面影が残っています。
猪苗代へ
お腹もいっぱいになり、喜多方はこれくらいにして猪苗代へ戻ります。
雨は降りませんが、磐梯山方面はただの墨色のシルエットになっています。
猪苗代へ
突然歩道にハンドルを切るKondohさん。後ろから見ていると直後の人がヒヤリとしそうな場面も…
直後の人には縁石の突端が見えませんからねぇ。人の振り見て我が振り直せ、ということでみなさんも注意しましょう。
猪苗代へ:道の駅ばんだい
道の駅ばんだいで休憩を入れます。食べたばかりなのに、何か物足りないと思ったのは僕だけでしょうか。
猪苗代へ:道の駅ばんだい
数人並んでいましたが執念でソフトクリームを買いました。
この辺りで獲れる「みしらずがき」の果肉が二切れ乗ったソフトですが、これが相当においしい。
テーブルについている我々に年配のご婦人が近づいてきました。「上海でラーメン食べてらっしゃいませんでしたか」と話しかけてきました。「上海」は喜多方でラーメンを食べたお店の名前です。「あんまり楽しそうにしているのでつい…」と仰るので、しばしお話し相手をさせていただきました。
他人からも楽しそうに見えたというのは、悪い気がしませんね。
僕たち(MさんもISさんも)写真に撮る前にかぶりついていたので、実はこの写真は遅れて買ったKondohさんのソフトでした。
猪苗代へ:明日は磐梯山が晴れますように!
磐梯山のビューポイントと書かれた看板のところで自転車を降ります…が、やはりほとんどシルエットです。
この3日間のうちに磐梯山の紅葉が見られるのだろうかとやや不安になってきました。
猪苗代湖畔
さらに走って、猪苗代湖畔にやってきました。やはり天気はいまいちで、降らないだけましという按配です。
猪苗代湖畔
そこへ日本語が堪能な外国人が話しかけてきました。埼玉在住で、お国はベルギーだとか。かつてロードにも乗っていてレース経験もあるとのことでしたが、今はウインドサーフィンにはまっているようでした。
しかしべた凪で、ウインドサーフィンは開店休業状態でした。
湖畔にいてもすることがないので、宿を目指しました。
ところがペンションンのすぐ手前には激坂が用意されていました。
何を思ったかMさん、猛然とダッシュして坂を駆け上がっていきます。
後で判明したのですが、勢いをつけて上り切れるとの甘い見通しが見事に裏切られる結果となったのでした。
コッヘル磐梯:ロビー
少し大きめの個人のお宅という感じの建物です。受付も小ぢんまり!
コッヘル磐梯:自転車室内保管
自転車は廊下にシーツを敷いて、室内保管をしていただきました。
既に2台の自転車の室内保管の予約があって、ペンションのご主人のご厚意でこの場所を作っていただきました。
コッヘル磐梯:露天風呂
雨に濡れた体を温めるのは風呂が一番です。しかし風呂は貸きりで30分限定です。僕は烏の行水なので問題はありませんが、長風呂大好きな方にはちょっと忙しいかもしれませんね。Kondohさんは長風呂大好きだから、もう少しのんびりしたかったかもしれません。
コッヘル磐梯:露天風呂
泉質はわかりませんが、茶色ににごったお湯で少しぬめりがあります。露天風呂は湯温が低くていつまで浸かっていてものぼせません。いかにも僕向きでした。と思ったら、Mさんも烏の行水に近い方でした。そう言えば普段からややせっかちな傾向がありますね。
コッヘル磐梯:内風呂
露天風呂では体が温まらないので、湯温の高い内風呂に浸かりなおします。
貸し切りならではの入浴ショットが撮れました。
コッヘル磐梯
ペンションは外観や部屋を見る限り"外れたな!"と思わせるものでした。
が、ところがどっこい!見事に裏切ってくれました。
食事のおいしいことと言ったら、もう嬉しくてほとんど絶句です。いや、全員おいしいの連発でした。
今までこれほど心がこもった美味しい料理を提供してくれた宿は知りません。
「これでどうだ、参ったか!」という風情の高級食材をふんだんに並べるホテルや旅館は誰もが一度や二度は経験があると思いますが、そういうところに決して負けていません。いやむしろ勝っていますね。
ほとんどの旅館ではあらかじめテーブルにほとんど全ての料理が並べてありますが、こちらではまるで懐石料理のように一品ずつ頃合を見計らってテーブルに運んでくれます。だからどの料理も最高の状態で食べることができるのです。
調理場を担当するのはご主人と思しき年配の方と、若い女性のお二人です。奥様はテーブル係を一手に引き受け、熱いものは熱いうちに食べるように、時間が経つと風味が損なわれるような種類のものはすぐに箸をつけるように促しながら、絶えず忙しく動き回っています。料理は全部で12の器で提供されたようですが、一つの皿に何種類か合わせて盛られているものもあったので、品数は相当な数になりました。
しかもすべてが素晴らしくおいしいのです。あえて言えば決して高級食材がずらりと並んだわけではないのですが、吟味されたその鮮度と、手間暇をかけた心の籠った味付けは他にはありません。
我々全員が心から食事を楽しんだのは言うまでもなく、誰もがもう一度訪れたいと思ったことでした。
もちろん周囲のテーブルの方々とて同じです。いやその方々の中にはリピーターがかなりいたようで、事前に注文しておかなければ食べられないものを楽しんでいらっしゃる方々も見受けられました。
遠くは鹿児島から見えた方も…
あまりおいしくて、食事が楽しすぎて写真がうまく撮れませんでした。ピンボケあり、設定ミスあり…
それでもどうにか見られるものだけを掲載いたしました。
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理
コッヘル磐梯:料理完食!
器の底に残ったドレッシングも、煮物の残り汁もすべて胃袋に収めました。
心からご馳走様でしたとスタッフ一同にお礼を述べて部屋に引き取りました。
『二日目』(1)に続く←ここをクリックしてお進みください
Twitter : @pa_hoehoe
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プロフィール
Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。
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40代のロードバイク日記(今年50になりましたがタイトルこのまま)
モーツァルトな走りで
2 Comments
sum
浄土平でお会いしてから、もう一年が経つんですねー
月日が経つのが早いものです。
その浄土平、高湯温泉側は一方通行だったのでは?
自転車通行禁止の土湯トンネルとか雨とか不運に遭遇したような…?
二日目のレポも楽しみにしてますので!
shimagnolo
そう言えばはじめてお目にかかってから、もう一年が経つのですね。あの時にsumさんにお声をかけていただかなければこうしてコメントいただけることもなかったと思うと更に感慨が深まります。
今回コメントいただいた内容については、後半のどこかでご紹介いたしますが…本心はあまりいいたくありません。
sumさんを見習おうと思いつつ、準備の悪さと不注意さは相変わらずです。あまり楽しみにせず、お待ちください。(^^;