2015/08/10 22:34
2015.08.10

今日はKondohさんと「超絶ヒルクライム」に挑む予定でしたが、言い出しっぺの彼が体調が思わしくないということで延期となりました。

内心「この猛暑に危ないんじゃないの!」と危ぶみつつも、その一方で意識的にゆっくり上ればなんとかなるんじゃないか…
いつもの「後は野となれ山となれ精神」で決行を楽しみにしていましたが、延期は正解だったでしょう。

この二日ばかり猛暑にやや緩みが見られますが、それでも暑い! 30度だと涼しい!と思う感覚がどうかしちゃってるわけです。

しかしながら、せっかく行く気持ちが高まっていたので、昨夜寝る直前にどこかに出かけることだけは決めました。
00本日の走行ルート
本日の走行ルート
ざっと支度だけして、行く先は起きてから決めることにしました。

01東武日光
東武日光駅
4:30に起きて始発列車に乗り込みました。
新鹿沼から粕尾峠越えか、東武日光から山王峠越えかのどちらかにすることにして、とりあえず北千住から東武線に乗ることにしました。
新鹿沼で降りて走ったことはないのですが、駅に着くと今一つ心がそそられません。
で、結局東武日光まで輪行して奥日光から山王峠を越えることにしました。

02二荒山神社
二荒山神社 01
日が長いのでのんびりしたスケジュールで楽しむことにし、いつもは通過する二荒山神社に寄ることにしました。
神社関係の記事が多いので「神社フリーク」かと思われるかもしれませんが、そういうことはありません。
名刹も大社もどちらも好きで、それぞれの厳かさや静寂さがそれぞれにいいと思っています。
でも、両者の雰囲気は似て非なるものですね。

03二荒山神社
二荒山神社 02
いずれにせよ、神や仏を崇めず畏れない僕のような人間が寺や社が好きだと言っても、信心深い方たちの共感が得られることはありません。

04二荒山神社
二荒山神社 03
世界遺産にもいろいろあるのでしょうが、東照宮や二荒山神社を中心にした日光はその評価に悖ることがないと思います。
やや駆け足ですが、二荒山神社だけを拝観してから先に進むことにしました。

05二荒山神社神門
二荒山神社 04:神門

06二荒山神社拝殿
二荒山神社 05:拝殿

07二荒山神社楼門
二荒山神社 06:楼門

08二荒山神社修復中の本殿
二荒山神社 07:奥に見える修復中の本殿

朝ごはんがまだなので、いつもの金谷ベーカリーでパンを買っていろは坂入り口の駐車場で食べることにしました。
3個は多いかな…と思いつつも、たくさん上るからと無理やり自分を納得させて、結局3個ゲットしました。

飲み物は自販機で…と自転車を止めたその時、「あっ!」と思わず声に出してしまいました。
フロントライトを装着してません。鍵も持っていないことに気づきました。

今日のコースの最後はほぼ日没後に走ることを覚悟しなければならず、その道は街灯一つない真暗な下り坂です。
今年、kudouさんとようさんと三人で走った時もまさに闇のダウンヒルになりました。
ライトを持っていてもしてはいけないダウンヒルです。「もうこういうのは止めましょう!」と二人に言ったその舌の根も乾かぬうちですからね。
コースの変更を考えなければなりません。

09足尾方面へ
日光を断念→渡良瀬へ
清滝バイパスをR122へと左折して、渡良瀬渓谷を目指すことにしました。
もうずいぶん前になりますが、雨に降られて日光のツアーができなくなってやけくそで家まで走って帰ったことがありました。
その同じ道を走ることになるので、「家まで自走はダメだよ!」と自分に言い聞かせます。
全然楽しくなかったし、呆れる人はいても褒めてくれる人はいませんでしたからね。

10日光方面
右手に日光連山
右手を見ると男体山は雲に隠れているものの、日光の山々に呼ばれているような未練がましい気持ちになります。

11足尾方面
行く手に足尾方面の山々
「いやいや、今日はこの道をまっすぐに進んで、明るいうちに電車に乗るのだ!」

12パン
道端で立ち食い 01
左折したのでいつもの朝食スポットは通りません。ポリ袋に入れてぶら下げているのも鬱陶しいので、道端で立ち食いすることにしました。
一番好きなアップルデニッシュはすでに胃袋に収まってしまい、クロワッサンのような生地にアイシングとナッツで飾られたパンです。これもおいしい!

13パン
道端で立ち食い 02
最後によもぎ餡のあんぱんです。
子供のころは好きなものは最後に残して食べたものですが、歳を取ったら先がないからおいしいものから食べるようになりました。w

14足尾方面へ上り
日足トンネルへの上り
一見平らに見えるこのまっすぐな道ですが、結構な勾配です。
この先、日足トンネルで山を抜けるのだから、トンネルへのアプローチが緩いはずはないですが、すっかり忘れていました。

15a日足トンネル
日足トンネル 01
フロントライトを忘れてきたのは先ほど書いた通りですから、前は気をつけて注視するしかありません。
幸いリアには目立つライトがついているので、後ろの車には十分アピールができます。

15日足トンネル
日足トンネル 02
2700m以上もあるので、走りごたえがありすぎます。しかも通行量が少なくないので怖いです。
この写真は後ろから追ってくるクルマをやり過ごしてから撮りました。十分明るく見えますが、オートで撮ったデジカメが勝手に補正して明るくしました。実際は相当暗いです。

16足尾への山道
足尾への旧道
新しい国道を走っても面白くないので、途中から旧道へそれました。アップダウンはやや激しくなりますが、この緑豊かな雰囲気には替えられません。
ヘビが出そうだったり、「熊出没注意!」の看板が怖かったですが、炎天下の国道を走っても愉しくないですからね。

17足尾へ
足尾への現在の国道
途中からR122に戻ります。時間的なこともあってか、通行量がすくなくなり、走りやすい道です。

18足尾へ振り返って日光連山
振り返れば日光連山!
未練がましくも振り返ると日光方面の空から雲が取れています。
う~ん、"備えあれば憂いなし"のままに生きているバスさんならこんなことにはならなかったでしょう。"備えないから憂いあり"なんてうそぶいているから、天罰ですね。

19足尾 坑内見学電車
旧足尾鉱山の坑道見学列車
山道を走ったり、国道に戻ったりを繰り返しながら、足尾銅山までやってきました。
この黄色い電車に乗って、坑道の見学をしたかったのですが…
鍵がないので自転車を繋いでおけません。諦めました。備えない人ですから仕方ありません。

20足尾
渡良瀬川の橋
渡良瀬渓谷には道路や鉄道の橋がいくつもかかっていて、それぞれが色鮮やかで目を楽しませてくれます。

21渡良瀬鐡道鉄橋
渡良瀬鐡道の鉄橋
このブルーの渡良瀬鐡道の鉄橋はきれいですね~。古びたコンクリートのやや華奢な橋脚とのコンビネーションがなんとも言えません。

国道から渡良瀬鐡道の駅に行くにはかなり道を下らなければなりません。つまり戻るにはかなり上り返さなければならないわけです。
国道は渓谷の上を、鐡道は川に近いところを走っているわけですからね。
22渡良瀬鐡道
渡良瀬鐡道
旧道を走った時に、上りもせず下りもせず運よく道沿いにある鉄道の駅に立ち寄ることができました。
しかも折よく電車がやってくるといういいタイミングでしたが…
駅のすぐそばに立つ僕を見て運転手さんが電車を止めてドアを開けてくれました。
乗客だと思われたのでしょう。大慌てで顔の前で手を振って否定し、お詫びのお辞儀をして許していただきました。

できれば乗ってみたかったですが、下りの列車ですからまた日光の方へ連れ戻されてしまいます。

23渡良瀬渓谷
渡良瀬渓谷
渡良瀬渓谷は明るくて緩やかで、全く険しくない渓谷です。

24草木橋
草木橋
やがて朱色に塗られた草木橋のたもとへやってきました。ここにはおいしそうなお蕎麦屋さんがあったのですが、橋を渡りたくて向こう側まで行ったら、旧道をそのまま進んでしまいました。
なので、お蕎麦はお預けになりました。

26草木湖
草木湖 01
ここは草木湖です。渡良瀬川がせき止められてできた人工湖です。

27草木湖
草木湖 02
この猛暑続きでやや水量は少ないのでしょうか。湖岸が露出しています。

29草木ダム
草木ダム
このダムで堰き止められて湖ができているわけです。
小さなダムですが、水量の関係もあって水は放流されていませんでした。

30百日紅
百日紅
この地域は百日紅が多く、今を盛りと花をつけています。
百日紅はこんなに立派な木のイメージがありませんでしたが、この地域にはいたるところに巨木ともいえる百日紅が見られました。

31渡良瀬渓谷
渡良瀬渓谷
渡良瀬川、渡良瀬渓谷、そして渡良瀬鐡道とも別れを告げて赤城駅に向かいます。
標高が下がってきた足尾辺りから後はず~っと熱帯地方のような暑さの中を走りました。
涼しいかもしれない日光の峠に未練を残しつつ、本日の代替サイクリングも終盤です。

32東武特急
東武特急「りょうもう」
相互乗り入れが盛んにおこなわれるようになって、鉄道は本当に便利になりました。
かつては何度も乗り換えなければならないのが電車での移動のネックでしたが、今日は赤城から北千住まで東武線の特急が走っているのを知って感激しました。

今日走った地域は、決して忘れてはいけない悲惨な事件の現場でもありました。
足尾銅山の鉱毒が渡良瀬川を下り、渡良瀬渓谷を汚し、流域の住民に甚大な健康被害をもたらした足尾鉱毒事件です。
今ではそんな過去が忘れ去られてしまったかのような長閑な山里ですが、いまの時代にこそ、田中正造のような人物が求められている気がしてなりませんでした。


Twitter : @pa_hoehoe


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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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