2015/07/23 13:31
2015.07.22

00本日の走行ルート
本日の走行ルート
平家落人伝説の地として知られている湯西川を巡ってきました。
数年前に訪れた前回とほぼ同じコースでしたが、道の険しさなどはすっかり記憶のかなたに消え去っていました。いつものことですが…

北千住駅での待ち合わせでしたが…このところの猛暑に参って相手は不参加、一人旅となりました。

02始発輪行
東武伊勢崎線車内
一人だと長い乗車時間をもてあまします。浅草からスペーシアにすればよかったかな。
でもご覧のとおり、電車は空いていました。これでも鈍行ではなく区間準急とかいう列車です。

03下今市スタート
下今市をスタート
下今市駅は初めてではないですが、利用するのはたいてい日没後でした。
こんなに寂しい駅だとは思いませんでしたね。電車を降りた観光客が思い思いの方向に散るとあたりは閑散とします。

久し振りの日光…と言ってもこちら側は裏日光と呼ぶのがふさわしいかもしれません。落ち着きと侘しさが同居しています。
R121を北上してまずは五十里湖を目指します。
道は空いていてとも走りやすい。このままR121を走ってもいいのですが、せっかく自転車通行可の有料道路があるのでそちらを利用します。

04有料道路
鬼怒川有料道路
50円也を払って鬼怒川有料道路を走ります。
ここを利用したのもたいていは日没後でした。考えてみれば、いかにのそのそと一日中走っているかがわかります。

05龍王峡ライン
龍王峡ライン
一旦R121に戻ってから次は龍王峡ラインに乗ります。
こんな風に有料道路の端っこを自転車で走らせてくれたら、余計な迂回をせずに楽しめるコースがたくさんあるのにと思ってしまいます。

06鬼怒川
鬼怒川の流れ
龍王峡ラインから下を覗くと水量が少なめの鬼怒川が光っています。

07龍王峡付近
龍王峡付近
有料道路を降りずに龍王峡は通過することにしました。名前ほど勇ましい渓谷でもなく、スルーしてもいいかな…と。
それにしてもこんな風に立ち止まれる有料道路というのも地方ならではです。交通の流れが緩やかで渋滞もなければ、有料道路でもこんな風にのんびり路肩に止まることも許されるのですね。
あれっ、道交法上は禁止されているのかな?

08川治温泉
川治温泉 1
龍王峡ラインをそのまま進むと塩原に行ってしまいますので気をつけないと…
R121に戻るとまもなく川治温泉です。

09川治温泉
川治温泉 2
鬼怒川温泉より小ぢんまりとした静かな温泉街です。

10五十里ダム
五十里ダム
のどかで気持ちのいい道を進むと彼方に五十里ダムが見えてきました。
平日ということもあってか、ほとんど人はいません。

11五十里湖
五十里湖
五十里湖も静かに碧い水をたたえるだけで、水遊びに興じる姿はありません。
標高が600mほどもあるので、水を渡って吹いてくる風もとても心地いいです。
やはり夏は高いところを走るのがいいと改めて思いました。

12湯西川鉄道
会津鬼怒川線
五十里湖の外れを会津鬼怒川線の鉄橋が横切っています。
単線の頼りない鉄橋ではあるけれど、どこか懐かしい風景を作り出しています。
あいにく列車が渡るところは見られませんでした。
この鉄橋のたもとにあるのが湯西川温泉駅です。

13湯西川温泉駅
湯西川温泉駅
駅そのものはとても小さく、乗降客もまばらだと思われます。駅に隣接して土産物などを販売する「道の駅」的な建物も一体となっています。

14湯西川温泉駅の道の駅
湯西川温泉駅 3:足湯
道の駅が併設されているこの施設に足湯がありました。辺りが秋の涼しさに包まれるころにはきっと人気なのでしょう。
せっかくの足湯サービスではありますが…ただでさえ暑い!当然ながら足を温める人はいません。w

16湯西川へ
湯西川へ 1
ここからの道はさらに交通量が減少して、もはや自分の道と言っても過言ではなく…でも暑くてスピードは出せません。

18湯西川のダム
湯西川へ 2:湯西川ダム
湯西川のダムです。この辺りは高い山から供給される豊富な水を利用してダムが建設され、水力発電が盛んなのですね。
しかしダム建設は、自然破壊やそこに住む住民の犠牲、地域の文化を水の底に沈めてしまうなどの犠牲の上に成り立っているわけですね。
原発は論外としても、風力、ソーラー、地熱など再生可能エネルギーによる発電が進むことを願うばかりです。

19a立ち枯れの上
湯西川へ 3:この下を覗くと…
こんなにいい道を、涼しい空気と景色を満喫しながら一人で独占するのが申し訳ないほどです。
この橋からふと下を覗いてみたら…

19立ち枯れて白化
湯西川へ 4:立ち枯れて白化した木 1
碧い水にすっと立つ白く立ち枯れた木々。幻想的と言っていいのか(そう言うには辺りが明るすぎて…)、実に色鮮やかで目を引く光景ですが…
何があったのでしょうか。

20立ち枯れて白化
湯西川へ 5:立ち枯れて白化した木 2
この橋の左右の一角だけに現れた現象のようです。
天然現象とは思えませんが、この辺りの木々を枯らせてしまうような出来事があったのかもしれません。

21不人気の足湯
湯西川水の郷:ここにも足湯…
トンネルをいくつもくぐると平家落人の里に至ります。
その入り口には「湯西川水の郷・観光センター」があり、ここにも足湯が!
やっぱり誰も入っていません。傍らの高齢の観光客も単なる日陰として利用しているにすぎません。

22旅館
湯西川の風情ある旅館
平家落人の里…どこか日本人の共感をとらえる響きがあります。
こんな山奥なのに、他に何と言って見るべきものもないのに、目を瞠るような立派な旅館もあります。
この「花と華」や「本家伴久」などが代表格でしょうか。

23精進料理か
湯西川でお昼ご飯:精進料理か?
お腹もすいたので、街道沿いの食事処でお昼ごはんにしました。
「山菜定食」です。タンパク質はゼロに近く、並んだおかずを見たらまさに精進料理!
たまにはこういう低カロリーで健康な食事も悪くないです。

24平家の里
平家の里 1
「平家の里」という落人たちの往時の暮らしを再現したと思われる(入園したことはありませんので)木々に覆われた施設です。
写真だけです。確か前回もこの入り口で写真を撮っただけだったような…

25平家の里
平家の里 2
中には入らず、入り口からこっそり撮影しました。茅葺の建物が何棟かあり、往時の平家の落人たちの暮らしを再現したもののようで、回遊式にそこを散策できるようになっているようです。

26川俣へ
川俣へ山越え
これから川俣方面へ進み、さらにその先に二つの峠が待ち構えていますが、一つはその時の状況次第で迂回するつもりです。

忘却というかボケというか、過去の辛いことを忘れてしまうことは生きる知恵でもあります。ある意味確かにその通りで、忘れていなければこんな酷暑の日に出かけてこなかったかもしれません。

二つの峠を問題にする前に、川俣方面へはず~っと上りで、それがおよそ10kmも続きます。しかも8,9,10,11%という、僕にとっては激坂というべき区間が繰り返し現れるのです。実感としては繰り返されるというより、引き続いていたという感じです。

激しい上りで明らかに体力が奪われていく中、"昼ご飯を精進料理にしたことを激しく後悔しました"(笑)

呪うような気持ちでようやく登り詰め、下りのありがたみをこれほどうれしく思ったのは最近ありません。これほど過酷な暑さでなければ、健脚の方にとってはさほどのことはない上りだったのかもしれませんけどね。

県道23号まで下り切るとすぐに県道169号で大笹目指して5kmほどの上り返しのヒルクライムです。ここも決して楽で楽しい道ではないはずですが、湯西川からの上りに比べると楽だと感じました。

27大笹牧場到着
大笹牧場 1
思いのたけ補給と休憩をするつもりの大笹牧場が見えてきました。

28メンチカツ
大笹牧場 2:メンチカツ
お目当てのコロッケを…と思ったら、売り切れです。というか、平日に売れ残ることを心配して揚げる数を抑えたのでしょうね。
残り物に福ありと思いたいですが、なんと文字通りメンチが一つあるきりで他には何もありません。
石かわ珈琲の方も言ってましたが、ここのコロッケやメンチは意外にもおいしいのです。本当はコロッケを二ついただきたかったのですが、値段は二つ分なのにメンチ一つで我慢です。

29ソフトクリーム
大笹牧場 3:ソフトクリーム
そしてソフトクリーム! これも牧場ならではのおいしさです。上ってきて汗をかいたことが一層おいしさを際立たせます。
でも写真を撮ろうとするとすでにずいぶん溶けています。かくも暑いのです。

30大笹牧場を去る
大笹牧場 4
観光客もまばらでそろそろ店じまいを始めているので、大笹牧場に別れを告げることにしました。
当初の予定ではここから霧降高原へ上り、日光市街へ下るつもりでした。
この峠では大変つらい思い出があります。
激坂、雨、夜、水なし、食糧なし、お化け…最後は余分ですが、これまでで最大の危機でした。
平均勾配が8~9%もあるので、今回は迂回することに決めました。

31下今市へ
下今市へDH 1
大笹牧場から下今市までは長いダウンヒルです。振り返ればこんなに深い山に取り囲まれていることがわかります。
何事かあれば交通量も少ないので不安はありますが、ここの下りは好きです。

32下今市へ
下今市へDH 2
一部はかなり急勾配で、道の先がトンネルのように見えています。
路面にはある程度の注意が必要ですが、まさに日光の裏道という風情で、人もクルマもあまり通りません。

どうにか明るいうちに下今市に到着し、今日も大慌てで輪行の支度です。
普通列車でもいいつもりで駅についたら、特急が10分もしないうちに来ます。

カップルが感心して眺めるのを前に、大急ぎで輪行支度を整え、指定券と特急券を購入して無事に乗り込むことができました。

猛暑で疲れましたが、やっぱり行ってよかったし、走ってよかったと思うのでした。


Twitter : @pa_hoehoe



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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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