2015/05/24 12:25
2015.05.23

00本日の走行ルート
本日の走行ルート
結局平沢峠は次回の楽しみに取っておくことにしました。
平沢峠からの八ヶ岳連峰は相当魅力的ではありますが、無理をすればサイクリングの後半に夜を迎えてしまうかもしれません。
一人ならともかく、友だちを誘って夜の激坂を上ったり下ったりするのは到底許されることではありません。

21瑞牆山へ
信州峠へ 1
野辺山を後にして「信州峠」を目指すことにしました。
信州を代表するかのような名前に恐れ慄きながらもゆっくりと登ります。
二人して別々に走っているとはいうものの、一人の時とは心持が全く違います。
自分と同じところを目指している人が前や後ろにいるだけで心強いものです。

22瑞牆山へ
信州峠へ 2
坂はやはりなかなかきついです。信州峠への後半の勾配は平均で8%ほどにもなります。
「信州峠」の立札は見当たりませんが、おそらくここではないかと…長野県と山梨県の県境です。
どこかに展望台があるはずですが、よくわからないし時間的余裕もないのでそのまま通過です。

クリスタルラインを一旦下り、次なる瑞牆山を目指して上り返すことになりますが…
23瑞牆山へ
信州峠へ 3
どっちを向いても、コースのどこを走っても絶景に事欠きません。その代り絶えず上ったり下ったり…しかも勾配の激しさも一通りではありません。

この後も7%内外の上りが続きましたから、その厳しさは予想をはるかに上回るものでした。しかし周囲の滴るほどの緑は一瞬その辛さを忘れさせてくれました。
その険しさや辛さを忘れさせるほどに、惜しみなく癒してくれる自然の力でした。

24瑞牆山へ
瑞牆クリスタルライン 1
クリスタルラインを走るのは今回が初めてですが、実に見事な山岳サイクリングコースです。信州や甲斐の国の山々が好きだと言いつつも、不覚にもこれまで知りませんでした。

25瑞牆山へ
瑞牆クリスタルライン 2
こんな緑のトンネルが続きます。もうむせてしまうほどの新緑です。

26瑞牆山へ
瑞牆クリスタルライン 3
世間で流行っているらしい自撮りをこんな風にやってみました。周囲に人もいなかったので…

27瑞牆山へ
瑞牆クリスタルライン 4
みずがき自然公園への曲がり角までやってきました。

28瑞牆山へ
瑞牆クリスタルライン 5
やがて到着したKondohさん。
疲れていたらここで待っていただくつもりで「みずがき自然公園までここを曲がって1.6kmほどあるんだけどどうしますか」とお尋ねしたら、「せっかく来たんだから行きましょう!」という力強いご返事が返ってきました。
明らかに相当バテバテになっているはずなのに、前に進むという気持ちがいいですね。

29瑞牆山へ
瑞牆クリスタルライン 6
この道は自然公園を訪れたり登山する方だけのための行き止まりの道です。
辺りの景色は一層鮮やかで印象的な様子になってきました。

30瑞牆山へ
瑞牆クリスタルライン 7
写真でしか見たことがない「みずがき自然公園」から見上げる瑞牆山の威容を思うと、ペダルを踏む足にも自然と力が湧いてきます。
もちろん途中の景色も素晴らしく、この道が終わってしまうのが惜しまれるほどです。

到着しました!
次の3枚の写真は瑞牆山に向かって左から順に3枚写したものです。あえて合成しないことにしました。
31みずがき自然公園 左
みずがき自然公園 1 左

32みずがき自然公園 中
みずがき自然公園 2 中

33みずがき自然公園 右
みずがき自然公園 3 右

34みずがき自然公園
みずがき自然公園 4
「こんなポーズをしたくなる場所だよね」と仰るKondohさん……おっとっとと!

35みずがき自然公園
みずがき自然公園 5
その直後の写真がこれです!

というのは嘘で、上はわざとおどけたポーズで撮った写真です。
そして下は腹這いになって瑞牆山の写真を撮っているところです。

36みずがき自然公園
みずがき自然公園 6
それじゃぁ僕も! 
なんだか瑞牆山が眼鏡をかけたネコの顔みたいになっています。

その時遠くのほうから我々の方へ向かってくる若者が…
「撮りましょうか?」と声をかけてくださいました。
37みずがき自然公園
みずがき自然公園 7
こんな絶景を訪れたら二人揃った写真が欲しいだろうと思ってくれたようです。
ちょっとお話をしたのですが、静岡在住の方で山が好きで自転車にも乗られるとか。
だからこそ自転車で上ってきた老人二人の写真を撮るために歩いてきてくれたのでしょう。
ついでに食べ物の話になって…やっぱり生桜えびと生シラス!(^^)

彼はツーショットを撮るためだけに近寄ってきてくれたんですね。写真を撮ると元の場所に戻っていきました。ありがとう!

瑞牆山との別れを惜しみながら、クリスタルラインのメインロードまで下ってきました。
38瑞牆山荘
瑞牆山荘 1
ああ、ここが登山愛好家の間でも知られた「瑞牆山荘」なんですね。
時間の余裕はないけれど、ここでちょっとお茶することにしました。

39瑞牆山荘
瑞牆山荘 2
一口食べた後、「写真は?」とKondohさん。
食べ切る前に間に合いました。w

40瑞牆山荘ラブ
瑞牆山荘 3
瑞牆山荘のアイドルでしょうかね、名前はラブで3歳です。シープドッグの一種だそうですが、犬種は忘れました。

41信州峠へ
木賊峠へ 1
ここに至るまで十分に登り応えのあるルートでしたが、実はここからが本番です。
密かにルートラボで調べた勾配の数値が気になりましたが、Kondohさんの気力が萎えるといけないので内緒にしました。

42信州峠へ
木賊峠へ 2
道沿いには目を洗うような新緑の木々が生い茂り、その向こうには清流が音を立てて流れています。
最高ですね、こんな時に他に望むものなど考えられません。

43信州峠へ激坂
木賊峠へ 3
がしかし…こんな激坂です。
こういう激坂は山道にはよくあるので、一時の辛抱!と思いましたが…

44信州峠へ激坂
木賊峠へ 4
しばらく登ったらこんな標識が!
それでも、長くはあるまいと思う、いや思いたいのが人情です。

45信州峠へ激坂
木賊峠へ 5
あれ~、全然一時じゃないよ!
振り返ってみたらこんな坂!
しかも勾配は標識の2~3割増しになったりします。

46信州峠へ激坂
木賊峠へ 6
前を見ても永遠に続くんじゃないかと思わせるような、激坂の道路!
ここでコースを変えられるほど地理に詳しくありませんし、聞く人もクルマも通りません。
う~ん、Kondohさんは大丈夫か?
でも他人ごとではないのでとりあえず頑張って上を目指します。

きゃぁ~、うわぁ~、出た出た!…がしかし動きません。
47信州峠へ蛇
木賊峠へ 7
通り過ぎてから勇気を振り絞って現場に戻りました。
しばらく観察していましたが、体にはひかれたような跡があり、かわいそうにお陀仏になっていました。

やがて下の方にKondohさんがの姿が見えたので、現場で待って蛇に注意をするように言いました。
さぞびっくりするだろうと思いましたが、とりわけて恐がる様子もなくやや拍子抜けになりました。

48信州峠へ
木賊峠へ 8
蛇に力をもらって?さらに上り、分岐点でKondohさんを待って写真を撮りました。
どっちへ行っても相当な上り勾配です。何%あったんだろう。

49信州峠へ
木賊峠へ 9
やがて峠を越えて下りになりますが…木賊峠らしいところに気づかず下ってきてしまいました。
従って峠の記念写真はありません。あんなに登るのが大変だったのに…

50昇仙峡へ
木賊峠下り 1
渓流にかかる橋で止まって、記念写真を撮りました。
激坂が終わってちょっとうれしそうです。

51昇仙峡へ
木賊峠下り 2

「多分もうそんなにひどい上りはないはずですよ。実は知らないだけで、まだ2つも3つも峠があったりしてw」というと、
「2つあっても3つあっても、もう言わないで!気持ちで負けちゃうよ」と仰いますが、当然ですね。
もうお腹いっぱい!これ以上の上りは遠慮したいです。

52昇仙峡へ
木賊峠下り 3
なんだかさっきの冗談が本当に思えてくるような景色です。また激しい上り返しが現れそう…
絶景ではありますが、周囲は険しい山々に囲まれています。

53昇仙峡へ
木賊峠下り 4
谷も十分に深く、単純な平地や下りは当分きそうもありません。

54昇仙峡へ
木賊峠下り 5
ようやく人里へ降りてきました。T字路なのでここで一旦自転車を降りて待ちます。
何やら地元の守り神らしい神社があるようです。古くて立派な日本家屋や宿泊施設らしきものも見られます。
ここに住むのも訪れるのも、クルマのない時代には容易ならざることだったに違いありません。

どうやら激しい上りがもう一度現れることもなく、昇仙峡に向かいます。
55昇仙峡
昇仙峡 1
遊歩道に下りている暇はありませんので、今は通行無料になっている昇仙峡グリーンラインで甲府を目指します。

56昇仙峡
昇仙峡 2
土曜日だというのに、昇仙峡界隈は人気がなく寂しい状態です。秋の紅葉の時しか賑わうことはないのでしょうか。

57千代田湖
千代田湖 1
千代田湖まで下りてきました。ヘラブナ釣りにはまっていた兄たちがここのことを話題にしていたのを聞いた記憶がありますが、小さくて人造湖のようです。

58富士山と甲府の街
富士山と甲府の街 1
さらに下るとこんな絶景が!
本日最後の絶景です。
眼下には甲府の街が広がり、甲府盆地を囲む山々の上には富士山が聳えています。
晴れた冬の夕暮れ時など、きっと美しい街灯りと富士山のシルエットが撮影できるのでしょうね。

59富士山と甲府の街
富士山と甲府の街 2
スマホの電池がないといいながら、最後のショットを撮っています。

JR甲府駅の構内で輪行の準備をし、どの列車にするか検討しましたが、一番早い「かいじ」に乗ることにしました。
土曜日の午後6時を回っているので、混雑を覚悟しましたが杞憂に終わりました。
ガラガラです。急ぐ方々は「スーパーあずさ」に乗車するからでしょか。それとも閑古鳥が鳴く観光地ということなのでしょうか。

楽勝で列車最後部の席が確保できましたが、壁に取り付けたテーブルが折りたためず、Kondohさんの自転車は座席後部に収納できません。
なのでデッキに縛り付けました。僕のは横置きタイプだったのでどうにか収まるところに収めることができました。

60かいじ車中
JRかいじ車内
しばらくして、車掌さんがデッキで倒れているKondohさんの自転車に気づいて、こんな風に置いていいと言ってくれました。
「自転車が置いてある側のデッキは八王子以降ドアが開きますので。それにこの列車はそれほど混みませんから」との車掌さんの優しくも臨機応変な配慮でした。
久しぶりに杓子定規ではない嬉しいサービスをしていただきましたので、ブログの記事に載せることに致しました。

Kondohさん、予想や期待を裏切るような激しくもタフなコースで申し訳ございませんでした。
本当に疲れたことと思います。にもかかわらず心から楽しんでくださった様子、感謝しています。

次回のビーナスラインはKondohさんが熟知しているコースなので、大船に乗ったつもりでお任せしたいと思います。
初夏の一日を一緒に走っていただいて、本当に愉しいサイクリングでした。
どうもありがとうございました。

今後はコース設定にも走りにも少しは慎重になり、自重するようにもしたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。


Twitter : @pa_hoehoe


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6 Comments

  • doroke 

  • おっ、いいところいってきたじゃないですか!!いいなあ。。

    昇仙峡行こうかと思っていたところです。私の場合自走ですがww

    しかし、shimaさんの道は、野辺山にまで続く道だったようですね。本当に素晴らしいヒルクライムだと思います。

    景色も素晴らしいです。
  • 2015/05/25 17:37 | URL 
  • shimagnolo 

  • dorokeさん、こんにちは
    僕にとってはタフなコースでしたが、全コース絶景の連続でした。平沢峠をパスしたのがちょっと悔やまれますが、それは「もう一度このコースを走れ!」ということだと理解しておきます。
    みんなにある程度時間に余裕を持てるチャンスがあったら、ここは一押しです。
    一緒に行った方は、今までのツーリングコースで一番よかったと言ってくれました。それはツーリング派だけでなく、ヒルクライマーにも当てはまると思います。
    一緒に行けるチャンスがあるといいな!
  • 2015/05/25 18:02 | URL   [ 編集 ]
  • sum 

  • 二部に渡って楽しくレポを拝見しました! (^^)v
    写真や文脈から、お二人の楽しさとお疲れ度がよく読み取れましたよ。(笑)
    でも、確かにこのルートはきついと思います。
    いやいや、お疲れ様でした!

    平沢峠はすぐそこまで行かれていたのにザンネンでしたね。
    グレイスホテルの横の道を行けば、勾配もあまり無く10分ぐらいで行けましたよ。
    木賊峠は、写真「木賊峠へ8」の次の分岐の先左側に広場があるところです。
    そこからは、当日だと富士山が望めたと思いますよ。

    新緑が綺麗なところは、紅葉も綺麗です。
    次回は錦秋のトンネルの中を走られてみてください。
    また違った発見があるかもしれませんね・・・
  • 2015/05/25 23:03 | URL 
  • Tetsuya.K 

  • shimaさんこんにちは(^^)v

    絶景の八ヶ岳、新緑と激坂のトンネル...感動の連続でした!
    (このコースにアドバイス頂いたsumさんありがとうございます)
    最後に眼下に現れた甲府の街と富士が見えた時はこのサイクリングのフィナーレを迎えた感動が頂点に達しました。(ちょっとオーバ-か?正直なところホットしましたwww)

    shimaさんには度々、お待たせして申し訳ありませんでした。
    走り切った事でリハビリは終了、普通に戻りつつある貧脚に自信が持てるようになりましたww
    ありがとうございました。
    これに懲りずまた誘ってくださいね!

    この二日間お礼とコメントする気力もありませんでした"(-""-)"
    お許しください。
  • 2015/05/26 10:05 | URL 
  • shimagnolo 

  • sumさん、コメントありがとうございます。
    いつもsumさんの絶妙なコース設定と素晴らしい写真と文章に魅了され、呪縛されているかのように輪行山岳サイクリングへの想いにとらえられています。
    結果、無計画かつ準備も疎かなまま出かけてしまいます。

    平沢峠はグレイスホテルからわずかに10分ですか! なんとまぁ残念なことをいたしました。しっかり下調べをして、顔を洗って出直せということですね。
    木賊峠もずいぶん前から上りたいと思っていた峠だっただけに、自分の眼で自覚的に確認しなかったのが悔やまれます。これももう一度わが目で確かめよ!ということなのだと思います。

    仰るように新緑の美しいところは紅葉も見事ですね。秋の美しさは想像以上に違いなかろうということで、今回ご同道いただいた友だちと今秋に再度訪れる約束をしています。
    その時には平沢峠から八ヶ岳を遠望し、木賊峠の確認も忘れないようにしたいと思っています。

    今後もsumさんのブログを拝見させていただくとともに、コースのアドバイスをいただければ幸いです。
    よろしくお願いいたします。
  • 2015/05/28 20:12 | URL   [ 編集 ]
  • shimagnolo 

  • Tetsuya.Kさん、こんばんは…というよりも、ただいま!
    リハビリライドだというのにとんでもない難コースを引き廻し、帰宅後にトラブルがありはしないかと心配しました。お誘いする前に心配するのが良識ある大人のやり方ですね。
    事なきを得たのでホッとしていますが、今後は危なそうな企画にはうっかり乗らずにお断りいただいても全然気にしません。これからはそのおつもりでお付き合いください。

    しかし富士山に続いて瑞牆山…。きっとTetsuya.K さんの完全復帰は遠くないと思います。
    これから乗鞍岳、ビーナスラインなどいろいろお付き合いいただきたいと思っています。
    Tetsuya.K さんの方こそ懲りずにお付き合いくださいね。よろしくお願いいたします。
  • 2015/05/28 20:22 | URL   [ 編集 ]

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年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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