2015/03/27 22:44
2015.03.26

帰りの走行ルート
富士宮への走行ルート
コンビニでお腹をいっぱいにして体も心も持ち直し、今回のロングライドで一番好きな道へと自転車を走らせます。
自転車で走って忘れられない道がいくつかありますが、この県道71号線も間違いなくその一つになると思います。

これほど富士山を楽しんだことはかつてなく、この二日間で目に焼き付けた富士山を忘れることはないでしょう。
案内してくださったktyさんとこの晴天をもたらしてくれた天に感謝です。

鳴沢を左折するとすぐに両側を樹海に挟まれた緩やかな登りに差し掛かります。
樹木で陽ざしが遮られ、気温が低めな路傍には所々に汚れた雪が残っています。
汗をかくこともなく爽快なサイクリングです。
15県道71号線
県道71号線
しかし上りは緩やかなようでもところどころに6%内外の勾配が現れます。
シッティングでは徐々に脚が重くなり、ダンシングを織り交ぜながら走ります。

急緩織り交ぜつつ展望台までは基本上りですが、クルマも少なく傷みの少ない路面と共にとても走りやすいので、つい上りであることを忘れてしまいます。
16県道71号線展望台へ
県道71号線
知らないうちに速度が落ちてくるので、はっと我に返ってダンシングに切り替えるという按配です。
そんな上りを楽しむうちに、ようやく彼方に空が見えてきました。

17県道71号線展望台へ
県道71号線
もう少しです。こうなると疲れた脚にも力が漲ってきます。
ほら、前を行くktyさんも生き生きとペダルを回し始めました。

18県道71号線展望台2
県道71号線展望台 1
本日最後のピークの展望台に到着しました。
昨日の午前中はすっきりと空気が澄んで見通しがききましたが、午後の今日はぼうっと霞んでいます。
しかしこのやわらかさにも捨てがいた魅力があります。
湖の色は昨日とは全く別物です。ktyさんがおっしゃったように、あのきれいな深い青は午前の透明な日差しと澄んだ空気の賜物だったのですね。

19県道71号線展望台
県道71号線展望台 2
やや疲れた表情でカメラを向けているktyさんです。
前を牽くことの疲れは風よけという面だけでなく、後ろを気遣う心理的なものが大きいと思います。
やや申し訳ないと思いつつ…
ここからは下り基調ですから、最後のライドを楽しみましょう。

俄然軽やかなDHを見せるktyさんですが、さすがに危なくて乗りながらの撮影は無理です。

20たおやかな富士
県道71号線:富士ヶ嶺のたおやかな富士山
昨日と変わらず、今日も優しい姿を見せてくれる富士ヶ嶺からの富士山です。
母なる大地と一体になった、このたおやかな姿が好きです。

このまま富士宮目指して下っていくのかと思ったら…
右折して県道を外れます。
時間に余裕があるからと、ktyさんお気に入りの場所へ案内してくださいました。

21MtFuji.jpg
朝霧高原 1
左手を見ると緑の草原の向こうの富士山はいかにも姿優しく女性的です。
"日本一の山"なんていうサブタイトルは、もはや返上したいと言ってるかのようです。

22MtFuji rightside
朝霧高原 2
右手に目を転じれば身延方面を覆い隠す山並みです。
ktyさんの"ヨーロッパ的風景"という説明が納得できますね。

こうして左右を交互に眺めてみると、富士山がいかに日本を象徴する山であるかに思いを致します。
草原の背後にあるのが富士山であるか、別の山であるかで、景色の持つ意味が全く違ってきます。

23MtFuji.jpg
朝霧高原 3
少し位置をずらして眺めた草原の向こうの富士山です。
ほんの少しの移動でこんなにも多様な姿を楽しめるのは、独立峰の富士山ならではですね。

移動した距離は歩けるほどなのに、県道71号線から見た光景とは全く異なります。

24MtFuji.jpg
朝霧高原 4
ここは富士山のすそ野が長く美しく伸びていますが、惜しむらくは電柱が…
いや必ずしもそうでもないかもしれませんね、これはこれでいい光景です。

まだ時間の余裕があるということで、僕が訪ねたいと思っていた「富士山本宮浅間大社」にも案内していただけることになりました。
そもそも「富士宮」という地名が富士山とこの大社にちなんでいることに今頃気づくとは、まったくもってぼんやりしていました。
「富士山本宮浅間大社」は日本全国津々浦々にある浅間神社の総本社という実に格式高い大社なのです。
25富士山本宮浅間大社
富士山本宮浅間大社 1:枝垂桜
枝垂桜も今まさに花の盛りを迎えています。次の日曜日には散り始めているでしょう。
桜はたとえ花の盛りであっても、曇った白い空を背景にしてはその美しさも半減してしまいます。
この度はまさにこれ以上ないタイミングでの参詣でした。

26富士山本宮浅間大社 拝殿と本殿
富士山本宮浅間大社 2:拝殿とその奥に本殿
さすがに総本社というにふさわしい立派な造りです。
眩しいほどの丹塗りの朱色と美しい形状の檜皮葺の屋根が見事です。
伊勢神宮の重々しい茅葺と対照的に、やや軽快な感じがします。

ktyさんのお話では庶民に開放しすぎるお宮さんという評価もあるそうです。
鳥居の内側まで駐車場が設けられ、広大な境内の一隅には子供の遊具まで設えてあります。
しかし富士宮市のシンボルとしての存在価値は些かも損なわれることなく、市民の精神的拠り所であることがわかります。

27富士山本宮浅間大社 楼門
富士山本宮浅間大社 3:楼門
門の立ち姿も艶やかでいいですね。圧倒するのではなく、どこか親しみが持てるスケールの門だと思いました。

28拝殿
富士山本宮浅間大社 4:拝殿正面
シンメトリカルな拝殿の安定感はさすがです。そして屋根の軒の反りも控えめでとても上品な感じがします。
ktyさんが雪の日の大社での結婚式の写真をご披露してくださいましたが、花嫁の純白の打掛と綿帽子、そして薄紫色の和傘に降りかかる雪が見事に表現されていてとても好きでした。

ここを訪れたかったもう一つの理由は、11月に市を挙げて行われる「富士山本宮浅間大社例大祭」をktyさんのシリーズ写真で拝見していたからです。

実に華麗にして見事な山車や屋台の「競り合い」という勇壮な場面にも立ち会えるお祭りです。なぜ今まで知らなかったのかと思えるほどに勇猛で豪華なお祭りです。
興味のある方はkytさんの「2014富士宮まつり」のシリーズ写真をご覧ください。
あさぎりWEB日記←ここをクリックしてページにアクセスしてください。

最後の最後まで親身に案内して頂いたお陰で、本当に堪能することができた二日間でした。

ktyさんのご自宅に寄って新富士まで車で送っていただいて輪行するつもりでしたが、身に余るご厚意に甘えることになってしまいました。

コンビニでクルマ止めに腰を下ろして電話をするktyさんをガラス越しに見てふと気にかかったのですが…
相手はやはりご自宅の奥様だったのです。

お断りすることなどとてもできない様子で、ktyさんご本人、奥様、そしてお二人のお子さんが家に招き入れてくださいました。
斜面に建つスキップフロアの素敵なおうちです。
二人のお子さんは本当に人好きで、おもちゃ、勉強、ピアノ…なんでも見せてくれて、じゃれるように人懐こく歓迎してくれました。
ktyさんや奥様とお話する間はほとんどなく、両手に花という感じで僕のそばにくっついているお子さんたちでした。
どなたが見えてもそうなのだとktyさん。

その後晩ご飯もご一緒させてくださることに…
結果的にはごちそうになってしまいましたが、皆さんのご厚意にお応えするにはありがたくお受けするのが一番だと素直にそう思いました。
押し問答が苦手ということもありますが…

珈琲をいただいてからktyさんの運転でお寿司屋さんに出かけました。
ktyさんとはFBで出会って、お目にかかるのもまだ二度目です。
これまでに丸三日一緒に過ごしたとはいえ、そのご家族と一緒に晩ご飯をごちそうになるのは身の程をわきまえない無遠慮でした。
しかしご家族にはそれを素直に受け入れさせてしまう雰囲気があるのです。
↑ただの言いわけですね。

写真を撮らずにパクパク食べるということはしなかったつもりでしたが…カニ味噌汁は撮り忘れてます!orz
29鮨
鮨 1
家族の一員になったように、楽しくおいしくいただきました。
傍目には"おじいさん"と映ったのでしょうかねぇ。

30鮨
鮨 2

31鮨
鮨 3
こういうのはうれしいサービスですね。まめ鮨とでもいうのでしょうか。

32鮨
鮨 4
マクロ撮影してみるとこんな感じです。右隣に座ったお嬢さんにイカのまめ鮨をあげました。左隣のお兄ちゃんにはたまごをあげました。
残りは僕が食べましたが、できれば食べずに持って帰りたいですね。

お兄ちゃんが漆器に敷かれた笹で、笹舟を作って見せてくれました。今どきの子供でも作るのかと感心してしまいました。
それから綾取りも上手にします。ゲーム機を離さない最近の子供を見なれているので、意外でもありホッとします。

33あさぎりのソフトクリーム キャラメル
鮨 5
あさぎりのソフトクリームのデザートです。僕が食べたいといったキャラメルを選んでくれたお兄ちゃんのソフトクリームを横から二匙すくって食べさせてもらいました。w

ケーキ
お土産の手作りケーキ
名残を惜しみつつ、ktyさんにクルマで新富士駅まで送っていただきました。
別れ際に、「おっと忘れちゃいけない!」と手渡してくれたのが、奥様お手製のケーキでした。
何も考えずにいただいて帰宅してふと気づきました。"二人のお子さんのおやつに焼いたものだったのではないか…"と
せっかくいただいたので、珈琲を淹れてみんなでおいしくいただきましたが…

ご家族とご一緒させていただいたお寿司、そして手作りケーキまで本当にごちそうさまでした。

29日(日曜日)の天気の崩れがなければ、朝霧高原のイベントにご一緒させていただくはずでした。
参加できないことになったのは誠に残念ですが、今年の春一番のロングライドが絶好の天気に恵まれて楽しめたのだから、それ以上望んでは罰が当たりますね。

ktyさんはじめご家族の皆さん、温かいおもてなしをいただきまして本当にありがとうございました。
とりわけこの二日間、富士宮と東京の往復をご一緒させてくださったktyさん、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
また楽しいイベントや企画がありましたらぜひお声をかけてください。
何を置いても参加したいと思います。


Twitter : @pa_hoehoe


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2 Comments

  • りゅう 

  • こんばんは。
    お久しぶりです。お元気そうで何よりです。

    私から見ると見慣れた光景のオンパレードでした。まさか新富士が出てくるとは。自宅から10分ほどのところに住んでいたりするのでw。

    71号線は鉄板コースですね。新緑の時期はまた違った景色が見れますので機会があれば是非。
    ご一緒された方の服装を見るに、まだ寒さが残ってるのでしょうか?

    それにしても、富士宮から府中の往復とかちょっと何だかよく分からないですね。w でも、一度くらいは、そのような挑戦もしてみたいものです。
    それではまた。
  • 2015/03/30 20:26 | URL 
  • shimagnolo 

  • りゅうさん、こんばんは
    富士宮方面にお住まいだということは存じていましたが、新富士駅から10分ですか!その意味では二日間にわたってニアミスでしたね。

    富士山といえば北側から眺めることがほとんどで、今回の景色はとても新鮮で素晴らしいと思いました。
    富士宮在住の友だちとご一緒せていただいたので、距離を感じることはありませんでしたね。

    だいたいが普段から無駄に長距離を走る癖がついています。
  • 2015/03/30 22:58 | URL   [ 編集 ]

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年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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