2015/03/01 11:42
2015.02.28

00本日の走行ルート
本日の走行ルート

36あいあい岬
あいあい岬
石廊崎のやや西に位置する通称「あいあい岬」です。
「その1」で掲載した写真をご覧になった石かわ珈琲のご主人から情報をいただいて、それに関連してこの写真を掲載いたしました。
こここそが隠れた人気スポットの「ヒリゾ浜」の近くらしいのです。
しかしせっかくの隠れリゾートなので、あまり過大に取り上げるのもどうかと思いまして…
といってもすでに「隠れ…」と言うのが適切かどうか分からない人気だそうです。

23妻良港
妻良港
南伊豆の妻良港へやってきました。石廊崎やあいあい岬ほどの強風は吹き荒れていません。と言っても小さな湾内ですらこの状態ですから、自転車走行は困難を極めます。

24妻良地区
妻良地区 1
見上げる高架道路を通過した時には、前後からばかりでなく下から吹き上げる風にも煽られました。思わず自転車を降りて押し歩きです。

25妻良地区
妻良地区 2
しかし上り切ればこんな絶景です。伊豆半島は山岳ばかりでなく海沿いの道も険しいですが、いたるところで胸がすくような景色に出会うことができます。

26松崎港
松崎港
風と戦いながら、ようやく西伊豆地区にやってきました。
正面には富士山の姿も見られます。
しかし予定からすれば、今頃は土肥から峠を目指していなければなりません。
が、まぁいいことにします…というより今更ほかにどうしようもありません。

27松崎
松崎地区 1
西伊豆に入ると景色が一変します。
特にこの辺りは明るく開けていますが、駿河湾沿いに走る道は相変わらずアップダウンを繰り返します。
おまけに風が強くてふらついてしまいます。行程は遅れる一方です。

今回はここまでもこの後もいろいろ失敗続きですが、一つ正しい選択がありました。結果論ですが…
最初はC59にBORA ULTRA Twoでこようかと思いました。しかしタイヤの予備を持つのが鬱陶しくて、CF4でアルミリムにクリンチャーにしたのです。
もしもBORA ULTRA Twoで来たら、この風では南伊豆までも進めなかったでしょう。

28松崎
松崎地区 2
しかしこんな景色の中を走れるなら、後は野となれ山となれ~♪
先を心配しても仕方ありません。

30堂ヶ島へ
松崎地区 3
次々と現れる光景に目を奪われながら、今しばらく風光明美な海岸を楽しみます。

30堂ヶ島へ
堂ヶ島へ 1
次に向かうのは西伊豆随一の観光スポットの堂ヶ島です。

31堂ヶ島へ
堂ヶ島へ 2
堂ヶ島に至る国道の海沿いにはこんな彫像が立ち並んでいます。しかしいちいち止まって見ている余裕はありません。

32堂ヶ島へ
堂ヶ島へ 3
風が強いおかげで、水平線近くまでクリアな景色が見られます。
しかし海はかなり荒れています。

33堂ヶ島
堂ヶ島 1
堂ヶ島は入り江になっているので、ここまでの海岸線に比べると風も心持ち穏やかですが、遊覧船は運航停止のようです。

34堂ヶ島
堂ヶ島 2
太陽を反射する海面のうねりもぎらぎらと激しい風を物語っています。

35堂ヶ島
堂ヶ島 3
下を覗くと、プライベートビーチによさそうな小さな砂浜があります。

かつて宿泊した堂ヶ島の大きなホテルを左手に見ながら、坂を上り切るとカフェがありました。
37バイクカフェ
堂ヶ島:バイクカフェ 1
時間はないものの、食後の一服をすることにしました。
実は松崎あたりで空腹に耐えかねてお昼ご飯は済ませていました。
伊豆といったら海鮮でしょう!…ではなく、モスバーガーでした。
どうして?! と突っ込みたくなりますが、なぜか海鮮のような生ものというか、冷たいものは全く食べたくないのです。
できればイタリアンかおいしい中華がよかったのですが、そんなのは求めるほうが無理というものです。
もうダメだ!とよろけるように入ったのがモスバーガーだったのです。自転車が見えるので安全でしたし…

38バイクカフェ
堂ヶ島:バイクカフェ 2
海辺のカフェにはこんなテラスがあります。

39バイクカフェ
堂ヶ島:バイクカフェ 3
テラス席で珈琲をいただきましたが、まあ味は置いておいて…

40バイクカフェ
堂ヶ島:バイクカフェ 4
テラスからの眺めは最高です。カフェのご主人が南アルプスが見えますよと四阿の方に移動して指さす彼方を見れば…
雪を頂いた山も見えます。しかし名前は知りません…

41バイクカフェ
堂ヶ島:バイクカフェ 5
ここのご主人は相当な自転車マニアで、待ってましたとばかりに僕の隣に座って薀蓄を傾け始めました。
あの~、時間がないんですけど…

42バイクカフェ
堂ヶ島:バイクカフェ 6
クラシックな名品の数々を所有しておいでのようですが、僕のようなただの新し物好きには「猫に小判」「豚に真珠」です。
しかも腰を半分浮かせながらですから、聞いている話にも身が入りません。

なんとか途中で振り切って、店を後にして土肥に向かいます。
いやその前にまだ二か所ばかり立ち寄るところがあります。

43西伊豆
黄金崎 1
まずは黄金崎です。

44西伊豆:黄金崎
黄金崎 2
この岩は色も形も馬の頭部のようです。
写真に困った午年の年賀状に、この場所の写真を使った記憶があります。

45西伊豆:黄金崎
黄金崎 3
伊豆の海は最後まで強風にあおられてうねり、岩肌に激しく打ち付けていました。

46西伊豆:ひもの
ひものや
最近のひものは天日にのんびり晒されるだけではなく、遊園地のスイングアラウンドのようにぐるぐる回って風を切っています。
気が短くて早く乾かしたいのか、ネコや鳥に狙われないためなのか…

48西伊豆:恋人岬
恋人岬
恋人岬です。岬までは道路からかなり歩かなければならないので入り口で失礼します。

49西伊豆:南アルプス
西伊豆から南アルプス
土肥の海からも南アルプスが望めます。強風も悪いことばかりではありませんね。
ほとんど負け惜しみですが、何事もそう考えないとやってられません。

いよいよここからがヒルクライム本番です。
脚に余裕が残っていないのでやや不安…

50土肥峠へ
土肥峠へ 1
海沿いもいいですが、山はやっぱりいいですね。
しかし道路沿いの杉は花粉だらけです。この強風でずいぶん飛散したことでしょう。

51土肥峠へ
土肥峠へ 2
まだ思いのほか脚が残っていてなかなか楽しいヒルクライムです。
この2か月間で見慣れた伊豆の山岳風景です。

52土肥峠へ
土肥峠へ 3
まっすぐに伸びる道の先を遥かに辿れば、彼方にこれから上って行くガードレールが見えます。
風も止んで、本日最高のコンディションです。

土肥峠の手前の休憩ポイントで琵琶ソフトを食べ、一休みしてから土肥峠を目指します。

土肥峠です。峠と言っても船原トンネルでその下を通過することになります。
このトンネルに関しては、出かける前日のFBでお二人からアドバイスをいただいていました。
FAさんからは、「船原トンネルは危険だからトンネル手前から旧道を通ったほうがいいかもしれません」と。確かに長く危ないトンネルです。しかも工事で車線規制中です。
そのすぐ後にKTYさんから、「旧道の通行止めが解除されているといいですが…、Sさん自身が通行止めにあったことを書かれており、そのことを鮮明に記憶しています」と。
ありゃ~、そうでした。言われてみれば僕はそんなことを記事にしていました。
危ないあぶない。何も考えずにというより、なんでも忘れて管理できない体たらくです。
皆さんに助けていただいております。ありがとうございました。
53船原トンネル
土肥峠(船原トンネル)
トンネルは工事で車線規制中です。
通行整理をする係りの方が、「自転車の方は制限が解除されるまで、ここで待ってくれますか」だと!
いやいや、そんなことしてる時間がないんですよ。次の峠で夜になるのは必定なんですからね、焦りましたよ。
「え~、どうして車の後を走っちゃいけないんですか」とねじ込みました。
すると件の係りの方が無線で何やら現場と連絡を取っています。
「サイクリング用のチャリンコ1台なんですが……」というセリフが聞こえましたが、"チャリンコ"は抵抗ありますね。
ま、今はいいですけどね。そんなことに拘っている場合ではありません。

しばし気をもませたのち、「規制車線をゆっくり走ってください。現場では注意を聞いてください」という判断になり、クルマよりも全然速くトンネルを通過させてもらいました。♪

トンネルを通過すれば長いダウンヒルの後、温泉街が出迎えてくれます。
しかし船原温泉も通過し、修善寺の温泉街も通過します。
温泉の看板を見ながら風呂に入りたいなぁ~と思いながらも、この後に続く峠越えを考えればそんなことはできるはずもありません。
しかも修善寺の近くまで来ると、三島や沼津に向かうクルマで道路は渋滞してなかなか速度があげられません。
事故に遭わないように!…とかなり慎重に車列のわきを進んでいきました。
と、車列の隙間から突然車が!
反対車線から車列の隙間を縫って(こちら側の車が間をあけて通してあげた模様)かなりの速度で右折して目の前を横切る軽自動車!
あと数秒早く進んでいたらはねられていたと思います。

軽自動車を追いかけて胸ぐらをつかんで殴ってやりたい衝動に駆られました。殴り返されて負けるでしょうが…
譲ってあげたこちら側の車にも腹が立ってきましたが、まぁまぁと自分をなだめて先を進みます。

もう一つ峠を越えればまもなく熱海です。
ところがこれが容易ならざる峠越えとなりました。
あらかじめルートラボで予習はしてきたのですが、峠までの距離は7kmほどと勘違いしていました。実際は12~3kmもあるのです。
始めのうちは勾配も緩やかで、まだ辺りは夕暮れ時ですから視界は確保できます。

やがてとっぷりと日が暮れて、あたりは全くの闇になりました。フロントライトは装備しているものの、真っ暗は嫌です。
なんだか不気味です。山の端はうっすらと昼間の名残を見せているのですが、走っている道は闇の底のような雰囲気です。
クルマの通行量も少なく、カーブで時折差し込むライトでそれと気づく程度です。
暗いのはただでさえ嫌いなのに、左手に墓地まで現れました。
急勾配よりお化けの方が怖いですね…これマジです。

7kmほど進んだところでそろそろ峠なんじゃないかと思うのですが、それらしい雰囲気になりません。
ときどきこういう峠に出会います。もう頭上に山の頂きが見えないのにいつまで経っても峠につかないという…

やがて彼方に看板発見!
えっ、ウソだろ!「山伏峠5km」

ここでようやく自分の勘違いに気づきました。
こうなるとわけもわからず腹が立ってきます。
この峠をついこの間越えたようさん、そしてそのコメントを読んで一度越えてみたいと言ったkudouさん
"なんだよ、お前ら!" 
八つ当たりも来るところまで来た…というところですね。

ここからは夢中でした。暗い、険しい、愉しくない…

54山伏峠
山伏峠
なんとか山伏峠に到着しましたが、あたりは真の闇! 真っ暗です。
しかしここで今回の上りはすべて消化したことになります。

真暗闇の下りは気をつけすぎることはありません。
熱海側からの方が勾配がきついですが、おそらくこちらのほうが上りやすいでしょうね。遅ければ遅いなりに一定のリズムで上ることができそうです。
それに引き換えて、修善寺からの上りは多少勾配はゆるくともそれは絶えず変化し、一定のリズムで走ることを許しません。

GPSの電池を持たせるためにバックライトは消してあります。それはともかく、バックライトを点灯させる機能がわかりませんので、GPSの情報がつかめません。
真っ暗闇の中でGPSがピーピー警告音を発します。道が間違っているはずはないと思いながらも気になります。
時々フロントライトで照らして画面を確認しますがよく見えません。老視です…
道が二手に分かれているところでまた警告音が発せられたので、しばし考えたのち左折しました。
なぜか上りですが、その向こうには街の灯りが見えてきました。
登れど登れどますます住宅地に入り込むだけで、国道に出られる気配はありません。
左折した地点まで戻ることにして、今度は直進の道を下りました。

しばらく下ると建設資材置き場でトラックを洗車している方がいたので、熱海への道を尋ねました。
「この道をず~っと進んでいくんだけど、途中で下るんですよ」とおっしゃいました。

その通りに進んでいくとまた二股があり、左が下りになっています。
迷わず左を選んで下り始めたら…
ここでページ最初のルート図の勾配をご覧ください。125kmあたりで墜落しているような箇所がありますね。
つんのめるような下りで、ブレーキを強くひき続けないと転げ落ちそうです。
下る場所を間違えたようですが、引き返しは無理です。
熱海へ向かう国道は海沿いを走っているのだから、下れば行き着くはずです。
家の軒先のような路地や倉庫の裏のような道を下ってどうにか国道へ降り立ちました。
ようやく人心地がつき、熱海までの7~8kmは本日最高の安堵感いっぱいで走りました。

熱海についたら急にお腹が空いてきました。
もうどこでもいいから暖かいものが食べたい、その一心で中華の店に入りました。
熱い汁ものが食べたかったのです。五目そばに餃子、さらにライス付も平らげました。
55切符
帰路の新幹線こだま
はずれのオマケのような熱海駅への最後の激坂を上って新幹線で帰宅しました。

ところがまたうっかり忘れていました。今日は月末の金曜の夜だったのですね。
新幹線は帰宅あるいは帰京のサラリーマンの方などで混んでいます。こだまなのに!

自転車はどうにか車両最後部の座席後ろに収めることができましたが、確保できた席は別の車両でした。
やれやれではありましたが…

でも、サイクリングから戻って二日たった今、ブログを書きながらやっぱり走ってよかったと思っています。
こうして何度やってもめげずに出かけています。それはいいのです。
むしろそういう自分を評価しているのですが、学習能力が欠如していて同じ轍を踏むのがね…

明日はKTYさんと今年4度目の伊豆半島です。
明日はちゃんと案内人がいるので安心です。
楽しみだなぁ!


Twitter : @pa_hoehoe


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2 Comments

  • doroke 

  • これは・・・一緒に行かなくて良かった・・・w

    いや、獲得標高や向かい風の事じゃないですよ。

    だって、男二人であいあい岬や恋人岬には行けませんよ・・・w

    あと、干物を干す回転する道具は、よく熱海付近の干物屋で見かけますよ。 冬の乾燥時期には早く乾くんでしょう。

    最後に・・・お疲れ様でした。
  • 2015/03/02 17:30 | URL 
  • shimagnolo 

  • dorokeさん
    全くなんてこと言ってくれるんですか!w
    そう言っちゃなんですけどね、歳をとっても僕だって自転車じゃなければdorokeさんじゃない人と行きたいよ。ww

    でもね、誰といっても絶景なんだから、そのうち我慢して一緒に行ってあげますよ。(^^)

    電動式回転物干しのような干物乾燥装置は珍しくないのか…

    実際、初めて越える峠が真っ暗闇だとそうそう焦りますよ。お化けが怖いしね…
  • 2015/03/02 20:36 | URL   [ 編集 ]

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年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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