2014/10/08 12:57
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00本日の走行ルート
本日の走行ルート
白根山のレストハウスは全館閉鎖中です。
夜間通行止めとは聞いていたけれど終日レストハウスが休業だとは…ちょっと考えてみれば当たり前?
従って一切の補給や給水はできません。この野外に自販機を置きっぱなしにできないのはわかりますが…でもトイレくらい自由に使えるようにしておいてくれないものか。

ふもとの草津で買った補給のどら焼きとナッツ、それに水もあるので別条はないのですよ。ただ熱い珈琲が飲みたかった。
ま、不満を言っても始まりません。

01渋峠へ
渋峠へ 1
雲が切れて日差しも時折差してきたので、渋峠に向かいます。
いつもの地点で道の反対側に渡って白根方面を振り返ります。
ここは渋峠と万座方面の分岐点もあるので、道路が入り組んでいて面白い眺めです。
直江津ロングライドでここを通過した時も一瞬天候が回復して、この景色から疲れた身体と心に元気をもらいました。

02渋峠へ
渋峠へ 2
前方には緩やかな登りの道が大きく左へ旋回しています。

03渋峠へ
渋峠へ 3
道の左側を覗くと、谷に向かって美しい斜面が下っています。この後しばらく左側には見事な谷の風景が見られます。
季節の雰囲気をよく伝えてくれるはずの場所ですが、今日は日差しが陰ってしまったためか曖昧な季節感になっています。

05渋峠へ
渋峠へ 4
晩春か初夏に訪れると、春を伝える草木の芽吹きと冬の名残の雪が共存しています。
谷から吹き上がってくる風は登りでかいた汗を一瞬のうちに乾かしてくれます。
でも今日は…寒い! もう相当寒いのです。

06渋峠へ
渋峠へ 5
少し日が差してきましたが、ほんの一瞬で雲に覆われます。
山の天気はわかりません。

07渋峠へ
渋峠へ 6
今日はAssosのシェルベスト、アームウォーマー、レッグウォーマーを持っていますが、まだ着ません。
前方を見ると雲が山を覆いつくし、いかにも寒そうです。
予備の衣類はあそこを通過する時までとっておこう!

雲は谷川を流れる水のように左から右へと移動していきます。
前方が少し開けてきました。

09渋峠へ
渋峠へ 7
崖のほうに二人の老人がいるので何をしているのか近寄ってみました。
この二人の老人はカメラマンで、写真を撮りに来ています。もちろんアマチュアです。
撮影には今日の天気はついているのだそうです。
いい具合に雲が景色に変化を添えているということのようです。
この後も彼らとは何度も抜きつ抜かれつ…もちろん彼らは車での移動です。

10渋峠へ
渋峠へ 8
雲が切れて渋峠へ続く道が見えてきました。
今のうち!とスピードを上げます。

11渋峠へ
渋峠へ 9
低い雲は流れ去り、近くの山も谷も姿を現しました。
今年は登山を二回経験させてもらいましたが、春先にこの辺りの山歩きをしたら楽しそうです。
自転車同様、山歩きも一人でできるようになりたいものです。
方向音痴ですから命がけになりそう……そうなりますかね。

12渋峠へ
渋峠へ 10
何度もここを通過したことがあるのに、渋峠の少し白根寄りに分水嶺があることを昨年初めて知りました。

13渋峠へ
渋峠へ 11
もうすぐ渋峠です。
ここからでも十分絶景ですが、やはり渋峠からスケールの大きな景色を眺めたいです。
なので急ぎます!

14渋峠へ
渋峠へ 12
直江津ロングライドの時には下に見える道の両側は高い雪の壁、そしてそぼ降る雨に彼方の景色は煙って見えませんでした。
あの無謀な企ても今にして思えばとても貴重な経験でした。
喉元過ぎれば熱さを忘れるの譬えの通り、ぜひもう一度チャレンジしたいと思っています。あの時はもうこりごりでしたけどね。
次回は出発の時刻を変えればもっと楽かもしれない…なんてね。
こんなだから"懲りないやつ"と言われてしまうのでしょう。(笑)
今日はこんな景色が見られて幸せです。

15渋峠
渋峠 1
渋峠に到着です。まずは峠からの景色を堪能します。
そこへ先ほどの高齢カメラマンがやってきました。
この辺りにはめっぽう詳しいようです。雪が降ればカメラを持って、花が咲けば三脚を担いで、紅葉になればなるで、また訪れるのだそうです。
山の風景写真が好きなのでしょう。
登山できる体力があれば…と残念に思っているでしょうか。
はるか下のほうに沼が点在し、やや開けた地形になっています。赤い屋根らしきものも見えます。
「あそこは散策できるのですか」と尋ねると、詳しく説明してくださいました。
渋峠の先に谷に降りる道があり、写真の左手から降りてきて沼を散策して右の方から国道へ登れるのだそうです。

16渋峠
渋峠 2
雲に隠れてしまわないうちに景色を堪能したので記念写真を撮ります。

17渋峠
渋峠 3
もう一度振り返って渋峠から水平目線のショットです。
雲が湧いては流れ、流れてはまた湧き上がるの繰り返しです。

いよいよ寒くなったので、というよりここからは長い長いダウンヒルなのでベストとアームウォーマー、そしてレッグウォーマーを着けました。

18渋峠
渋峠 4
そのあと高齢カメラマンのおひとりに記念写真を撮っていただきました。
恐れ多いことで丁重にお礼を申し上げたら、失礼いたしましたと謙虚なお言葉を返されました。
記念に1枚撮ってくださいと言ったからか、もう一つの案内図も入れて撮ってくださいました。

のんびり写真をとっているお二人に別れを告げて志賀高原に向かって下ります。

渋峠直下の渋峠ホテルでお茶でも!と思ったら、こちらも閉鎖。
正面玄関はしっかりと閉じられ、本日は宿泊者専用ですとなっています。
ここでも補給や補水はできません。

19志賀高原
志賀高原 1
さらに下ると気温が表示されています。
寒いわけです。なんと、な~んと3℃です。
じゃぁ、渋峠は何度だったの? 零度に限りなく近かったのでしょうか。
半そでジャージにレーパンで、腕も脚も丸出しだったのだから、周囲の人が驚くのも当たり前でした。

20志賀高原
志賀高原 2
ダウンヒルはのっけからすっかり雲の中です。携行した衣類は早めに身に着けないでここまで我慢して正解でした。
ただでさえ寒いのに、漕がなくても速度はすぐに50km/hを超えてしまうのだからたまったものではありません。
直江津の時もそうでしたが、今回も指切りグローブなので指が千切れそうです。
学習能力のなさに、我ながら情けない…

21志賀高原
志賀高原 3
カーブの先は見えませんから、かじかんだ指でブレーキレバーを引きながら下ります。
こんなところで崖下に転落して死にたくないですからね。

22志賀高原
志賀高原 4
少し下ると雲の下に出たようで、少し寒さが和らぎ、あたりの様子もわかるようになりました。

23志賀高原
志賀高原 5
横手山のドライブインまで下りました。
お~ありがたい!やってます。
自転車を置いて中に入りまずはトイレを借りて、温かい缶コーヒーを飲みます。
ほかには乾燥した土産物しか売っていません。
「信州サンセットポイント100選」となっているので、たくさんのカメラマンが日没を待っています。
しかしどうでしょう…晴れてサンセットが撮れるでしょうか。
ここでまた件の二人連れの高齢カメラマンと最後の出会いをしました。

もう1本缶コーヒーを買おうとドライブインに戻ったら、入口の電動シャッターが音を立てて閉まっているところでした。
目の前で閉まり切りました。
こんなにすぐ閉まるんだったら、大人買いするんだったのに…

路線バスが遠方を走っているので追いついて風よけになってもらいました。
今日ほどバスの排気ガスが気にならなかったことはかつてありません。

24志賀高原
志賀高原 6
雨が降ったのでしょうか、山側から水が流れて路面が濡れています。
慎重に下ります。スリップをしないようにと、服にハネが上がって帰りの新幹線車内で迷惑がかからないようにとの二つの理由です。

25志賀高原
志賀高原 7
相当下ってきました。
ずいぶん暖かくなった気がしましたが、まだ気温は5℃しかありません。
このあたりになるとちょうど紅葉が見ごろです。
標高の高い場所は森林限界を超え、少し下がっても針葉樹林が中心です。
このあたりの紅葉がきれいなのは広葉樹が増えてきたからかもしれません。

26志賀高原
志賀高原 8
ほたる温泉といっても、浸かれる温泉ではありません。蒸気と湯が噴き出しているにすぎません。

27志賀高原
志賀高原 9
夏場に通りかかった時には暑苦しかっただけですが、今は温かさが恋しい。

29志賀高原
志賀高原 10
雲間から突然日が差してきました。
すごくきれいです!
写真の腕とカメラやレンズが上等でないのが悔やまれます。

30志賀高原
志賀高原 11
写真は光の芸術だということを改めて思います。どんな写真をどう撮るかは光次第ですね。
でもせっかちな僕にはいい瞬間が訪れるまで粘れません。
おそらく待ち伏せは性に合わないと思っていますが、趣味になれば別なんでしょうか。

31志賀高原
志賀高原 12
日が差さない木立は一転して静謐な感じになります。
波紋ひとつ起きない水面に映る木立も美しい!
次の一瞬には思いもよらないこんな表情をみせてくれる自然を目撃すると、写真にはまる心理がよくわかります。
自転車同様に機材にこだわる楽しみもあるし!(笑)

32志賀高原
志賀高原 13
かなたの山から湧いては流れる雲が生き物のように感じられて、思わずブレーキを引きました。
いや~、自然はすごい!
先ほどの高齢カメラマンが今日の天気はついてるといったのがちょっとわかりました。

33志賀高原
志賀高原 14
同じ紅葉でもこんなに地味というか、ひんやりした感じにも見えるんですね。
実際ひんやりして寒いですけど(笑)

34志賀高原
志賀高原 15
こんなに下ってきたのにまだ7℃しかないんですから、ひんやりなんて通り越して寒いわけです。

35志賀高原
志賀高原 16
紅葉の名所の「志賀高原一沼」ですが、紅葉が終わってしまえばただの水溜り…
さすがにカメラマンたちは情報をしっかりキャッチしているらしく、一人もいません。

36志賀高原
志賀高原 17
ここは柳沢峠からのダウンヒルではありません(笑)
でもそっくりですね。ここも塩山への下りに負けず劣らず気持ちがいいです。

37志賀高原
志賀高原 18
あっちこっちでのんびりしすぎました。ずいぶん日が傾いてきました。
秋の日は釣瓶落としなんて言います。
長野駅のず~っと手前で真っ暗だろうな。

長野駅まで無事下って来たはずなのに、駅ビルがありません。
なんで?
バスロータリーの奥に建築用シートで覆われた駅ビルらしきものが…
びっくりするほどの大改修です。駅ビル内の店舗はすべて休業しています。

駅のコンコースまでエレベーターで上がり、輪行の支度を整え新幹線の切符を購入します。
"さて、晩ご飯はどこで食べよう"
でも駅ビル内の店舗が全部しまっているので、入れるのは BECK'S COFFEE SHOP くらいなものです。
ここで晩ご飯は食べたくないなぁ…
仕方ないので、自転車を担いでいったん駅の外に出たものの飲食店まで担いで歩くのはつらい。
最後の手段で新幹線の車内弁当も考えましたが、この時間だと売り切れている可能性もあります。これは経験済みです。
駅構内のコンビニでサンドイッチと飲み物、車内用のおやつなどを買って済まそうと駅に戻ると…

「あれ~、今お帰りですか!」と声をかける人がいます。誰に言ってるのかと思ったら僕にです。
今朝軽井沢駅でいろいろお尋ねになり、しばし話をした二人連れでした。
「どうもお疲れ様でした。気を付けてお帰りくださいね」とねぎらいの言葉までいただき、晩ご飯が買えなくてイライラしていたのがやや恥ずかしく、贅沢なんか言わずに何でも食べようという素直な気持ちになりました。
こんな偶然もあるんだと嬉しくなりました。

やっぱり輪行は楽しい!


Twitter : @pa_hoehoe


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Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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