2014/05/18 10:25
※今日も記事のアップが一日遅れとなりました。昨17日のサイクリングの模様です。
一昨日の嶺方峠ツアーでは複数の峠越えをする予定でした。
しかし、昨日の記事の通り…
本日のサイクリングは1週間ばかり前にkazuさんからお声をかけていただいていたのですが、嶺方峠ツアーは残雪との期間限定勝負なので、その時はそちらを優先させていただきました。
しかしながら誠に勝手で申し訳ないのですが、出鼻をくじかれた嶺方峠ツアーの敵討ちということで、本日参加させていただくことになりました。

本日の走行ルート
府中四谷橋に7:10に待ち合わせ…奇跡的にも同時に到着しました。
kazuさんの牽きで本日のコースに出発です。全コースkazuさんが先頭だったので、本当にお疲れさまでした。
obaさんを挟んで僕がしんがりです。

Three Bikes
第一回目のコンビニ休憩。日野市のあたりでしょうか。

kazuさん
久し振りにご一緒するので記念写真を!

obaさん
まだまだ元気な様子のobaさんです。

僕です
今日はお腹が出てます…気をつけよう!

甲州街道八王子付近
しばらくぶりに走るobaさん、どうもあまり調子がよくなさそうです。
太腿をさすったり軽くたたいたり…

大垂水峠
途中でコンビニ休憩をはさみながら大垂水峠峠を越え、相模湖を過ぎます。
快晴の土曜日なので、たくさんのローディーが走っています。もちろんクルマも負けずに多いですが…

相模湖付近
しばらくすると、「前を走ってもらっていいですか」とobaさん。そういう心理はよくわかります。
調子が上がらない時に人とペースを揃えて走るのはしんどいものです。
親切で後ろをサポートするつもりでも、前を走る本人にはむしろプレッシャーになったりします。
僕は実力差が激しい人と走ることが多いので(もちろん相手が実力者です)、置き去りにしてくれる方が気が楽だということがよくわかります。
で、その後はkazuさんに牽かれてobaさんを気にしながらもかなり飛ばします。もちろん要所要所で待ったり、メールしたり電話したりの気遣いは忘れません。
人の後について走るのはとても参考になります。
体格、キャリア、バイク、体調…様々な要素をはらみながらもその人らしい走りをつぶさに観察できます。
そして自分に取り入れたり参考にしたりできるポイントが必ずあります。
kazuさんは僕よりがっちりした頑丈な体つきの人ですが、身長差があまりないので「なるほど!」と思われる点も少なからずありました。

猿橋1
とりあえず最初の名所「猿橋」に到着しました。ここでお昼ごはんの予定です。
写真を撮ったり木陰で休んだりしながらobaさんを待ちます。

猿橋2

猿橋3

猿橋のkazuさん

猿橋の僕です
ほどなく全員そろったのでお昼ご飯を食べてたっぷり休憩をとりました。
obaさんがリアディレーラーが不調だというので、kazuさんが調整しますが、今一つしっくりきません。
どうやらディレーラーハンガーが少し曲がっているようです。
ここからはギアを選びながらだましだまし走ることになりました。
いよいよ松姫峠に向かって上りが始まりました。
松姫峠は小菅村側からしか上ったことがないので、景色がとても新鮮でした。
深い谷と高い山々に守られた気持ちのいい道です。
「あれは藤の花ですか」と尋ねるkazuさんですが、多分桐の花だったと思います。山々の至る所で紫の花を開いています。
藤は下がりますが、桐の花は天を向くのですね。
自分たちのことだけに気を取られていたわけではないのですが、勾配の急な登りではついついほかに気配りする余裕を失いがちです。
"そういえばobaさん大丈夫かな"と今さらながら思います。
こぼす人や泣き言をいう人は放っておいても大丈夫ですが、辛抱強い人や責任感の強い人は過剰に無理をする傾向があるので気を配らないといけないですね。
今日のobaさんはしんどそうだったのですが、様子を聞いても「大丈夫ですよ」とニコニコしています。
トンネルをくぐったところでobaさんを待つことにしました。
峠はまだまだ先です。目の前にも高い山が聳えていますが、それよりさらに奥にさらに高く聳えているはずです。
しかも松姫峠から先にはいくつかの選択肢があるとはいえ、距離をとるか、急こう配を取るか、あるいはほとんどがその両方というルートになります。
GARMINを見ると走行距離は90㎞を超えました。予定通りのコースを走ると、優に200㎞は超えて230㎞程になりそうです。
「お待たせしてすいません」とobaさんがやってきました。
「大丈夫ですよ、何とか脚を着かずにここまで登ってこられましたから…」と仰いますが、ここからがヒルクライムの本番で、しかも距離は長大です。
僕にしては珍しく、ここで引返す勇気が出ました。
無理をして走って、その後で膝や脚の不調と長く付き合わなければならなくなった友人が何人かいます。
それでは元も子もありませんから、珍しく、本当に珍しく積極的に引返すことを主張しました。
みなさんに納得していただいて、記念写真を撮って大月に下ることにしました。

松姫峠麓のkazuさん & obaさん

松姫峠麓のkazuさん & 僕

松姫峠麓のobaさん & 僕
びゅんびゅん下ります。速すぎるかな、と思いながらあまりの気持ちよさにセーブが利きません。
転んだらそれこそ元も子もないので、今後は気をつけたいと思います。
もと来た道を引き返し、大垂水峠峠で全員が揃った時に「腹減ったなぁ」と言うとみなさんそのようで、下ったら食べることで話がまとまりました。
高尾の横浜ラーメンで軽く晩ご飯を済ませました。いや、軽くないですね。僕とkazuさんは「タンメンと餃子」、obaさんはタンメンだけで十分とのこと。
周囲の自転車乗りは飯を食べるのがバカっ早くて焦るのですが、kazuさんも例外ではありません。
obaさんは比較的落ち着いてゆっくり食事をする人です。
所期の目的のルートは走り切れませんでしたが、久しぶりのメンバーで快晴の初夏の一日を存分に楽しむことができました。
お誘いいただいてありがとうございました。
お二人ともお疲れさまでした。体をゆっくり休めて、月曜日からまた頑張って仕事をしてください
Twitter : @pa_hoehoe
一昨日の嶺方峠ツアーでは複数の峠越えをする予定でした。
しかし、昨日の記事の通り…
本日のサイクリングは1週間ばかり前にkazuさんからお声をかけていただいていたのですが、嶺方峠ツアーは残雪との期間限定勝負なので、その時はそちらを優先させていただきました。
しかしながら誠に勝手で申し訳ないのですが、出鼻をくじかれた嶺方峠ツアーの敵討ちということで、本日参加させていただくことになりました。

本日の走行ルート
府中四谷橋に7:10に待ち合わせ…奇跡的にも同時に到着しました。
kazuさんの牽きで本日のコースに出発です。全コースkazuさんが先頭だったので、本当にお疲れさまでした。
obaさんを挟んで僕がしんがりです。

Three Bikes
第一回目のコンビニ休憩。日野市のあたりでしょうか。

kazuさん
久し振りにご一緒するので記念写真を!

obaさん
まだまだ元気な様子のobaさんです。

僕です
今日はお腹が出てます…気をつけよう!

甲州街道八王子付近
しばらくぶりに走るobaさん、どうもあまり調子がよくなさそうです。
太腿をさすったり軽くたたいたり…

大垂水峠
途中でコンビニ休憩をはさみながら大垂水峠峠を越え、相模湖を過ぎます。
快晴の土曜日なので、たくさんのローディーが走っています。もちろんクルマも負けずに多いですが…

相模湖付近
しばらくすると、「前を走ってもらっていいですか」とobaさん。そういう心理はよくわかります。
調子が上がらない時に人とペースを揃えて走るのはしんどいものです。
親切で後ろをサポートするつもりでも、前を走る本人にはむしろプレッシャーになったりします。
僕は実力差が激しい人と走ることが多いので(もちろん相手が実力者です)、置き去りにしてくれる方が気が楽だということがよくわかります。
で、その後はkazuさんに牽かれてobaさんを気にしながらもかなり飛ばします。もちろん要所要所で待ったり、メールしたり電話したりの気遣いは忘れません。
人の後について走るのはとても参考になります。
体格、キャリア、バイク、体調…様々な要素をはらみながらもその人らしい走りをつぶさに観察できます。
そして自分に取り入れたり参考にしたりできるポイントが必ずあります。
kazuさんは僕よりがっちりした頑丈な体つきの人ですが、身長差があまりないので「なるほど!」と思われる点も少なからずありました。

猿橋1
とりあえず最初の名所「猿橋」に到着しました。ここでお昼ごはんの予定です。
写真を撮ったり木陰で休んだりしながらobaさんを待ちます。

猿橋2

猿橋3

猿橋のkazuさん

猿橋の僕です
ほどなく全員そろったのでお昼ご飯を食べてたっぷり休憩をとりました。
obaさんがリアディレーラーが不調だというので、kazuさんが調整しますが、今一つしっくりきません。
どうやらディレーラーハンガーが少し曲がっているようです。
ここからはギアを選びながらだましだまし走ることになりました。
いよいよ松姫峠に向かって上りが始まりました。
松姫峠は小菅村側からしか上ったことがないので、景色がとても新鮮でした。
深い谷と高い山々に守られた気持ちのいい道です。
「あれは藤の花ですか」と尋ねるkazuさんですが、多分桐の花だったと思います。山々の至る所で紫の花を開いています。
藤は下がりますが、桐の花は天を向くのですね。
自分たちのことだけに気を取られていたわけではないのですが、勾配の急な登りではついついほかに気配りする余裕を失いがちです。
"そういえばobaさん大丈夫かな"と今さらながら思います。
こぼす人や泣き言をいう人は放っておいても大丈夫ですが、辛抱強い人や責任感の強い人は過剰に無理をする傾向があるので気を配らないといけないですね。
今日のobaさんはしんどそうだったのですが、様子を聞いても「大丈夫ですよ」とニコニコしています。
トンネルをくぐったところでobaさんを待つことにしました。
峠はまだまだ先です。目の前にも高い山が聳えていますが、それよりさらに奥にさらに高く聳えているはずです。
しかも松姫峠から先にはいくつかの選択肢があるとはいえ、距離をとるか、急こう配を取るか、あるいはほとんどがその両方というルートになります。
GARMINを見ると走行距離は90㎞を超えました。予定通りのコースを走ると、優に200㎞は超えて230㎞程になりそうです。
「お待たせしてすいません」とobaさんがやってきました。
「大丈夫ですよ、何とか脚を着かずにここまで登ってこられましたから…」と仰いますが、ここからがヒルクライムの本番で、しかも距離は長大です。
僕にしては珍しく、ここで引返す勇気が出ました。
無理をして走って、その後で膝や脚の不調と長く付き合わなければならなくなった友人が何人かいます。
それでは元も子もありませんから、珍しく、本当に珍しく積極的に引返すことを主張しました。
みなさんに納得していただいて、記念写真を撮って大月に下ることにしました。

松姫峠麓のkazuさん & obaさん

松姫峠麓のkazuさん & 僕

松姫峠麓のobaさん & 僕
びゅんびゅん下ります。速すぎるかな、と思いながらあまりの気持ちよさにセーブが利きません。
転んだらそれこそ元も子もないので、今後は気をつけたいと思います。
もと来た道を引き返し、大垂水峠峠で全員が揃った時に「腹減ったなぁ」と言うとみなさんそのようで、下ったら食べることで話がまとまりました。
高尾の横浜ラーメンで軽く晩ご飯を済ませました。いや、軽くないですね。僕とkazuさんは「タンメンと餃子」、obaさんはタンメンだけで十分とのこと。
周囲の自転車乗りは飯を食べるのがバカっ早くて焦るのですが、kazuさんも例外ではありません。
obaさんは比較的落ち着いてゆっくり食事をする人です。
所期の目的のルートは走り切れませんでしたが、久しぶりのメンバーで快晴の初夏の一日を存分に楽しむことができました。
お誘いいただいてありがとうございました。
お二人ともお疲れさまでした。体をゆっくり休めて、月曜日からまた頑張って仕事をしてください
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Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。
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4 Comments
oba
トンネルを超えたところで、引き返す提案を頂いた時、
最初は驚きましたが、冷静になり、自分の脚の状態や、もし
このまま進んだ場合の結末等色々なことが頭をよぎりました。
引き返しの下り道では、本当に情けない申し訳ない気持ち
で一杯でした。
自分の脚力の無さ、体調管理不足を露呈した一日だったと
痛感しつつも、緑が深まってきた山々の景色、休憩や食事時
の楽しい会話とご一緒できたからこそ得られたものもたくさん
ありました。
これから宜しくお願い致します。
kazu
やっぱ、グループで走るのは楽しいですね。
ちなみに、
『kazuさんは僕よりがっちりした頑丈な体つきの人ですが、身長差があまりないので「なるほど!」と思われる点も少なからずありました。』
↓
どんな事に気がつかれましたか?
良い悪いの両面で、なにかヒントになればと思ったからです。
あそこで引き返して正解だと思います。記憶では、あの先、まだまだアップダウンを繰り返し、ダム越えから登りっぱなしだったと思いますので。
実はタンメン大盛りにしとけばよかったと食事の後、ちょっと後悔してました・・
なかなか燃費?が良い走りができません。
でも、自分なりに良くペダルを踏み、回した結果だと前向きに考えてます(笑)
次回、松姫リベンジしましょう!
奥武蔵GLも走りたいので、また宜しくお願いします。
shimagnolo
お疲れさまでした。
初夏らしい最高の天気で愉しい一日でしたね。obaさんにはやや辛い場面もあったと思いますが、いつもニコニコ笑顔を絶やさない様子は、一緒に走っていてとても気持ちのいいものでした。
その日の調子や走りの個人差もあって、待ったり待たれたりは仲間で走る時には当たり前のことです。走る仲間が変われば、自分の立場も変わります。お互いにそれを許容できなければ決して楽しむことはできないですね。全部お互いさま!とすることが原点だと思っています。
僕もかつて山で両足が攣って、5~6人の仲間を1時間以上も待たせたことがあります。
是非また一緒に出掛けましょう。行けるところまで行き、時間の許す範囲で楽しみましょう。
レースではないので、DNFはありませんしね(笑)
こちらこそ今後もよろしくお願いいたします。
shimagnolo
約束が何度も流れてようやく実現したサイクリングでしたね。みんな僕のせいでしたorz
仲間で走ると愉しさは倍増します。しかもこれ以上ない最高の天気でしたからね。
kazuさんの走りについて「なるほど!」と思った点については、次回お目にかかった時にお話ししますね。
引返しポイントは、あの辺りがちょうどよかったかもしれません。
全コース走り切れればそれに越したことはありませんが、往復180㎞を超えるロングライドになりましたから、距離に不足はないですよね。無茶をせず随所で停まってはゆっくり話ができたこと、僕はむしろそれが良かったと思っています。
タンメン大盛りにしておけば!ですか。そうですね、いくら食べても足りないくらいお腹がすきますね。僕も相当燃費が悪く、歳の割によく食べると呆れられます。
でも周囲の"走れる人たち"は例外なくものすごくよく食べます。
ツールの選手の第一条件は胃腸が丈夫であることなんて言われますが、ただの冗談ではなく大事な選手の資質だそうです。
でも、僕がそれを言い訳にして食べていいというものではないですけどね…
近いうちにobaさんも誘ってまた一緒に走りましょう!
ありがとうございました。