2013/11/21 22:05
今日はいつも楽しませてくれている自転車について書き留めておこうと思います。
あくまでも現時点での感想ですが、後日のために記しておくことにします。
僕の自転車は、ゆくゆくは3人の孫たち(いずれも男)にあげることになっています。

若い人と違って先が短いので、徐々にグレードを上げていく暇はありません。
で、一気に高額バイクを買ってしまいました。
その後思ったよりも元気で、また新しい自転車がほしくなりました。
先が短いことに変わりはないので、これが最後かもしれないなぁ…とついハイエンドバイクを買ってしまいます。

というわけでカミさんやたまに遊びに来る子供たちからも、役に立たない割に値段が張るのに呆れられ、家の中に置いてある台数が増えてきたので迷惑がられています。
彼らにしてみれば、自転車は人を後ろに乗せたり、買い物の荷物を積んだりして役に立つものなのです。

ろくに高価なものがない我が家を証明するようなエピソードですが…
ある時一番大きい孫から「おばあちゃんちで高いものって何?」と聞かれた妻が「おじいちゃんの自転車じゃない」と答えていました(笑)
これはレベルの高いイヤミでしたw

一時、中高年ローディーがCOLNAGOおじさんと揶揄されたことがありました。
しかし最近はどのメーカーも高額バイクを売り出したので死語になっていますね。

僕もそのCOLNAGOおじさんの一人です。いや、でした。
現在手元で大事にしているバイクは、COLNAGOがC40、CF4、C59の3台で、DE ROSAのKING3とで計4台です。

どれもカーボンチューブのバイクですが、CF4とKING3がモノブロック構造で、残る2台はカーボンチューブをカーボンラグで繋いだものです。
ラグ構造のカーボンバイクは今では希少です。C59の 2013モデルを急いで購入したのも、来期はモノブロックになるのではないかと思ったからです。
ところが2014モデルはカラーリングが変わっただけでそのまま継続されることになりました。

自転車は乗って何ぼですが、実際に走らせてみて…
初心者のころはフレームの違いはおろか、ホイールを変えてもその差がわからない…まさに猫に小判、豚に真珠というやつです。

鈍な僕でも今は少しはわかるようになりました。

C40
C40_2013112122450622b.jpg
フレームの基本設計はクロモリのマスターXのカーボンチューブ版というところだと思います。
COLNAGO独自のジルコチューブ加工もそのままに、やや細めのチューブで組まれています。クロモリの乗り味をカーボンで再現する狙いがあったのではないかと思われるような造形です。
カーボンの質も今のハイモジュラスとは比較にならない弾性の低い素材で、チューブの厚みもかなりのものです。
叩いてみると「これ、ほんとにカーボン?」

当時はプロのレースで1000勝以上あげた向かうところ敵なしのバイクだったわけですが、今では実におとなしく静かな走りをします。
踏み出しの反応も、加速も決して鋭いとは言えません。ある意味、カーボンバイクの進化の生き証人ですね。
でも一番愛着があり、大切にするあまり今は出番がほとんどありません。

CF4
CF4_20131121224508c57.jpg
COLNAGOとFERRARIのコラボモデルの第4世代です。代々のフェラーリモデルが過剰にきらびやかで、乗るのがやや恥ずかしい中で、これはおとなしいデザインです。
普通に乗れるところがいいと思っています。
オリジナルはフルクラムのレーシング1のCF4専用ホイールを履いていました。
この時はなんだか性格のはっきりしないバイクで、見かけ倒しであまり好きになれませんでした。
時代遅れといえどもレーシングバイクの色合いを残すC40の方が好きでしたから、CF4は大失敗のバイクだと思っていましたが…
BORA ULTRA TWOに履き替えた途端、見事に生き返りました。
これがホイールの効果であることは疑う余地はないのですが、それでも結果的にCF4を見直すことができたのは幸運でした。
この時に初めてホイールの効果の偉大さに目覚めました。

今は僕も結構好きになりましたが、世間の人の注目度は最初からこのバイクが一番です。
若い子が追いかけてきて「写真撮っていいですか」なんてこともありました。
このバイクのおかげで知り合って友達になった方も一人や二人ではありません。

KING3
KING3_20131121224510476.jpg
これはモデル写真を見て一目で惚れたバイクです。特にカラーリングが好きでした。
(後になってよ~く考えたら、ウルトラマンと同じカラーリングでしたw)
しかし大きな勘違いをしていました。サイズが540㎜くらいあればかっこいいのですが、小さいのは全く印象が違いました…orz
最初はカンパのスーパーレコードで組んだのですが、DE ROSA初のワイヤ内臓式は調子がよくありません。どうもワイヤがフレームのどこかに干渉して、うまくインデックスが決まらないようなのです。
結局何度調整してもらってもいまいちです。腕利きのイトイサイクルのUさんもいまだにこれは心残りだと言ってました。でもUさんのせいじゃありませんからw
で、当時発売されたばかりのShimano Di2に載せ換え、それと同時にShimanoのDura-Aceのカーボンリムに履き替えました。
見ため重視の僕としてはやや残念ではありましたが…
しかしKING3の走りは感動的でした。それまで乗っていたバイクのカーボンとは全く異質です。
いわゆるハイモジュラスカーボンで、弾性率はそれまでのカーボンとはケタ違いです。
爪ではじくとその薄さと硬さがすぐにわかります。
素材の特性は顕著で、入力に対する出力のロスがいかにも小さく、漕ぎ出しはあくまでも軽く、加速は胸がすくよう!
飛ぶように走るバイクってこういうのを言うんだと、心底惚れ込んだものでした。
もちろん今でも好きですが、僕にとっては次のバイクがすごすぎました…

C59
C59_201311212245071f3.jpg
僕の性格に合っているバイクなのでしょう。僕の貧しい経験値の中ですが、最強のバイクです。
フレーム剛性の高さは跨いだ瞬間に、いや持ち上げた瞬間にわかります。
あれほど軽く感じたKING3よりも全体のバランスのせいか、もっと軽く感じます。
C59を軽いバイクという人はいませんが、僕の観点からすれば実に軽いバイクです。重量バランスが絶妙だからです。
走りながらバイクをひょいと持ち上げて段差を越えるのが得意なバイクとそうでないバイクがあります。
バイクの重心と乗り手の重心が一致するバイクなら、この僕でも20㎝位は簡単に跳べます。
バイクと乗り手の重心の一致は、バイクと乗り手の相関関係によって成立するものだと思います。だからC59が誰にとってもいいバイクだとは言いません。
あくまでも僕にとっては最高のバイクなのです。
漕ぎ出し、加速、高速巡航、上り、下り…どれをとっても非の打ちどころがありません。
世間では剛性の高いフレームは疲れるといいます。そしてC59は剛性過剰だといわれています。
僕が疲労にやや強いということもありますが、買ってすぐに200㎞近い山岳ロングライドをしましたが元気に帰宅しました。
カンパのスーパーレコードのEPSとC59の感想をすぐに伝えたくて、イトイサイクルのUさんに報告に寄った憶えがあります。最初からそれほど感動的でした。
買って間もなく1年になりますが、今でも評価は変わらない…というより最近になってホイールをBORA ULTRA 35に替えたら、走りが一層鋭くなりました(ような気がしています)。

※しばらく前に、C59を検討している方(やや年配)から、実際はどうなのか、素人でも乗れるのかとお尋ねをいただきました。その時も明確な回答はできませんでしたが、今回の報告はもっと微妙ですね。これを読んでいらっしゃったら、またもお役に立てずに申し訳ありません。


Twitter : @pa_hoehoe
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6 Comments

  • doroke 

  • やっぱコルナゴ強いです。テレビ番組でフレームぶつけあってどのフレームが最強なのか特番組んでほしいですw

    私も、今度C68を買うと心に決めています。

    でもC59・・・買っておけばよかったなああ・・・・
  • 2013/11/22 19:06 | URL 
  • doroke 

  • あっ、言い忘れました。
    孫の一人の私はC59がいいな♪
    サイズが合わない?ご心配なく。ホイールとパーツだけでもいいですよw
  • 2013/11/22 21:10 | URL 
  • shimagnolo 

  • > dorokeさん
    C68って何ですか?モデルネームまで決まってるんですか?それとも出まかせですか?
    ホントに出るなら買いたいですね。C59がバスさんとお揃いだったから、C68が出るならドロケさんとお揃いにしましょう(笑)

    C59は僕のような軟弱高齢なローディーではなく、ドロケさんのようなパワーと根性がある人に乗らせたいです。
    C50もいいバイクでしょうが、C59はものすごくいいバイクです。もちろん個人的な思い入れは否定しませんけど…

    あの安心感は他のフレームにはありません。いったい何が違うんでしょうか。ラグドフレームの良さなんですかねぇ。
  • 2013/11/23 00:34 | URL 
  • shimagnolo 

  • > dorokeさん
    友達の40歳のローディーがおんなじことを言ってます。「Sさんの孫になりたい」ってw
    孫たちが自転車に興味がなかったら、ホントにドロケさんにあげたいです。
    興味のない人には猫に小判ですからね。
    事故で死んじゃう時はどうしようもないですが、病気になって死ぬことが決まったら遺言に書いておきますからね。楽しみにして…いや、楽しみにされても困るけど(笑)
  • 2013/11/23 00:42 | URL 
  • doroke 

  • C68って、私の勝手な予想ですよ。そんなもんじゃないかと・・・
    でも、shimaさんはあと20年くらいは現役で頑張っていただきますので、そのころにはホイールもボロボロになっているでしょうね。。

    あと、本の件はいつでも構いませんので、もし時間ありましたらランチでもついでにお願いいたします。
    こちらに来ていただくのも申し訳ないです・・・・
  • 2013/11/23 09:46 | URL 
  • shimagnolo 

  • > dorokeさん
    やっぱりね、C68は出まかせだろうと思ってました(笑)

    若い人たちは、この先まだまだ長~い時間好きな仲間たちと切磋琢磨しながら楽しめるのが羨ましいですね。
    僕の同年代の自転車仲間の活動はだんだん緩やかになってきて、もうそんなに長くは続かないのかもしれないなぁ…
    だからというわけではないのですが、ドロケさんたちのように若い友達の存在はありがたいです。
    ということでちょっと頑張らないと一緒に遊べませんからね、頑張りますよ!w

    できれば目下走れないU野さんも誘って六本木にランチに行きたいな。彼にも打診してみますね。そのうえで連絡します。
  • 2013/11/23 10:26 | URL 

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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