2013/09/04 12:14
BORA ULTRA 35の試走のために山伏峠に行くつもりをヤビツ峠に変更したのは、昨日のブログに書いたとおり天候を考慮してのことだ。
ヤビツの天気はよく、しかも懐かしい方や新しい友達にも会うことができていい一日だった。

試走に相応しい走行頻度の高い峠ということなら風張峠がよかったのだが、向こう1週間のうちに2度ばかり登るお誘いをいただいている。

きまぐれ喫茶でお目にかかった"らんくるさん"が目ざとくホイールに気づき、ショップにもまだ入っていないと仰り、「インプレ書いてください」という要請をいただいたのだが、何をどう書けば…しかし気づいたことを少し書いてみたい。

フロントホイール
BORA ULTRA 35 Front Wheel

リアホイール
BORA ULTRA 35 Rear Wheel

前回のインプレに書き加えるほど理解は進んでいないのだが…
大雑把にはオールラウンダーとしてとても優れていて、走る場所を選ばないのがいい。
平地、上り、下り…いずれも高いレベルでこなす完成度の高いホイールだと思う。

まず最初に、以下の感想は乗り手の体調や気分に大きく左右されていることをお断りしておきたい。

小倉橋から宮が瀬までの上りはアップダウンの連続だが、強い勾配でも10%を超えることはめったにない。愛川公園内の短い激坂が12%を超えていたが…
この区間は上りはじめなので、いつもやや脚が回らないのだが、昨日は意識せずに走れた。気づいてみれば坂の上!という感じだ。
背後から迫るトラックに間隔を詰められないようにダンシングで加速すると、スムーズにす~っと速度が上がる。
こんな感じでついつい走りすぎてしまった。

リムの絶妙な縦剛性とハブに採用されているCULTの極低フリクションのせいで、平地は文字通り滑るように進む。
フレームはもちろん、タイヤの転がり性能や、BBのCULTなどもスムーズな走りに貢献しているのかもしれない。

風を切り裂いて進む直進性能も文句なしだ。新設計のエアロ効果にもよるのか、BORA 50よりも安定した走りをするのではないか。
横風の影響の受けにくさは折り紙つきの一級だ。これは前回も書いた通り。

僕が今回もっとも感心したのは下りの安定性だ(前回はブレーキ性能だった)。ホイールによっては頼りなさ(剛性不足か)や、高剛性過ぎて強度の突き上げでハンドルを取られそうになったりすることもある。
僕の知る一例として、RACING ZEROは極めて剛性が高いホイールだが、それが却って不安につながることもある。
路面からの突き上げなどの伝わり方もストレート過ぎて、速度を上げるとどこかのポイントでいきなり限界を超えてしまいそうな不安感に襲われる。
タイヤの選択さえ間違えなければ、実際にはもちろんそんなことはありえない。
我々のダウンヒルの速度でRACING ZEROや高級タイヤの限界を超えるなどありえない。限界点は偏にライディングテクニック次第だと分かっている。

ところがBORA 35はそうした不安を感じにくい。いやむしろそれは危ないことかもしれない。
不安を感じないがゆえにコントロール不能な速度域に突入することだってありうるからだ。
これは下りの安定感が飛躍的に向上した最新のフレームとともに気をつけたい点である。
機材がますます高性能になり、それを乗りこなすテクニックとの間にますます大きな乖離が生じていることを肝に銘じておくべきだと感じている。

ヤビツのコースに話を戻して…
札掛橋を渡ると道は峠らしい登り勾配になる。10%を超えることはめったにないが、7~8%ほどの上りがしばしば現れる。
疲労感もなく体調がそこそこだったこともあり、いい感じでクランクを回し続けることができた。
後になってわかったのだが、ホイールに走らされていた面も否定できない。
意識せずに引き脚を使い、気づいてみればいつもより心なしか速度も速かった。
きまぐれ喫茶での食後のことだ。自動車事故の様子を見るために店の外に出たらハムストリングス(太股の裏側)に軽い痙攣がきた。
これまでは大腿四頭筋(太股の前面)が痙攣することが多かったのだが、果たしてこれを進歩といっていいのか?
痙攣が起きないのが一番ではあるが…

素人には的確なインプレを書くことは困難で、ほとんど主観とメンタル効果の塊のようなものになる。
そういうことを考慮しても尚、三種類のカーボンホイール、五種類以上のアルミホイールを経験した個人の感想としてはBORA 35が最高であると思っている。
(まだ誰も履いていないという子供じみた優越感がそうさせているのかも:笑)


Twitter: @pa_hoehoe
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4 Comments

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  • 2013/09/04 15:53 |  
  • shimagnolo 

  • > 昨日は愉しい、まったりした時間をありがとうございました。
    > 私にとっては、皆さんとのあの何気ない会話とその後の走りが
    > 何よりの癒しになっています。又是非よろしくお願いします。
    > 早速、リクエストに応えて頂きありがとうございます。
    > 雑誌などで読むプロのインプレ記事より、素人(失礼)の方の感想が素直に入ってきて参考になります。
    > ますます物欲が湧いてきて困ります《笑い)...。

    らんくるさん、昨日はありがとうございました。久し振りに訪れたヤビツですが、思いがけずらんくるさんやファンですさんにお目にかかることができ、愉しく話をさせていただきました。
    素人のインプレは主観が強すぎて他の方の参考になるかどうか、甚だ心許ないです。
    またお目にかかれる日を楽しみにしています。
  • 2013/09/04 16:57 | URL 
  • Snufkin777 

  • インプレ有り難うございます。35mmだと登りでもいけますし、巡航時にも空力を上手く使えそうなので、一番良い幅ですかね。

    性能の良いホイールやフレームだとついつい自分の能力以上の力で走ることが出来てしまうので、気をつけなければならないというのは、自分もそのとおりだなと思います。 でも自分の能力以上の力が出るからこそ楽しいというのもあったりしますね〜。
  • 2013/09/05 22:20 | URL 
  • shimagnolo 

  • > インプレ有り難うございます。35mmだと登りでもいけますし、巡航時にも空力を上手く使えそうなので、一番良い幅ですかね。
    >
    > 性能の良いホイールやフレームだとついつい自分の能力以上の力で走ることが出来てしまうので、気をつけなければならないというのは、自分もそのとおりだなと思います。 でも自分の能力以上の力が出るからこそ楽しいというのもあったりしますね〜。


    Snufkinさん
    素人の(特に僕の)インプレは主観的過ぎるので、もう少し皆さんのお役に立てる客観的な内容が書ければいいのですが…
    でもSnufkinさんにも同意していただける部分があったようで嬉しいです。そして実力が上がったような錯覚に陥るからこそ楽しいというご指摘は、機材にはまる自転車乗りの本質を突いていると思いました。自転車に限らず道具や機材には魔物が住んでいますね。深みに入ると抜けられなくなります(笑)
  • 2013/09/07 01:05 | URL 

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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