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2013/04/08 22:17
晴れ上がった初夏を思わせる朝だ。
今日は日高市にある一風変わったカフェを訪れてみることにした。
000本日の走行ルート
本日の走行ルート

ところが多摩サイを走りはじめたら、富士山がくっきり!
001多摩川の富士山
多摩川から富士山
ああ、こんなことなら道志みちで山中湖を目指せばよかったと後悔するが既に遅し…
気を取り直してまずは巾着田へ向かう。

004巾着田1
巾着田1
ここは曼珠紗華で有名だが、桜の季節もなかなか美しい。しかし今回は桜はすっかり散り納めて、花といえば晩生の菜の花だけだ。

高麗川が巾着のように円を描いて流れ、円が閉じようとするようにその流れが巾着の口を絞るように接近する。
もちろんつながってはいない。川がつながってしまえばドーナツ田になってしまう。
巾着の中には、広大な田の様な平地が広がっている。

006巾着田2
巾着田2
水車小屋もある。

009巾着田3
巾着田3
いたるところにさらさら行く春の小川のような、農業用水らしい清らかな流れがある。

014巾着田4
巾着田4
牧場を兼ねた乗馬倶楽部もある。
乗馬用のほかにポニーや変わり種の馬もいる。
写真の白い馬は仰向けになって痒いらしい背中を地面にこすり付け、脚で空を掻いたりしていた。

016巾着田5
巾着田5
ちょっと作りの変わった橋がある。

018巾着田6
巾着田6
横から見るとこんな感じだ。

017巾着田7
巾着田7
まさに「山笑う」の季節を迎えている。俳句では春の季語だが、気分は初夏だ。

021巾着田8
巾着田8
高麗川も「水ぬるむ」ように緩やに穏やかに流れている。

いつもの「花さんしょう」で昼ご飯の後、目指すは「カフェ ソルテ」だ。

037カフェ2
カフェ ソルテ1
この建物を前にして…
"ほんとにここか?入っていのか?"と少し不安にさせる佇まいだ。
実際、蔵の扉を開けて、仕舞い込んで埃を被ったしばらく使わなかったものを取り出しに行くような感じだ。

で中にはいってみると…
テーブルが一卓とカウンター席が四人分だけだ。
テーブル席は既に三人のおばさんが陣取っており、カウンターには夫婦が一組座っている。
ちょっと困って突っ立っていると、カウンター席の夫婦が一つ席をずれてくれた。
お互いにひじをぶつけ合うような間柄ではないので、気遣いがありがたかった。

メニューをもらって、ケニヤとブラウニーを注文した。
運ばれてきた…というより目の前から差し出されたのが下の写真だ。
032カフェ1
カフェ ソルテ2
目の前に置かれて初めてフレンチプレスだと知った。
小さな砂時計が落ちきるのを待って、ゆっくりとフィルターを下ろした。

味は思ったよりあっさりしている。フレンチプレスは基本的に好まないのだが、とても飲みやすい。
ブラウニーは濃厚という"冠詞"がついているだけあって、食べ応え十分だ。

マスターと言うかミストレスと言うべきか…店の主は女性だ。しかし今日はカウンターの中にはご夫婦揃っている。
ご亭主の本業は造園師だそうだが、仕事が休みの日はこうしてカフェを手伝っているということだ。

最初はなんだか異様な店の雰囲気に写真もお喋りもいけないような気がしておとなしくしていたのだが、ご亭主が「遠くを走るとか、山を走るとかしてからここへきたんですか」と口火を切ってくれた。
「いえいえ、そうじゃなくて今日はこのカフェを目指してきたんですよ」と答えてから後は、珈琲のこと、造園のこと、日本庭園のこと、そしてもちろん自転車のこと…飲み食いを二の次にして愉しく話が弾んだ。
そう思っているのはこちらだけかもしれないが…

039カフェ3
カフェ ソルテ3
「友達を連れてまたお邪魔しますね」と店をあとにした。
最後に外観の写真を1枚!

もう桜はすっかり散ってしまったが、能仁寺に寄ってみることにした。
寺の背後の天覧山は桜の名所として有名で、毎年たくさんの人で賑わう。
それを当て込んで山門の目の前の中央公園では桜まつりが開催される。
今年は14日が楽日だそうだが、既に主役の桜がいない。どうするのだ。
稼ぎ終わったという風情の的屋の店が、公園の周囲にずらりと立っていた。
045能仁寺1
能仁寺1
能仁寺は広大な境内を持ち、いかにも名刹の貫禄十分だ。

054能仁寺2
能仁寺2
この寺は紅葉の季節になるといっそう見事だ。
楓たちは樹齢いかばかりかと思わせるほどの巨木で、しかもあちこちにある。

058能仁寺3
能仁寺3
裏山の墓地へ続く階段だ。
丁寧に手入れされた樹木、境内全体の掃除も感心するほどに行き届いている。

065能仁寺4
能仁寺4
紅葉の季節には、この築地塀の道は紅葉で赤く染まる。

068能仁寺5
能仁寺5
今までこんなに立派な榎があるのに気づかなかった。
榎を見て、徒然草に出てくる短気な坊さんを思い出したりした。


Twitter: @pa_hoehoe
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2 Comments

  • sorte皿洗い 

  • 御来店ありがとうございました。
    また、こんな素敵なログに刻んでくださり光栄です。

    当店の前でこの佇まいに腰が引けてしまう、、、
    なんだかその光景が目に浮かんで可笑しくなっちゃいマス。皆さんそうなのでしょうね。
    でも、勇気を振り絞って(?)扉を開けてくださったことで生まれる御縁。
    不思議と、お客様同士で気の合う方も多いらしく、店内で話が盛り上がるコトもしばしばです。
    そんな繋がりが広がっていく事が何よりの喜びです。
    またの御来店たのしみにしております。。。
  • 2013/04/18 08:19 | URL   [ 編集 ]
  • shimagnolo 

  • > 御来店ありがとうございました。
    > また、こんな素敵なログに刻んでくださり光栄です。
    >
    > 当店の前でこの佇まいに腰が引けてしまう、、、
    > なんだかその光景が目に浮かんで可笑しくなっちゃいマス。皆さんそうなのでしょうね。
    > でも、勇気を振り絞って(?)扉を開けてくださったことで生まれる御縁。
    > 不思議と、お客様同士で気の合う方も多いらしく、店内で話が盛り上がるコトもしばしばです。
    > そんな繋がりが広がっていく事が何よりの喜びです。
    > またの御来店たのしみにしております。。。

    拙ブログを見つけてくださってありがとうございます。こんなしがないブログによくぞたどり着いてくださいました。
    とても印象的なお店で、是非またお邪魔したいと思っています。次はどんなスイーツと珈琲をいただけるか、今から楽しみです。次はきっと友だちと伺いますね。
  • 2013/04/19 01:39 | URL 

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Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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