fc2ブログ
2012/10/25 23:15
* 前半に戻る

日光・山王峠
日光・山王峠ツアールート

この山岳ツアーでは、いつも後半のルートに大きな期待をかけているのだが…
見事!今年はその期待に応えてくれた。
昨年は…この記事の写真の世界を紹介したくて友人を誘ったのだったが、無残にも期待は裏切られた。
その前は…一人で訪れた山王峠で雹に降られ、激しい寒さの中を川俣温泉まで下り、その後はさらに悲惨な結果が待っていた…
この道は実にいろいろなことを経験させてくれた。
今回は友人の「無謀をせぬように!」との暖かい忠告をしっかり胸に走ったのだが…果たして!?

山王峠・下り1
山王峠・下り1
下り始めるとすぐに眼前に広がる絶景! 
山は日が翳るのが早く、あたりの景色は別の相貌を見せ始める。

山王峠・下り2
山王峠・下り2
普通は標高を稼ぐにつれて周囲の山々の色づきは次第にその濃さを増すものだ。
しかし山王峠の下りは視界が開けているので、紅葉の山々を見上げながらのDHとなる。
だから川俣湖に下りきるまで、紅葉は見ごたえいっぱいだ。

山王峠・下り3
山王峠・下り3
下りの道の勾配はほどほどでブレーキレバーをさほど強く引くこともない。景色を眺めながらのダウンヒルは最高だ。

山王峠・下り4
山王峠・下り4
光の加減で、写真では紅葉の鮮やかさが今ひとつ伝わらない。
実際は相当に豪華だった。

山王峠・下り5
山王峠・下り5
山が深いので光が大きな陰影をつくり、あたりの景色に変化を与えている。

山王峠・下り6
山王峠・下り6
日陰になっている斜面に光が差すと辺りは錦の海となるはずなんだが…

山王峠・下り7
山王峠・下り7
大好きなビューポイントだ!

山王峠・下り8
山王峠・下り8
走りやすい道路

山王峠・下り9
山王峠・下り9
樹林の間から川俣湖が見えてきた。

川俣温泉1
川俣温泉1
深い山間にあるので、"観光客や湯治客が浴衣姿でぶらぶら" という温泉街特有の光景は見られない。左上に見えるのが、間歇泉の展望台を兼ねた足湯がある東屋だ。

川俣温泉2
川俣温泉2
昨年訪れた時には、この楓だけが美しく紅葉していた。

間歇泉の展望台には数人の観光客が「いまか、いまか!」と待っていた。
大体20分に1回吹き上がるらしい。
「前回からどれくらい時間が経ちますか?」と尋ねると、「もう10分以上経つから、間もなくですよ」と傍らの人。
ならば見なくては!ここを訪れるのは三回目だが、一度も吹き上がるところに出遭っていない。

「待ってる時間は長いなぁ」とか「イエローストーンみたいだといいねぇ」とか「やけに焦らすなぁ。人がもっと集まってくるのを見計らってるのかなぁ」とか勝手なことを言い合っている。
やがてその中の一人が、「自転車で来てるからもっと若い人かと思いましたよ」…それから後はいつもの通り!
どこから来たのか、この山道は大変でしょう、この先どこまで走るんですか、失礼だけどお歳は…などなど。
この歳なのでというか、そこに居合わせたのも同年輩の人が多かったので、皆さんやさしく気遣ってくれて、写真が撮りやすい場所を譲ってくださったり、川俣湖に向かう道で追い越すときには何台もの車のドライバーがクラクションで挨拶を送ってくれたり、助手席の奥さんが窓から身を乗り出して手を振ってくれたり…

日暮れは近いが、なんだか元気が出る。

間歇泉だが、そうこうする内に「湯気が出てきたから、もうすぐだぞ!」と隣のおじさん。
だが湯気は少し盛んになったかと思うとしぼんでしまう。こんなことを何回も繰り返し、なかなか吹きあがらないので諦めようとも思ったが、10分以上も待っているのでそう簡単に諦められない。

川俣温泉・間歇泉1
川俣温泉・間歇泉1
さんざん待たされて吹き上がった瞬間、湧き上がるおじさんおばさんたちの歓声のほうが間歇泉の勢いより勝っていたかな(笑)
「うっかりしているとすぐに終わっちゃうから写真の準備をしとかないとダメですよ」と事前にご注意いただいていたので、なんとか3枚の連続写真が撮れた。

川俣温泉・間歇泉2
川俣温泉・間歇泉2
この程度の他愛ないことでも、息を殺して一つのことを一緒に見守っていると、その場の人間関係が和んでくる。
人間いくつになってもこういう単純なところがいいなぁ…

川俣温泉・間歇泉3
川俣温泉・間歇泉3
始めにご教示いただいていた通り、間歇泉はすぐに終焉を迎えた。

「がんばってくださいね」、「気をつけてね~」というご声援をいただいて、下りの道を次のポイント目指して走り出した。

川俣湖1
川俣湖1
日差しが傾き始めたので、あたりの紅葉もいっそう濃く見える。

川俣湖2
川俣湖2
山間の湖に映る紅葉はなかなか綺麗だ。他に観光客がいないので独り占めだ!

川俣湖3
川俣湖3
あたりに夕闇が迫るのをここで暫くじっと見届けたくなるような静けさだ。

川俣湖4
川俣湖4
友達からの忠告もあるし、遅くならないうちに次の場所へ移動しなければ…

川俣湖5
川俣湖5
名残惜しいが、次の「瀬戸合峡」へ急がないと遊歩道が閉鎖になってしまう。

瀬戸合峡1
瀬戸合峡1
なんとか遊歩道閉鎖時刻には間に合った。上から見る限り、そこそこの色づきのようだ。

瀬戸合峡2
瀬戸合峡2
はじめて遊歩道を下って吊橋から景色を楽しんで10年くらい経つかもしれない。
昨日のことだって怪しい最近だから、10年前のことはかなり脳裏から消え去っている。
「え~っ!こんなに歩くんだっけ!」というほど階段を下ってさらに上り返してやっと吊橋にいたる。
ロードシューズではとても無理だ。ビンディングとシューズをSPD用にしておいてよかった。

瀬戸合峡3
瀬戸合峡3
閉鎖時刻が迫っていることもあって、人影はチラホラ

瀬戸合峡4
瀬戸合峡4
景色は素晴らしい。極彩色の水墨画の世界だ。

瀬戸合峡5
瀬戸合峡5

瀬戸合峡6
瀬戸合峡6

瀬戸合峡7
瀬戸合峡7
10年前に見た記憶がかなり鮮明に脳内映像として残っている。抽象概念などと違って、映像は結構残る気がするのだが…
そのときの初めての感動ほどではないにしても、瀬戸合峡というロケーションが他にはない紅葉のシーンを見せてくれて素晴らしい。

瀬戸合峡8
瀬戸合峡8

瀬戸合峡9
瀬戸合峡9
階段を登り返して遊歩道に戻ると、入り口には「本日は終了しました」の看板が!
見学しようと道を下ってくる方がかなりいる。
その方々に「残念ですけど、今日はもう終了して入れませんよ」と伝えて、鬼怒川温泉駅を目指す。

蛇王の滝
蛇王の滝
鬼怒川を挟んだ向こう側の山の斜面から滝が流れ落ちている。なかなか見事な滝なのだが、見学する人はいない。
昨年一緒に来た友人にも紹介しそこなった滝だ。

五十里ダム
五十里ダム
日がすっかり傾いて、静かな湖面に紅葉色に染まった山々が映っている。
静か……!

五十里湖
五十里湖
もう間もなく日没だ。ここからは上りがないので、ビブタイツを重ね履きしウインドベストを着て背中の荷物を軽くした。

鬼怒川上流
いよいよツアーも終盤!

鬼怒川
この川に沿って鬼怒川温泉駅まで走り、無事ツアー終了!


Twitter: @pa_hoehoe
スポンサーサイト



2 Comments

  • kazu+kano 

  •  紅葉が見事で、昨年とは比較になりません。絶景、絶景、絶景の連続で、羨ましい限りですが、なぜか暗闇の鬼怒川温泉駅の記憶が生々しく残っています(超懐かしいです)。輪行終点の記念写真は採用されなかったようで・・・残念、でした。楽しいブログありがとうございました。
  • 2012/10/26 22:07 | URL 
  • shimagnolo 

  • kazu+kanoさん、実は今年もまともな夕食を食べ損ないました。
    駅構内の売店で何か食料を調達するつもりで輪行支度を完了し、「さて買出しを…」と思ったら、売店はアコーディオンカーテンのようなもので覆って閉じてしまいました。こんなことなら輪行支度をする前に買うんだったが、後の祭り!
    例のうどん屋で、「一番早くできるのはなんですか?」と尋ねて、店主のすすめる「盛うどん」を食べるのもなんだかなぁ…
    で、結局駅前の土産物屋兼コンビニみたいな薄暗い店(ここ一軒しか開いている店はない)で雑食系をごたごた仕入れて車内で食べて晩飯としました…
    あまりに美味しくてため息が出そうでしたよ!やれやれ…
  • 2012/10/26 23:20 | URL   [ 編集 ]

Leave a Comment













 管理者にだけ表示

Trackback

http://biciclette.blog.fc2.com/tb.php/298-9a3a9e03

プロフィール

shimagnolo

Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

My Blog Photo

Calendar 1.1

<
>
- - - - - - -
- - 1 2 3 45
6 7 8 9 10 1112
13 14 15 16 17 1819
20 21 22 23 24 2526
27 28 29 30 31 - -

全記事

Designed by 石津 花

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最近の記事+コメント

カテゴリ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブロとも一覧


40代のロードバイク日記(今年50になりましたがタイトルこのまま)

モーツァルトな走りで

pictlayer

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク