2012/10/07 23:03
"三連休中にどこかに行きたい、行きたい!"というMYさんの「いきたい病」に背中を押されて、平日出かけるつもりだった渋峠を7日(日曜日)に変更した。
ピンポイントの天気予報によれば、軽井沢も草津も白根も渋峠も、そして志賀高原もまずまずの天気(のはずだった)。

本日の走行ルート
本日の走行ルート

普段あまり走っていないMYさんの体力と脚力を考慮して、軽井沢から草津まではバス輪行を利用し、今回のルートの白眉だけを走るというとっても贅沢な企画だ。

乗客のいないバス?
軽井沢発草津行きバス

このバスは、軽井沢に到着する新幹線時刻に合わせて運行されている。
我々が乗車した長野新幹線「あさま503号」が8:10に軽井沢に到着し、そのわずか10分後に草津行きの始発バスが駅前から出るという段取りだ。
時間に無駄がないので、日帰りツアーにはうってつけだ。
ところが…空いている!

草津をスタート
草津をスタート
草津バスターミナルで輪行支度をといて自転車を組み立て、さあ、出発!!

草津から白根へ1
草津から白根へ1
草津から白根山に向かう志賀草津道路はいたるところ絶景の連続だ。
程よい勾配と絶妙なカーブの連続は、上るのが楽しくて心拍が上がるほどだ!(まさかね)
毎年ここで日本有数のヒルクライムレース「ツール・ド・草津」が開催されるが、エントリー希望者が多いのも頷ける。

草津から白根へ2
草津から白根へ2
こんな池に登りの疲れを癒されたり…

草津から白根へ3
草津から白根へ3
山岳ロードのあちらこちらにこんな美しい庭園のような小湿原があったり…

草津から白根へ4」
草津から白根へ4
彼方には、観光用とスキー用のリフトがゆっくりとビューポイントを目指して動いていたり…
牧歌的ですらあるこんなにやさしい風景もある。

草津から白根へ5
草津から白根へ5
ここの大地は確実に生きている。あちらこちらから火山性ガスが噴出している。有毒な亜硫酸ガスの噴出が活発になると警報が鳴らされるという。

草津から白根へ6
草津から白根へ6
こんなワインディングロードが山頂まで続いていたり…

草津から白根へ7
草津から白根へ7
立ち止まって振り返ってみれば、登ってきた道がはるか彼方まで続いていたり…

草津から白根へ8
草津から白根へ8
こんな急坂をのぼってきたんだなぁ、と感慨にふけったり…

草津から白根へ9
草津から白根へ9
ビューポイントに居合わせた観光客にシャッターを押してもらったり…
このあたりまでは青空ものぞくような好天で、ヒルクライムを心から満喫していたのだが…

草津から白根へ10
草津から白根へ10
さらに勾配の強い坂を上りきって、間もなく白根山だ。

白根山に到着するころには辺りはすっかり曇って、冷たい風がビュービュー吹いている。
雨もパラパラ降ってきた。
腹ごしらえをし、珈琲とデザートを食べながら天候の回復を待つことにした。
ここでバスに乗って草津に下ったのでは洒落にならない。

白根山
白根山
やや天気が回復したので、撮影ポイントで観光客にツーショットの記念写真を撮ってもらう。

白根山弓池1
白根山弓池1
弓池を中心とした湿原は木道が整備されていて、散策できるようになっている。

白根山弓池2
白根山弓池2
しかし辺りに霧が立ち込めてきて、湿原を散策している余裕はなさそうだ。

白根山弓池3
白根件弓池3
やはりこの天気では散策を楽しむ人もチラホラだ。

渋峠へ1
渋峠へ1
渋峠に向かって上り始めると、にわかに霧が濃くなって視界がきかない。
昨年一人で登った時も霧の中をライト点灯で走ったのを思い出した。
" 渋峠は霧が発生しやすいところなのだろう。やがてきりも晴れるだろう " との淡い期待は脆くも潰えた。

渋峠へ2
渋峠へ2
霧は深くなる一方で、気温はますます下がって寒さにカラダの震えが止まらない。
ハンドルがまっすぐに保てないほどに体が震えて危険ですらある。

やがてさらに視界は悪化し、ほとんど雲の中を走っているような状態になった。霧雨以上に激しく濡れ、体がすっかり冷え切ってしまう。
MYさんはハンドルをホールドできないのが自転車の故障かと思って、走りながら思わずフォークのあたりを覗いてしまったという。

辺りは何にも見えず、後ろの車も自転車の速度にあわせてのろのろ進む。追い越せるような視界状況ではない。
"五里霧中"で走ったのでは、このあたりで一番美しい山岳ロードポイントが泣くというものだ。
実際、我々だって泣きたい気分だった。

渋峠1
渋峠1
びしょびしょになって峠にたどり着く。
伊那から長野経由で登ってきたという若者に出遭い、記念写真を撮ってあげた。
お返しに、我々もツーショットをパチリ!
この若者は草津から軽井沢に下る予定だったらしいが、渋峠の霧が風に流されて少し視界が開けてきたので、我々と一緒に長野方面へ下り返すことにするという。その後は松本を目指すというのだから恐れ入る。
しかし、彼の速度があまりにもゆっくりなので、今日中に松本にたどり着けるとは思えなかったが…

渋峠2
渋峠2
霧の晴れ間からわずかに下界をのぞくことができた。
まさに霧の渋峠だ!

証明書
渋峠到達証明書
件の若者から、渋峠直下のホテルで「国道最高地点到達証明書」が100円でゲットできると教わって、せっかくだからMYさんと1枚ずつ購入した。

渋峠から志賀高原経由湯田中方面へのダウンヒルは、高原特有の雰囲気を存分に楽しめる最高の下りなのだが、これを楽しむこともかなわず… 
ダウンヒルの感想は「ただただ寒くて寒くて…」である。
霧雨と低温に悩まされながら、紅葉の美しい池のほとりまで一気に下りきる。
しばし休んで体の冷えの収まりを待つ。

志賀高原1
志賀高原1
霧に煙る紅葉も悪くはないが…

志賀高原2
志賀高原2
青空を背景にした鮮やかな紅葉が見たかったが…、本日は望むべくもない。

志賀高原3
志賀高原3
だが、どこか押さえられた幽玄な色合いだ。これも悪くない!

志賀高原4
志賀高原4
昨年訪れた時にも、ここの白樺が綺麗で写真を撮ったっけ…

志賀高原5
志賀高原5
あったかそうな毛皮を纏ったニホンザルに見送られて、寒さに震えた霧(雨)の渋峠ツアーも終わりに近づいた。


Twitter: @pa_hoehoe
スポンサーサイト

2 Comments

  • kazu+kano 

  •  軽井沢からの道のりは「雨」模様ですネ。前回、ご一緒させていただいた時は草津まで登って、下りはバス・・・、最も峠は雪で進めませんでしたが。草津までの登りはバス、渋峠に向けては「雨」模様・・・、寒そうですね。峠で大気不安定といった感じですか。MYさんのスペシャライズド、懐かしいですネ~。新車はどこ、どこですか。さてさて同じ頃、当方は安土城を登っていました。駐車場にはローディーが団体で到着。秋空の下、楽しそうでした。
  • 2012/10/08 22:07 | URL 
  • shimagnolo 

  • kazu+kanoさん、今回はご一緒できなくて残念でしたね。幸いでしたか?(笑)
    負け惜しみではなく、こういうツアーこそが後々まで心に深く刻まれます。

    ・豪雨の中を下って顔が土気色になってしまった刈場坂峠
    ・雨中を60kmも走り続けなければならなかった佐渡島一周の1日目
    ・雨と空腹と水なしでパニックになりそうになった夜の霧降高原
    まだまだ武勇伝?はありますが、無事に帰還できたからこんな暢気なことがいえるのですね。
    そろそろ懲りて自重しないと神様から罰が下るかもしれません(笑)

    今回は紅葉が楽しめなかったので、これから暫くは毎週のように輪行ツアーをしようと思っています。
    kazu+kanoさんのご都合がつくようでしたら日曜日実施としますので、ご連絡お待ちしています。
  • 2012/10/08 22:29 | URL   [ 編集 ]

Leave a Comment













 管理者にだけ表示

Trackback

http://biciclette.blog.fc2.com/tb.php/289-9bf566b3

プロフィール

shimagnolo

Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

My Blog Photo

Calendar 1.1

<
>
- - - - - - -
- 1 2 3 4 56
7 8 9 10 11 1213
14 15 16 17 18 1920
21 22 23 24 25 2627
28 29 30 31 - - -

全記事

Designed by 石津 花

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最近の記事+コメント

訪問者数

カテゴリ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブロとも一覧


40代のロードバイク日記(今年50になりましたがタイトルこのまま)

サイクリングの記録(東京多摩から)

モーツァルトな走りで

趣味悠々

そーめぐのブログ

最新トラックバック

pictlayer

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク