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2019/02/16 00:05
2019.02.013

※今回のブログ記事は写真はなくほぼテキストのみです。しかもだらだらと長いだけのブログ記事ですので、予めご了承ください。写真はFBの方に掲載いたしましたので、そちらをご覧いただければ幸いです。

DSCF6628.jpg

この度の大島一周サイクリングでのハプニングに寄せる皆さんの関心の高さ、反響の大きさに正直驚いております。ま、致命的でなければ他人のドジはいい笑いのネタになりますからね。それはよくわかります。
しかもいつもは単独ですが、この度はいい大人が三人揃ってドジのそろい踏み。当初は前振りで盛り上がらせるだけでお終いにするつもりでした。

ところが先日(2019/02/15)石かわ珈琲のマスター(Sさん)から下記のようなメッセージをいただきました。友だちがそこまで興味津々なら言っちゃおうかと言うわけです。

*****線以下がいただいたメッセージと僕の余分な一言で構成した道中記です。

Sさんのレポートには間然するところがありませんが、お勧めに従って、またこの度のことではお互い共同正犯と言うことでもあるので『 』内に僕の一言を追加させていただきました。ご一緒した石かわ珈琲の奥さま(Kさん)も共同正犯としてはなかなかの役者でした。w

※僕が主犯であると信じて疑わない輩がおりますので、あえて三名を共同正犯とさせていただいた次第です。(*^o^*)


********************************以下本文です
Sさんのメッセージはこの色の部分です。

昨日のドタバタを忘れる前に書き留めておきました。こんな面白い話は公開するべきでしょうw
加筆、修正して鈴木さんのブログで公開してくださいね。


『少し盛って面白おかしく脚色できる能力があればちょっとしたドタバタドラマの筋書きにもなるところですが、いかんせん正直者の我々、盛ることもできず、稚拙な筆力で事実を語るにとどめざるを得ません。以上お含み置きの上、お付き合いください』

波浮港まで走って、大島名物「べっこう寿司」を食べ、時間がなければ路線バスで輪行して岡田港まで戻ればいいんじゃない?という何の根拠も下調べもないお気楽な予定でしたが…
無事に波浮港に到着。がしかし…


『かつて大島一周サイクリングを一度経験した僕ですが、下調べは一切しない(その時に限らない)出たとこ勝負。そして今回も何ら変わらず。その意味ではハナからこの勝負には負けが想定されていたのでした。

過去のことはいいことしか覚えていない僕です。だから岡田港に降り立ったときには楽々と一周できる気でいました。「先ず補給、水も買わないとね、どこに寄ろうか」などなど島に来てから相談する始末。そして三者誰もがゆったりしているこの不思議。下船後走り出す前に港で消費した時間がおよそ1時間。自らの走る実力を知り、大島一周道路の状況を理解していればこの先なんとかなるわけもないのに、にこやかに、のんびりと、楽しくスタートを切った一行でした。知らぬが仏は怖い!

走り出してすぐに、こんなはずではない!坂が多すぎるぞ!と思いつつ、我が脳みそが記憶装置として実に役に立たないことを痛感しました。Kさんも話が違う!と思っていたに違いなく、「脚が削られる〜〜」とかいいながらも愉しく走り、なんとか波浮の港までやって来ました。』

目的の寿司屋が臨時休業!定休日は確認していましたが臨時休業は予定外でした。(しかしここで悠長にお寿司を食べていたら間違いなく帰りの船に間に合わなかったでしょう。)

『今にして不思議でならないのは,何があってもお昼を抜かすという発想が誰からも湧いてこなかったこと。とりわけKさんは後先考えずに食べる店の検索に萌えていました。そして意見がまとまったのが鮨屋さんでの昼食だったのです。波浮の港まで、つまり海抜ゼロメートルまで下ってきました』

しかも寿司屋を探している間にバスの時刻表を確認したところ波浮港から岡田港行きの路線バスが無いことが判明!途中の元町港でバスを乗り継がないといけない!しかもバスは1時間に1本!次のバスまで残り9分!これを逃すと帰れなくなる!急いで輪行準備!

『Sさんが鮨屋を探しに行ってる間にバス停で時刻表を確認した僕とKさん。岡田港に行くバスサービスはありません。もはや下ってきた坂を上り返して元来た道で岡田港へ引き返すほか無いと覚悟をつけました。するとKさんが「元町行きのバスがありますよ。でもあと9分しか時間がない!」と。
働きの悪い僕の脳で考えても、それに乗らなければ帰りのジェット船に乗れないことは自明でした。「3分で輪行したことあるから大丈夫ですよw」と励ましにもならない自慢を言いながら、大慌てで輪行袋に自転車を詰めました。「やる気になれば短時間でできるw」とSさん。もう少しで準備完了の時「あ、バスが来た!」とKさん。お二人は慣れない輪行だっただけに、大いに焦って慌てたことでしょう。

それにしてもここに至るまで何も考えず、本当にお気楽な我々でした。
しかも運転手さんに自転車を積んでもらえるかどうかの許可を求めず袋を提げてずかずかと奥へ乗りこんだ我々でした。幸い通路が広く楽に積み込めました。断られても乗せてもらうしかないのでやや不躾な態度だったかもしれません。申しわけございませんでした』

無事に元町港行きバスに乗れ一安心。元町港に着いたら次のバスの乗り継ぎまで30分あるから何を食べようか相談するという、これまたお気楽な一行。元町港に到着。すると…
元町港でバスを降りる際に運転手さんから「他のバスでは断られるかもしれません」とのご忠告で基本的に路線バスの輪行はNGと判明!次のバスで輪行できない可能性があるため岡田港まで自走することに。今出発すれば間に合う!


『滑り込みで強引に乗りこんだバスの車中で今後の方針を話し合う我々。残された時間が少ないその時になってやっと後の行程を本気で考え始めた三人でした。休憩ポイントでもらってきたパンフレットをここぞとばかり取り出して情報を探すSさん。一方自転車だからそれは持ちたくないと置いてきた僕は拱手傍観です。Kさんは時計をちらっと眺めた後,どうやら元町で何を食べるか検索している模様。することがなくそんな彼らの様子を記念撮影する僕。これでは道中が無事に行くはずもありません』

食事はあきらめ急いで自転車を組み立て始める。しかし…
妻がクイックリリースのナットを紛失!バス輪行時に落としたようです。絶望的な状況。しかし!偶然にも元町港の近くにはレンタサイクル屋があるじゃないですか!そこに駆け込みレンタル用の自転車からナットを外して貸してもらうことができました!(当日中に返して欲しいと言われるが、これから帰るんですと泣きついて後日郵送で返却することで了解していただきました。本当に感謝!!)


『許可をいただくこともせず自転車を持って乗りこんだ我々ですが、下車するときに親切に教えてくださった運転手さん。そのご忠告に感謝しつつも、元町から岡田港まではバス利用を諦めて走るしかなさそうです。もっと前から我々に残された選択肢は他になかったのですね。それでもなんとかなるかもしれないと構えていた我々ですが、ここに来てついに観念することになったわけです。
それでもなおどこで何を食べるかしぶとく粘る一名に脱帽しました。これはこれですごい!ちょっとやそっとのことで餓えて死ぬことはなさそうです。

しかし時間的にさすがに元町で食べることは断念せざるを得ない状況。所要時間も今ひとつはっきりしないけれど選択肢は岡田港までの自走のみ。自転車を組み立てようと輪行バッグから出していると「ない…ない!」という声
振り向くとKさんのスキュワーズ(クイックレリーズ)のナットがありません。

もはやこれまでか!普通ならこれまでです。(゚´Д`゚)
大変な事態になりましたが一同さほど落ち込む様子もなく、それでもなんとかせねばの気持ち……まずまず落ちついた様子、あるいは事態が良く飲み込めてなかったのか??

ところが!天は見捨てませんでした!!
強運というか悪運というか、もはや人知を越えた何かの力が働いたとしか思えません。
近くにレンタサイクルのステーションがあることを思い出しました。しかもコース上で見かけたのはここ元町だけでした。自転車屋さんではありませんが、そもそも大島では前回も今回も自転車屋さんを見たことはありません。

幸い歩いてすぐのところだったので、Sさんと二人で様子見に行きました。
貸し出し用の自転車にスキュワーズを用いたものがないか探したのですがどれもがっちりとボルト締めされています。途方に暮れていると中からお店の人が現れました。事情を説明すると、合うナットがあればお使いくださいと、工具や部品が入っている引き出しやボックスを自由に見せてくれました……が残念な結果に。

ふと屋内の自転車を見るとホイールがクイックで固定されたものがありました。
使えるかどうかナットを外してみてもいいとこれまた親切なお申し出をいただきました。さらにその日のうちに返却してくれればナットを貸してくれるというのです。その日のうちに返却できないのを隠してお借りするわけにも行かず、江ノ島に帰るので帰宅後に郵送でお返しすることでなんとかお願いできないかと相談。ちょっと考えた瞬間があったものの快く承諾してくれました。実にありがたくも親切な対応に小躍りするような気持ちで岡田港目指して出発した我々でした』

その後無事に岡田港まで自走。出航の45分前に到着しました。
輪行の支度をし、食事をする時間はありませんでしたが各自船の中で食べるお菓子やアイスクリームを購入し、無料のアラ汁を食べ、あとは乗船を待つばかり。と思っていたら、江ノ島行きジェット船の乗船がすでに始まっているじゃないですか!しかも輪行のための手荷物券をまだ購入していない!急いで手荷物券を購入し、自転車を担いで走りギリギリで間に合うという最後までドタバタなサイクリングでした。


『またもや出現した救う神!
感謝の言葉をいくつ重ねても気持ちをお伝えすることはできません。でも言葉はありがとうの他にありません。心よりありがとうございました。

これまで危機に直面した時に救ってくださった方々にも改めて感謝の気持ちをお伝えしたいと思った今回です。

他に道を尋ねる店もない東北の片田舎で、店仕舞い後にもかかわらず駅への道を丁寧に教えてくださった恰幅のいい店主(そこから数十キロ走って辿りついたのは田んぼの中にぽつんと明かりが一つ灯る駅でした。しかも無人駅で仙台行きの最終にかろうじて間に合ったという危機)

浄土平の烈風で立ち往生した時に猪苗代駅までメルセデスのバンで送ってくださったAbeさん(立っていられないほどの強風でした。自転車もろとも谷底に落ちかねない恐怖の体験)ちなみにAbeさんは自転車組み立て整備のプロです。

自転車が動かなくなった夜の日光で途方に暮れている僕をバス停に案内してくれたGSのおじさん(最終のバスに乗れたものの、普通の乗り合いバスです。乗りこむのも下車するのも一騒動、他の乗客には大迷惑でした。しかも日本人は僕一人。満席で立ち乗りの方もかなりの数でした)

なぜか全国雨予報の日に降り立った由比駅で(今も謎w)なすすべなかったときにクルマで迎えに来てくれたktyさん(そのあとお仕事の関係で行く伊東まで同乗させていただいて,最後はいつもの温泉に一緒に入ったのでした)ちなみに彼は親戚以上に親しい友人です。

全てを思い出すことはできないけれど、水を分けてくれた方,暮れ方の山道でクルマに乗っていかないかと声をかけてくれたドライバー、山中で出逢った中年のサイクリストは、寒くて暗くて寂しい様子に同情し、帰りに寄れたらどうぞと名刺をくれた食堂経営者でした。

救い主が現れないことは枚挙に暇がないほどありましたが,なんとか切り抜け、今心に残るのは人の温かさに救われた経験です。

今回は仲間もいたし人里も近かったので不安らしい不安はなかったものの、幾多のトラブルや手違いを切り抜けた後半ではありました。

通常営業初日のお二人ですから、ジェット船の座席についてホッと一息、疲れが襲ってきたのは至極当然のことです。

出航すると間もなく眠りについたお二人。さぞお疲れになったことと思います。脚の疲れではなく気持ちの疲労感からでしょうね。すやすやと眠っていました。

その間僕はFBやメールなどに返信したりLINEでやりとりしたり……慣れている分元気でしたが、全然自慢にはなりません。

今回のあたふたドタバタ騒動の一番の原因は、大島一周の経験があるにもかかわらず状況をすっかり忘れて甘く見ていた僕に、そして4年前のその時よりずっと走れなくなっていることをすっかり忘れていた僕にあります。

SさんKさん、本当にお疲れさまでした。
しかしまたやりたいほど愉しくて危うさいっぱいの大島サイクリングでしたね。
でも次回は下調べをする慎重さを持ちたいと思います。
また懲りずにお付き合いくださいね!

石川さんがまとめてくれたもしも!です』

もし寿司屋が営業していたら
もしバスの時刻表を確認するのが遅かったら
もしバスの運転手さんが忠告してくれなかったら
もしレンタサイクル屋がなかったら
一つでもずれていたら間違いなく帰れませんでしたね。



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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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