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2018/10/25 00:09
2018.10.20

今日のカメラとレンズはFUJI X-T2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

最後に大雨に祟られた1日目でしたが,2日目はこの旅のハイライトを訪ねる日です。なんとか雨だけは避けたい……
まだ明けやらぬうちにペンションの玄関を出ると、手探り足探りで歩かないと何も見えません。クルマを止めた林道に上るのさえ足元の岩に躓きながら……

ペンションに到着したのは日没後,そして出立は夜明け前。ペンションの佇まいや周囲の様子は確認せぬままとなりました。

県道に出るまでは脱輪が懸念される山道、対向車が来ないかとヒヤヒヤしました。
暗くて細い林道からいつも自転車で走る道に復帰し,戸隠に向かいます。
やがて左カーブの闇の先に明かりを灯した平屋が見えてきました。前回のサイクリングでオープン時刻前なのに入れていただいた「カフェ らんぷ屋」です。まだほんの数ヶ月前のことなのに、1年以上前のことのように思われます。自覚せぬままに過ぎていく時間が余りにも多すぎる日常です。なんとかせねば……

暫く激坂が続く県道ですが、原生林に囲まれた林道の趣一杯のこの道、自転車ならくねった山道を這うような速度でヒルクライムするのが最高です。新緑であるか紅葉であるかを問いません。

少しずつ空の明るさも増し、湿った空気を裂きながら,木々の間から深い谷とその向こうに聳える山々を望みながら……実に贅沢な時間です。


どうやら心配した雨も降ることなく夜明けが迎えられそうです。2日目は青天の霹靂ならぬ,曇天転じて落雷や雷雨の一日になりませんように!

01夜明け前のらんぷ屋
01 夜明け前のらんぷ屋
戸隠に向かう途中にある「カフェ らんぷ屋」
前回は開店前にお店に入れていただいてありがとうございました。


いつもは自転車でコテンパンにのされる10%をちょいちょい超える激坂の道。クルマなら何の造作も無く上りきりますが、自転車乗りにはそれが無性に物足りなくなって,そのあっけなさに自転車で上る苦しさが恋しくなります。


02戸隠牧場
02 戸隠牧場
あっという間に「戸隠牧場」です。まだ明け切らず静まりかえっています。

しかし牧場には入れないので早々に次の目的地に向かいます。今回のハイライト「鏡池」です。

03鏡池
03 戸隠・鏡池
雲がうっすらと曙色に染まる6時になるかならぬかの早朝の鏡池。
紅葉シーズンは県道36号線から鏡池に向かう林道は車の通行ができません…が、早朝なので無視して走りました。歩けば優に40分以上はかかる道のりです。

愕いたことに池畔には三脚を立てたカメラマンがぞろり!
「きっと誰もいないだろうね」なんて期待は見事に打ち砕かれました。

04鏡池
04 戸隠・鏡池
池の面にはうっすらと靄が流れています。青空ではないものの,日が昇るに連れてあたりの光景は刻々と変化するに違いありません。

05鏡池
05 戸隠・鏡池
雲の間から漏れる朝の光が戸隠連峰の山肌を明るく染め始めました。

06_20181024235454777.jpg
06 戸隠・鏡池
山肌はみるみる明るさを増していきます。対照的に湖面は暗く沈んでいくような錯覚を覚えます。

07鏡池
07 戸隠・鏡池
今年の秋は紅葉がイマイチとの声が聞こえてきますが、さすがに紅葉の美しさで知られる鏡池です。
今回は紅葉を楽しむのが目的の一つでしたが、これでそれが果たせた気持ちです。

08鏡池
08 戸隠・鏡池
案内した友だちは幸い風邪にならず、昨夜の十分な睡眠で元気を取り戻していました。そしてこの光景はやはり衝撃的であったようです。案内した人からそんな一言をもらうとほっとします。

09鏡池
09 戸隠・鏡池
何枚撮っても,何枚掲載しても,実際の素晴らしさはへぼカメラマンには伝えられません。刻々と変化していく光景に立ち去りがたい思いです。

10鏡池
10 戸隠・鏡池
青空の日の素晴らしさとは別の趣が溢れるこの日の早朝の鏡池でした。光が差すかと思えば翳りもある。そして風がなく文字通り鏡のような湖面です。

11鏡池
11 戸隠・鏡池
立ち去りがたく振り返りつつクルマに戻ります。

12鏡池
12 戸隠・鏡池
朝の光が明るさを強めてきたこの瞬間,最後の1枚を撮りに池畔に戻りました。


実はこの日はしかるべき時刻に朝ごはんを食べるチャンスを失いました。一人で切り盛りするペンションのおばあさんに朝ごはんの代わりにおにぎりでも作ってもらえないかとお願いしたところ無理とのこと。代わりに朝ごはん代を返してくれました。いいのに…

13戸隠神社奥社
13 戸隠神社奥社
腹を空かせたまま戸隠奥社まで半登山のような2km余に耐えられるのか。ハンガーノックが心配でエネルギー補給に自販機でコーラを購入して携行しましたが、なんとか飲まずに奥社への往復ができました。

14戸隠神社奥社からの戻り
14 戸隠神社奥社
ここまで戻ってくれば駐車場も目と鼻の先です。
今回はレール&レンタカーの横着な旅だと言いましたが,二日間で20kmは歩きました。しかも平坦で歩きやすい道ばかりではありませんでした。健脚ですね,我ながら!


珈琲が飲みたい,朝ごはんが食べたい……ネットで調べたり土地の人に聞いたりしましたが,情報は皆無でした。まだ戸隠全体が眠っていました。コンビニはもちろんありません。起きて働く果報者は観光客だけ、とりわけカメラマンたちでした。

15珈琲茶館
15 戸隠・珈琲茶館
漸く見つけた営業中のカフェ!
珈琲とトーストというブレックファストにありつけました。w

食事処で,レストハウスで……きり無く話し込んで,旅先をなんと心得るつもりなのかわからない時間もありましたが、このカフェでも同じ。旅先でのこんな時間の過ごし方は、話し好きでない人には嫌われるでしょうね。


カフェでのおしゃべりが長引いて、少々早めだったけれど「戸隠蕎麦」を食べることにしました。二人とも大の蕎麦好きです。しかし狙っていたお店「うずら屋」は開店数時間前から店の前のノートに名前を書き込んで順番待ちする人が十数人、いや数十人か。そこまで待てないし,僕は既に食べたことがあるのでそんな熱意は持てません。

16そばの実
16 戸隠蕎麦・そばの実
で、代わりに入ったのがこの店「そばの実」です。こちらもなかなかの人気店です。鏡池入り口という地の利と広い駐車場が完備されているのも理由でしょう。

17かふぇらんぷ屋
17 カフェ らんぷ屋
そして黑姫に下る途中にある「カフェ らんぷ屋」
明けやらぬ時刻にクルマで前を通り過ぎましたが、帰路は食後の珈琲とデザートにはぴったりのタイミングでした。
こちらのお店にお邪魔するのは今回が二度目。前回はまだ開店前の時刻にもかかわらず店内に入れていただいたという経緯があります。

18かふぇらんぷ屋
18 カフェ らんぷ屋
そんな経緯があった上、長居していろいろお話を聞かせていただいたので、一度しか訪ねていないにもかかわらず僕のことを覚えていてくださいました。これは実に嬉しい瞬間でした。これで三度目以降は確実に覚えていてもらえます。

スエーデンの方から教えてもらったいうアップルパイ。カスタードクリーム(単なる、ではない)が掛けられた実においしい一品でした。こちらのお店は季節ごとにその時期でなければいただけないお菓子を提供してくれます。


連れの友だちは「一茶記念館」で開かれる「俳文学会第七十回全国大会」の講演を聴講するのが今回の旅の楽しみの一つでした。僕も後学のために聴こうかと思いましたが,馬の耳に念仏になりそう。どこかをぶらつきながら撮影することにして別行動としました。
旅先での別行動はある意味、旅の理想型です。

19いもり池
19 妙高・いもり池
それで訪れたのが妙高山が映る小さな「いもり池」です。実は「苗名瀧」を目指したのですが,車載のナビが実に低脳で昨日も散々振り回されたのでしたが、結局「苗名瀧」には行かれず、途中にある「いもり池」に立ち寄ることになったのです。

雲が切れるのをまだかまだかと30分ほど待ちましたが,妙高の頂は見られず!これがベストの状態でした。

20一茶記念館
20 黑姫・一茶記念館
講演が終わる時刻が近づいたので野尻湖畔に戻ってスタンバイしていると,「開始時刻が1時間半遅れたので,5時の待ち合わせにしてくれるか」と電話。いやダメだ!とは言えず、文字通りの時間つぶしを余儀なくされました。


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1 Comments

  • びび 

  • デローザさん

    違う内容ですみません。
    着信は私です。
  • 2018/10/29 17:40 | URL 

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Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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