2018/05/26 21:39
2018.05.23

今日のカメラとレンズはFUJI X-T2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

日ごろの感謝を込めて企画役と案内役を買って出た九州ドライブの旅でした。

ともかくも突っ込みたがりの友だちの期待を交わすべく、失敗をしないのが今回の旅の目標でしたが、今回ほどネタに事欠かない旅も珍しく、そのいちいちを書いていたらそれだけで紙面が不足するので割愛したいと思う一方、ちょっと匂わせたいとの想いもあります。w

全然ご披露しないのも何なので、ちょっとだけ、ところどころに挟み込みたいと思いつつブログを書き始めました。

羽田発7:10の熊本空港行きにチェックインするには、遅くとも6時半までに羽田国内線第2ターミナルに到着しなければなりません。自動チェックイン機で搭乗手続きをしてもやや忙しい。
なにしろ電車だと羽田空港駅到着が6:24とぎりぎり。同行者を走らせるわけには行かない(走れない)ので「さてさて困ったな…」と思っていたら、たまプラーザ駅前5:00発のリムジンバスなら確実に6:00前に羽田に着くことがわかりました。と言うか、早い出発便を利用する人は大抵これを利用するらしいのです。うちの妻もそうでした。
自転車で乗り鉄輪行ばかりしているとこんな当たり前のことも知りません。

我が家がある駅の始発電車では5:00発のリムジンバスに間に合いません。タクシーを奮発して4:40にはバス停到着の態勢を取りました。老人連れ(みんな似たり寄ったりの齢w)は急げないのです。

普段から忘れ物・落とし物・置き忘れが気になっておちおち楽しんでいられないので、荷物は極力一つしか持たないようにしています。
がしかし、この日はカメラにザックにショルダーの三つ。カメラは収納しておけばいいのですが、それでは気になった光景の撮影に間に合いません。

リムジンの自動発券機でチケットを買って待合所でおしゃべりしながらバスを待ちました。利用客は結構な人数です。いざバスに乗ろうと列について進むと「あれ、背中の荷物は?」と同行者。すんでのところで必要な物がほとんどしまってあるザックを待合室に置いたまま羽田に行くところでした。

01チケット
01 再発行の搭乗券
曇り空ではあるものの、雨は落ちてこなかった羽田の朝でした。
自動チェックイン機で搭乗券を入手し、チェックインを済ませてレストランで朝食を摂りました。
さて搭乗口へ向かおうというところで手元にあるはずの搭乗券がありません。レストランに落とし物はなかったか、保安検査ゲートに行って係員に搭乗券の落とし物はないか尋ねましたが、答えはNon!

チェックインはすんでいるので、搭乗口カウンターで事情を話すだけで再発行してもらえました。身分を証明する物の提示を求められますが、紛失したときは一瞬焦りました。

国内線は国際線よりさらに席間に余裕がない気がします。1時間半さえも苦痛でたまりません。

02熊本空港着
02 熊本空港
熊本空港は事前にチェックした天気予報通り、厚い雲に覆われ、濡れています。
1時間半のフライト中、窓から眼下に見えたのはゲレンデのように真っ白な雲、そして上空に輝く太陽のみ。

03熊本空港発
03 熊本空港
空港には各レンタカー会社が共同で用意している待合所があり、それぞれのレンタカー会社がマイクロバスで迎えに来ます。

レンタカーの手続きをし、一通りの説明を受けてから出発します。ドライバーは僕ですから、同乗者には度胸が必要です。下手ではないです(と思っています)が、ややそそっかしく乱暴であることは疑いありません。
ハイブリッドカーですが、大衆車(死語w)です。
費用を安くあげようというのだから仕方がありません。体格が貧弱な大人3人に室内の広さは十分ですし、パワーも十分です。

まずは南阿蘇村を走って「白川水源」へと向かいます。

04白川水源へ
04 白川水源への路
既に阿蘇の雰囲気十分な道ですが、空はどんより雨もぱらついていました。
時間が有り余る行程なので、気になるところがあれば惜しまず停車します。

00南阿蘇白川水源駅
05 南阿蘇白川水源駅
時々止まっては進んでいる方向に間違いはないか、通り過ぎてはいないかと心配します。
ナビの使い勝手もイマイチで(大衆車だからか使い手のせいかw)、目的地検索をしないまま走り出すことも再三。
南阿蘇鉄道高森線の南阿蘇白川水源駅に立ち寄ってみましたが、現在この路線はほんの一部しか運行されていないようです。

白川水源駅からの眺め
06 南阿蘇白川水源駅前に拡がる田と山
駅前には水田が拡がり、その向こうには美しい山並みが続きます。阿蘇の一帯のこの風景がたまらなく好きです。

05白川水源
01 白川水源
駅から歩けるくらいのところに「白川水源」があります。
雨がそぼ降る中、湿り気をたっぷり含んだ空気を楽しみながら濡れて歩きました。

06白川水源
07 白川水源

07白川水源
08 白川水源
そぼ降る雨が水源を護る𠮷見神社の杜の空気を十分に湿らせ、水の清らかさを一層強く感じさせます。

00湧水
09 白川水源
柿田川湧水を思わせるような青色に水が湧いています。

08白川水源
10 白川水源
文字どおり緑が滴っているこの日の白川水源でした。

09阿蘇山頂へ
11 阿蘇山へ
次の目的地「阿蘇山」を目指します。標高が上がると一旦小止みになった雨脚が再び強まります。山の天気は標高の微妙な差を、雨や霧や雲という目に見える形に置き換えます。つまり天候はますます悪くなる一方なのです。
晴れていれば!とは言わない&思わない事に決めてきましたが、やはり7年前を思い出してつい……

10阿蘇山頂へ
12 阿蘇山へ
ここで暮らす牛や馬はなんと幸せなのだろうと思った7年前。その印象は今も変わりませんが…
馴染みの朝霧高原の牛たちは僕達に乳を提供してくれるのですが、ここの牛たちは体ごと命まるごと僕達に提供してくれるのがちょっと哀れ……と思いながらも、夜には感謝しながら牛鍋や馬刺しをおいしくいただくのだから、人はなんとも自己都合な生き物です。

11阿蘇山頂へ
13 阿蘇山へ
一向に雨は止みません。むしろクルマから出て写真を撮るのがためらわれる状況になってきました。

12阿蘇山ロープウエイ付近
14 阿蘇山へ
阿蘇山ロープウェイ駅近くは完全に雲の中。
ここに至る手前にキリシマツツジでピンクに染まる緩やかな起伏の高原が広がりましたが、激しい降雨に撮影のチャンスを失いました。

阿蘇山ロープウエイの駐車場にクルマを入れましたがどうやら運行していない模様。例え運行していても視界がゼロに近いですから……

ここで3度目となるトラブルが発生!
クルマ関係ですが、その状況や原因は自分の心にとどめておきます。ここまで書けば備忘録として十分なので。w
孤軍奮闘の末エンジンがかかって再出発できましたが不安です。

13阿蘇山ロープウエイ付近
15 阿蘇山からの下りコース
阿蘇山から下る途中でなんとかキリシマツツジを撮影できたものの、釣り逃がした先ほどのスケールや美しさには遠く及ばず。

14阿蘇駅へ
16 阿蘇駅へ
やや雨が小止みになり、視界が開けたところで撮影します。記録のための記録になっている写真ばかりが増えていきます。
雨の中こちらへ向かってくるたくましい黒い牛たち。

15阿蘇駅へ
17 阿蘇駅へ
牛に暗い僕には種類はもちろん肉牛なのか役牛になるのかさえ区別が付きません。
朝霧高原で見なれている牛はいずれも大きなおっぱいがあるので、乳を搾るのだとわかりますが。

16阿蘇駅
18 阿蘇駅
フォグランプが装備されていないレンタカーで深い霧を切り裂きながら阿蘇駅まで下ってきました。
全員腹が減っていますが食べ物屋らしきものはありません。いやあるにはありますが、雨に阻まれた上に粗末な物で済ます潔さはなく、走りながら周囲をキョロキョロ。

17阿蘇神社
19 阿蘇駅神社
阿蘇神社まで来れば何かあるだろうと少し我慢しましたが、食処も無く、肝心な神社は有名な楼門その他の建築物が熊本地震後の修復中でほとんど見られませんでした。7年前スルーしたところだけに実に残念な思いでした。

食い物を求めつつ「大観峰」を目指します。
やまなみハイウエイの一部を通り、ミルクロードへと左折すると道はさらに絶景の度合いを高めます。そういうところに食処はおろか道の駅もありません。国立公園内で腹を満たそうと考えること自体理屈に合いません。徐々にお昼ご飯抜きの様相が濃くなってきました。

標高が高く眺めが良い展望台に止まったら、再度クルマの問題が……何が起こったのかは聞かないでください。w
レンタカー会社に電話をして対応を求めます。圏外であっても不思議ではない場所でした。
状況を説明して一旦電話を切り、先方がいろいろと情報を集めて返事をくれてなんとか再出発を果たしました。
悪いのは僕ではなく、レンタカーでクルマの説明をした営業マンです……多分。w

ミルクロードは完全に雲の中に入り、視界絶不調というかせいぜい7〜8mしか効きません。
今から考えてみればやや危険でしたが、結構なスピードで見えないカーブやアップダウンを飛ばしていました。
腹が減って危険を予測する感覚が鈍っていたのかもしれません。

18大観峰…
20 大観峰へ……
幾多のトラブルを乗り越えて到達した大観峰!
雲の真っ只中とは言え駐車場から引き返すのも癪なので、一人だけ大観峰の展望所へと徒歩で向かいました。が、雲なのか霧なのかが濃くなる一方で、足元や脇の崖さえ見にくくなってきました。命はともかく、展望所からは何も見えないだろうと諦めてクルマに戻りました。

天気予報によれば翌日は天候が回復する模様。その日に宿泊するホテルから大観峰は近いので早起きし、朝食前に再訪することにしました。

このあとこの度の九州ドライブ最大の難所が待ち受けているとは夢にも思わぬことでした。
すぐ近く(およそ9km)の内牧溫泉が果てしなく遠い。

7年前に自転車で4人で訪れた時もこのあたりで道に迷い、そのあとの行程を走破できるかどうか心配になったところです。

ナビに目的地を設定してスタートしたのですが、すぐ近くなのでなめていました。雲の中なので阿蘇のやまなみは見えませんから、両側を草地に囲まれた道路はどこまで行っても同じ。今にしてかすかに思い出せば、十字路や左折や右折の道が無かったわけではなく、画面を見ず音声も聞かずおしゃべりしているうちに道を間違えたのが実際です。道を逸れて林業関係者か地元の方しか通らないような狭い道に入り込んでしまいました。道は落葉に覆われ、雲の厚さゆえか深い木立のゆえか、位置情報が画面に出ません。道路標示からほど遠く、等高線だけが示された地図上にクルマの進行を示すポインタがとまっています。

わずか9km先の目的地に到着するまでにどれだけ走ったかは明かせませんが、二度三度と大観峰への入り口を目にしたのは間違いありません。三度目の後は画面をにらみながら沈黙の走行となりました。

19内牧溫泉が眼下に
21 眼下に内牧溫泉…異常に遠かった
ようやく右眼下に内牧溫泉が見えてきました。下界は多少日射しがあるようです。

20内牧溫泉のホテルからの眺め
22 内牧溫泉一望
文字どおり倒れ込むように到着したホテル。
部屋に通されると眼前に阿蘇のやまなみ!
がしかし山頂は雲の中です。

21内牧溫泉っのホテルからの夜景
23 内牧溫泉の夜景
食事も溫泉も実に良くて、本日の失敗を全て忘れさせてくれました。
1日目は多少の困難は覚悟していましたがここまでとは……

翌日以降のリベンジに燃えながら早めに眠りにつきました。


『その2』に続く←ここをクリックしてお進みください


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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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