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2018/04/18 11:05
2018.04.17

今日のカメラはFUJI X100F

『前回のブログタイトルがなぜ「経験編」なのかわからない』という意見を齢が近い方からいただきました。逆の立場なら僕も思ったことでしょう。
経験談らしきものがありませんでした。

あとになって自分の記憶を呼び出すためのキーワードのつもりでした。何年か後にもこの日が検索できるように、文中にいくつかの言葉をちりばめました。ホワイトアウト世代(そうでない人もいる)にとって、過去が容易に検索できるデジタル環境は強い味方です。
がしかし、電話番号さえ覚えない現在、記憶力の衰えを促進することにも…

ブログを綴る意味は、自分の過去と今を行き来するためであり、あわよくば明日の行動にも活かすこと。そして親しい友だちと現在を交流するための窓のようなものです。
主観的すぎる日常の備忘録は世間とつながる窓になりませんが、開け放しておけば、ある日何かが飛び込んでくるかもしれません。そんな淡い期待はどこかにあります。

さて、愉しかった伊東の夜(深夜2時をまわる時刻まで!)でしたが、翌朝にみなさんと顔を合わせることもなく、ktyさんと二人で沼津へと向かいました。
ktyさんはその日はもちろんお仕事、僕は撮影を楽しみながらどこかを歩くつもりでした。

昨夜発散したエネルギーは半端なく、さすがに短い睡眠時間では取り戻せていない様子のktyさん。沼津に向かう道もいつもより口数が少ない。w

足かけ3日間連続でお付き合いしたことはこれまでなく、しかも日々舞台が異なるというものでした。想像でしか知らなかったことを新たに知ったり、知っていたはずのことの誤解に気づいたり……こんな『経験』を通して人としての関係が深まっていく気がしています。

沼津駅で上りの東海道本線に乗車するか下りに乗るかは、その時の体力と気分と天気で決めることにしました。

沼津駅に着いてktyさんと握手してこの三日間の愉しかった気持ちをお伝えました。

突然ですが……
日本人はハグ(ハゲではない!w)をすることが滅多にありません。(あんまり普段から言われるのでつい自爆ネタ。orz)
「酔っぱらうと結構しますよ!w」というktyさんでしたが、酔っぱらっていてもいなくても、握手であれハグであれ、ふれあうことは人間同士の原点ですね。体温や感触を感じることは大切で、言葉がなくても心は伝わり、言葉で伝えきれないものも伝わります。僕が生きているうちに普通にハグする時代は来ないでしょうね。特に異性間では……

沼津に着いたらやはり疲れを感じていて、下り列車で自宅から遠ざかる気にはなれませんでした。
上りに乗って好きな三島駅で下車。気ままに歩くことにしました。

01三島の疎水
01 三島は親水の町
富士山の伏流水が透明な川となり疎水となって街を住宅地を縦横に流れています。
三島は初めて訪れたときから、移り住んでみたい町の一つになっています。

02三嶋大社
02 三嶋大社

03三嶋大社のカモ
03 三嶋大社

04三嶋大社の七五三
04 三嶋大社

写真を始めたばかりの頃(といってもつい2年前)、友だちと撮影に訪れたこともあります。
6年前には新幹線に乗りたいと言う孫を連れて、二人で三島を歩いたこともあります。
もっと以前には「三島でうなぎを食べるんなら二匹分がのり段のようになってるヤツを喰わなきゃ行った意味がない!」と言う友だちがいて、実際にそれを頼んだら大広間でそんなのを喰ってるのは僕一人でした。
その後自転車で箱根峠を越えてうなぎツアーをしたこともあります。
修善寺回りの老人トリオ1泊サイクリングをうなぎでしめたこともあります。
友人と一緒の三島を思い出すだけでも随分訪れています。

05福太郎
05 三嶋大社:福太郎
福太郎といえば、夏場限定の「抹茶小豆かき氷に福太郎が二つ乗った」のはおすすめです。機会があったら是非!

06三嶋大社のシカ
06 三嶋大社
たくさんのシカが飼われていました。シカは神様のお使いなのでしょうか……

08三嶋大社拝殿
07 三嶋大社

09三嶋大社拝殿の巫女
08 三嶋大社
日射しが出てきて暑いのでバッグの中の帽子を探りました。
しかしファスナーを開けたらあるはずのところにあるはずの帽子がありません。
どこかで写真を撮るついでに脱いで置き忘れたかもしれません…
直近なら「福太郎」かもしれません…
電車の中に置き忘れだったら諦めるところでしたが、ともかく「福太郎」に向かいました。

三嶋大社の外れにいたのでなかなか距離があります。
もうすぐというところでスマホに着信。しかし未登録の番号なので無視しました。

汗をにじませながらお店に入ると先ほどの年配の方がショーケースの前で接客してらっしゃいました。
僕もこの方から福太郎セットをいただいてお店で食べたのでした。

「あの〜、もしや帽子の忘れ物はありませんでしたか」と尋ねると "待ってましたよ!" の表情。
「今電話したところです」と仰ったので、先ほどの未登録の着信がそうだったようです。
しかし "帽子に電話番号なんか書いたかなぁ……いや書いた覚えはないぞ" 。
きっとポカンとした顔をしたのだろうと思います。

ショーケースの上に帽子と見覚えのある財布を出してくれました。
「失礼ながら財布の中を改めさせていただいたら、電話番号が書かれたものがあったので、先ほど電話を差し上げた次第です」と

この時になって初めて財布も置き忘れたことを理解しました。
貧乏人らしからぬ結構な現金、クレジットカード、その他のカード類や保険証、帰りの新幹線切符などなど、その時の財産全部が入っていたのでした。この先陽が翳ったままで帽子の必要がなければ、散々歩いた挙げ句、三島駅で財布の紛失に途方に暮れたに違いありません。

丁重にお礼を申し上げ、何度も頭を下げ、胸もなで下ろしてお店を後にしました。

FBに「福太郎」の写真を載せたときはこんな事態を想定するはずもありません。しかしその時に脱いだ帽子と代金を支払ったときに取り出した財布を畳敷きの腰掛けに置き忘れたのでした。

大仁の鮨屋でカメラの置き忘れをktyさんに教えていただき、伊東では着ていた上着を置き忘れてみなさんに迷惑をかけました。

今回はどなたにも迷惑をかけなかったとは言え、帰りの三島駅でまで気づかなかったらどこに置き忘れたか思い出せる自信はなく、家にも帰れないところでした。
拝み倒してktyさんにお迎えを頼む以外に手段は思いつかなかったことでしょう。

雨の由比でktyさんに拾っていただいて以来、持つべきものは困ったときのktyさん!www
今回も改めて強く思ったことでした。

この後決して帽子は脱がず、財布はバッグのファスナー付きポケットにしまいました。
無事散歩を続け、今回はこれ以上の事件を起こすことはありませんでした。

佐野美術館の庭を愛で、御殿川沿いを歩き、梅花藻の里でしばし澄んだ水に癒やされました。

10佐野美術館庭
09 佐野美術館
佐野美術館のお庭は「隆泉苑」と呼ばれる回遊式の日本庭園で、お庭だけなら無料で鑑賞できます。

11佐野美術館庭
10 佐野美術館
今回は展示に興味が持てずにスルーしましたが、こちらの日本刀のコレクションは見応えがあります。

12佐野美術館池
11 佐野美術館

13佐野美術館池
12 佐野美術館

14佐野美術館庭
13 佐野美術館

15佐野美術館紅葉
14 佐野美術館

16佐野美術館白い花
15 佐野美術館

17三島御殿川
16 三島:御殿川
アオサギとシラサギがペアになることがあるのでしょうか。寄り添って流れを歩き、アオサギを追ってシラサギも飛び立ちました。

18三島御殿川
17 三島:御殿川
数ある三島市内の素敵な川ですが、こちらも実に清く澄んだ流れです。
こちらにはカモのカップル!

19_20180418121721c72.jpg
18 三島:梅花藻の里
梅花藻は花の盛りではないでかもしれませんが、弧を描く水が陽光を浴びて煌めきます。

20三島梅花藻の里_edited-1
19 三島:梅花藻の里
目を近づければ、愛らしい花が流れに揺れていました。

21三島梅花藻の里
20 三島:梅花藻の里
この地ならではの梅花藻は、可憐でとてもいいです。

22三島梅花藻の里
21 三島:梅花藻の里

23三島梅花藻の里
22 三島:梅花藻の里

24三島梅花藻の里鯉
23 三島:梅花藻の里
水清ければ不魚住!とはならない梅花藻の里の水の美しさ!

25三島御殿川のアヤメ
24 三島:御殿川
カキツバタ……でしょうか。当てずっぽうです。

26三島源兵衛川
25 三島:源兵衛川
休日や夏の盛りには散策する人が絶えず、初夏ともなれば水遊びに興じる子どもたちの声があたりに響きます。

27三島源兵衛川
26 三島:源兵衛川
水面とほぼ同じレベルを歩けるのが源兵衛川の遊歩道の魅力の一つです。

28三島源兵衛川
27 三島:源兵衛川
初めて散策の人に出会いました。
御殿川も梅花藻の里も独り占めでした。

29三島源兵衛川
28 三島:源兵衛川

源兵衛川の遊歩道を歩いて国道へ出ました。
財布をなくしたつもりで「桜家」で特上のうな重を食べようと思ったけれど、すぐに入れる状況ではありませんでした。厄落としのつもりで食べようと思っただけで、実はそれほどうなぎに餓えていないこの日の午後でした。


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Twitter : @pa_hoehoe
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2 Comments

  • びび 

  • デローザさんおはようございます!

    連日の経験!危なすぎる失敗!
    濃い2日でしたねー!
    私の座右の銘が「何事も経験」なので、色々な職種の方と語ることは十分「経験!」ですね!!
    さぞかし貴重な経験談が聞けたのでしょうね!
    今度良ければ諭してくださいませ!

    デローザさんの写真!
    鯉の写真もいいですねー!
    透明感と空気まで伝わってきます。

    あ、電車降りなきゃ!
    では!
  • 2018/04/20 06:54 | URL 
  • shimagnolo 

  • ビビさん、おはようございます。
    今医者に予約をしに行って戻ってきました。
    濃い2日!www いや濃い3日ですよ。濃すぎました。ビビさんトキちゃんに割り込んでドライブと自転車と超長いランチでご一緒させていただいたんですからね。いや〜、それにしても楽しい3日間でした。文字通り生き返れたのは皆さんのおかげです。
    ネタ作りをしているんだろ!と思われてもおかしくない失敗でした。
    仰るとおり伊東では普段決して同席できない方々の話と素顔に接することができたのもktyさんのお陰です。偏った狭い人生71年を再認識しましたが、逆にそのお陰で今更ながら新しいことを知る喜びもあります。やや負け惜しみ!ww
    写真はこの数ヶ月の僕の救いでした。お褒めいただき嬉しいです。
    電車を降りるといえば昨日もひどいものでした。降りた後、地図を持っていたのに目的と逆方向(本当に180度反対)に3キロ以上歩いて「なんかおかしい」と気づく始末。結局目的は果たせず、歩いた距離は10kmを超えました。
    またお目にかかりたいです。
  • 2018/04/20 09:46 | URL 

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Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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