2017/10/27 13:59
2017.10.26

今日のカメラとレンズはX-T10 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

どうやら翌日は秋の長雨の中休みらしいと言うことで…
今回は寝る間際ではなく、雨で在宅の日中に準備を済ませました。
前回谷川岳一の倉沢を優先し、その結果後回しになった日光半月山サイクリングを楽しむことにしました。

コースづくりはしばしば夢想の世界へと誘ってくれます。だから実力を無視して遠大なものになりがちですが、現実との乖離が年を追って激しくなるばかり。
かつては無理を承知で作ったコースだけをGARMINにDLし、危険を冒して走ることもありましたが、今はあらかじめ三分の一程度に縮めたルートも予備で保存します。そしてほとんど予備が本番になります。

コースづくりは夢想の世界で好き放題にそして現実離れ放題になれると言うことは、作りだめたコースは今後ほとんど何の役にも立たないのか!?

今回も長いコースと短いコースの二つを用意しました。

北千住駅発6:42のリバティー1号の特急座席指定券をホームの券売機で購入。
プラットホームの端の方に小さな改札が設けられ、一つのホームが普通と特急の乗り場に区切られています。
こういうことになっていることがわかれば、必ずしも浅草発の特急に乗る必要はありません。

01特急リバティー
日光 1:東武特急リバティー
乗り心地に関しては新幹線には及びませんが、トイレなどにはバリアフリーの思想が込められており、車両と車両の間の他のスペースや設備にも余裕があります。
新幹線=ビジネス、リバティー=観光と言ったところでしょうか。

※この写真、後になってみれば他の乗客の皆さんに迷惑だとわかります。この日は輪行の方が数名いましたし、これでは車いすなど絶対に通れません。
しかし困ったことにリバティーの車両最後部の座席の後ろには輪行袋が収まりません。フットレストとテーブルが邪魔になって僕のような小さめの輪行バッグですら入りません。利用者としては置き場所に再考の余地がありそうです。

02特急リバティー
日光 2:東武特急リバティー
東武日光駅着が8:22。やはり乗車時間は短い。ただリバティーには車内販売サービスはありません。
今更ながらこのRevatyの名は何に由来しているのでしょう。勝手にLibertyだとばかり…

日光に到着した時点で、コース作成時のたくさん走る意欲は消え、なるべくゆっくりしながら、できれば歩いて観光に徹したいと思い始めていました。
03日光市役所
日光 3:日光市役所
そこでこれまで素通りだった「日光市役所」を見学させてもらいました。
旧大名ホテルから古河電工の社員寮などを経て、昭和27年町役場に、昭和29年日光市役所になったそうです。その沿革はいかにも観光地日光にふさわしいですが、その由緒ばかりでなく内外共に趣のある美しい建物です。

04日光珈琲
日光 4:日光珈琲
この珈琲店に一度お邪魔したいと思っていましたが、まだ朝が早いため今日は開店準備中でした。

ゆっくり楽しむと決めた今回はR120(日本ロマンチック街道の一部)を走るのは止め、大谷川沿いの遊歩道を自転車を押して歩くことにしました。(最初からそのつもりで、SPDシューズ着用)
神橋の上流は渓流に沿って落ち葉を踏みしめながら散策が楽しめるようになっています。ロードで走ることはできませんし、たとえ可能なMTBであってもこういう場所は乗って走ってはいけないですね。

05大谷川
日光 5:大谷川・憾満ヶ淵
「憾満ヶ淵」と名づけられていますが、全体は淵と言うより瀬という流れです…が…淵と気づかずに素通りしてしまった模様!

06大谷川
日光 6:大谷川・憾満ヶ淵
ところどころに小さな滝が流れ落ちています。
次回はより時間をかけて、今回見落としたものを改めて訪ねてみたいと思いました。

07大谷川
日光 7:大谷川・憾満ヶ淵
趣いっぱいの四阿。周囲の光景をさらに魅力あるものにしていますが、慈雲寺の一部なのでしょうか。

08大谷川地蔵
日光 8:大谷川・憾満ヶ淵・並び地蔵
数えるたびに数が変わる…と言うことから「化け地蔵」とも呼ばれているそうな。
かつては100体ほどもあったとか。

縮めたとはいえ本日の予定が消化できそうもなくなってきたので、R120へと戻ります。
いつもの金谷ベーカリーでパンを二つ求め、いろは坂の上り口の休憩ポイントで腹に収めます。
若くて威勢がよさそうな二人のローディーが丁度いろは坂目指して出発するところでした。孫ほどの年齢。

09いろは坂定点観測
日光 9:いろは坂
ここは定点観測地のような場所。かつてのサイクリング日誌を紐解けばその年の紅葉が確認できますが、あまり意味がないので確認したことはありません。

10いろは坂
日光 10:いろは坂
ちょうど見ごろを迎えていると言えそうです。

11いろは坂
日光 11:いろは坂・黒髪平から
こちらも定点観測ポイントのような黒髪平からのショットです。ここまで上れば明智平まで残すところ2㎞ほど、しかも勾配も緩みます。

12いろは坂明智平
日光 12:いろは坂・明智平から
明智平から「第1いろは坂」方面の険しい崖を望みます。いろは坂は上り専用の「第二いろは坂」と下り専用の「第一いろは坂」と二本ありますが、眺望の点でも勾配の点でも下り専用の「第一いろは坂」の方が断然見事です。
今日の復路で下る予定です。

中禅寺湖にも華厳の滝にも寄らず、半月山を目指します。実はまだ上ったことがなく今日が初めてです。
いろは坂の上り口で一足先に出発した二人のローディーが下ってきました。もう下ってくるのか!
どこまで上ったのだろう。声を上げ、手も挙げて挨拶してくれました。

13半月山へ
日光 13:中禅寺湖スカイライン・半月山展望台駐車場へ
景色はいいけれど上り勾配は厳しい。10%の標識が頻繁に現れます。と言うことは瞬間的には11~12%を超えることも。

14半月山へ
日光 14:中禅寺湖スカイライン・半月山展望台駐車場へ
中禅寺湖がたちまち眼下に遠ざかります。あれほど巨大な湖水もほんの一部を残して山間に沈む湖の様相を呈してきました。

15半月山へ
日光 15:中禅寺湖スカイライン・半月山展望台駐車場へ
眼下に広がる斜面は錦の織物の例えそのまま! 赤、橙、黄、緑が織りなす紅葉の広がりは見事です…が写真は下りの時に!とりあえず上りに専念します。

16半月山展望台駐車場
日光 16:中禅寺湖スカイライン・半月山展望台駐車場
半月山展望台駐車場に到着!
画像で何度も目にした「八丁出島と中禅寺湖と男体山と…」のはずでした。
…が予想していた景色と全然違います。

するとすぐ横にいた老夫婦が隣の観光客に「あら、こんな少ししか見えないのね。人が たくさんいるので寄って見たけど。この上ではよ~く見えましたよ!」なんて言ってます。
確かにこの先にも上りの道がまだ続いています。ここは行くしかありません。
すぐに出発。

この後も勾配は緩むことなく、ひょいひょい10%超えの標識が…
足を着きたくて仕方ありませんでしたが、一方で一刻も早く上りを終わりにして絶景が見たい!

ようやくにして「半月山展望台」に到着。

17半月山展望台
日光 17:中禅寺湖スカイライン・半月山展望台から
確かに周囲の険しい山々の佇まいと言い、斜面を彩る紅葉と言い、実に素晴らしいのです。
が…違う。

18半月山展望台
日光 18:中禅寺湖スカイライン・半月山展望台から
三方から眺められるこの展望台ですが、左手からはカラマツの黄色が美しい斜面と、すでに葉を落として梢が白んでいる木々の林が見られます。
どちらを向いても絶景です。
が…違う。

20半月山展望台
日光 19:中禅寺湖スカイライン・半月山展望台から
正面にはV字に切れ込んだ谷が走り、その両翼の紅葉が見事です。時刻もほど良いこの日だったのかもしれません。
早朝ならばこの霞が取れて空気はよりクリアかもしれませんが、朝陽が差す方向からすると谷は日陰に沈んでしまうかもしれません。

19半月山展望台
日光 20:中禅寺湖スカイライン・半月山展望台から
でも…違う!とみんな思っている様子。
内心期待していた光景はみな同じなのかもしれません。

「あんな所に登っている人がいる!」と言う人が示す方を見ると、登山している方の姿がちらほら見られます。

21半月山展望台
日光 21:中禅寺湖スカイライン・半月山展望台から
やや気落ちして自転車の方へと戻りました。
下る前にもう一度振り返り、谷をズームで1枚撮影…

ところが自転車を止めた場所が奇しくも登山口だったのです。
カメラを携えた方が下ってきたので「この上では何が見えるのですか?」とお尋ねすると、「八丁出島がよく見えますよ。どこから来たんですか。せっかくだから上って見てきた方がいいと思いますよ。往復で30分かそこらです」と言って、撮ってきた写真を見せてくれました。

往復30分の言葉に勇気づけられ、何の躊躇もせずに上ることにしました。
登山口に自転車を止めたのは、きっと「上れ!」という山の神様のお告げでしょう。w

22半月山登山
日光 22:中禅寺湖スカイライン・半月山頂の展望台へ
眼下に遠ざかる駐車場を見下ろしながら、そしてそろそろ落葉を迎えている木々の様子を楽しみながら…

往復30分にしてはなかなか辿りつきません。上り2に対して下り1と考えれば所要時間はおよそ20分くらいでしょうか。
ただでさえ、上れない・走れない・辛抱できないの「三無傾向」の最近からすれば、今日はいろは坂を三回上るほどの負荷(大袈裟ではなく)をかけたのですから、たとえ20分でも足場が悪く急な山道を登るのは辛い。
しかし途中撤退ができるわけもなく、大変な思いをして辿りついたのが本当の意味での展望台でした。

23b半月山からの眺望
日光 23:中禅寺湖スカイライン・半月山からの眺望
雄大な男体山や広大な中禅寺湖がまるで箱庭の様!
この日のこの天候にどんなに感謝しても感謝しきれません。
たとえこれが曇っていても霞んでいてもそれは時の運!
決して日ごろの行いなどとは言いますまい。もちろん誰にも言わせません!w

24a半月山からの眺望
日光 24:中禅寺湖スカイライン・半月山からの眺望
これが八丁出島なのだ!と納得。確かに自然の妙と言うほかありません。
しかし男体山と相対峙する様子は、スケール感もさることながら、反面微笑ましささえ感じさせるものでした。

残念なのは写真をゆっくりと撮っている余裕がなかったこと。手前の邪魔ものを避けて撮影できるのは二人並んでがせいぜい。
皆さんこの光景を肉眼で確かめ、カメラに収めたくてなれない山道を上ってきたのですから、早々にお互いに譲り合わなければいけません。
急いで数枚撮ってすぐに後の方に譲りました。

ところがマナー違反の1組のアジア人ツーリストの男女3人が…
どなたも文句を言わずに我慢して静かに待っているので、雰囲気を壊す発言を呑み込みました。
前もって心の中で英作文をしたのですが止めておきました。(笑)
それでも口にしたい気持ちが抑えられそうもないので、背を向けて下山しました。

26半月山からの下り
日光 25:中禅寺湖スカイライン・中禅寺湖への下り
息を切らせ、足の疲れをなだめながら上った山頂で少し不愉快な気持ちになりましたが、気を取り直して紅葉を楽しみながら中禅寺湖へと下ることにしました。

『その2』に続く←ここをクリックしてお進みください


Twitter : @pa_hoehoe

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2 Comments

  • ルックルック 

  • Simagnoloさん、おはようございます。
    ヒルクライム&登山、お疲れ様でした。
    その甲斐あって、山頂展望台からの眺めは最高だったと写真からも伝わってきます!
    私も先週、半月山の山頂の展望台に行きました。
    その時は横着して車でした(笑)
  • 2017/10/31 07:25 | URL 
  • shimagnolo 

  • ルックルックさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    瀬戸合峡の記事までは拝見していたのですが…ここの紅葉も最高ですね。
    毎年季節を変えて訪れる日光ですが、半月山は初めてでした。齢には勝てず今回は疲れました。ww
    しかし日光は人気に応える様々な景勝地があっていいですね。
    岩手も楽しまれたのですね。
    もうずいぶん前になりますが、一関スタートで厳美渓、達谷窟毘沙門堂、毛越寺、中尊寺そして最北は黒石寺まで。猊鼻渓は時間がなくて、船着き場を見たのみ。
    その後は山中で道に迷って夜になり、闇の北上川沿いを下って瀬峰と言う人里離れた無人駅まで走るというバカげた経験もありますが、今となっては懐かしいです。
    楽に走れていいコースがありましたらご紹介ください。
  • 2017/11/01 15:25 | URL   [ 編集 ]

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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