2017/10/06 10:33
2017.10.05
今日のカメラとレンズはX-T10 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
このところ走れてないので、進まない気持ちを無理に押して50~60㎞ほど平地を走った前日。カメラを持てばよかったという光景に出会いましたが、記録はなし。
その日は疲労感で早々と床に就き、目覚めたのが午前4時過ぎ。天気が崩れる週末を控えて唯一青空が期待できるこの日でした。出かけない手はない!
この日はあまり厳しいコースを走れる自信がなく、のんびりできることを前提にルートを決めました。
大急ぎで輪行の支度。歩くことを前提にSPDペダルとシューズ、そしてJRの運賃30%割引のためのカード、現金、ライト、カメラ…何か漏れがありそうだが時間がないので急いで駅へ。
東京駅では「かがやき」にも「はくたか」にも間に合わず、長野行き「あさま」の座席指定で長野へと向かいます。
予報と違って空には厚い雲が垂れ込めています。"紅葉シーズンには早すぎるし、降られずに走れればいい"と割り切れば、空模様もそんなに気になりません。
JR長野駅善光寺口
しかしJR長野駅へ降り立つころには雲の切れ間から日が差し、かすかに青空も見られます。こうなると俄然欲が出てきます。"もしかすると見られるかも…"
加茂神社とKUMON西長野教室
紅葉の季節に出会ったこの神社はなかなかよくて、公文の教室が同じ敷地に共存しているところが微笑ましい。教室もなんだか味がある雰囲気です。ついつい毎回ここに立ち寄ってしまいます。
裾花渓谷
長野駅からほんの少し走れば裾花渓谷の入り口です。
これは地方ならではです。東京や横浜はあまりにもだだっ広くて、自然の中に身を置くまでに走りつかれてしまいます。
裾花大橋
鬼無里への道は平坦だと言ってウソつき呼ばわりされたことがありますが…改めて走ってみると確かに!
結構上っています。目的地にたどり着きたい一心で苦にせず走っていたのでした。
裾花ダムを過ぎると紅葉時の撮影ポイントとして人気のある「裾花大橋」です。
裾花川 1
裾花大橋からの眺め…紅葉の頃には水に映る様子が確かに美しい。
裾花川 2
鬼無里の村に向かっては長閑な道が続きます。裾花川沿いに走るこの道がとても好きです。
ほんの少し秋の雰囲気です。
鬼無里 1:蕎麦のおに屋
鬼無里で人気の蕎麦屋「おに屋」です。いつもは朝が早すぎて開店前に通過するのですが、この日は営業中でした。
店の前は道路工事中でいったん通り過ぎましたが歩いて戻って写真だけ撮りました。
このすぐ後に「いろは堂」でおやきを美味しく食べるのを楽しみに走ってきたので、心を鬼にしてスルーしました。
鬼無里 2:松巖寺
松巖寺は気になっていたお寺…しかしこちらの境内も工事中で騒々しく、写真を撮るだけにして通過しました。
鬼無里 3:いろは堂
やっぱりいろは堂!ここを無視して通過することはできません。実際ここは一人でも誰かと来ても必ず立ち寄る場所です。
鬼無里 4:いろは堂
いつもながら「季節限定のおやき」をいただきました。
「じゃがいも」と「栗あん」です。一人あたり2個頼むと2分の1個サービス、3個頼むと1個サービスしてくれます。
初めてきたときには3個頼んで1個サービスしていただき、全部平らげるという快挙に友だちから呆れかえられ、あまつさえそのすぐ後に「観音蕎麦」でざるを食べたのですから…大食いでした、あの頃は。
鬼無里 5:いろは堂
横の入り口には時々センスのいい装飾があるのですが、今日は特になし。
鬼無里 6:山里の秋
刈り入れが終わった鬼無里の村にも間もなく秋の深まりが訪れます。
鬼無里 7:山里の秋
秋が深まり行くと、鬼無里には目も気持も癒してくれる光景が待っています。そのころにまた訪れたい…
鬼無里 8:山里の秋
左手奥にある茅葺がかつての「観音蕎麦」です。実に不思議な雰囲気に満ちた土間の店内であり、接客のご婦人は仄かな色気を湛えた高齢の方でした。とても印象深い場所です。
嶺方峠へ
思ったより上りが辛いのは明らかに走れなくなっている証拠です。
記憶が消滅するのが早く、何度訪れても新鮮な気持ちで走れるのはいいのですが…
"もうそろそろ峠かな"、"次のカーブを過ぎたら見えるのかな"の繰り返しが辛いこともあります。
白沢洞門 1
ようやく朱色の洞門が見えてきました。
白沢洞門 2
ここを過ぎなければ "それ" が見えるのかどうかは誰にもわかりません。
白沢洞門 3
何回も訪れているのにドキドキします。特に今回のように鬼無里から北アルプスが全く見えなかった時はとりわけ…
嶺方峠 1
どこかから拝借してきた写真ではありません。正真正銘、この日、トンネル先に「後立山連峰」の絶景が待っていてくれました。
嶺方峠 2
嶺方峠のどこが素晴らしいって、絶景そのものもさることながら、このドラマチックな展開です!
絶景で優るところはほかにいくらでもありますが、こんな演出たっぷりな登場は他にはありません。
嶺方峠 3
登山には及ぶべくもない光景ですが、自転車で普通の道路から見られることに感謝です。
嶺方峠 4
しかし二本の脚であの頂点に立ってみたい思いはいつも変わりません。登山は神様に近づいていく行為とも言えますからね、どこか崇高な感じがします。
嶺方峠 5
静かにこの光景に浸っていたかったのですが…西の方からやってきたこのご夫婦は山に詳しいのでしょうが喧しいやかましい。
彼らが立ち去るまでトンネルの出口でスマホでメッセージを送りながら待機しました。
白馬村へ
しばらく独り占めの時間を楽しんでから白馬村へとダウンヒルです。
この光景が拝めることをあまり期待していなかったばかりに嶺方峠への到着が昼を過ぎてしまい、後立山連峰が午後の大気に霞んでしまったのが残念でした。
『その2』に続く←ここをクリックしてお進みください
Twitter : @pa_hoehoe
今日のカメラとレンズはX-T10 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
このところ走れてないので、進まない気持ちを無理に押して50~60㎞ほど平地を走った前日。カメラを持てばよかったという光景に出会いましたが、記録はなし。
その日は疲労感で早々と床に就き、目覚めたのが午前4時過ぎ。天気が崩れる週末を控えて唯一青空が期待できるこの日でした。出かけない手はない!
この日はあまり厳しいコースを走れる自信がなく、のんびりできることを前提にルートを決めました。
大急ぎで輪行の支度。歩くことを前提にSPDペダルとシューズ、そしてJRの運賃30%割引のためのカード、現金、ライト、カメラ…何か漏れがありそうだが時間がないので急いで駅へ。
東京駅では「かがやき」にも「はくたか」にも間に合わず、長野行き「あさま」の座席指定で長野へと向かいます。
予報と違って空には厚い雲が垂れ込めています。"紅葉シーズンには早すぎるし、降られずに走れればいい"と割り切れば、空模様もそんなに気になりません。
JR長野駅善光寺口
しかしJR長野駅へ降り立つころには雲の切れ間から日が差し、かすかに青空も見られます。こうなると俄然欲が出てきます。"もしかすると見られるかも…"
加茂神社とKUMON西長野教室
紅葉の季節に出会ったこの神社はなかなかよくて、公文の教室が同じ敷地に共存しているところが微笑ましい。教室もなんだか味がある雰囲気です。ついつい毎回ここに立ち寄ってしまいます。
裾花渓谷
長野駅からほんの少し走れば裾花渓谷の入り口です。
これは地方ならではです。東京や横浜はあまりにもだだっ広くて、自然の中に身を置くまでに走りつかれてしまいます。
裾花大橋
鬼無里への道は平坦だと言ってウソつき呼ばわりされたことがありますが…改めて走ってみると確かに!
結構上っています。目的地にたどり着きたい一心で苦にせず走っていたのでした。
裾花ダムを過ぎると紅葉時の撮影ポイントとして人気のある「裾花大橋」です。
裾花川 1
裾花大橋からの眺め…紅葉の頃には水に映る様子が確かに美しい。
裾花川 2
鬼無里の村に向かっては長閑な道が続きます。裾花川沿いに走るこの道がとても好きです。
ほんの少し秋の雰囲気です。
鬼無里 1:蕎麦のおに屋
鬼無里で人気の蕎麦屋「おに屋」です。いつもは朝が早すぎて開店前に通過するのですが、この日は営業中でした。
店の前は道路工事中でいったん通り過ぎましたが歩いて戻って写真だけ撮りました。
このすぐ後に「いろは堂」でおやきを美味しく食べるのを楽しみに走ってきたので、心を鬼にしてスルーしました。
鬼無里 2:松巖寺
松巖寺は気になっていたお寺…しかしこちらの境内も工事中で騒々しく、写真を撮るだけにして通過しました。
鬼無里 3:いろは堂
やっぱりいろは堂!ここを無視して通過することはできません。実際ここは一人でも誰かと来ても必ず立ち寄る場所です。
鬼無里 4:いろは堂
いつもながら「季節限定のおやき」をいただきました。
「じゃがいも」と「栗あん」です。一人あたり2個頼むと2分の1個サービス、3個頼むと1個サービスしてくれます。
初めてきたときには3個頼んで1個サービスしていただき、全部平らげるという快挙に友だちから呆れかえられ、あまつさえそのすぐ後に「観音蕎麦」でざるを食べたのですから…大食いでした、あの頃は。
鬼無里 5:いろは堂
横の入り口には時々センスのいい装飾があるのですが、今日は特になし。
鬼無里 6:山里の秋
刈り入れが終わった鬼無里の村にも間もなく秋の深まりが訪れます。
鬼無里 7:山里の秋
秋が深まり行くと、鬼無里には目も気持も癒してくれる光景が待っています。そのころにまた訪れたい…
鬼無里 8:山里の秋
左手奥にある茅葺がかつての「観音蕎麦」です。実に不思議な雰囲気に満ちた土間の店内であり、接客のご婦人は仄かな色気を湛えた高齢の方でした。とても印象深い場所です。
嶺方峠へ
思ったより上りが辛いのは明らかに走れなくなっている証拠です。
記憶が消滅するのが早く、何度訪れても新鮮な気持ちで走れるのはいいのですが…
"もうそろそろ峠かな"、"次のカーブを過ぎたら見えるのかな"の繰り返しが辛いこともあります。
白沢洞門 1
ようやく朱色の洞門が見えてきました。
白沢洞門 2
ここを過ぎなければ "それ" が見えるのかどうかは誰にもわかりません。
白沢洞門 3
何回も訪れているのにドキドキします。特に今回のように鬼無里から北アルプスが全く見えなかった時はとりわけ…
嶺方峠 1
どこかから拝借してきた写真ではありません。正真正銘、この日、トンネル先に「後立山連峰」の絶景が待っていてくれました。
嶺方峠 2
嶺方峠のどこが素晴らしいって、絶景そのものもさることながら、このドラマチックな展開です!
絶景で優るところはほかにいくらでもありますが、こんな演出たっぷりな登場は他にはありません。
嶺方峠 3
登山には及ぶべくもない光景ですが、自転車で普通の道路から見られることに感謝です。
嶺方峠 4
しかし二本の脚であの頂点に立ってみたい思いはいつも変わりません。登山は神様に近づいていく行為とも言えますからね、どこか崇高な感じがします。
嶺方峠 5
静かにこの光景に浸っていたかったのですが…西の方からやってきたこのご夫婦は山に詳しいのでしょうが喧しいやかましい。
彼らが立ち去るまでトンネルの出口でスマホでメッセージを送りながら待機しました。
白馬村へ
しばらく独り占めの時間を楽しんでから白馬村へとダウンヒルです。
この光景が拝めることをあまり期待していなかったばかりに嶺方峠への到着が昼を過ぎてしまい、後立山連峰が午後の大気に霞んでしまったのが残念でした。
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プロフィール
Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。
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40代のロードバイク日記(今年50になりましたがタイトルこのまま)
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2 Comments
MHR
shimagnolo
今回の嶺方峠は絶好の晴天だったようでよかったですね。あの場に立ったことがある人ならだれもがそう思うでしょうが、天候が全てですね。あのあたりの地域では戸隠や大望峠、小川村も大好きなところです。もちろんこの度の鬼無里経由の嶺方峠も僕の自転車人生には欠かせません。ただ年々走れなくなっている現実にやや焦りを感じています。素敵なところがあったらご紹介くださいね。