2017/05/22 13:40
2017.05.21

年を取ると誰しもせっかちになります。気が短くなると言い換えるべきかもしれません。
残された時間がいよいよ少なくなってきたからか…
手際よく物事がこなせず、何にでも時間がかかるようになってきたからか…
思い当たる理由はこんなところかもしれません。

かつてよくお泊りサイクリングをした我々ですが、昨年11月半ばに久しぶりに伊豆サイクリングで復活しました。
そして今回も同じメンバーで柳沢峠を走ることになりました。
みんなせっかちです。実行はいつでもいいよと言いながら、直近の週末に走ろうということになりました。

青梅駅9:00集合です。青梅まで自走する気はないので、早い時刻に駅へ向かいました。本来なら通勤ラッシュの時刻ですが、日曜なので通勤ラッシュがないのが救いでした。

早めに青梅駅に着いたのに、中でもせっかちなY崎さんは既に自転車を組み立てていました。挨拶を済ませて僕も支度を始めるとそこへM田さん。

01青梅のコンビニ補給食の調達
青梅のコンビニ
M田さんを先頭に奥多摩湖へと向かいます。僕が先頭に出るとやせ我慢して速度を上げるので皆さんのためにならないことは経験済みです。おとなしく後方につきます。
走り出してすぐにコンビニに入ります。
朝ご飯を食べてこなかった僕のようなものの為でもあり、水分や補給食を用意する目的でもあります。
しかし脚は回らなくなったとはいえ、二人とも元気。特にM田さんは口だけは以前通り良く回ります。

02多摩川鳩ノ巣あたり
多摩川
奥多摩が近いこの地では多摩川の美しさが際立ちます。スタンドアップパドルボートを楽しむ人の姿も見られます。

03a老夫婦の食堂
奥多摩の食堂
少し早めですが(まだ11時)、この先食べるところがないのでお昼ご飯を食べることにしました。M田さんがちょっと面白い雰囲気のお店だという奥多摩駅至近の「ヘムロック」です。
ヘムロックとはツガ(松の一種らしい)という意味だとおっしゃっていましたが、帰宅してネット検索したらドクニンジンからとった毒薬との意味もあるらしい。さらにソクラテスはこれで毒殺されたとありました。
このことを知って食堂の名前にしたとは思われませんけどね。このお店は「ツガ」です。w

04食堂の奥さん
食堂の奥さん
ワゴンに乗せて料理を運ぶのは奥様。

05食堂のご主人
食堂のご主人
こちらはシェフ担当のご主人です。かつては自転車で何日もかけて和歌山県と東京間を走られたことがあるとか。
「お水を上げますからボトルをどうぞ」とおっしゃってくださり、氷もたっぷり入れてくださいました。
お年を召したお二人が微笑ましくも善良なお人柄を感じさせてくれるいいお店です。また寄りたいと思いました。

06奥多摩湖
奥多摩湖
奥多摩湖までは緩い上り。しかも朝の清々しい空気がたまりません。奥多摩湖畔に居合わせたグループからシャッターを頼まれたので、こちらもお願いしました。
彼らも同じく三人連れの老人自転車乗りで、我々と違うのはご婦人が一人混ざっていたこと。しかもここまで上ってきてこれから下って帰るのだという。さすがに朝が早いです。

07奥多摩湖
奥多摩湖
奥多摩湖を周遊する朝のこの道はクルマも少なく最高です。ただこの日はやや日差しが強く、初夏を通り越して夏の朝という趣です。

08奥多摩湖
奥多摩湖
ドラム缶を浮き代わりに使っていたと思っていたこの浮橋ですが、現在はドラム缶ではありません。

09丹波山へ
丹波山へ
奥多摩湖を過ぎると道は少しずつ勾配を上げていきます。
いつも上り勾配であることを忘れていますが、意外と上っているんですこの道。

10道の駅たばやま
道の駅たばやま
道の駅たばやまで補給&休憩です。ソフトクリームをいただきました。気温が高いこの日、冷たいものが欲しくなります。でもソフトクリームはやっぱりあさぎりソフトです。

11丹波山村
丹波山村
この先も同じような緩い勾配が続きますが、知らぬ間に標高を上げているようで谷はみるみる深さを増していきます。

12丹波山村
丹波山村
そして柳沢峠への道はトンネルの道でもあります。
ただ気になるのはこの程度の通行量で、しかも産業道路ではなくあくまでも観光道路。なのに旧道を閉じて別ルートのトンネルを掘ったり、ショートカットの為の工事があちらこちらで行われています。
そのお陰で旧道の名所も見られなくなり、観光道路としては何の改善も意味も感じられません。

13柳沢峠へ
柳沢峠へ
大菩薩ライン沿いの多摩川の上流を見ると、東京湾に注ぐあの大きな川が想像できません。
自転車を止めて思わず谷底を覗き込むM田さんです。
この大菩薩ラインを初めて走ったのもM田さんの案内でしたし、その後何回もご一緒しましたが、彼の落車に巻き込まれて二人して血だらけになって奥多摩へ下ったこともありました。

14柳沢峠へ
柳沢峠へ
ゆっくりゆっくり走れば無限に走れると嘯くM田さんですが、この辺りまで来るとY崎さんの表情にも疲れが見られます。
「わらび餅、わらび餅w」と言って元気づけると、「休みかもしれないw」というので、ここから犠牲的精神を発揮して先行し、確かめることにしました。

15柳沢峠へはまやらわ
柳沢峠へ:はまやらわ
めでたく営業中です。
旅館への橋の手すりや塀にペンキを塗っている女将さんらしき人の手を止めさせてしまいました。
予約がないと泊まれないのか、1泊の宿泊はいかほどからなのか…など伺うと、部屋の間取りや季節によって提供される料理などまで細かく教えてくださいました。
とかくするうちに二人がやってきました。

16柳沢峠へはまやらわ黒糖
柳沢峠へ:はまやらわ・黒糖わらび餅
トキちゃんに黒糖以外のわらび餅の食レポを約束したので、三種類の「わらび餅」を注文して、三人でシェアすることに協力してもらいました。

17柳沢峠へはまやらわ白糖
柳沢峠へ:はまやらわ・白糖わらび餅
M田さんは既に食べたことがあるのですが、もちろん評価は上々です。しかもボリューム満点です。おいしいだけでなく腹持ちがいいというのが共通の感想でもありました。

18柳沢峠へはまやらわヨモギ
柳沢峠へ:はまやらわ・ヨモギわらび餅
でもゆっくり味わっている様子はなく、あっという間に平らげるM田さん。どれもとてもおいしいのですが、見かけほど味に違いはありません。味覚音痴の僕ではブラインドテストなら間違いなく不合格になります。
でも実に満足なおいしさです。

門から出ていらっしゃた宿のご主人、我々と目が合うとちょっとお話し相手見なってくださいました。女将さんとご主人とわらび餅の三者を総合評価すると、きっといい宿なのだろうと思われました。

19柳沢峠へ
柳沢峠へ
さて峠までまだ3㎞程の上りが残っています。しかもここからがなかなかきつい…とはいうものの、止まりそうな速度で走る我々は急こう配など敵としません。
倒れそうな速度で上れば怖いものはありません。怖いのは乗って帰る電車が無くなってしまうことかもしれません。

20柳沢峠
柳沢峠
日曜日にもかかわらず峠には一人の先客がいるのみ。夏のような今日の気温です。雲はないものの富士山は目を凝らさないとよく見えません。

21柳沢峠
柳沢峠
しかし実にいい感じの富士山です。手前の山々にかかる霞の上に浮かび上がるような姿です。

22塩山へ
塩山へ
ここからは実に気持ちのいいダウンヒルですが、ここでも急カーブを緩やかな曲がりへとするための道路工事が延々と行われています。過剰にスピードを上げなければ危険があったわけではなく、以前のままで十分だったのではないかと思います。

23塩山へ
塩山へ
実はこの下りでもM田さんのひやりとした未遂事件がありました。ここよりもう少し下った地点だったと思いますが…
何しろ話好きのM田さん。サイクリング中にいきなり振り向いて「あのねぇ」なんて言うことはしょっちゅうで、あんまりくっついて走ると追突してもろとも落車しかねません。
この時もそうでした。何か話しかけていて足元の注意がおろそかになっていました。下りですからそこそこの速度。
左側の深い側溝ぎりぎりにに寄っていき、危うすぎて「……!!」声をかけられません。声をかけたらさらに振り向いてもっと危ないと判断したのです。
アクシデント一歩手前でぎりぎり気づくという、脇の下から冷や汗の未遂事故でした。今回もなんかで痛めたという左肩と左腕にキネシオテープを貼っていました。

さらに下ると「大菩薩の湯」
わらび餅に続いて本日二つ目のお楽しみです。
ゆっくり湯船につかり、三人一緒の久しぶりのサイクリングの疲れを癒し、次回のお泊りサイクリングの相談もまとまったこの日の長風呂でした。

晩ご飯は僕がかつて食べた店に案内するつもりでしたが、日が暮れて真っ暗になったので場所がわかりません。「いつものことだからいいよ!」…と別のグループでも言われるこのセリフです。

直接塩山駅へと下ってどこかで食べようと思いましたが、何もないんですよね。驚くほどなにもありません。少なくとも夜の8時近い時刻に開いている店はありません。

店を探しに走り出すM田さん。僕はとりあえず特急の時刻を調べることにしました。
なんとあと20分後に「特急かいじ」が出ます。

Y崎さんにそのことを告げ、先に改札口に入って輪行の支度をしてもらうことにしました。
M田さんを置き去りにするわけにもいかないので探しに行くと、交番で何か尋ねている様子でしたが、こちらへ戻ってきました。
「何もないみたい」というので、駅に戻って大急ぎで輪行の支度をして切符を購入しました。

無事に乗り込みましたが、いつも余裕がない…

M田さん、Y崎さん、今日は久しぶりに実に愉しい一日でした。ありがとうございました。
次回は東北輪行ライドになりそうですね。
今から楽しみで仕方ありません。


Twitter : @pa_hoehoe

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2 Comments

  • びび 

  • デローザさん!こんばんは。
    おしり&お腹の具合いはいかがですか?
    ブログを読んでいる限り、元気そうで良かったです!!

    少ない交通量でのride、良かったですね!
    前日、秩父から走った時に私に訪れた思考能力低下の現象は、久しぶりに交通量のある道を走ったことによるものではないかと、自分的には分析しています。
    そうなると・・・峠しかないのに(;´д`)

    暑さにも慣らして、走れるように連れていってもらいます(*^^*)
  • 2017/05/22 20:42 | URL 
  • shimagnolo 

  • ビビさん、ご心配くださってありがとうございます。
    お腹は遊び過ぎが祟ってのことで、自業自得と言われております。でも医者のアドバイスは馬耳東風…w
    健康によい暮らしを目指すなんてまっぴらで、不健康でもいいから楽しい暮らし方を選んでしまいます。
    やっぱり自業自得ですね。ww

    孫の小学校最後の運動会だったので、思わず綱引き出場者の列に並んでしまいました。お尻はその勲章ということにしといてください。いや、負けてしまって、孫の白組に貢献できませんでした。情けない…

    交通量の多い道はストレス一杯で愉しくないですよね。でもクルマが少ないけど上りばっかりというのも考え物です。僕もあまりいろいろなところを知りませんが、ビビさんが走って愉しいかどうかも考えながら輪行サイクリングをしますね。いいコースが紹介できるといいなぁ。
  • 2017/05/22 22:48 | URL 

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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