2017/04/15 10:24
2017.04.14

磐梯山周辺のスカイラインを走ると意気込んで輪行の支度を整え、同スカイラインの通行規制をチェックしました。(<順番が違う!)
なんと福島道路総室のHPには「磐梯吾妻スカイラインは降雪により目下通行止めである」とのテロップが流れているではありませんか。
sumさんのブログ「自転車百景」にも刺激されて、磐梯山周辺のスカイラインを制覇するつもりでしたが、前々日の雨が雪となったらしい同地方。
ここは大のお気に入りで年に何回かは訪れるのですが、sumさんにお声をかけていただいたのも磐梯吾妻スカイラインの浄土平でのことでした。

しかし輪行の支度も出来上がっているし…どこかへ行かずばなるまいの気分です。

FBでのktyさんの一言「静岡の平地の桜はいよいよ見納めらしい」を思い出して即そちらへ変更しましたが、週明けには行くつもりだったのを前倒しにしただけでした。目当ての桜の状況からすると前倒しは結果正解でした。

01新富士駅
新富士駅
いつもと同じ新幹線で新富士へ。
この駅でたった一人ということは稀です。そのほとんどはktyさんと待ち合わせ、そしてこの1年トキちゃんも一緒ということが多いので今日はやや寂しい。

慣れないコースを走る時は、駅からどっちの道へと走りだせばいいのか迷うことが多くて困ります。新富士スタートは何度も経験があるものの、いつも人についていくだけでしたから…。
午後に乗船予定のフェリーになんとしても間に合わなければならないので、コースを外れて無駄な走行をしている余裕はないこの日でしたが、明後日の方へ行きかけては戻りまた違う方へ…結局は無駄な走りをしました。

02新富士スタート
新富士スタート
ようやく大雑把な地理関係を思い出して正しい方向へ走り出しました。富士山が見事!
今日一日はきっと見事な絶景が拝めるに違いなく、期待に胸が膨らみます。後でそれがあっけなく萎もうとは…この時点では神のみぞ知るところでした。

市街地を走りながら潤井川を遡ります。

GPSの働きのお陰で無事到着し、中洲(状ではあるものの中洲ではない)に降りる前に橋から橋へとぐるりと龍厳淵の概観を確かめました。

03潤井川
潤井川:龍厳淵
一つ上流の橋から眺めた桜のスポット。この時まだ人出も少なく素晴らしい光景を独り占めです。橋の上から透明な清い流れを見つめていると空気までもが清々しく感じられる朝です。

04潤井川
潤井川:龍厳淵
この橋から振り返った上流は…
二つの景色の落差がすごいです。やっと車がすれ違えるほどの同じ橋から見た上流と下流とは思えません。

05龍厳淵
潤井川:龍厳淵
一つ下流の橋へと移動します。おそらくここがベストビュースポットなのだと思います。
三脚を立てて撮影する方、スマホやコンデジを熱心に向ける人々が集まってきました。クルマの通行に支障が出て、クラクションが鳴らされたりしています。橋に止めた僕の自転車もその対象になり、大急ぎでどかす一幕も。

06龍厳淵
潤井川:龍厳淵
絵に描かれた様な春景色とはこのこと。富士に桜、そして菜の花に青く澄んだ流れ!
早起きして訪れてよかったと思える瞬間でした。カメラマンたちが集まって来るのも道理です。

07龍厳淵
潤井川:龍厳淵
流れの中の中洲上で三脚を立てて動く気配のなかったカメラマン氏が移動したので、代わってその場にしゃがんで撮影しました。同じ場所から撮ればいいってものではないことを証明する1枚になりました。w

08龍厳淵
潤井川:龍厳淵
川べりに並んで座っているカメラマンを最後の1枚に次の場所へと向かいます。予定のフェリーに乗り損ねると伊豆半島へ渡るのは不可能になってしまいます。何をしていても気がせく今日のサイクリング、次回からこういうのはやめよう…

09勘助坂へ
勘助坂へ
今年の八十八夜は5月2日。お茶の新芽が柔らかく萌え出るにはまだ間がありますが、その頃改めて訪れたい茶畑です。美しく手入れされた茶畑の向こうには春霞が立ち込め、富士山から愛鷹の山へと連なる光景は桜と同等かそれ以上に春を感じさせてくれます。
まさに茶どころ静岡の春ならではです。

10勘助坂へ
勘助坂へ
新東名高速道路とすそ野に広がる富士宮の市街。こうしてみると富士山の高さ、大きさ、威容が一段と強調されます。
大自然の中にあっては人の暮らしはちっぽけなものです。悲喜こもごもの人の営みから逃れられない我々ですが、時には自然の中に立って様々思いを新たにしたいと思います。

ktyさんに教わった通り、龍厳淵(りゅうがんぶち)から勘助坂へのルートは短いながら激坂です。しかし、だからこそ少し上っては振り返って撮りたくなる景色が次から次へと現れるのです。

11勘助坂へ
勘助坂へ
枝垂桜と茶畑とちょこんと頂を見せる富士山の取り合わせに思わず笑みがこぼれます。

12勘助坂
勘助坂
上り切って勘助坂。あの風林火山で知られた稀代の軍師山本勘助が幼少のころ過ごしたと言われるこの地です。
自然と文明が共存しつつ大きなスケールの景色を作り上げているところは、薩埵峠にも共通したところがあります。
写真でしか見たことがないですが、この勘助坂からの夜景は実に素晴らしく、今年の夏には夜景を楽しみたいと思っています。
若い友達から後ろ指を差されながら、静岡のあっちやこっちで迷走や徘徊を重ねた結果日が暮れて夜になってしまったらしめたもの。ここに上ってくればいいわけです。

13富士川と富士山と愛鷹山
富士川と富士山と愛鷹山
富士川沿いの道へと下って春霞の富士山を楽しみます。素晴らしい景色!
この陽気でさらに気温が上昇すれば富士山は霞の中へと消えてしまうでしょう。楽しむのは今のうちです。

本来ならば東海道の宿場町を楽しみ、よし川さんで「黄金丼」を食べてから薩埵峠を目指すところですが…フェリーに乗るには全部スルーです。

14薩埵峠へ
薩埵峠へ
倉澤地区も目を瞑って通過。
薩埵峠への激坂にチャレンジします。短いながらすごい激坂です。
今は夏ミカンの収穫時期なのでしょうか。すっかり熟した夏みかんがたわわに実っています。

15薩埵峠へ
薩埵峠へ
振り返った景色を撮るのを口実に自転車を降ります。あっという間にこれだけ標高をあげるのだからその勾配は推して知るべしです。

16薩埵峠へ
薩埵峠へ
薩埵峠の桜もまさに今が見ごろです。桜の向こうに広がる海はまさに"ひねもすのたり…"という風情。とろ~んと溶けて流れそうな海の様子です。

駐車場に自転車を止めて薩埵峠の見晴らし台(撮影台というのが適当か)まで歩きます。ここへ来たらロードシューズの歩きにくさなど理由にできません。どうしても一番の絶景が楽しめる地点まで行かずにはいられません。

17a薩埵峠
薩埵峠へ
途中に一輪だけ咲いていた菖蒲かアヤメのような花。カメラの補正ダイヤルがあらぬところに回ってしまっていたことに気づきました。画像を確かめると、蒲原から由比にかけて撮った写真はかなり露出オーバーでした。
撮りなおしたこの花のお陰で設定を元に戻せました。感謝を込めて1枚アップしておくことにしました。

17薩埵峠
薩埵峠
薩埵峠の展望台から1枚。富士山は早くも霞の中に埋もれそうになっています。しかし印象的なのは海の色です。乳を流したようなとろんとした色は春ならではでしょう。
水ぬるむ…ひねもすのたり…、もっとも雄弁に春を表現していたのが駿河湾の海でした。

またまた食べる話で恐縮ですが、この後興津に下ったらぜひ食べたかった鯛焼き、道中頭の中でタイが泳いでいたくらいでしたがこれもスルー。

もしかしたら鯛焼きを食べるくらいの時間はあったかもしれないのですが、清水までの時間が読めないので仕方ありません。
街中の大通りでしたが飛ばしました。多分今回のコース中では一二の速度だったかもしれません。と言っても大して速くないww

清水港に到着したのは12:40。乗船券を購入して一休み。お腹が空いてきましたが、フェリーに乗ったらろくなものが食べられません。

フェリーの出航は1:20、乗船開始は1:05ということで15分ほどの時間がありました。時間のかかる昼ごはんはやはり無理のようです。自転車で数百メートル戻って握り寿司のパックを購入し、フェリー乗り場のベンチで食べました。
ゆっくりできる余裕があれば「流れ鮨 沼津魚がし鮨」(富士宮店でkty家にごちそうになりました)もありましたが、こちらはいささか無理のようでした。

18駿河湾フェリー
駿河湾フェリー
フェリーの出航時はまだ穏やかな春の海でしたが、春霞は一層その濃さを増しています。

19駿河湾フェリー霞む富士山
駿河湾フェリー
富士山はこの通り! じ~っと目を凝らしてもうっかりするとその存在に気づかぬほど。これでは港を出たら写真を撮る場面はありません。

20駿河湾フェリー虹
駿河湾フェリー
風はますます強さを増し、フェリーは大きく揺れ、ときおり波に持ち上げられた船体がドスンと落ちる場面も。前部は波しぶきが窓を洗います。
船室の外に出る人はほとんどなく、気分が悪くなってカーペットの広間に寝ころんでいる人もいます。
船室の横のデッキに出るとフェリーがかき分ける波しぶきが虹を作っていました。

『後編』に続く←ここをクリックしてお進みください


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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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