2017/04/08 10:09
2017.04.04

ヘロヘロの状態で到着したあさぎりフードパークですが、平日のため朝霧乳業の「青空キッチン」は営業していません。
かつてそれを知らずにお腹を空かせて到着したフードパーク。休業の「青空キッチン」にがっかりして倒れそうになった思い出があります。w
しかし朝霧乳業のスタッフのおすすめで、トーストしたミルクパンとゴーダチーズ、出来上がったばかりの新鮮な冷たい牛乳でお腹を満たすことができました。実においしかったことを今でも思い出します。

自転車を止めてひとまず屋内に入って腰を下ろすことにしました。
テーブルについてからktyさんに連絡を…と思っていたら目の前に登場しました。自転車を止めている姿をどこかで見て気づいてくれたのでしょう。元気そうないつもの笑顔で出迎えてくれました。
※間に合った安堵感と疲労で余裕がなく、写真を撮るのをすっかり忘れていました。
42aあさぎりフードパーク朝霧乳業
あさぎりフードパーク:朝霧乳業
僕が疲弊していることは一目で見抜かれてしまいました。心配をかけたくなかったので、時間が押していたので少し急いだことなどをやや控えめに話しました。実際はよたよたボロボロでした。

「寒くないんですか?」と尋ねられて初めてベースレイヤー1枚だったことに気づきました。そういえば途中の朝霧高原では6℃を示していました。それを見て本栖みちの上りとの温度差に驚きましたが、体の中から熱を発していたので寒さを感じることはありませんでした。

「何か食べながら…」と言って、ソフトクリームエスプレッソをごちそうしてくれました。ktyさんは牛乳ソフトクリームをチョイス…
朝霧乳業に着いたら僕がおごって付き合ってもらうつもりでしたが、逆になりました。ごちそうさまでした。

相変わらず忙しそうでしたが、その日はその後で従業員の親族の通夜に沼津まで出向くとのことでした。なのでゆっくり話をしていることはできませんでしたが、さらに遅い到着だったら行き違いになったかもしれません。それを思えば非力ながら急いだ甲斐がありました。

自宅に戻って喪服に着替えるので富士宮までクルマで送ってくれると言ってくれました。僕が寒そうだからとの気遣いも含めての親切な申し出でしたが、辞退して走ることにしました。
日没後の低温を突いてのダウンヒル、場合によっては闇を走ることも当初から想定のうちでしたから、脱いでリュックに詰めた衣類のほかにウインドブレーカーも用意していました。お気遣いありがとうございました。

それに僕の取り柄は年の割に回復が早いこと。この時にはさっきのボロボロ状態からほとんど立ち直っていました。

富士宮までは下り基調であり、夕暮れの朝霧高原の光景を楽しまない手はありません。そして最後に立ち寄る富士山本宮浅間大社はライトアップされる時刻に到着出来ればよいのです。自転車での移動速度でも十分に間に合うはずでした。

あまり時間がないktyさんにまたお目にかかる約束をして、あさぎりフードパークを後にしました。

42朝霧高原毛無山
朝霧高原:毛無山
ここの風景は晴れても曇っても実にいい雰囲気です。雨や雪はさらによさそうですが、さすがにそれは経験がありません。初めて案内していただいたときはヨーロッパ的なスケールと明るさに感嘆したものですが、その後は雲に頂を隠された陰鬱な様子、雲間から差し込む光の幻想的な様子など、季節や時刻や天候を超えた光景に魅了されています。

43生後半月の子牛
乳牛の牛舎
朝霧高原を下り始めてすぐの牧場の牛舎に子牛の姿がありました。近くまで寄って写真を撮らせてもらいました。生まれてからどれくらい経つのか尋ねたら、「まだ半月です」とのこと。答えたのは子牛ではありません、牧場主です。w

44牛舎
乳牛の牛舎
牛舎の中にはぎっしりと並んだ4列の乳牛たち。この写真は中央の通路を挟んでお尻を向け合っている乳牛たちの様子です。

子牛の年齢を教えてくださった牧場主らしい方が、やや言いにくそうに「ここは立ち入りを断わっています。あそこにも書いてありますが…最近はうるさいんですよ」と指をさしながらおっしゃいました。疫病などの感染の可能性を考えれば当然のこと。平にお詫びをして牧場の外に出ました。そこには「立ち入り禁止 Keep out!」と書かれた立札がありました。

観光牧場ではなく乳牛を育てているらしい牛舎にずかずかと入り込んでしまった不見識!
我ながら情けなく、首を振りながら牧場を後にしました。

この先は浅間大社目指して一気に下ります。上り返しもない長い下りなので、朝霧高原で脚を使い切っても心配はいりません。

富士山本宮浅間大社へと下ってきました。
45浅間大社湧玉池
富士山本宮浅間大社:湧玉池
湧玉池の回りの明かりが目立つ時刻になりました。富士山の伏流水が湧き出るこの池ですが、水温は年間を通して一定でしょうから、温度上昇による濁りの発生はないのでしょう。いつ訪れても澄み切っています。

46浅間大社
富士山本宮浅間大社:本殿と枝垂れ桜
既にライトアップされているものの、本堂や拝殿が闇に浮かび上がる時刻にはまだ間があります。
本殿の屋根を飾る千木と堅魚木の意味は知りませんが、屋根の装飾としては実に秀逸だと思います。

47浅間大社
富士山本宮浅間大社:拝殿と枝垂れ桜
あたりがまだ暮れ残るこの時刻、刻一刻と空が明るさを失っていくのを待ちきれぬ思いで見守りました。

48浅間大社
富士山本宮浅間大社:拝殿
この時刻を逢魔時ともいいますが…この場所のためにあるとさえ思われる言葉です。
加えて満開の桜は狂気を感じさせることがありますが、まさに!

49浅間大社
富士山本宮浅間大社:拝殿
この時刻に建物全体が醸し出す雰囲気は、どの角度から見ても心惹かれます。

50浅間大社
富士山本宮浅間大社:拝殿
昼間から夜へと移り行くこの時刻、そして参拝者の姿がほとんどないからこそ、ミステリアスでただならぬ空気感に浸れるのです。

51浅間大社
富士山本宮浅間大社:楼門から参道
神域という言葉とはやや乖離した広大な浅間大社の境内ですが、人が払われて提灯がともされたこの時刻は別物です。

52浅間大社
富士山本宮浅間大社:楼門から拝殿全景
楼門から振り返ると真正面に向き合える拝殿と本殿、実に幻想的です。

53浅間大社
富士山本宮浅間大社:拝殿全景
漆の朱色が炎のように浮き上がるほどに夜の帳が降りてきました。
この時刻を迎えてこその浅間大社の情景、誠に幽玄な趣です。

54浅間大社
富士山本宮浅間大社:拝殿と枝垂れ桜全景
ライトアップはしばしばそのものが持つ本質や品格を損なう場合が少なくないですが、浅間大社は夜の闇に浮かび上がってこその雅であり、あたりの空間までも幽玄な世界へと変えてしまいます。

興覚めな余計な一言ですが…
スカイツリーより東京タワーのライトアップの方が断然好きなんです。それはライトアップされて美しさを増すからです。

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Twitter : @pa_hoehoe

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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