2017/03/24 00:01
2017.03.22

前夜までの荒れ模様がウソのように収まったこの日、JR長野駅から裾花渓谷を楽しみ、鬼無里村で癒された前半のサイクリングでした。

そして今回のハイライトである嶺方峠へとやってきた我々二人です。
白沢トンネルの向うには、劇的に出現するはずの雪を頂いた後立山連峰がまっていてくれるでしょうか。
嶺方峠は、その光景を目に焼き付けたくて上ってくる自転車乗りたちのメッカともいえる峠です。

日頃の行いがなってない我々に奇跡は起こるのでしょうか……………



01嶺方峠
嶺方峠
目を凝らすと雲の下にぼんやりとうっすらと何かが浮かぶ様子が…

02嶺方峠
嶺方峠
奇跡は起きました! 思わずハンドルを握る手から力が抜けていきます。

トンネルを抜けた眼前の光景に向き合うといつも言葉を失います。初めての時、心が震えるとはこのことだと思いました。
この時の感動は何度訪れても新たです。逆暗転する眼前の世界に目も心も奪われ、しばし呆然となります。

やや雲をかぶっているとはいえ、この劇的な光景が見られた幸運を感謝したい気持ちで一杯でした。そしてこの光景が見せたくて友だちを誘います。

昨夜までの雨がこちらでは雪となって高い山々に降り積もったのでしょう。春にしてはやや雪深いと思われる後立山連峰です。

13a嶺方峠
嶺方峠 
自転車を止めて改めてトンネルから出直してその光景を楽しむトキちゃんです。

05嶺方峠
嶺方峠
相撃ちになりながらの撮影…

その時ファインダーを通して見たトキちゃんの表情です。
15嶺方峠この視線の先
嶺方峠
感動している様子を目の前に見て、ここまで一緒に上ってきた僕も相当嬉しい。登山や自転車でのヒルクライムのように苦しさや困難を乗り越えた末に同じものを見て同じ感動を共有する。そういうチャンスを持てることは実に幸せなことだと思います。

僕たちが年齢を越えて親しくなれた背景にはそんな事情があると思います。
一昨年末の朝霧高原での共通体験が原点だと思っています。もちろんそこには我々を結び付けてくれた大切な人間が存在することを忘れることはできません。

13b嶺方峠
嶺方峠
今回僕が撮った写真の中ではこれら2枚の写真は傑作だと思っています。満たされた自然な表情が気に入っています。
写真の出来はともかく、思いがけず心が表情に素直に現れた瞬間に出会うこと、それが人を写す醍醐味ではないかと思っています。

14嶺方峠
嶺方峠
トキちゃんのカメラの先に広がるのこの光景!

18嶺方峠
嶺方峠
一転して…こちらは何をしてるんでしょう。この前カメラを落下させたばかりだというのに、全然懲りていません。
今度落として壊したら醤油ご飯だな。つまりおかずは無しということです。サイクリングで最初にカメラを落とした時、ビビさんから申し渡されてました。
この話は仲間内では有名です!(笑)

19嶺方峠
嶺方峠
「こっちの方がいいよ!」と渡した金属製の小型のレーキの様なものにカメラを乗せてセットしていますが、この時セルフタイマーで何を撮ろうとしていたのか覚えていません。(いつものことですw)

さっき表情を見て喜んだのは大きな勘違いだったかもしれません。あの顔であの時こんなろくでもないこと考えていたことを後になって知りました。

13嶺方峠
嶺方峠
地面すれすれにカメラをセットして何を撮るつもりなんだろう…ボトルの下に小石を挟んだりして懸命に安定させています。

03嶺方峠拡大前
嶺方峠
カメラの先の光景はこれでした。
えっわかりませんか?

それでは拡大してお目にかけましょう。
04嶺方峠拡大前
嶺方峠
セルフタイマーをセットして急いで僕の方に走ってきました。いきなり前でごろりと横になりうつぶせました。
あたかも僕が彼を打ちのめしたかのような図になってます。ガッツポーズの僕と死んだふりするトキちゃん。
感動したようなあの顔で、こんなこと企んでいたのです。油断も隙もあったもんじゃありません。w

16a嶺方峠この視線の先
嶺方峠
そんなおバカな行動に全く動ぜず、美しい自然は文字通り微動だにせず、厳かなまでの姿を見せています。

17嶺方峠
嶺方峠
目を凝らすと雪崩のように山の間から流れ下ってきそうな白い雲が印象的です。

20a嶺方峠
嶺方峠
写真を撮ってスマホで転送しているようです。相手は聞かずもがなでしょう。いつも言うように少しはこっちにもそれを分け与えよ!w

その時、「山を下る雪崩のような雲の下はホワイトアウトの世界でしょうねぇ…あの、帽子を取ってくれますか」なんて言うトキちゃんに、何の疑問も持たずに帽子を取りました。
心の底から素直に景色に感動していた僕は、この時何枚も何枚も写真を撮られていたのに気づきませんでした。

何でもかんでも忘れる上、勘違いや思い込みが激しいカオス状態の僕の頭を指して「ホワイトアウト」と言ったのはktyさんだとは既に書いた通り。

06嶺方峠ホワイトアウト
嶺方峠
ホワイトアウトらしい山の様子と僕の頭の中のホワイトアウトとをシンクロ撮影したかったのです。前向き後向きとたくさんありますが、これなら撮影者も納得するでしょう。w

神々しい景色の前で、いかにも神妙な顔つきで、感動したそぶりを見せていたくせに……たくらみが果たせて満足そうな様子だったので、そろそろ山を下ることにしました。

一度は掲載しない!と通告したのですが、生涯二度とないほど多数の写真を撮ってくれたことに免じて、1枚だけ掲載することにしました。

21a白馬へ
白馬村へDH
下りの道は積雪が懸念されましたがそれも杞憂。下るにつれて雪山と麓の真っ白な村里の光景が迫ってきます。美しい!

07白馬村へDH
白馬村へDH
ここは下り一番のビューポイント! なのですが、白い雲に覆われて山の雪との境目がはっきりしません。あの下はまさにホワイトアウトの世界に違いありません。

08白馬村へDH氷結した池
白馬村へDH
半分以上下ったところで停止の合図をするトキちゃん。
何事かと思ったら道路の傍にある池が氷結しています。これを見せたくて止まったのでした。
この池の様子を見れば下りの冷たさが厳しかったのも納得です。

ようやく白馬の村へと下ってきました。春になれば雪解け水が流れる川の縁には可憐な花が咲き初めます。
白馬村の早春は実に素敵な光景です。ホワイトアウトの白馬に優るとも劣りません。チャンスがあれば次回はそんな季節に!

09白馬村ホワイトアウト
雪の白馬村
この写真はいいねと言ったら、「頭の上がホワイトアウトですものね!」と…あくまでもそこか!(怒)

20白馬へ
雪の白馬村
樹木を伐採して開かれたスキー場が多い白馬地方、山の姿も独特です。

21白馬村
雪の白馬村
降雪地方の冬の厳しさを知らない地域に住む我々。ここでの暮らしの困難さを忘れ、美しい白銀の世界に浸り切ってしまいます。

※今回のブログは前後2回でまとめるつもりでしたが…
有名人並みにとってもらった写真に加えて自分で撮ったものも含めると、優に800枚を越えた枚数になりました。
その10分の1を掲載しても二度では収まり切れません。白馬でのうろうろと大町への道のりは次回のブログでご紹介させていただきます。

『その3』に続く←ここをクリックしてお進みください


Twitter : @pa_hoehoe



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2 Comments

  • びび 

  • デろーザさん!お世話になりました。
    楽しんでますな~トキコーチ(笑)

    にしても、カメラは常に危ないセッティング( ゚Д゚)
    醤油ご飯も近いです。いや、何かを売っての買い直しになりますな。
    あと、雪残る連山と見間違えるようなホワイトアウトの構成は良いですが、演技力については、指導しなくてはなりませんね(笑)

    実は「みねかた」には、縁がありまして、スキーの認定資格を取得するためにみねかたの山荘に宿泊をしたことが幾度もあります。

    また懲りずに走ってあげてくださいね~
  • 2017/03/25 11:18 | URL 
  • shimagnolo 

  • ビビさん、こんにちは
    今回はビビさんとktyさんにお留守番をさせて僕たち二人が楽しんでしまいました。ちょっと申し訳ない気持ちもありましたが、出かけてしまえばそんなことは頭からホワイトアウト!ww

    カメラでは本当に懲りないやつですが、僕も同じことを何度も経験してるので強く言えません。二人とも醤油ご飯も覚悟の上ですね。w
    僕は頭を貸しただけで演技無しでよかったです。トキちゃんには演技指導よろしくお願いいたします。

    ビビさんも嶺方に縁があったとは! ゆっくり時間をかければビビさんにも楽しんでいただけるコースだと思います。トキちゃんが目星をつけたホテルもいい雰囲気です。是非お二人でお出かけください。

    懲りるどころかこちらからまたお願いしたいくらいです。トキちゃんに走りで地獄を見せられないよう研究もしておきます。とても楽しい一日でした。
  • 2017/03/25 12:02 | URL 

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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