2017/01/22 22:03
2017.01.21

GARMINがおバカなせいで走る順番が違っちゃったのでほとほと困りました。
応用が利きません。GARMINがですか?僕もです。(^^;
そもそも予定では下記のコースを走るつもりでした。ちゃんとEDGE 1000Jにダウンロードしたんですがねぇ…
Reliveで確認すると全然違うコースを走ってます。どうなってるんでしょう。



昨年静岡駅でktyさんの陣中見舞いをした時に走ったコース。しかしそろそろ半年経ちますからね。宇津ノ谷への道のりは記憶の襞からほとんど剥がれ落ちています。
まぁ、それでもほとんど人気のない山中と違って街の中。幹線道路が通っているので迷っても大惨事にはなりません。東海道に出れば何とでもなります。

間違いなく言い訳ですが、日本平で通行ルール違反をしたのも静岡駅にたどり着きたかったから。"ああでもしなければ"間違えずに静岡駅に直行する自信もなく…
この道は2年以上前のサイクリングで同じ過ちを犯して(この時は過失)学びました。
静岡駅から国道1号をひたすら下れば宇津ノ谷までなんとかなることは、さすがの僕にもわかっています。

旧東海道 宇津ノ谷集落*************************

22宇津ノ谷
宇津ノ谷集落
実際東海道に出ると標識も現れてコースを案内してくれたので、あやまたずたどり着きました。
前回のサイクリングでは明治のトンネルを抜けた後に宇津ノ谷の集落に降りてきたのですが、今回は逆です。しかも今回はまだ日が高い時刻なので怖気づくこともありません。心霊スポットとして、何かと話題に上る宇津ノ谷峠(特に明治のトンネル)なのです。

25宇津ノ谷宿場の案内板
宇津ノ谷集落
まずは宇津ノ谷の集落をゆっくりと歩きます。建物は修復後の新しさがやや気になり、きれいすぎる石畳もやや風情を欠きますが、これは保存措置が講じられたどの宿場でも同じこと。風雪に朽ちさせるわけにはいきません。
実際ここで平成の暮らしを営んでいる人々があればこその宇津ノ谷であって、そうした方々の暮らしを保全することが第一でしょう。観光専用の施設になっては元も子ありません。

宇津ノ谷の歴史的経緯や意義は専門家から学んでいただくとして、写真のみを掲載いたします。

26宇津ノ谷
宇津ノ谷集落

27宇津ノ谷
宇津ノ谷集落

30宇津ノ谷御羽織屋
宇津ノ谷集落:御羽織屋

31宇津ノ谷御羽織屋
宇津ノ谷集落:御羽織屋

32宇津ノ谷
宇津ノ谷集落

34宇津ノ谷
宇津ノ谷集落
この「角屋」さんは、前回歩いた時にも気になったお宅。幼児のかわいい靴とビニールプールが数世代の同居を想像させたのでした。
左側がおばあちゃん、そばにいる坊やがお孫さん、縁側で語り合うのは近所のおばあちゃんか坊やの曾おばあちゃんか。写真に写っていませんが、坊やのお父さんとお母さんもいらっしゃいました。
この通りだとすれば四世代同居のお家です。
坊やはロードに興味があり羨ましそう。するとお母さんが「いいカメラも持ってるよ」とおっしゃるので、「写真撮ってもいいですか」と坊やの写真を撮らせていただきました。
幼いお子さんなので、ここでの掲載は遠慮いたしました。

35宇津ノ谷おばあさん
宇津ノ谷集落
日の当たる縁側に並んで何のお話をしているのでしょう。お二人ともご高齢ですが、とりわけ右側の方は都市部ではめったにお見かけしないほどのお年寄りです。

36宇津ノ谷おばあさん
宇津ノ谷集落
手拭いでほっかむり、そして綿入りのどてらの様なものを着ています。いや、よく見るとダウン風のコートのようです。
四つ足の杖で歩くには坂が多くて、一足運ぶのも大変そうです。お元気で…と心で伝えました。

37宇津ノ谷蕎麦屋
宇津ノ谷集落
今回もタイミング悪くお腹が空いていません。この蕎麦屋で食べたことがあるというktyさんのお話を思い出しました。

38宇津ノ谷甘味処
宇津ノ谷集落
こちらは甘味処。お店から出てきたのはどうやら地元の親子のようです。駆けだす子供の様子、おいしかったんだろうなと想像します。

39宇津ノ谷食事処
宇津ノ谷集落
そしてこちらはお食事処。本日は営業していないようですが、いずれも観光客を相手にするお店でしょう。戸数が少なく、この地域の人だけではとても採算は取れません。

40宇津ノ谷全景
宇津ノ谷集落
坂を上って宇津ノ谷集落をちょっと俯瞰し、トンネルへと向かいます。

旧東海道 宇津ノ谷明治のトンネル*******************

41宇津ノ谷明治のトンネル
明治のトンネル
藪が整理されて前回ほどの暗さはありません。(時刻が早いということもあり)
たった今人々の明るい暮らしぶりを目にしてきたので、トンネルに対する恐怖感はすっかり払拭されている今回でした。
彼らが実際に通行に利用していると思うと親しみさえ湧いてきました。

42宇津ノ谷明治のトンネル
明治のトンネル
写真だけ見れば怖さを掻き立てる要素に事欠きません。苔むした石積みの壁、橙色の灯りが天井や側壁に作る連続する模様、古びたレンガ造りの内壁…

43宇津ノ谷明治のトンネル
明治のトンネル
内部に入って撮影すると灯りの色が橙色に写りません。目に見た色で撮りたくて何度もシャッターを切りましたが、そこは写真の知識のない悲しさです。

44宇津ノ谷明治のトンネル
明治のトンネル
トンネルの中央にベンチがあって…の恐怖話(by kty-san)に怖気づくこともなく、ゆっくりと歩いて通過しました。

45宇津ノ谷明治のトンネル
明治のトンネル
恐さが先に立って大急ぎで走り抜けた前回はほとんど何も見ていなかったことに気づきました。

しかし日没後であれば、やはり相当の勇気を奮わないとここを通過することはできそうもありません。
今回改めて訪れて、手作りのトンネルの持つ温かみや雰囲気を楽しむことができました。

カントリートレイルとしても公開されているこの地域の山々ですが、その一部を下って国道1号線へと出ます。
宇津ノ谷峠には全部で4つのトンネルがあります。
年代順に、明治、大正、昭和、平成の時代にそれぞれ造られたものです。

46宇津ノ谷昭和と平成のトンネル
昭和と平成のトンネル
前二者は自転車で通過したことがあるのですが、新しい二つは今日が初めてです。
明治のトンネルや大正のトンネルの心理的な怖さはないものの、こちらのトンネルは現実的に怖い!
自転車で走る脇を猛烈な速度で車が追い越していきます。

道の駅宇津ノ谷峠でちょっと一休み。「淹れたて!」に惹かれてコーヒーをいただいたらすぐにスタート。
ほどなく「駿府匠宿」という案内板が気になって左へと曲がりました。がしかし、すぐ近くのはずなのにそれらしいものがありません。
1㎞程山道を登っていき、そろそろ引き返そうかというところにこんなものがありました。

丸子峠の世界一の鯛焼き************************

47丸子峠の鯛焼き
世界一の鯛焼き
「大鯛焼き 世界一大きい 60㎝」という幟が立てられているお店。数人の客が店の前に立っています。

48丸子峠の鯛焼きサイズ見本
世界一の鯛焼き
サイズ見本が汚れたショーケースに並んでいます。なるほどでかい!
一番小さいのでも通常の鯛焼きの2倍はあろうかというボリューム。できることなら話のネタに26㎝にしたかったのですが、どう考えても無理そうです。

注文してから焼いてくれるというので、小1個をお願いしました。

49c丸子峠の鯛焼き水琴窟
世界一の鯛焼き
この方がここの主のようです。中で焼いてくれるのは息子さんのようですが…
いろいろなものを作って楽しんでいる面白いおじさんで、話を聞いていると鯛焼きが焼けるのを退屈せずに待つことができます。

49a丸子峠の鯛焼き水琴窟
世界一の鯛焼き
何でも世界一が好きなようです。自作の水琴窟を見せてくれました。見栄えはどうもですが…w

49b丸子峠の鯛焼き水琴窟
世界一の鯛焼き
こうやって聞くのです。女性が耳を傾けている図を撮らせていただきました。
この後竹筒を耳にあてると…何とも軽やかで澄んだ音色が心地よいのです。
よくしゃべるおじさんですが、なかなかの粋人です。

ミニ版の水琴窟が作れるよ!と蓋つきの瀬戸物の小さな壺をくれるとおっしゃいましたが、自転車では持てないし、途中で壊しても申し訳ないので辞退しました。
他の二人のお客さんがいただいていましたが、問題がありまして…
瀬戸物の壺の底に小さな穴をあけなければならないのです。もちろん錐や刃物は歯が立ちません。
ダイヤモンドで削るのだと言われて一同絶句!ww

49丸子峠の鯛焼き作業中
世界一の鯛焼き
それにしても鯛焼きがなかなか焼けません。
作業を見に行くと、中で中年の男性が銅製の大きくて立派な鍋で小豆を煮ています。
何枚か焼きあがっているのですが、渡してくれる気配がありません。

居合わせた客やおじさんと暇つぶしに話をしていたら、車で来ていた客のご家族の一組は朝霧高原から来たのだという。
そこには知り合いの会社があるというと「私の会社も朝霧高原にあります」というではないですか。
でも話はそこまで。聞き出すわけにもいかず、こちらの情報もお伝えすることなくそれでおしまい…。

50丸子峠の鯛焼き作業中
世界一の鯛焼き
しかし時間かかるなぁ…
やがて中の男性が丁寧に紙に包んで袋に入れ始めました。"そこまでしなくていいのに…"

51丸子峠の鯛焼き作業中
世界一の鯛焼き
それらは朝霧高原から見えたご家族の分で、大量に、本当にたくさん買って帰られました。我々の分はこれから焼くというわけです。

52丸子峠の鯛焼き
世界一の鯛焼き
注文してから待つこと40~50分、ようやく手にした世界一の鯛焼きの孫!
それでも大きくて、あんこもぎっしりと詰まっていて、丁寧な焼き加減はまさに世界一かもしれません。姿も美しい!
鯛焼き用の鉄の鋳物製の焼き器の造りが見事なのですね。
そこで立ち食いする人々と「これ一つ頂いたら晩ご飯は食べられないねぇ」と言いあいながらおいしい一時を楽しみました。

世界一の鯛焼きを後にして東海道にぶつかる信号で止まっているとクラクションを軽く慣らす軽自動車。
窓を開けて「気をつけていってくださいね~」と声をかけてくれたのは水琴窟のおじさん。いつの間にか出かけてその帰りだったようです。
「ありがとうございます。気をつけていきます」とお礼を述べて東海道を走りだしました。

駿府匠宿*******************************
ここで駿府匠宿への道が現れました。先ほどは1本手前を曲がってしまったお陰で世界一の鯛焼きに出会えたのでした。
目指す宿場は案内板の通り、左折して100mほどでした。
遅くなるついでに…

53駿府匠宿
匠宿
随分立派な施設で、陶芸を体験している家族がいたり、木工を楽しむ方がいたり…

54駿府匠宿
匠宿
もちろん体験するまでの時間的余裕はないので、内部をぐるりと拝見して帰路に着くことにしました。

*****************************************

さてここからが曲者でした。東海道をひたすらまっすぐに行けば静岡を過ぎて予定の清水駅まで問題はないはずでした。
"そうだ、焼津港にも行く予定だったから、いっそついでに"、と思い出した場所がよくありませんでした。
今となってはどこだかよく覚えていないのですが…
方向音痴と言えば聞こえはいいのですが、単に地理の位置関係が全く把握できていないのが一番の原因です。
そもそも焼津と静岡と清水の位置関係が危うい。この時すでに焼津がはるか後方だったことすらわかっていませんでした。
そんなこんなで無用に街中を走り回り、あまつさえ焼津港があるかもしれないと海沿いに向かったり…

明るくて道路も広いし、いざとなればタクシーにも乗れます。方向音痴には街中のコースは難しい面もありますが、逆に方向を失ったときの恐怖感や不安は少ないのです。

しかしここから清水までも相当な道のりなのに、この時は沼津まで走ろうと思っていました。我ながら呆れるのを通り過ぎ、今となれば無知の幸せさえ感じます。知らなければその遠さにうんざりしないで済みますから。

55安倍川の富士山
安倍川の富士山
安倍川に差し掛かると夕日を浴びる静岡の街の向うに富士山が見えてきました。
ここから輪行駅の清水までの道のりは決して楽ではなく、三保方面という文字は再三現れるもののなかなか清水には行きつきません。
東海道から外れたり戻ったり…それでも忘れたころには標識が現れるので確実に向かっていることだけは確かでした。
その後困ったことは、日が暮れると標識が見えないこと。あるいは見えても見落とすこと。最大の問題は方向の基準になる富士山が視野から消えたことでした。

GARMINは電池の残りが微妙になり、「充電してくださ」の表示だけの何の役にも立たない代物となり、スマホも電池切れとなりました。次回からは荷物になっても充電用の予備電池を持とうと決意しました。

帰宅は22時ころになりましたが、やはり楽しいサイクリングではありました。
相変わらずの準備不足が露呈する結果となりましたが、なるべく前の晩ではなく、もう少し早めに計画を立てようと反省しているところです。

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Twitter : @pa_hoehoe

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4 Comments

  • びび 

  • デローザさん(^-^)
    かなりかなり素敵な写真の数々!!
    宇津ノ谷集落、私でも走れるコースですか?
    金沢の凛とした街並みを思い出します。
    トンネルはリアルに怖そうですね(°Д°)
    本当に真ん中にベンチがあるのですか??
    怖すぎますo(T□T)o

    朝起きられず、伊豆を断念して鎌倉になった私なので早起きをして行けるかどうか・・・
    休みにゆっくり走りたい状景です。
    おばあちゃまも、カールじいさん(空飛ぶ家という映画のおじいさん)の杖をついていて可愛らしいですね!
    巨大たい焼きも食べてみたい!(笑)

    私は究極の方向音痴。
    鎌倉を目指しながら、左手に横浜があるという感覚がわからなかった・・・・

    写真がどれもいい配置で素晴らしいとおもいました!

  • 2017/01/24 00:02 | URL 
  • shimagnolo 

  • ビビさん、おはようございます。

    このたびのコースに登りはほとんどありません。薩埵峠は押し歩きで楽しむのがいいですね、距離短いし。しかもこれでもかという絶景!
    宇津ノ谷周辺の雰囲気も気に入ってます。それと世界一の鯛焼きもね!w
    僕は方向音痴で余計なところを走りすぎましたが、正しいルートならのんびりゆっくり息も上がらず脚も使わず…にもかかわらずとてもいい雰囲気が楽しめます。僕は大好きです。今度ADT+Bの仲間でそういう企画があるかもしれません。その時はぜひ一緒に走りましょう。
    今回の僕はクルマの往来が多い東海道を走りましたが、きっとそこは避けられるルートがあると思います。ktyさんがついてますからww

    ビビさんが究極の方向音痴と聞いてうれしいですが、僕と二人だったら大変なことになりそうですね。
    朝霧高原に続いて共通のフィールドができたらうれしい!
  • 2017/01/24 11:06 | URL 
  • びび 

  • デローザさん、教えてくださりありがとうございます!
    しかも、街並みを楽しみながら走れると!!
    これは早々にトキコーチへ相談です。
    巨大たい焼きも実現させたいところです!
    トキコーチは食べるのが早いので気を付けなくては!o(T□T)o

    しかし、そんなところで朝霧高原の方に会うとは!話もしなければわからなかったことですし、やはり人柄が縁を作るのですね。

    今夜の自転車会議が楽しみです!!
    あ、トンネルの前では例の話はやめておきましょう!妖怪チェーンはずしが出ますよー
    ~~~~~(m--)m(笑)(笑)
  • 2017/01/24 16:45 | URL 
  • shimagnolo 

  • ビビさん、楽しみができましたね。その時には僕も仲間に入れてくださいね。
    自転車じゃなくてもいいくらい時の流れがゆっくりとした地域です。
    世界一の鯛焼きもですが、蒲原の「黄金丼@よし川」は外せませんよ。こちらのお店もktyさんのお知り合いということで案内してもらいました。ランチセットでは最後にあさぎりソフトも出てきます!復路なら「蒲原館」(買手屋家のお気に入り店)で中華かカツカレーもよさそうです。食べることばっかり!(笑)
    季節が合えば、由比の旧東海道沿いの無人販売のみかんも最高の食後のフルーツになります。またまた食べることですけど、みんな食べるの大好きだから。ww

    妖怪チェーン外しw、そうでしたね。妖怪シュー外しも出るんですよ、僕の場合。ww
    この上お化けが出てはたまりませんね。
  • 2017/01/24 18:20 | URL 

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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