2017/01/03 16:11
2017.01.02

この2年間で富士山の西側は親しみを持って訪れるサイクリングフィールドになりました。それはその地に住む自転車友だちがいるからにほかなりませんが、景色の素晴らしさ、折々に出会う光景の多彩な様子、走りやすい道、そんな要素も惹きつけられる理由です。
他にも行きつけの場所はいくつかあるのですが、それらの多くは純粋に走るフィールドとして気に入っている点がこことは異なります。したがってそれらの地を訪ねるのは「山笑うの季節」であったり「万緑の候」を狙ったり、そして言わずもがなの「紅葉の季節」など、それぞれの地にに相応しい時期を選んで出かけます。
しかし人とのつながりがある場所を訪れるのに季節は選ばないものです。

そんなわけで正月三が日の中日に行ってきました。この日は友だちも誘いにくいので、勢いソロサイクリングになってしまいますが…
もちろんこの時期はサイクリングのベストシーズンとは言えませんが、寒ささえ凌げば、景色を求める向きにはお勧めのシーズンと言えるかもしれません。
そのネガティブな面を反映してか、一人もロード乗りには会いませんでした。ペチーノに会えるかな…というかすかな期待ははかなく潰えました。
※ペチーノくんは前回のサイクリングで出会った負けず嫌いの中学生ローディーで、ktyさん命名によるものです。

この日のサイクリングは、早朝8時前には御殿場駅で輪行を解いて走り出すという気合の入ったものでした。
天気予報によればこの日は朝から午前中は晴れ時々曇りの予想でした。そしてその通りの空模様です。

01御殿場の富士山
御殿場の富士山
御殿場から走り出し、ぐみ沢交差点付近から眺めた富士山は雲をかぶっていました。しかしその周囲のほとんどを青空が占めているという期待膨らむ空模様でした。
何への期待か? それは前回不甲斐ない走りでいきそこなったパノラマ台からの富士山の眺望です。

正月二日ということもあり、籠坂峠 への上りは通行量が多く、止まったり走ったり、ゆったり上るのにふさわしいものではありませんでした。
それは同時に、負荷をかけて頑張って上るのも許さない状況でもありました。結果的にはムリしない走り。いつも通りあくまでもゆっくりとのんびりと…

上りはともかく、山中湖への下りは凍えるような寒さ。富士山の北側はやはり厳しい冬の陽気です。確か道路に設置されている温度計が示していたのは1℃だったと記憶してます。
冬の山中湖はいつ来ても厳しい寒さですが、湖面が凍結していない今日はまだ穏やかな方でしょう。
あまりにも寒いのでお手洗いが近くなり、あちらこちらのコンビニでちょっとした買い物をしては洗面所をお借りしました。

山中湖畔から離れて三国峠目指して上りに差し掛かった時にはむしろほっとしました。こんな時には籠坂峠も三国峠も上りに限定すればありがたい存在でした。

02パノラマ台
パノラマ台
ところが…見えない!
日頃の行いがアレだから…と言われてしまうのが悔しいですが、富士山はかすかにすそ野が見えるのみ。その存在を知らない人が見れば、山中湖と南アルプス連峰の絶景ポイントだと思っても不思議はありません。

03パノラマ台
パノラマ台
パノラマ台にはごく普通の観光客が多く、三脚を据えて撮影するカメラマンの姿はほとんどありませんでした。
無念そうな様子で見えない証拠写真を撮っては山中湖へ下るクルマあり、峠へと上るクルマありでした。
一方僕は寒そうな眼差しで見つめる人々の視線に晒されて山中湖へと下りました。ダウンに身を包み防寒完璧な人から見れば、この寒さの中を自転車で下る姿は酔狂とも思えたことでしょう。

04クローバー牧場
クローバー牧場
山中湖へ下る途中にあるクローバー牧場に寄って写真を撮らせていただきました。牧場のスタッフたちは気持ちのいい親しみのこもったご挨拶で迎えてくれました。単に「おはようございます!」と言ってくれただけなのですが。

05山中湖
山中湖
山中湖は氷結こそしていないものの、湖畔の朝の冷たさで指先の方が凍りそうです。であればこその澄み切った空気なわけですが。

06山中湖
山中湖
水のほとりで羽繕いをしながら休んでいるハクチョウたち。子育て真っ最中のところへお邪魔して威嚇された過去と異なり、穏やかで優雅な様子です。
前回と同じ湖畔のCRを走りR138へと向かいます。湖の向こうには雲に巻かれた富士山…その姿は見られません。

07河口湖船津あたり
河口湖船津あたり
R139へと合流するころにはすっかり雲が晴れてご覧の光景です。場所的な理由ではなく、天気予報が伝えた通りの時間による天気の変化だったのでしょう。
かすかな記憶をたどれば(まだ2日前だというのにw)、ここは船津登山道入り口辺りではなかったかと思います。
写真ではわかりにくいですが、富士山北側の積雪した斜面はアイスバーン状態でてかてかと光っていました。

08道の駅なるさわ
道の駅なるさわ
道の駅なるさわに立ち寄り、裏手のサッカー場越しに撮影した富士山。雲の様子が面白く、こぶのように連なる低い山の様子も初めて目にしました。

09パディフィールド
パディフィールド
県道71号を左折するとすぐに始まる8%ほどの上り。それを過ぎると左手に現れるPaddy Field。置物のようにじ~っと身じろぎもしないポニーに思わずカメラを向けました。
前歯を見せて笑ってくれているかのようなポニーですが、落ち着いて聡明な顔つきです。

11県道71号線
県道71号線
緩いアップダウンを繰り返す気持のいい県道71号を走り、最後の坂を上れば大室山西展望台です。
ktyさんとペチーノがミニバトルを展開した場所です。

10大室山西展望台
大室山西展望台
展望台駐車場にはたくさんのクルマが止まって、観光客たちは記念撮影に余念がありません。
この先で今までにないほど多く目にした光景は、路肩に駐車して美しい富士山に感嘆の声を上げながら撮影する観光客たちでした。
午後の富士山周辺はそれほどまでに見事な冬晴れだったのです。
本栖湖もその向こうに連なる南アルプスも、一点の曇りもなく、実にクリア! 手が届いてしまいそうなパノラミックな光景です。

ここからは素晴らしいダウンヒル! クラウチングフォームで飛ばしたい気持ちもわかりますが、そこを我慢します。年末に自転車で怪我をして痛い新年を迎えている人のことも考えて自重しました。
ここで飛ばすのを無上の楽しみにしているktyさんも気をつけましょうね。

12富士ケ嶺
富士ケ嶺
そしてこの光景! 富士ケ嶺一帯は最高の富士山を見せてくれます。山頂部分が最も幅広く見えるこの地の富士山。宝永山も向こう側に隠れ、富士山の持つ険しさよりも優しさが訪れる人を迎えてくれます。
初めて出会ったときから、たおやかで安定感ある優美なこの姿が好きです。

13富士ケ嶺
富士ケ嶺
今日は富士ケ嶺交差点を左折して少しだけ富士山に近づいてみました。牧場の牧草地の向こうに頂を見せる姿はこじんまりと見えます。この光景もとてもいいです。

14富士ケ嶺
富士ケ嶺
牧草地を上るとその向こうには牧場の施設。無断立ち入りは遠慮してここまで。(すでに無断立ち入りしてますw)

15富士ケ嶺
富士ケ嶺
県道71号線に戻り、道沿いに展開する富士山の眺めを心ゆくまで堪能しました。

(後編)に続く←ここをクリックしてお進みください


Twitter : @pa_hoehoe

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2 Comments

  • びび 

  • デローザさん!
    明けましておめでとうございます!
    そしてお誕生日おめでとうございます!!

    今年の年末年始は自転車にも何度か乗ることが出来て、確実に精神面での安定を感じます!
    とびっちょrideからスタートして、あのマリンタウンから伊豆高原までなど、楽しく走ることが出来ました!
    凄い凄い!!昨年までは「自転車が乗れないように雪が降りますように」なんて本気で願ったものです。
    これはまさしく一周年記念rideのおかげです。
    ペチーノくんも、私たちをさがしているでしょうかね(^^)d

    2017年も沢山お会いしましょうね!
    +Bの時に♪
    その2の展開を楽しみにしています。

    プライベートと仕事の落差が半端無さすぎて、ちょっと気持ち不良のびびでした。

    今年も宜しくお願い致しますー!!
  • 2017/01/04 13:47 | URL 
  • shimagnolo 

  • ビビさん、あけましておめでとうございます。
    お誕生日のお祝いメッセージもありがとうございます。

    2017年の幕開けは素晴らしいビビさんでしたね。ビビさんが安定して自転車に乗れることは、僕にとって(おそらくktyさんにとってもですが)、とても嬉しいことです。あの人の引き回しの刑から逃れるためにもビビさんの参加が不可欠です。w
    ビビさんが楽しく走れたことに僕たちが少しでも貢献できたならこんなにうれしいことはありません。
    ペチーノくんwww  僕たちを探してくれていたかもしれませんね。また会いたいですね。

    2017年は+Bの機会が多くなるように願っています。僕も楽しみにしています。

    のんびりのお正月休暇から仕事への切り替えは大変でしょうが、可愛い子供たちがビビさんを待っています。きっと勇気づけてもらえることでしょう。

    こちらこそ今年もよろしくお願いしますね!
  • 2017/01/04 14:26 | URL 

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Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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