2016/12/19 21:35
2016.12.18

天気をめぐって何かと日ごろの行いが問題になる我々でしたが…
この日は師走の半ば過ぎの富士山麓なのに穏やかすぎる程の天候でした。真っ青な空、クリアな富士山、こらえられない程の寒さもありません。

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新幹線の車窓から
新幹線の車窓越しの富士山。久しぶりに目にした「白きたおやかな峰」…はて、どこかで聞いたようなタイトルw
新幹線を降りてすぐにも走りだしたい気持ちの昂ぶり!

01新富士駅
新幹線新富士駅
新富士の改札を通過すると向こうでktyさんとトキちゃんが待っていてくれました。
僕の姿を認めると、「写真撮ってませんよ!」とトキちゃんに促されて改札口へと逆戻り、あたかも到着したばかりを装います。
んっ!なんか記憶があるなぁ、この演出ww

02新富士駅
新幹線新富士駅
朝の挨拶もそこそこに輪行支度を解きます。このメンバー(のちにビビさん合流)で走るのは先月の伊東以来ですが、今日は特別です。今日の後半に訪ねる朝霧高原は今ある僕たちの原点ですから。

03新富士スタート
新富士スタート
しばらくはktyさん先頭に北に向かいます。

04新富士スタート
R469
この辺はまだ長閑な道ですが、まだ走ったことのないルートなので左右をきょろきょろしながら楽しんで走ります。

05新富士スタート
県道24号線
左手に富士山の白い峰が見えてきました。道も少しずつ勾配を強めてきます。楽しさいっぱいで冷たさや上りの勾配は全く気になりません。この先に待っているルートのことは知らぬが仏です。

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県道24号線の上り
林間の道は実力のある人には走りやすく楽しいルートだと思います。しかし延々続く直登気味の上りは貧脚にも弱心肺にも堪えます。一番堪えたのは気持ちでしょうかね、真っすぐ見通せる上り坂に心が折れます…
いつもはすぐ前にいるはずのktyさん、その背中は遠ざかるばかりです。今月に入って50㎞も走ってないとか、喘息が発症したとか、前夜は忘年会で飲んだくれたとか、この様子を見るとどれ一つをとっても信憑性が薄い!
トキちゃんの狼中年が感染したんじゃないのかと疑いたくなるほど…でも頑張ってる顔してます。

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県道24号線の上り
少しずつ僕との距離を広げながらも、なんだかにやけた表情に見えなくもない。

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県道24号線の上り
あれ!こんな顔してる。余裕の顔だよ。今日は本当にドーパーのktyさんなのか、w

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県道24号線の上り
一方…こんな渋い顔して走ってたのか!
確かにこの日は全然余裕がなかったなぁ。まだ全コースの4分の1くらいしか走ってないのに…最後まで走り切れるのかちょびっと弱気になってました。この数年でこんな弱気の虫が疼いたのは久しぶりでした。

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県道24号線の上り
やや上り勾配が緩んだところで加速して距離を詰めたりしますがここは急勾配!…トキちゃんはこの時僕の後ろにいるわけです。
いつもへたれだとか走れないブタだとか自虐ネタの言葉ばかり吐くけどとんでもありません。大ウソつきですね。
前に出たかと思えば最後部まで下がって写真を撮り、こっちが止まってるんじゃないかと思うほどの速度差で追い抜いていきます。しかも相当な上り坂なのに…

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県道24号線の上り
どうにか追いついてダンシングで加速するも、気持ちばかり。全然加速しません。そうこうするうちにktyさんの背中はまたもや遠ざかっていくのです。

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県道24号線の上り
このころには相当遅れてたぶん僕の姿は写りません。ktyさんの体に隠れているわけではないのです。
「まだまだ上りは序の口ですよ!」なんて、何の励ましにもならないことを言う二人。いやトキちゃんだったかな。彼は山中湖にビビさんを残してkty家までこの道をクルマで逆走してきたから事情を知ってるんです。
早朝からktyさんと二人で新富士まで僕を迎えに来てくれたんだから文句が言えた筋合いではないのですがね。でもその程度では何のハンディにもなってませんでした。

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R469沿いの忠ちゃん牧場
富士山の絶景ポイントへと左折しました。この道は牧場内の行き止まりの道です。
これまでもたくさんのビューポイントに案内してもらいましたが、ここはそのほんの一つにすぎません。これまで朝霧高原周辺ではktyさんの案内で数々の忘れられない光景を見せてもらいました。

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R469沿いの忠ちゃん牧場
こんな光景の中に立つと一気に元気が戻ってきます。サイクリングの不思議です。
※ktyさんに道路名や地名の間違いがないか判断していただいて訂正いたしました。ここ忠ちゃん牧場は今回走ったR469のピークを越えた少し先にあります。また訂正があるかもしれません。w

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R469:コンビニ休憩
ようやくコンビニ休憩です。最近にない大きな安堵感と喜びでいっぱいのコンビニ休憩でした。
なんだかたくさん買い込んでいるトキちゃん。

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R469:コンビニ休憩
ああ、やっぱりいつもより一段とさえない顔をしている僕です。でもトキちゃんは風呂上がりのような爽やかな表情。
こっちは写真を撮る気力も薄らいでいるというのに。w

ここでハタと気づきました。自転車を下りた地点ではktyさんにたくさん写真を撮ってもらい、走行中はトキちゃん一人に撮ってもらった写真ばかり。他の2名は登坂中に撮影の余裕などありませんでした。
一方僕のはどちらにもない…こんなにシャッターを切らないサイクリングも珍しい。だからコンビニ休憩でのktyさんの写真がないのです。でもこの時はたくさん食べて元気いっぱいのktyさんでした。
ここでの補給がお粗末すぎた僕でしたが、これが後にさらに走りに深刻な影響を与えることになります。

コンビニを出てからは楽な道が続き、よしよしと思ったのもつかの間。
須走へと向かうR138はまたまた上りです。曲がり角が来ると方向音痴の僕のために待っていてくれたりしました。
この辺りで脚に違和感!最後まで一緒に走れるか本気で心配になってきました。

この後僕は一人旅となったので、写真を拝見して様子を知るばかりです。

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R138
ここは須走にほど近い場所でしょうか。はるか後方にいた僕だったので、こんなガッツポーズは見ないで済みました。(^^;
これからは彼をトキコーチ様と呼ばせていただきます。w

18a自衛隊駐屯地
R138
おかしいなぁ…いろんなネガティブな事情が重なっているktyさんはいつも通りに僕の直前を苦しみながら上っているはずでした。
トキちゃんに比べたら疲れた表情をしているものの、ずいぶん元気そう…もちろんそうしたことも後になって写真で知ったわけです。

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R138:籠坂峠へ
いつもなら楽しく上れる籠坂峠への道なのに、峠までこの先まだ長い…
覚悟をつけて自分のペースで走ることに決めました。待たせてやる!ww

しかしいよいよ厳しい事態が訪れます。どうペダリングしても脚の痙攣の兆候は高まる一方です。
籠坂峠の上りにかかると騙し騙しの走りも利かなくなってきました。
クリートを嵌めていられなくなりました。ペダルから足を自由にして片足漕ぎをしたり、空いた足をぶらぶらさせたり…
それでもついに自転車を下りました。
座ることもできず、脚を動かすこともできず…歩こうにも直ちに痙攣が来るのでじっとしてるほかありません。
ストレッチもマッサージもできません。案山子のような状態とはこのこと。

「脚がつったのでちょっと休んでます。どこへいけばいいですか」と、せめて事故などの心配をかけないようにお二人にメッセージを送りました。
ktyさんから「今、籠坂峠の途中で待ってます。先に山中湖まで行っていますね。突き当たりを右折、道志への分岐にあるセブンです」との返信。

よたよたと進み続けましたが、それさえも怪しそうなので、「三国峠の富士山見に行ってください。僕は下ってくる頃コンビニに行くくらいかも。道志入り口のコンビニで休んでいるので、いい写真期待してます!」と無念の返信をしました。

このままリタイアするのは忍びなく、だって1周年の記念すべきサイクリングですからね。しかもまだビビさんとの合流前だし…
少し休み、歩いて脚を慣らすことから始めたのが功を奏し、その後時々自転車を降りながらもなんとか籠坂峠を越えて山中湖へ下ります。

件のコンビニへと速度を上げると痙攣が再び襲います。
まぁどっちみち三国峠へは行かれないのだからと覚悟を決めて飛ばすのも諦めました。

後で聞けばトキちゃんは脱兎のごとく、それこそあっという間に籠坂峠を駆け上がって山中湖のホテルへビビさんを迎えに行ったそうです。
ということはktyさんも籠坂峠への上りは一人だったのでしょう。

19.jpg
R413:セブンイレブン
これは僕の知らない世界。
僕が苦しんでいる間に呑気にコンビニであんまんを食っていたらしいトキちゃんです。
ビビさんと無事合流できたようで何よりでした。

***************************************************

這う這うの体でコンビニに到着しました。
お粗末な補給も原因の一つだったと思いなおし、みんなが戻ってくるまで飲んだり食ったり脚をもんだりストレッチをしたり…
ゆっくりと待つつもりでいたら、一足先に三国峠からktyさんが戻ってきてくれました。
「大丈夫ですか?」の心配をいただくころにはすっかり元に戻っていたので、安心していただけました。
まもなくトキちゃんとビビさんも下ってきて、今日初めてのビビさんとご挨拶ができました。一時はどうなるかと思いましたが、この先は激坂もないのでいつも通りに愉しい走りができそうです。

以下はご一緒できずに残念だった三国峠からの富士山ビューです。
20a.jpg
県道730:三国峠
ここに20回くらい来たことのあるトキちゃんでさえ、好条件で見られたのは2回くらいとのこと。
僕は訪れるたびに気温が上がって霞んでしまっていました。一度もこの絶景に立ち会ったことがないので残念でした。

20b.jpg
県道730:三国峠
少し霞んではいるものの、実に素晴らしい光景ですね。いつかリベンジせずにいられません。今回の脚の痙攣はまたおいで!と理解することにしました。

20三国峠
県道730:三国峠
トキちゃん、いい写真が撮れましたか?

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県道730:三国峠
二人そろって絶景を背景に最高のショット!

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県道730:三国峠
絶景のこの場に立ちたかったというビビさん、よかったですね!
実に素敵な記念写真を撮ってもらえましたね。

22三国峠
県道730:三国峠
ktyさんもいつも見る富士山の裏側でまたとない好条件で絶景に立ててよかったですね。

この後はいよいよ本日のメインイベントの朝霧高原を目指します。

【その2】に続く←ここをクリックしてお進みください


Twitter : @pa_hoehoe

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2 Comments

  • びび 

  • デローザさん!
    楽しいですねー!楽しいですー!
    読んでて楽しかった思いがよみがえります!
    今回も仲間に入れてくださりありがとうございました!

    今回も、色々と語れるrideでしたねー!
    私はゆっくりと平坦コースからの合。
    でも何だかんだで76㎞。
    あさぎりさんのアドバイスで短縮してもらって良かったです(ToT)

    トキコーチの加速を横で見たのは初めて。
    あれはですねーダメなやつですよー
    はっきりわかりました!
    トキコーチは、沖縄210㎞で私の峠の苦痛とイコールなんだと(°Д°)
    ダメなときはダメと伝えることに決めました。(;´Д`)ウンウン

    2を前に長々とすみませんでしたー
  • 2016/12/20 19:34 | URL 
  • shimagnolo 

  • ビビさん、みんな待ちに待ったライドでしたからね、いろいろあったけど本当に楽しかった!明日もしたいくらいですよ。♪
    あまり走れてないのに、ビビさん頑張りましたね。朝霧高原からktyさんのご自宅までは当初からすれば想定外でしたよね。
    ず~っと下りとか言いながら、スバルラインでもあるまいし、上り返しもありましたね。僕は終始後ろを走っていましたが、しっかりした走りに敬服しましたよ。

    県道71号線でのトキちゃんの加速はものすごかったですね。ダメな奴なんて言う前に度肝を抜かれました。なんでしょうあの加速のすごさは!
    ビビさん、トキコーチ殿の言いなりになっていたら命はいくつあっても足りません。僕も一緒にダメな時はダメといいます。ww
  • 2016/12/20 22:31 | URL 

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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