2016/11/12 18:21
2016.11.10

今回ご一緒していただいたMongさんとYZさんは、もう10年以上前から年2回から3回ほどの泊りがけも含めて、一緒に走った仲です。
そのころから年寄りの割に無謀で軽率な失敗が多く、その珍道中ぶりから「三ばかトリオ」という陰の字名がつけられていました。
今回のお泊りサイクリングはそのありがたくない名前の通りの走りになるのでしょうか。

Mongさんとは宮ケ瀬湖でお声をかけたのがきっかけで、YZさんとは江の島の白い灯台があるウッドデッキで出会ったのがきっかけでお付き合いが始まりました。
それぞれ別々にお付き合いしていた二人に声をかけて一緒に走り、気も合い、年齢もほとんど変わらないことから今に至る友だちづきあいが続いています。

Mongさんとは今年の春先にお目にかかるチャンスがあり、YZさんとは初夏に北海道へ輪行サイクリングにご一緒しました。しかしお二人は互いに最後に会ってから5年以上の歳月がたっていたようです。
住まいが離れていることもあり、それぞれにお付き合いや活躍の場も異なるので、積極的に誘い合わないと一緒に出掛ける機会は実現しませんでした。放っておくと去る者はなんとやら…

ようやく実現した今回のお泊りサイクリングです。
コースや泊まる宿は従来通りMongさんにお任せ。
彼がルートラボで引いたコースを見たら、箱根旧街道とか戸田峠への上りとか、長い激坂も含まれていてちょっと不安になりました。
いえね、自分のことよりもお二人が大丈夫かと。ww
天候が怪しいのを表向きの理由に、自転車ではなく電車の旅に切り替えることを提案しましたが、あえなく却下となりました。
頼もしい!この辺り全然変わってないことが嬉しくなりました。

01小田原出発
JR小田原駅スタート
JR小田原駅に8:30に集合し、箱根旧街道七曲りを目指します。

旧街道の七曲りといえば、その昔同じメンバープラスアルファで上った折のことです。
僕は調子に乗って若い人と一緒に先行したので知らなかったのですが、後から聞いた話です。うんうんうなりながら七曲りを上っている最中に、「ところで七曲りってどこ?」と聞いてきたYZさんに、「ここだよっ!(怒)」とMongさんが言ったとか。今でも話題に上ります。
ことほど左様にとぼけたYZさんですが、今も変わらずww

02箱根旧道
箱根旧道
旧街道のビューポイントで記念撮影、まずはMongさんと僕。

03箱根旧道
箱根旧道
そして七曲りに気づかなかったYZさんとMongさん。その時以来かどうかはっきりしませんが、当時のYZさんの字名が「大船のパンターニ」でした。名付け親はもちろん!

04箱根旧道甘酒茶屋
箱根旧道:甘酒茶屋
二度目の休憩兼補給ポイントは甘酒茶屋です。朝から高齢者の団体で混んでいます。

05箱根旧道甘酒茶屋
箱根旧道:甘酒茶屋
世間では安倍川もちと言いますが、ここでは「うぐいすきなこ」。一皿に二つのっているのでなかなか腹持ちがします。
そこに居合わせた人たちから注目を浴びました。老人三名がサイクリングジャージにヘルメット、そしてサングラス姿で現れれば、そりゃ目立ちます。大いに感心してくれましたが、実は呆れていただけかもしれません。
この先もそんなことが幾度かありました。

さらに旧道を上り、芦ノ湖へ下って箱根峠へと上り返します。
ここはほんのちょっとの下りにすぎませんが、寒い、実にさむ~い!
狙いすましたように寒い木曜日と金曜日でした。時々雨もポツポツと。

06a箱根峠付近
箱根峠付近
箱根峠を過ぎたビューポイントで休憩を兼ねて、防寒着を身に着けます。

ここから三島に向かっては長いダウンヒルです。あまりの寒さにお腹が冷えて痛くなるほど。しかも時折雨がぽつりぽつり…
いや、なんとも寒い!こんなことなら上りでかく汗の心配などするんじゃなかった。真冬の装束でちょうどいい。
僕があんまり寒いというものだから、「寒がりになったねぇ。昔は全然寒がらなかったよね」とMongさん。
もしかすると婉曲に "あんたも年取ったんだねぇ" と言いたかったのかも。確かにかつては寒さに強かったし、今でも強いと自負してたのですが…

この先しばらく撮影するには天気が悪すぎました。寒いのでさらに横着になりカメラの出番はありません。好天に恵まれれば駿河湾を右に見ながらの道は最高なんですけどね~。
しかしコンビニ立ち寄りだけはまめに! 冷えてみんなトイレが近くなります。これも年のせいか。

淡島を過ぎてしばらく海岸沿いですが、大瀬崎近くからは山道になります。惜しむらくは陽射しがないので富士山はもとより駿河湾の絶景のぜの字もありません。
ktyさんと苦しみながら(同時に相手が苦しむ姿を楽しみながらw)真城峠アタックをした時の駿河湾の絶景は素晴らしかった。見られない今日はそれを反芻しながら走りました。

06県道17号大瀬崎付近
県道17号:大瀬崎付近
入り江になっている大瀬崎。小さく突き出した半島に囲まれた穏やかな入り江です。

07県道17号大瀬崎付近
県道17号:大瀬崎付近
一息つきます。笑顔もやや寒さでこわばりがちです。

08県道17号大瀬崎付近
県道17号:大瀬崎付近
こうして写真で見るとやはり寒そうな様子をしています。がこの時まだウインドブレーカーを温存していました。
それよりも腹が出ているように写ってるけど…。

09県道17号大瀬崎付近
県道17号:大瀬崎付近
Mongさんの視線の先にあるのがこれ。大瀬崎の先端には伊豆の七不思議と言われる神池があるのです。
海からわずか5mほどしか離れていないのに、この池の水は真水だそうです。地下から湧いているのでしょうが、それにしても…それが富士山の伏流水なのかどうかは、いまだに調査が行われていないらしいのです。
調査自体が環境を壊す恐れがあるからのようです。

さらにどんどん上ります。海沿いの道のはずですが、まるで山道を走っているようなアップダウンが続きます。

10煌めきの丘から井田集落
煌めきの丘:井田集落
そして到達した「煌めきの丘」です。
右手眼下には井田集落が肩を寄せ合うようにひっそりと固まり、見晴らしが良ければ海の上には堂々たる富士山が見られるポイントです。が、実際はご覧のとおりです。

11井田松江古墳群
煌めきの丘
ここには展望台があるのですが、単に駿河湾を望む為だけのものではありません。

12井田松江古墳群
煌めきの丘
誰もいない展望台です。それにしても陽射しがないのが返す返すも残念です。青い空、エメラルドブルーからコバルトブルーへと広がっていく海、その向こうには清水や沼津の街、さらには富士山が…が、しかしこれが現実の様子でした。

13a井田松江古墳群
煌めきの丘
展望台の眼下、左には明神池そして真下には井田松江古墳群があります。
明神池は大瀬崎の神池と同様に真水の池です。両池とも由来は同じなのかもしれません。
時間の関係で古墳へと降りることはできませんでしたが、春先に再度訪れてみたいと思いました。

13戸田へ
戸田へ
走る速度が超のろい上に寄り道も多いので日が暮れました。三人分のフロントライトがあれば車にも負けないので、道の暗さに不安はありません。しかも標高が下がった分、このころには寒さもすっかり緩んできました。

お二人には先行してもらって、海の向こうに見える街の明かりを撮影しました。
14戸田へ沼津方面夜景
戸田へ
こちらは沼津方面でしょう。ガードレールにコンデジを置いて、そっとシャッターを押して撮った何とか見られる状態の1枚です。

15戸田へ清水方面夜景
戸田へ
そしてこちらは清水方面。両方とも街の明かりが空の雲に反射して、彩雲のようになっています。

真っ暗闇の中、道を尋ねながらなんとか目的の旅館に到着しました。
そもそも戸田には旅館が少ないのですが、我々が泊まったのは山寄りにある「魚庵 ささ家」です。
山間の静かな宿です。
16旅館百匁柿
磯味の宿 魚庵さゝ家
ロビーのテーブルに飾られていた百匁柿です。いかにも柿らしい姿の百匁柿ですが、今ではあまり目にしません。
生まれ育った家の庭には大きな次郎柿が2本あり、枝もたわわに実をつけるのですが、実がいくつもならない百匁柿が気になって仕方がありませんでした。
狙っていたのがほかの家人に食べられてしまうと相当落胆したのを覚えています。

17旅館客室
磯味の宿 魚庵さゝ家
部屋に荷物を散らかさないうちに撮影しました。この点は食べ物の撮影と同じです。

まずはお風呂で汗を流し、疲れを癒しました。日没後のチェックインだったので冷え切った体にはまさに極楽の二文字でした。
同じメンバーで雨をついて60㎞走行した後に飛び込んだ佐渡島の宿のお風呂を思い出しました。それはまさに人生最高のお風呂でした。

そして晩の食事ですがお料理は一通り撮影しましたが、掲載はやめておきます。目下ダイエットに勤しんでいる友人がいるので、武士の情けというやつです。(笑)…ウソ、掲載するほどのものではないごく普通の旅館の夕食でした。

みんな疲れてさっさと眠ってしまうのではないかと心配しましたが、杞憂でした。
日にちが変わって午前1時半まで、取り留めなくも愉しい談笑の時間が過ごせました。

明日は戸田峠を上って伊豆スカイラインを走ります。体力温存のためにそろそろ眠りにつきます。

2日目(前半)」に続く←ここをクリックしてお進みください


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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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