2016/11/09 21:35
2016.11.07

柳沢御坂河口湖
紅葉サイクリング:奥多摩湖~柳沢峠~御坂峠~河口湖

ここ数年恒例となっている柳沢峠紅葉サイクリング。
前の晩に綿密に天気予報をチェックしたら、当日の快晴は間違いなさそう。
右太ももの不調が回復していなかった理由で参加辞退した火曜日のサイクリングでしたが、一日前倒しで月曜日にソロで走ることにしました。
ソロならペースも途中でのギブアップも自由です。

通勤客に迷惑をかけないように、混雑の可能性がある拝島までは予定より早めの電車で移動しました。
そのホームで奥多摩行きを待ったのですが猛烈に寒い。防寒対策をしてきたつもりでしたが、予想を上回る低温でした。いや、いつもの予想を下回る軽装が理由。(^^;
行き先を変更しようかと思いましたが、「この寒さは朝が早いからだ」と自分を納得させて向かった奥多摩駅でした。

01奥多摩駅
奥多摩駅
当たり前ですが、奥多摩駅はもっと寒い!
じっとしていられず、大急ぎで自転車を組み立てて走り出すしかありません。

02奥多摩湖へ
奥多摩湖
が、写真を撮るために脚は止めます。
空はすっかり厚い雲に覆われ、天気予報とは裏腹です。紅葉はまずまずのタイミングのようですが、暗く沈んで美しくありません。

03奥多摩湖
奥多摩湖
奥多摩湖まで自分なりにペースを上げて走ったおかげで、震えるような寒さから脱することができました。
今の時期、本来ならば早朝の奥多摩湖の空気は澄み切ってきりっとした朝の情景に出会えるはずでしたが、結果は……

04小菅村へ
小菅村へ
奥多摩湖畔を過ぎるとやや登り基調になり、体が徐々に温まってきます。しかし空は相変わらず曇ったまま。紅葉の時期を外していないのに、鮮やかな色合いは見られません。今年の紅葉サイクリングの運を使い果たしたか…

05小菅村
小菅村
今年の暑すぎる夏と9月の多雨を象徴するように、紅葉を迎えた時点ですでに葉を散らしている木々も少なくありません。

06柳沢峠へ
柳沢峠へ
この多摩川沿いの道はやがてトンネルへとつながっていきますが、そこに至る渓谷はいつも目を楽しませてくれます。
水の流れと岩肌と常緑樹とのコンビネーションが、秋の彩りをさらに鮮やかに演出してくれます。ただ陽射しと青空がないのが惜しまれました。

07柳沢峠へ
柳沢峠へ
トンネル入り口の崖にしがみつくようにして根を張る木々。そして瀬となって白く泡立つ多摩川。長い大菩薩ラインでもこの場所だけでみられる光景です。

08柳沢峠へ
柳沢峠へ
紅葉を愛でながらペダルを踏んでいくと、新しいトンネルの建設現場が現れました。現在の道路のほんの一部をショートカットするだけのトンネル、素人の目にはその必要性がよく理解できません。

09柳沢峠へ
柳沢峠へ
標高を上げながらいくつもトンネルを抜けると、紅葉はますます豪華に!
たとえ青空と陽射しはなくとも、大菩薩ラインを30㎞以上にわたって彩る光景は、やはり見ごたえのあるものです。

10柳沢峠へ
柳沢峠へ
一ノ瀬高原まであともう少しの地点でにわかに青空が広がってきました。
標高が高いこの地域では紅葉のピークはすでに過ぎているものの、陽射しが出てきたおかげで十分に楽しませてもらいました。
そして日陰の震えるような寒さから逃れられたのがなによりうれしい!

ここまで来れば、わらびもちをいただける「はまやらわ」まで2~3㎞の上りを残すのみです。
話し相手とてない今日のサイクリング、食べる楽しみに勝るモチベーションはありません。

11柳沢峠へ・はまやらわ
柳沢峠へ・はまやらわ
思ったよりも距離を感じながら、何とか頑張って到達した「はまやらわ」です。
いつ来ても不思議な佇まいの宿。今日もひっそりとしています。週末には宿泊客で賑わうのかもしれませんが…

道沿いの小屋で「名水わらびもち」の製造と販売をしていますが、スタッフはおそらくお二人です。
一度食べたらリピートせずにいられないこの「名水わらびもち」。
TVなどで名品とも絶品とも紹介されて、ファンになった人も少なくないようです。かくいう僕も柳沢峠に上るときは立ち寄って必ず楽しませていただいてます。

12柳沢峠へ・はまやらわ
柳沢峠へ・はまやらわ
アクセスが困難な場所なので人が押し寄せることはないようですが、今日は先客グループがいて外のテーブルでいただくことはかないませんでした。
店内の狭い空間でいつも通り「黒糖」をいただきました。たまには嗜好を変えて「白糖」や「よもぎ」を!と一瞬迷うのですが、誰かと一緒の時にシェアしようとの結論に。
やはり今日も「黒糖」です。

13柳沢峠へ
柳沢峠へ
「はまやらわ」から峠まで2㎞もありませんが、この2㎞足らずがなかなか手ごわいのです。ここまで削られた脚が最後に試されるからです。
もっとも最近は脚が削られるほど頑張らないので、同じ調子でのそのそと峠へと上りつくことができます。
雲一つない快晴を迎えた最後の上り区間!厚い雲の下でどんよりしていた紅葉の山々が、ここではウソのように輝いています。

14柳沢峠
柳沢峠
富士山が望めた今日の柳沢峠でしたが、気温が上がった午後ゆえ、遠くの山も富士山も霞んでいます。
柳沢峠からの富士山を楽しみながら、この先の今日の予定をどうするか迷っていました。

15塩山へ
塩山へ
そんな迷いを抱えながら少し下ると富士山の全貌があらわになります。幾重にも重なる山々の向こうに流麗な姿を見せる美しい富士山です。
この時点で「大菩薩の湯」に浸かることは断念しました。このまま下って塩山から輪行帰宅するのはあまりにも惜しい!

16塩山へ
塩山へ
大菩薩ラインの高架道路が描く美しいカーブと紅葉を撮影しながら塩山へと下っていきました。この光景と初めて対面をして以来、何度ここの下りを楽しんだかしれません。

17塩山へ
塩山へ
高架橋からの眺めも見事です。これから谷底へ下っていく道が見え隠れしています。

18塩山完熟屋
塩山:完熟屋
塩山まで下り、今後のコースを無事に(エネルギー切れなく)走りきるためにお腹を満たさねば。
ただゆっくり食事をするとそのあとモチベーションが切れる僕なので迷いました。迷いながらも結局温かいものが食べたくて道をフラフラと横切ってこちらのお店に…

19塩山完熟屋
塩山:完熟屋
温かいものをと思いながらも、ほうとうは食べ終えるのに時間がかかるのでこちらをチョイス。ルートを変更したのでこの後時間の余裕がありません。
しかしおいしかった!

20塩山ブドウ畑
塩山ブドウ畑
塩山からブドウ畑やワイン工房を抜けて御坂峠を目指します。すっかり葉を枯らしたぶどう棚の向こうには甲府盆地を取り巻く山々!
日没前に旧御坂トンネルの向こうに出られるだろうか。

今日と同じコースを義理の息子と走ったのを思い出しました。当時の彼は自転車を始めたばかり。今もそこから抜け出せず!ww
塩山まで下った時「お義父さん、このまま帰るのはもったいないですね」というのです。
御坂峠を越えて河口湖から帰ろうということになりましたが…

21御坂峠へ
御坂峠へ
R137、通称「御坂みち」は決して楽な上りではありません。トラックレーンが随所に現れる厳しくも長い上りです。
天下茶屋のある旧道にある御坂峠は標高1300m。柳沢峠から下りきった塩山との標高差は実に950mもあります。

22御坂峠へ新旧分岐点
御坂峠へ新旧分岐点
西日を受けて輝く紅葉の山々を眺めながら、撮影を理由に頻繁に足を着きつつ、何とか新道と旧道の分岐点までやってきましたが…
この時すでにまもなく16時半。ここから天下茶屋までは7㎞の上りです。
「本日天下茶屋営業中」の看板は出ていたものの、僕の脚ではどう頑張っても山中で日没を迎えそうです。
それはともかく旧御坂トンネルは因縁のトンネルです。
前回通過したときに、トンネル内でリアのブレーキシューが抜き取られました。妖怪の仕業だそうです。「妖怪シュー外し」の…(ktyさん談)www

23御坂峠達沢さん方面
御坂峠
新御坂トンネル手前で振り返ると背後の山々は夕日を受けてオレンジ色に輝いていました。この山の名は…

怖くて長いトンネルを全速力で飛ばして通過しました。ここのトンネルには歩道がありませんから、怖くても逃げる場所はありません。

トンネルを抜けたら河口湖目指して、いや"あの"富士山を目指して下ります。

24富士見橋展望台から
富士見橋展望台
富士見橋!ここでした。前回義理の息子とここまで下った時、あたりはさらに光を失い、富士山はほとんどシルエットでしたが…

おお、大好きな色!本気で富士山に愛を感じたのは二度目かもしれません。写真の出来は置いといて、富士はやっぱり日本一です。
今日は飽かずに眺めていたい一方、この先で見られるかもしれないチャンスが闇に隠されてしまうかもと不安になります。
悩みつつも踏ん切りをつけて河口湖へと向かいました。

25河口湖
河口湖
こちらでの富士山との対面も感動的でした。

26河口湖
河口湖
ふと見上げると空には月が…

寒さに震えながらもなかなか立ち去りがたく、体が芯から冷えてしまいました。

真っ暗な寒い道で河口湖駅までたどり着きました。
窓口で尋ねると、河口湖駅から東京へ向かうバスのチケットはすべて売り切れでした。最終便まで!

帰宅するのに一番都合のいい新宿コースはずいぶん前から自転車の積み込みができなくなりましたが、東京コースは現在もバス輪行が可能なのです。東京コースは自宅至近で下車できないバス路線ですが、寒くてたまらない河口湖を一刻も早く離れたかったのです。
が、チケットが全便売り切れでは富士急以外に他に選択肢がありません。もちろん自走は選択肢にありませんでした。まだ我が家まで100kmはありますから…

富士急で大月まで、大月から中央本線で八王子、さらに二回の乗り換えを経て這う這うの体で帰宅しました。
しかし納得の輪行サイクリングだったことに違いはありません。生涯そう何度も目にできない本日の富士山でした。


Twitter : @pa_hoehoe



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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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