2016/10/26 13:53
2016.10.24

28光徳牧場
光徳牧場
この時刻の光徳牧場の放牧場は暖かな陽だまりです。今日は馬が見当たりませんが、牛たちは草をはみながらのんびりと午後の日差しを浴びています。牛や馬になりたくなるほど穏やかで平和な光景です。

29光徳牧場
光徳牧場
前回訪れたときは発情期で牡牛の気が立っていましたが、今日ここにいるのは牝牛ばかりのようで実に和やかな様子です。

話を少し前に戻しますが…
東武日光駅をスタートし、いろは坂下で朝食の儀式を済ませると、サイドカー付きのすごいバイクがやってきました。
ご主人がハンドルを握り、奥様はサイドカーに収まっていました。お互いにこれからいろは坂で奥日光を目指します。ゆっくりお話しすることもなく、励ましの言葉をいただいてその場でお別れしました。

金精峠を越える予定だとおっしゃっていたそのお二人を光徳牧場で見かけて、思わず声をおかけしました。
30光徳牧場
光徳牧場
"今度出会えたら写真を撮らせてもらおう"と思っていたので、ストレートにお願いしたらすんなりOKでした。奥様は、「指名手配がばれちゃうわ~w」なんて言いながらもカメラに収まってくださいました。

福島の浄土平では居酒屋さんを経営している代表の方と、そしてここでは桐生でウナギのかば焼きの専門店を営んでいるご主人と奥様との出会いでした。食いしん坊なればこそ、食べ物屋さんと巡り合うのでしょうかね。w
今回も名刺の交換をさせていただきました。
ご主人はバイクが趣味で何台も持っていらっしゃったようですが、整理して現在はこの1台だそうです。排気量を訪ねたら、「あまり大きくないですが、1500㏄です」と!(@_@;)
以前は2000㏄を走らせていたそうですから、なるほどの発言です!
もう20歳になるというこのバイク!ただ事ではない貫禄もさることながら、とても大事にしていらっしゃることがわかります。

しばし立ち話をし、「ウナギのかば焼き大好きですから、チャンスを作ってお店に伺いますw」と今度は僕がお二人の後姿を見送りました。時刻が遅くなったから金精峠は取りやめてこのまま下るとおっしゃっていました。僕の行く先を聞いてびっくりしていましたが、それが良識ある人の反応かもしれません。

31奥鬼怒スーパー林道・山王峠へ
奥鬼怒スーパー林道・山王峠へ
一人寂しく奥鬼怒スーパー林道を登り始めます。下ってくるクルマはたまにあっても、上りはほとんどなし。自転車は皆無です。ここもクマ出没の名所なので、できればもっとクルマの往来があった方が心強いですが…

32奥鬼怒スーパー林道・山王峠へ
奥鬼怒スーパー林道・山王峠へ
天気は崩れる様子がなく、底が抜けたような真っ青な空から雲もすっかり消えています。
陽を浴びている場所と日陰の温度差は激しく、日向に出るとホッとします。上っていてさえ体が冷えてきます。のろいからですが…(^^;

日光ではいろは坂が上りの代表のように言われますが、実はたいした勾配ではなく、山王峠の方が厳しいです。特に反対側の川俣温泉からは標高差が大きいので、僕はそこを上りのスタート地点には決して選びません。いや、選べません。

33奥鬼怒スーパー林道・山王峠
奥鬼怒スーパー林道・山王峠へ
寒さに震えながらようやく到着した山王峠です。ちなみに今日は晩秋用のビブニッカーとベスト、そしてウインドブレーカーも所持していました。後のことを考えてウインドブレーカーの着用は控えていましたが、ここでようやく身に着けられます。

34奥鬼怒スーパー林道・涸沼へと続く斜面
奥鬼怒スーパー林道・涸沼へと続く斜面
道路沿いの木々に阻まれて「涸沼の湿原」は写真に撮れませんでしたが、そこへと下る山の斜面の様子です。

35奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
さらに下って川俣温泉を目指しますが……このウインドブレーカーはちゃんと風をブレイクしてるのか?と疑いたくなるほど気温が下がってきました。山王峠から川俣温泉まではおよそ17㎞のダウンヒル。この寒さにやや不安が募ります。まだ午後二時を回ったばかりです。夕方の寒さが思いやられます。

36奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
そういいつつも午後の日差しに輝く紅葉風景についつい足が止まります。尤も一気に下るのは危険なほど手も足先も凍えたように冷え切っていました。ブレーキレバーがしっかり握れない…

37奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
日向と日陰のコントラストが強く、撮影も難しい。寒さに震えながらも、あれかこれかと手探りで設定を変えながら繰り返しシャッターを切りました。

38奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
紅葉の向こうにも色づいた山々が折り重なるように見通せる地点ですが、こうして遠目が利くのも澄み切った空気だからこそ!
それにしても、ものすごく寒い!!

39奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
止まった地点でGARMINを見たら、な、なんとびっくり! 誤差があるにせよ、3℃を示しています。
3℃といえば、うちの方の普通の真冬よりも寒い。
しかし走行距離はまだたったの40㎞。スピードセンサーを装備してこなかったので、GPSが衛星を見失ったりトンネルの中では距離が刻まれていないとはいえ…

40奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
このシーンが好きです。まだ紅葉にはやや早いものの、道の両側にはカラマツ、その向こうには色づいた山肌を見せる山。

41奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
かなり下ってきたと思いたいところですが、まだまだ先は長い。この写真の右手には、深く切れ込んでいく谷とその向こうには大きな山々も聳えています。

42奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
こんな感じの景色がまだまだ続きます。寒さで紅葉に感動する気持ちが萎んでいるにもかかわらず、自転車を降りて撮影します。コンデジではないカメラを携えて走るとはこういうことなんですね。

43奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ川俣湖
奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉へ
ああ、ようやく川俣湖が見えてきました。あそこまで下っても標高はまだ1000mです。そこからさらに下って…鬼怒川温泉駅では確実に真っ暗でしょう。

44奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉
奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉
ようやく川俣温泉まで下ってきました。橋の上で間欠泉の噴出を待つご夫婦としばし立ち話。本当はこんな風にのんびりしている時間はないのだけれど…
紅葉情報をやり取りした結果、川俣湖の後に訪ねる予定にしている「瀬戸合狭」の紅葉は全然きれいではないとのこと。情報をいただいて時間と体力の節約になりました。お返しに山王峠に向かう山々の紅葉が見事であることをお伝えしました。
しかし今日はここから引き返すとのことで、残念そうです。

45奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉
奥鬼怒スーパー林道・川俣温泉
間欠泉の噴出にお付き合いしている余裕はないので、励ましの言葉を背にいただいて川俣湖へと下ります。
川俣温泉から川俣湖へと注ぐ谷川の深い渓谷は、日が陰ってもなお輝かしさを失っていません。

46川俣湖
川俣湖
まもなく川俣湖です。川幅が広がり、ゆったりと渕の様相を見せ始めました。

47川俣湖
川俣湖
こちらは川俣湖にかかるる川俣大橋です。日光から山王峠越えでここに至る以上、ここで午前中の光景を見るのはほぼ絶望的ですが、夕景とは違った雰囲気があるのでしょう。それはいつか川俣温泉から山王峠を越える覚悟がつくまでお預けです。

48川俣湖
川俣湖
川俣温泉方面を振り返ると、湖は日陰に沈みつつあるものの、高いところは夕日を浴びて金色に輝いています。

49川俣湖
川俣湖
橋から瀬戸合狭方面の様子です。川俣湖から流れ出た水が瀬戸合狭の深い谷を削り、やがて鬼怒川へと合流していきます。

50瀬戸合狭通過
鬼怒川温泉駅へ・瀬戸合狭パス
道の左側に見えている切り立った崖はおそらく瀬戸合狭の上部だろうと思います。断崖はあそこからさらに深い谷底まで落ちていきます。今年が紅葉の当たり年なら、帰宅が遅くなるのもいとわず寄り道するところでした。

51瀬戸合狭通過
鬼怒川温泉駅へ・瀬戸合狭パス
この切り立った山肌も瀬戸合峡の断崖の連なりの一部だと思われます。まさに深山幽谷そのものの地です。

52蛇王の滝
鬼怒川温泉駅へ・蛇王の滝
日暮れ前に撮影した最後の1枚です。「蛇王の滝」は落差も水量も周囲の紅葉も見事ですが、アクセスが良くないのが最大のネックかもしれません。クルマでは気づかず、徒歩ではアクセスが難しい。自転車だから目にできた滝だと思います。

まもなく日没となる時刻、トンネル手前で自転車を止めて撮影しようとすると背後から来たクルマが道の真ん中に止まって動きません。どうしたのかとクルマの方に歩いていくとウインドウが開き、先ほど川俣温泉の橋の上で紅葉の情報を交わしたご主人が、「どうしたの~?」と心配して声をかけてくださいました。
「写真を撮ろうと思って」と返事をすると、「暗くなるから気を付けてね~」とクルマを出されました。ありがたいことです。しかしここで撮った写真は光が足らずブレブレでした。

鬼怒川温泉駅に着くずっと手前で日はとっぷりと暮れ、街灯が全くないこの山道です。やがて空からも光が消え失せ、真っ暗な山道となりました。いつもならやや不安になるところですが、新しく購入したVOLT800がその威力をいかんなく発揮してくれました。そんな真っ暗な夜道で飛ばす必要もないのですが、ある程度速度を上げても路面をクリアに照らしてくれるおかげで全く不安はありませんでした。

帰路の特急スペーシア車内の非常識な乗客グループの話、自宅のある駅に着いてからの面白い話は、記事が長くなりすぎたので別の機会に譲りたいと思います。
長々とお付き合いいただきまして、ありがとうございました。


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Twitter : @pa_hoehoe

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2 Comments

  • びび 

  • デローザさんこんばんは。

    自転車に乗っていると、様々な出会いがありますね。
    にしても、デローザさんには、とても良いかたとの出会いが必ずのようにありますね!
    素晴らしいですねー!!
    世の中、いい方は沢山いらっしゃるんだと思います(^^)d

    もう一度ゆっくり読ませて頂きますー!
  • 2016/10/26 21:18 | URL 
  • shimagnolo 

  • ビビさん、ありがとうございます。自転車で走ると本当にいろいろな方との出会いがあります。おっしゃるように、世の中にはいい方がたくさんいるんですね。それに人を疑うよりも信じて生きられる方がずっと素敵ですね。

    今回のブログにはまだ書いていませんが、自宅の駅で声をかけてきた20代前半の自転車好きの子はとても面白かったです。その話はいつかご紹介しますね。
  • 2016/10/26 22:12 | URL 

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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