2016/10/22 23:21
2016.10.21

奥社のお参りに時間をかけすぎたので駆け足を交えながら下りました。
今日の本命、鏡池までの距離はわずかに数キロしかなく、戸隠蕎麦の名店「そばの実」から県道36号を右折して2㎞ほど山道を走れば到着です。
28戸隠神社中社へ
鏡池へ
人も交通量も少なく紅葉も素晴らしいこの道ですが、凶悪なクマの姿が描かれた「クマ出没注意!」の看板が気になります。出くわさないように祈るほかありません。

鏡池は山間にありながら空が大きく開けた明るいロケーションにあります。そうした理由もあって、こうした地にありがちな静寂感とはやや趣を異にしています。
22鏡池
鏡池
紅葉はまさに今が盛り! 池を取り巻く紅葉の向こうには屏風のような山、それらが静かな湖面にくっきりと映っています。鏡池の名の由来に納得です。

23a鏡池
鏡池
ここの紅葉の素晴らしさは、バリエーションに富んだ色合いとその配置の妙にありそうです。ただ華麗なだけでなく、岩山・色づく樹・静かな湖面のバランスが見事です。

22a鏡池
鏡池
23鏡池
鏡池
紅葉のカラーは一方に偏らず、紅葉・黄葉・緑が程よく共存しています。

25鏡池
鏡池
少し風が出てきました。冷え込んできましたが、立ち去りがたい魅力を湛えた鏡池です。

26鏡池
鏡池
日差しが降り注ぐ青空の下なら寝転がって読書でもし、目が疲れたら池をめぐって鮮やかな紅葉に癒される。ひねもすそんな風に過ごしたい誘惑にかられます。

27鏡池
鏡池
しかし先を急がなければなりません。振り返り振り返りしながら、名残を惜しむ気持で次の場所へと向かいました。

美しい景色から一転して現実的な気分に戻されました。お腹が空いています。林道入り口の「そばの実」には順番待ちの客があふれています。仕方なく中社まで下ることに…

こちらは観光の中心地、蕎麦屋の軒数が多いものの、順番待ちの観光客も半端なく…
とりあえず(なんのとりあえずか?)中社を覗いてタイミングを計りました。

29戸隠神社中社
戸隠神社中社
ご神木に両手をついて気をいただくご夫婦、そしてなぜかその傍らで不機嫌そうにするカメラマン…

なんだろうと思って様子を見ていると、件のカメラマンはモデルを伴い、神木で撮影したかったようです。ご夫婦が去るとモデルに指示してビデオカメラを回し始めました。なんだかやな感じ!

30戸隠神社中社
戸隠神社中社
ふと目を転じると、式を挙げたばかりと思われる新郎新婦が写真撮影中でした。
決して若い二人ではありませんが、祝福の言葉をかけたくなるような素敵な笑顔です。微笑ましい雰囲気のお二人でした。
若い人にはない魅力にあふれています。どうかお幸せに!

前回いただいた門前の一番人気の蕎麦屋「うずら家」はとてつもない人数の順番待ち客が取り囲んでいます。こりゃだめだ。
そのはす向かいにある格式高い蕎麦屋「徳善院蕎麦 極意」は「本日貸し切り」の札が下がっています。こちらの店は、友人と娘婿と三人で走った時にいただいたことがあります。

門前をやや離れた蕎麦屋「岩戸屋」に入ることにしました。建物の外観はごく普通で、戸隠らしい趣にかけていますが…
店の中は広く、中に順番待ちの客が!しかしここで食べないとこの後は食処はありません…と思っていたら、実際はもう少し下ったところに格式を感じさせる蕎麦処ありました…

33戸隠神社中社天ざる
戸隠蕎麦:天ざる
天ざるをいただきましたが、実に美味!戸隠では4件のお店でそばをいただきましたが、さすがは蕎麦どころ戸隠!どこのお店もおいしくて失敗あはありませんでした。

34戸隠神社中社蕎麦つくり
戸隠蕎麦:そば打ち
このお店では女性がそば打ちをしていました。お願いして写真を撮らせていただきました。

お腹もいっぱいになったところで大望峠へと向かいます。アップダウンを繰り返しつつも、美しい景色に励まされて愉しくペダルを踏むことができます。

36大望峠へ
大望峠へ
足をつきたいところでは足をつき、見たいものはすべて見て、撮りたい景色はすべて撮る。それで遅くなったらなったで…VOLT800も装備していることだし。
帰宅時刻は気にしないことにしました。
最終の新幹線に乗れればいいと…結局いつも通りです。

37大望峠
大望峠
写真撮り放題、風に吹かれて景色は見放題!大望峠にやってきました。ここは旧戸隠村と旧鬼無里村の村境にある峠。ここからは北アルプスと戸隠連峰が連続して同時に眼前に広がる光景が楽しめます。

38大望峠
大望峠
ここからの風景は実に見事!おおよそ180度近いパノラマです。
雲がちょっと多いですが気にしない!
折り重なるようにたたなづく山々。北アルプスの中腹を彩るのは雲か霞みか。
そして眼前には鮮やかな紅葉!

39大望峠
大望峠
戸隠連峰の頂は雲に覆われているものの、迫ってくる険しい山肌の迫力に圧倒されます。
この後は「伝説の谷」と呼ばれる鬼無里の里までおよそ8㎞のダウンヒルを楽しみます。ベストがない分やや寒いけれど「ベストを尽くせ!」というktyさんの言葉を思い出して思わず笑いがこみ上げてきます。ww

今日は「いろは堂」に寄り道している余裕はありません。後ろ髪引かれつつもパスは初めての経験です。
この先4.5㎞程の上り返しが待ち構えていますが、苦になりません。有体に言えば苦にするほどの速度で上ることはできません。

40小川村へ
小川村へ
上り返せば戸隠連峰が大きく視野に広がり、眼前に迫ってきます。全域がこんな眺めの連続です。

41小川村へ
小川村へ
これから目指す小川村は「日本で最も美しい村」の一つに認定されていますが、それはともかく大好きな村です。

42小川村へ
小川村へ
途中にあるパターゴルフ場から見る景色も見事でしたが、そのそばにあるこの小さな小さな池。雄大な景色に見慣れたあまり、小さな秋の光景がむしろ新鮮に感じられました。

43小川天文台
小川村:小川天文台
上り返しの頂点近くにある「小川天文台」ですが、いつ来ても開館していたことはなく、人がいたためしもありません。日没が迫るこの時刻、墨絵のように折り重なる山々の光景は紅葉以上に秋を感じさせます。まさに秋の夕暮れというほかに表現が見当たりません。

44小川天文台
小川村:小川天文台
少し北側にはうっすらと青空もうかがえ、うっすらと広がる雲が少しずつ染まってきました。日没までがんばってここで辛抱したら美しい夕焼けが見られるだろうか…遅くなったついでに。

45小川天文台
小川村:星と緑のロマン館
いつも通り、天文台すぐ下にある「星と緑のロマン館」の駐車場に立ち寄りました。ここも営業しているのに立ち会ったことがありませんが…w
天文台とは前景がやや異なるので、撮影する方はこちらにも立ち寄るといいでかもしれません。

ここから8㎞あまりの下りが続きますが、途中に小川村が設けた「アルプス展望デッキ」が二か所あります。そしてこのルートは「小川アルプスライン」と名づけられています。
46小川アルプス展望デッキ
小川村:アルプス展望デッキ
まもなく日没を迎えようというこの時刻、もう少し、あと少しとスタートを先延ばしにしてしまいます。
日が沈み切る前に立ち去ることができません。もしかしたら雲が美しく染まって思わぬ場面に立ち会えるかもしれない…

47小川アルプス展望デッキ
小川村:アルプス展望デッキ
目を凝らすと深い谷間の集落はひっそりと闇に沈みかけています。紅葉を求めてこの地に走りに来ましたが、こんな軟弱者にはいかにも厳しいであろう冬をこの地で越すことはできそうもありません。

しばらく景色を眺め空を眺め、少しだけ寒さに震えながらその時を待ちます。

48小川アルプス展望デッキ
小川村:アルプス展望デッキ
太陽が山の向こうに消えていきます。あたりは黄金色に染まり始めます…が、この後は闇が濃くなるばかり。ドラマはここまでと踏ん切りをつけて長野駅に向かいます。

ベストは尽くしたいものの、やはり寒い…日がとっぷりと暮れた県道31号線をひた走り、一部「白馬長野有料道路」となっているトンネルを通過し(自転車通行可)、国道19号へと出ます。そのあとはひたすら犀川に沿って長野を目指します。

49犀川
夜の犀川
長野までの19号は長いトンネルだらけでややストレスが溜まります。道路工事で止まったついでに夜の犀川を撮影します。

50長野駅
夜の長野駅善光寺口
無事長野駅に到着しました。輪行支度の前に今日の自転車を撮影。フロントにカメラバッグを取り付けることが多い最近の輪行では、もっぱらKING3が活躍してくれてます。あまり気に入った自転車ではないですが、無事に走り通してくれました。大事にしないと…

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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