2016/10/08 14:11
2016.10.07

00磐梯吾妻スカイライン
磐梯吾妻スカイラインを走る
標高をあげるにつれて気温が下がってきます。上っていれば寒さを感じることはありませんが、止まって写真を撮ったり景色に見とれていると肌寒いほどの気温です。
今と同じ季節、日没後に浄土平から福島駅まで下った磐梯吾妻スカイラインの凍えるような寒さと暗さをふと思い出しました。山をなめてはいけないと教え諭してくれたコースはたくさんありますが、ここもその一つでした。

31磐梯吾妻スカイライン浄土平へ
磐梯吾妻スカイライン:浄土平へ
標高は既に1500mを越え、福島市街は遥か彼方に霞んでいます。

32磐梯吾妻スカイライン浄土平へ
磐梯吾妻スカイライン:浄土平へ
火山活動で植物が生きられなくなった土壌、そして木々の生育は高い標高と厳しい冬の気候にも阻まれています。こんな穏やかな季節でも強い風が吹けば一気に体感温度は低下し、人も安全ではいられません。

33磐梯吾妻スカイライン浄土平へ
磐梯吾妻スカイライン:浄土平へ
思い出すのは数年前に初めて訪れたこのスカイライン。その時は磐梯町駅からスタートし、「ゴールドライン」「レイクライン」「スカイライン」の三つを朝から晩までかけて走った時のことでした。
距離や獲得標高は驚くほどのものではありませんが、走行時間が夜間にまで及んでしまうノロノロなサイクリストには必ずしも安全なコースとは言えません。
夏至の頃ならともかく、この季節の日没は早い。高い山の向こうに陽が沈むのですから闇が訪れるのは平地で考えるよりずっと早い。
日没後にこの道を向こうから経験のない老人が下ってきたと想像すると、それはやはり尋常なこととは思えません。今となればですが。
しかもその時にはこちらの存在を知らせる程度のLEDだけが頼りでした。ク・ワ・バ・ラ!

34磐梯吾妻スカイライン浄土平へ
磐梯吾妻スカイライン:浄土平へ
現在も噴煙を上げる東吾妻山です。阿蘇山が36年ぶりに大きな噴火をしたというニュースが流れたばかり。
どんな時にも自然には畏敬の念をもって臨まなければいけないですね。
自然を侮らず、できる準備はして、これからもこういう自然に浸れる時間を持たせてもらいたいと思いを新たにしました。

35磐梯吾妻スカイライン浄土平へ
磐梯吾妻スカイライン:浄土平へ
志賀草津道路の地獄谷もそうですが、この看板は自転車やオートバイなどは対象としていません。窓はありません。(笑)

36磐梯吾妻スカイライン浄土平へ
磐梯吾妻スカイライン:浄土平へ
停止しないで上りを一気に走ったら喘ぐようなことになり、火山性ガスを思いっきり吸い込んじゃいますよ。しかもヘタレだから一気には走れず、止まって足もつきます。
悪い冗談ですね、自転車乗りにとってこれらの看板は!

37磐梯吾妻スカイライン浄土平へ
磐梯吾妻スカイライン:浄土平へ
いやいやそれにしてもいい天気!
仕事しているお友だちの皆さん、ごめんなさい。一人で能天気に遊んでいます。もともと少ない悩みですが、それすらも全部吹っ飛んでます。

38磐梯吾妻スカイライン浄土平へ
磐梯吾妻スカイライン:浄土平へ
トレックに乗り、トレックのチームジャージを着た若い人が後から上ってきました。景色を楽しむ様子もなく淡々とペダルを踏んでいます。
が、やがて前方で止まってスマホで撮影していました。装備を見ると地元のローディーだと思われます。

40磐梯吾妻スカイライン浄土平へ
磐梯吾妻スカイライン:浄土平へ
地獄谷の九十九折れを上りきれば浄土平です。浄土?あの極楽浄土ですね。とすると高湯側から上るのが正しい。地獄谷から這い上がっての浄土ですからね。
初めて走って危険だったサイクリングは、浄土から地獄へと落ちて行ったのですから危なかったわけです。w

41磐梯吾妻スカイライン浄土平へ
磐梯吾妻スカイライン:浄土平へ
この荒涼としたこの世のものとは思えぬ光景はまさに地獄谷の名にふさわしいです…が、そこを縫うように走る舗装道路が作りだすミスマッチでダイナミックな様子も面白いですね。

42磐梯吾妻スカイライン浄土平
磐梯吾妻スカイライン:浄土平
この先まだ少し上りが続きますが、ほぼ本日のヒルクライムの終着点ともいえる浄土平です。
天気に恵まれて東小富士に上る観光客がいつになく多い…何度も訪れたことのある浄土平ですが、時間の関係でいまだに登山の経験がありません。いつかは…

43磐梯吾妻スカイライン浄土平
磐梯吾妻スカイライン:浄土平
まだ道のりの三分の二が残っているので、ガッツリお昼ご飯を頂きました。この先食事ができるところはありません。(と思っていましたが、土湯温泉手前に道の駅のような施設があることを思い出しました)

ご飯を食べて外に出るとIDOLのオーナーと三度目の出会い。そこへ知り合いの方も顔を出して親しげに言葉を交わしていました。
お話を伺うと南福島で居酒屋を営んでいらっしゃるとのことでした。行きたいなというと、「おいしいお酒をたくさん用意しておきますね」と言ってくれましたが、生憎呑めません。
「それではおいしいジュースも用意しておきますw」と。名刺を交換して、「来年も会えるといいですね」とお別れしました。
機会があったら本当に再会できるといいと思うし、お店にもお邪魔したいと思いました。お酒は呑めなくてもおいしいものが頂けそうです。

44磐梯吾妻スカイライン浄土平
磐梯吾妻スカイライン:浄土平
浄土平の湿原を散歩する人々。暖かい日差しが注ぐ気持ちのいい東吾妻山裾の湿原です。

45磐梯吾妻スカイライン土湯へ1622
磐梯吾妻スカイライン:土湯へ
浄土平から少し上ると本日の最高到達地点です。標高1622m。自転車乗りは申し合せたようにここでシャッターを切ります。ミーハーなので忘れずに記念写真を撮ります。

45磐梯吾妻スカイライン土湯へ気温
磐梯吾妻スカイライン:土湯へ
この時気温は7.3℃でした。寒いわけです。下は晩秋用のビブニッカー、上は半袖に冬用のアームウォーマー、そしてベスト、その上にウインドブレーカーを羽織っていたので寒さは防げました。やはり備えあれば患いなしです。

46磐梯吾妻スカイライン土湯へ気温
磐梯吾妻スカイライン:土湯へ
贅沢は言いますまい。こちら側ではささやかながら紅葉が少し進んいます。

47磐梯吾妻スカイライン土湯へ気温
磐梯吾妻スカイライン:土湯へ
高湯側からの景色とは異なって山が近く、幾重にも連なっている光景が素晴らしい。峠は大なり小なり手前と向こう側で様相が異なるところがいいですね。初めての峠はなおのこと。向う側に想いを馳せながら上るのは実にいいものです。

48磐梯吾妻スカイライン土湯へ気温
磐梯吾妻スカイライン:土湯へ
今日これから目指す安達太良山が彼方に見えてきました。
でもしかし…今から安達太良山裾の林道を通って郡山まで走ったら何時になるんだろう。
走りたい思いはあるものの、ここでさえ紅葉がこの程度では安達太良山裾では押して知るべし!無理は止めよう。
そうと決めたら急ぐ必要はありません。最初から急いでないか…w

49磐梯吾妻スカイライン土湯へ気温
磐梯吾妻スカイライン:土湯へ
残り僅かな磐梯吾妻スカイラインの景色を存分に楽しんで下ります。
ここは最も好きな停止ポイントの一つ。自転車乗りには堪えられない光景です。
今日はまだ上ってくる車がありますが、初めてここに上って来た時は下る車はあっても既に登る車は皆無。そんな時刻に浄土平まで上って福島駅へと下ったのですから、説明するまでもなく危険な行程でした。フロントライトも蛍のようでしたし。

50磐梯吾妻スカイライン土湯へ気温
磐梯吾妻スカイライン:土湯へ
今日は行かれない安達太良山です。次回は行くから待ってろよ!と心で小さく叫びました。あの上には「本当の空」が広がっているんですね。

51磐梯吾妻スカイライン土湯へ気温
磐梯吾妻スカイライン:土湯へ
しかし気持ちの半分ではこのまま福島へ下るのが残念でなりません。危ないことはしないと決意をせずに出てきたサイクリングだったらどうしただろう。

吾妻八景の「双竜の辻」「潮見峠」「天風境」「国見台」もざっと見て通り過ぎ、磐梯吾妻スカイラインに別れを告げて県道30号で赤湯方面へと左折します。

52赤湯温泉
県道30号:赤湯温泉付近
下るのはあっという間。赤湯温泉を通り過ぎると景色が開けて福島方面が眼下に広がります。あのはるか向こう側から上り始めたんだなぁとちょっと感慨が…

53赤湯温泉
県道30号:赤湯温泉付近
去年みんなで来た時に記念写真を撮った見事な紅葉の場面…のはずでしたが、今年はまだこんな状態です。
この先の道の駅のような地点に安達太良山方面と福島駅方面の分岐がありますが、今回は安達太良山を諦めて正解でしょう。

54福島へ
R115:土湯温泉付近
土湯温泉に向かう下りの道。昨年土砂降りに降り込められたのを思い出しながら速度をあげます。あの時は寒かったなぁ…今日も結構寒い!

55福島へ
R115:JR福島駅へ
下り切って市街地を走ると暮れなずむ空には刷毛で掃いたような雲と飛行機雲。すでに空には秋が満ちている様子です。

福島駅に着いてから昨年みんなで入った温泉がある駅ビルの側まで走り、その前で輪行の支度を整えました。
支度が終わるとなぜか急に一人で温泉に浸かるのが虚しく感じられ、新幹線の指定席切符を購入してから駅ビルでおいしそうなパンと飲み物を買って列車に乗り込みました。
金曜日の晩は出張や単身赴任のサラリーマンで混雑することはわかっていたので、座席指定を取って正解でした。多分すれすれで確保出来た席だと思います。
車輌の中に空席はありませんでした。


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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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