2016/09/01 22:47
2016.08.31

今日のカメラとレンズは、X-T10、XF23mmF1.4 R

旧東海道の宇津ノ谷峠は西の岡辺宿と東の鞠子宿の間に位置しています。
この道が平安時代から細道として存在し、後に豊臣秀吉が小田原征伐の際に新たに切り開いたルートが原型になっていると知りました。
全く歴史に疎い僕はそうした時代背景を知らず、"心霊スポット遊び"にのみ興じていた自分に忸怩たる思いを抱きました。

51宇津ノ谷
東海道宇津ノ谷峠越え
トンネルを通過するとそこには思いもよらぬ光景が展開していました。宿場です。
急峻な地形に張りつくように暮らす人々の生活がありました。

52宇津ノ谷
宇津ノ谷:坂道の三世代
夕暮れ迫る急な坂道を散歩する三世代…どこにでも見られる平和な家族の姿です。

53宇津ノ谷
宇津ノ谷:満観峰方面を示す案内板
観光が道路整備を促したのでしょうが、集落を縫う道路にはまだ新しいと思われる石畳が敷かれています。

54宇津ノ谷
宇津ノ谷:俯瞰の光景
道路を作るには急すぎて、長い石段が続く道です。たまに出会うのはお年寄りの方が主。
これでは日常の移動の苦労からして気遣われます。

55宇津ノ谷
宇津ノ谷:ほそみち
そろそろ夏も終わろうというこの時期、穏やかな夕暮れの景色が広がろうとしているこの場に立ち、厳しい季節の到来を思わずにいられません。

56宇津ノ谷
宇津ノ谷:角屋
それぞれの家には屋号が掲げられています。
「角屋」はまさに辻に建つ家です。

57a宇津ノ谷そばや
宇津ノ谷:蕎麦&甘味処
辻を左に曲がって峠へと上る道沿いには、「蕎麦処 きしがみ」「甘味処・ものづくり今昔」などがあります。営業時間ではなかったので立ち寄ることは叶いませんでしたが…

57宇津ノ谷
宇津ノ谷:軒先
途中の民家の軒先には洗って干されたこんなかわいい2足の靴、そして幼児用のプール。
この集落の未来に確かにつながっていく子供たちが暮らしていること、さり気なくそれを教えてくれるものを目にすると心が温まります。

58宇津ノ谷
宇津ノ谷:旧東海道
道標がありました。風化して白んだ板に「旧東海道」の文字!
ここは長い歴史をくぐってきた旧東海道なのですね。

59a宇津ノ谷
宇津ノ谷:御羽織屋
ここは集落の中心であった屋敷です。
ここ石川家が「お羽織屋」と呼ばれる由縁は、北条征伐の帰途立ち寄った豊臣秀吉が羽織を与えたことからとそう呼ばれるようになったそうです。

59宇津ノ谷
宇津ノ谷:御羽織屋
なおその後に訪れた徳川家康が羽織を見て感激し、茶碗を与えたと言われています。

60宇津ノ谷
宇津ノ谷:壽ゞ家
ここの屋号は「すずや」でしょうか。
祖先の生業は何だったのでしょう。

62宇津ノ谷
宇津ノ谷:車屋
「車屋」の屋号の立派なお宅です。

61宇津ノ谷
宇津ノ谷:車屋
先ほど後ろ姿を見かけたおばあちゃん、やがて坂道を下ってきて「車屋」前に置かれた竹の腰掛で新聞を読み始めました。
お話を伺いたいと思いましたが、熱心に紙面に目を落とす姿に、ついにお声をかけそこないました。

宇津ノ谷をゆったりと愉しんで、今日のサイクリングは終了です。
後は静岡に向かってひた走るのみ。

63鞠子宿とろろ
鞠子宿:丁子屋(ちょうじや)
行きに鞠子宿を通りかかった時には昼ご飯を済ませたばかり。横目で睨みながら通過した「丁子屋」でした。
広重の浮世絵にも描かれている「丁子屋」、さすがの老舗です。

64鞠子宿とろろ
鞠子宿:丁子屋(ちょうじや)
創業は慶長元年という沿革のお店です。食べ終わってしまうと忘れそうなので、その前に建物の外観を撮影しました。

65鞠子宿とろろ
鞠子宿:丁子屋(ちょうじや)
昼食べすぎたのでまだ空腹感は全くありませんでしたが…ここで食べないとやはり後で後悔しそうです。

66鞠子宿とろろ
鞠子宿:丁子屋(ちょうじや)
食事の時刻ではないので通された大広間はご覧のとおり。「お好きなテーブルにどうぞ!」と言われても…
窓際の隅のテーブルにつきました。

67鞠子宿とろろ
鞠子宿:丁子屋(ちょうじや)
定番のとろろ汁をいただきました。写真が全然おいしそうではありません。

68鞠子宿とろろ
鞠子宿:丁子屋(ちょうじや)
大体がとろろ汁はフォトジェニックではないですけど、ピントも満足に合っていません。w

こちらでは創業以来自然薯を使っているとのこと。普段食する大和芋とはコクが違います。
浅草の「むぎとろ」でいただく江戸前もおいしいですが、こちらの濃厚さはまた格別です。

69安倍川
安倍川:駿河大橋
さてさてこれから静岡目指してのんびりオマケのようなサイクリングです。
安倍川を渡る駿河大橋から眺めた上流です。

70安倍川
安倍川:駿河大橋
正面に向き直ってファインダーを覗くと…どうして今頃姿を現すか、富士山!
やや霞んでいますが、一日の終わりに紛れもないその姿を拝むことができました。

新幹線に乗車する静岡駅に到着し、まずは自転車をまとめました。

71静岡パルシェ
静岡パルシェ
急いで目的のお店へ!
ピンチヒッターだったはずなのに、思いがけず何日もパルシェに自ら出向いていらっしゃるktyさんです。
いつもとは異なる仕事で想定外のご苦労もお疲れもありそうです。
にもかかわらずこんな笑顔で出迎えてくれました。

72静岡パルシェ
静岡パルシェ
会社の製品の数々が並べられています。
コーナーの一角に椅子が用意されていたので、腰かけてまずは朝霧牛乳を一気飲み!
乾いた喉においしい甘み!生きかえりました。ごちそうさまでした。
ktyさんとお話ができたのはほんの15分か20分ほどでしたが、在店中にお目にかかれてよかったと思います。

73静岡パルシェ
静岡パルシェ
実は長居しては迷惑だろうと、自分を急かせるために午後9時には帰宅しなければならないように計画していました。そうでないと迷惑を顧みずに長く居座るからです。
しかし今日は裏目でした。いつもに似合わぬ短時間でお暇するのを、「な~んだ、2時間くらいおしゃべりに付き合ってくれるかと思っていましたよ」と残念がられました。
僕も残念でした。こんなことなら閉店までお邪魔したかったです。

ktyさん、残りあと数日で通常の業務に戻れますね。とは言ってもその後は通常業務の遅れも取り戻さなければなりませんね。
今しばらく頑張ってください。

愉しい静岡の輪行旅でしたが、楽しめるポイントが多すぎて思いがけず長いブログになりました。
東京周辺に住む我々にとって決して身近ではなかった静岡県でしたが、行ってみれば近いし面白いところもたくさん発見しました。
また新たなルートを捜しながら訪れたいと思っています。

その1に戻る←ここをクリックしてお進みください


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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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