2016/07/26 14:45
2016.07.24

今日のカメラは、Canon PowerShot G7X

岡谷~浜松1
天竜川沿いサイクリングルート:岡谷~浜松
隣の部屋の方は早朝4時出発で登山するので、静かにしているのが苦手な我々も早々に床に就きました。
僕は普段の就寝時刻が午前1時から2時ころなので、眠れないと思いきや、いつの間にか白河夜船…Zzzz

01ブルーベリー
民宿ひなた:ブルーベリー
当然目覚めはとんでもなく早い時刻。登山の方たちが出かけた後に続いてもぞもぞと起きだしてそ~っと外に出ました。
昨夜食べたブルーベリー。一粒つまんで食べてみました。おいしくて目が覚めました。

02テラス
民宿ひなた:朝のテラス
テラスの向こうの空はすっかり明け切っています。昨日僕たちが到着した時、先に宿についていたM田さんはここでいかにも気持ちよさそうにビールを飲んでいました。ここがお気に入りの場所だと。

03朝のテラスから
民宿ひなた:テラスからの風景
今日訪れる予定の「おおぎびらビューポイント」は雲に隠れていました。
雲が晴れないと下栗の里の全景は見られません。晴れますように…

04前田さんの愛車
民宿ひなた:前田さんの愛車
M田さんの愛車です。HONDA CB 750 Four、日本の大型バイクの草分け的存在と言っていいのでしょうか。クラシックな風貌が実にいい雰囲気。35年間乗り続けて来たとは思えません。どんなに大事に乗っているか、言葉よる説明が不要です。

05早朝のひなた
民宿ひなた:全景
お世話になった「民宿ひなた」。心温まる一夜でした。高級旅館や最新設備のホテルよりもここでよかった!

6時半の朝食までの時間、カメラを手に自転車で走る予定のない山道を少し歩いて見ようと思いました。

06早朝の散歩
民宿ひなた:幻想的な朝
民宿近くの道路から見られる景色です。静寂に包まれた朝の光景。山の中腹にたなびく雲が幻想的な雰囲気を演出しています。

07早朝の散歩
民宿ひなた:光に染まる雲
美しい光景にその場を去りがたく、しばし佇んでいました。と雲の切れ間から朝の光が射してきます。

08早朝の散歩
民宿ひなた:広がる青空
雲は流れ、青空も覗いてきました。今日はいい天気に恵まれそうです。喜びがこみ上げてきます。

6時過ぎには宿に戻り、名残惜しい気持ちで朝ご飯の席を共にしました。
おばちゃんにもてなしていただいたこと、互いにこの宿で巡り会えたことに感謝しながらの一時でした。

11去る時
民宿ひなた:最後の記念撮影
身支度を整えて外に出ていよいよ出立です。
おばちゃん、M田さんにも入っていただいて記念撮影です。


12去る時
民宿ひなた:最後の記念撮影
こういうごく小さな宿だからこそお互いに素顔のままで過ごせました。見栄も体裁もなく、一夜にして友だちになれました。

「いつまで民宿が続けられるかわからないけど、がんばってみます」というおばちゃん。体に気をつけていつまでもお元気でいてほしいと願わずにいられませんでした。

09前田さんの愛車
民宿ひなた:M田さんの愛車
M田さんのバイクを囲んでお別れの挨拶です。奥様とよりもお付き合いが長いこのバイク、積算メーターは一周してリセットされた後の数字だとか。こういうものとの付き合い方は素敵です。

13去る時
民宿ひなた:M田さんと愛車
最後に、おそらく彼にとって一番のツーショットを撮らせていただきました。

14a去る時
民宿ひなた:M田さん
先に宿を出た僕らはヘアピンカーブの上からテラスで手を振るM田さんに手を振り返しながらさらに上ります。

14b去る時
下栗の里:M田さん
しばらくするとバイクのエンジン音が響いてきます。
M田さんが上ってきました。

14去る時
おおぎびらビューポイントへの上り
追いついて止まってくださって、文字通り最後の記念ショットです。またお目にかかれる機会が訪れるのでしょうか。

15去る時
おおぎびらビューポイントへの上り
互いに肩を組むM田さんと僕。こんな風にして出会った人の地元を後になって訪れて、再会を果たしたことがあるとお話になっていたM田さん。僕たちもきっとまた会える日が来るに違いありません。

16aおおぎびらビューポイントへ
おおぎびらビューポイントへの遊歩道
おおぎびらビューポイント(別名天空の里ビューポイント)への登り口です。

16おおぎびらビューポイントへ
おおぎびらビューポイントへの遊歩道
林間の狭い遊歩道。場所によっては人と人がすれ違うのも困難な狭さでした。

17おおぎびらビューポイント
おおぎびらビューポイント
日本のチロルという呼び方はあまり好きになれません。日本の高地ならではのやや寂しいけれども孤高の雰囲気があります。
今は緑が色濃く支配する季節ですが、紅葉の時や雪が舞う季節の姿が瞼の裏に浮かんできます。

18おおぎびらビューポイント
おおぎびらビューポイント
一番下の奥に写るのが「民宿ひなた」です。
ここから宿泊客が「手を振って~!」とおばちゃんに電話でお願いしたので、タオル振ったことがあると言ってました(笑)
目のいい人なら肉眼で確認ができます。

19おおぎびらビューポイント
おおぎびらビューポイント
後から若いバイク乗りの方が駆け足で上って来たので記念撮影をしてあげたら、お礼に我々も撮ってくださいました。

一足先にビューポイントを後にした我々。
途中で大きな網を持った二人の同年輩の方と出会いました。
補虫網のようです。珍しい昆虫を追って旅をしているようです。世の中にはいろいろな方がいます。
「自転車で来た人たちですか? まだ下にありましたよ」とこともなげに仰いますが、「まだ」じゃなくてちゃんとなければこの先進めません。(笑)

20はんば亭駐車場
はんば亭駐車場
ビューポイントを目指すクルマやバイクのための駐車場にもなっている「はんば亭」に立ち寄りました。
先ほど写真を撮りあった若者が下りてきました。練馬から走ってきたようです。もっと若ければバイクで思う存分走ってみたいな、と思った時期もありましたが…今はやはり浮気せずに自転車に乗り続けてよかったと思っています。
自転車友だちは最高だと思う日々ですから…

21はんば亭駐車場
はんば亭駐車場
写真右手の若い女性はトライアンフの780㏄を颯爽と乗りこなしています。
「大型免許では倒れたバイクを起こせないとダメなんでしょ。よく起こせますね」と言ったら、「これは起こせません。w 倒れたら近くの人に手を貸してもらいますww」だって。

22aはんば亭
はんば亭駐車場
とても知的で美しい方だったので、姿を撮らせていただきたかったのですが「私はちょっと…」とバイクから離れてしまいました。ざ・ん・ね・ん!!

22いっ福
下栗の里:いっ福
上りで通りかかった時、「がんばれ~!自転車応援してるよ~。帰りに寄ってね~」と叫んだ名物らしい女性のいる「いっ福」に立ち寄りました。

23いっ福
下栗の里:いっ福
この梅ジュース、最高でした。手づくりならではの味の濃さが際立っています。甘さと酸味のバランスが絶妙です。
しかもグラスの中に漬けた大きな梅まで入れてくれました。これがまた歯ごたえも味も素晴らしく、下栗の里を再訪したら必ず寄りたいと思いました。
自転車乗りには半額で、たったの100円! 都会なら500円でも飲めないと言ったら、他の人もそう言ってたよとのこと。

24いっ福
下栗の里:いっ福
この女性は吉本の芸人になっても一流になれそうなほど面白い方。舌もよく回るけど手もよく動かし、じ~っとしている瞬間てあるのかなぁ…と思いました。こういう厳しい里で暮らしを営む皆さんはそれぞれに働き者で横着なんかしていないのです。
ジャガイモの煮つけ、インゲンの煮物、玉ねぎの漬物など息つく間もない話の合間に次々と出してくださいました。w
これでたったの100円でよかったのでしょうか。またお訪ねするのが恩返しですね。
次回はおいしそうなお昼ご飯を頂きたいと思います。

25いっ福
下栗の里:いっ福
「民宿ひなた」も話題にのぼり、おばちゃんの人柄を大層褒めていました。
この里で出会う方は一様に素敵な笑顔を見せてくださいました。それは地元の方ばかりでなく、都会から訪れた方たちも同じ。

26いっ福
下栗の里:いっ福
帰りがけにお店の前で写真を撮らせていただき、帰宅してからさっそくFB友だちになっていただきました。

27ひなた
下栗の里:もう一度、民宿ひなた
さらに下って、もう一度ひなたのおばちゃんに挨拶をさせていただきました。
上がり框にはすりこぎの入ったすり鉢。今夜の食事に使うであろう胡麻が擦ってありました。
「こんにちは~」と叫ぶと裏庭から畑仕事の姿でおばちゃんが出てきてくれました。
皆さん本当に働き者で、自分の身体を使うことを決して惜しみません。これも健康寿命が長い所以でしょう。
昨夜のお礼と健康に過ごして頂くようお伝えました。
別れしなに我々に二つずつ飴をくださいました。本当にお世話になり、ありがとうございました。

28鍛冶屋
遠山郷:再び遠山川ビューポイント
行きに道を尋ねた「鍛冶屋のYZさん」にも立ち寄って昨日のお礼をお伝えしました。ご夫婦で庭仕事や畑の手入れをなさっているところでした。お二人がいい汗を流して自然の中で暮らしているさまは美しいとさえ思いました。
そして切り開かれて遠山川が見られるポイントを再び訪れました。
その後はご夫婦そろってお見送りしてくださいました。

28分岐点
分岐点
我々は右の防風の囲いのある道を下栗の里から下ってきました。Uターンするような正面トンネルの向こうは遠山郷からさらには浜松方面へと道が続いています。

29木澤小学校
木澤小学校
行きに気になっていた「木澤小学校」。ずっと以前に廃校になった古い木造校舎を訪れたいと同様に思っていたYZさんでした。

30木澤小学校
木澤小学校
還暦でリセットされた人生なので、彼はまだ小学2年生になったばかり。w
椅子もランドセルもいかにもかわいらしい。今年小学校に入学した真ん中の孫のことを思いました。

31a木澤小学校
木澤小学校
僕が育った家では、孫のランドセルはおじいちゃんがプレゼントするものと決まっていました。娘はおじいちゃん(僕の父親)からプレゼントされた赤いランドセルがいまでも捨てられません。

31木澤小学校長
木澤小学校
木澤小学校の校長先生です。ww
ネコは駅長さんになったり校長さんになったり…イヌにはない我が道を行く動じない姿がそうさせるのでしょうか。

32木澤小学校
木澤小学校
昨年の3月、NHKの路線バススペシャルという旅番組で紹介されたことがあるようです。

33秋葉街道へトンネル
小道木バイパス
木澤小学校を最後に、遠山郷を離れて行くだけです。
新しくできた「小道木バイパス」。行きはこの道ができているのを知らず下をくぐってうねうねと上って行きましたが、これは楽です。
ここで珍しく自転車乗りとすれ違いました。手を振って互いに挨拶を交わします。


下り切って再び「道の駅遠山郷かぐらの湯」に立ち寄ります。お手洗い休憩とドリンクの補給です。
案内所で道を訪ねたYZさんが、「R152の方が浜松は近いらしいですよ」と
"ホントにいいのか!"と内心思いました。実はルートラボで引いてみてかなり厳しそうなので嫌がられると思って取り止めたルートです。
一方で"しめしめww"と思いました。辛そうですが、コースとして断然こちらの方が面白そうです。一も二もなく同意しました。w

ここでエピソードを一つ。昨夜同宿だったM田さんは下栗の里からここまで下って、こちらの観光案内所でお勧めを伺ってあらためてそこを訪れたそうです。そこが素晴らしかったので、再度下ってきてそのご報告をなさったそうです。
律儀な方です。で、僕もその観光案内所の女性のところに赴いて話の趣旨をお伝えし、M田さんが感謝していたことをお話しようと思いました。
ところが残念なことに昨日の担当と本日の担当は別の方でした。

ここから浜松を目指すR152、通称秋葉街道は走りごたえがありすぎました。
途中に青崩峠(あおくずれとうげ)があるのですが、ここを通過するルートは未完成で歩行者がかろうじて通れる程度のようです。
自転車やクルマは「ヒョー越」と記述されることもある「兵越峠(ひょうごしとうげ)」を越えなければなりません。カタカナで表記されているのしか知らなかったので愛嬌のある名前の峠だと思っていましたが、漢字を見たらなるほど…
信州軍と遠州軍が戦の時に越える国境に当たっているのです。
ここを越えるとなると相当に遠回りになるだけでなく、上りのきつさは非力な我々の走力をはるかに上回っています。

毎年10月、長野県と静岡県の県境にある兵越峠では、信州軍と遠州軍が「国境」をかけて綱引きで対決する「峠の国盗り綱引き合戦」が行なわれるそうです。
長野県は飯田市南信濃、静岡県は浜松市水窪町の両商工会の青年部から精鋭が選出され、3本勝負を行なって勝った方が1メートル、相手側に「国境」を広げることができるのです。これは面白いですね。

ところでこの険しいルートですが、僕が選んだ道ではないのでその点は気が楽でした。w

34a浜松へ
兵越峠(ひょうごしとうげ)へ
道のりが険しく距離も長いことをあらかじめ知っていたので、お互いに自分のペースで走らせてもらうことにしました。
ルートラボよりもず~っと厳しい上り坂が、これでもかと待ち構えていました。
13%、14%…こんなのが次々現れます。

上れども上れども自転車を降りてYZさんを待つ景色のいいポイントがありません。
流れる汗を拭くためにサングラスを外し、口には小さなタオルを咥えて這う這うの体で辿り着いたのがここ!

34浜松へ
兵越峠(ひょうごしとうげ)へ
しばらく待つとYZさんが蛇行しながら上ってきました。

35浜松へ
兵越峠(ひょうごしとうげ)へ
このルートに突き進んだことを後悔していると思ったらそうでもなく、YZさんからソイジョイを半分分けていただいてさらに上を目指します。
後で聞いたらば、一度も足はつかなかったよとのこと。立派です。

36天ざる
秋葉街道沿いの道の駅
下り切って秋葉街道沿いの休憩ポイントで遅いお昼ごはんです。時刻は既に1:30を回っていました。
毎回同じようなものを食べています。なぜか山菜の天麩羅…

37天ざる
秋葉街道沿いの道の駅
敢えて蕎麦を選んだのには理由があります。お腹を空かせて晩ご飯をいただきたかったのです。
しばらく前にktyさんに教えていただいた浜松のお店で「石焼ひつまぶし」をいただくチャンスが到来したからです。
そこが東名浜松インターからほど近いことを事前に調べておきました。お店の名は「松葉」です。

38浜松へ
秋葉街道:浜松・天竜方面
ここからはず~っと下りで、もはや上りで体力を消耗することもありませんが、こうなればなったでこの単調さには飽きてきます。
途中一度休憩しただけで浜松目指して一気に走りました。

いやしかし浜松は遠い。本当に飽き飽きする道のりでした。上りは辛くていやだけど、変化がない下りの退屈さはその比ではありません。
しかも地方を走って毎回経験するのはもうすぐ駅だと思わせてなかなかそこにたどり着かないことです。
町と町が離れ、途中に大きな街がないので道路標示に早々と目的地が表示され始めるのもなかなか着かないと感じさせる理由かもしれません。

脚を使わない=お腹もすかない! で結局、わざわざ浜松インターに回って晩ご飯を食べるという選択肢はボツとなりました。
「石焼ひつまぶし」の「松葉」は次の機会に持ち越しです。

3回に分けて長々とブログを書いてもまだ何か書き足りない…それは景色でも食べ物でもなく、人の情かもしれません。
久し振りに満たされた輪行の旅でした。
YZさん、お疲れさまでした。そして北海道に続いて今回もご一緒していただいたことに感謝です。
北海道も天竜川を下る今回も、一人なら実現しなかったかもしれません。

次回はどこを走りましょうか。


Twitter : @pa_hoehoe

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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