2016/06/29 01:30
2016.06.25

今日のカメラは、Canon PowerShot G7X

************* 今日から三日目 *************


今日の美瑛富良野地方の天気が芳しくなさそうなので予定を繰り上げて早朝に小樽に向かうことにしました。(昨日のカレーランチ中に合意)

昨日中に今日の午前中の予定の一部を走ったので、まずまず心置きなく上富良野を離れることができるはずでした。
オマケのように走った青い池への往復が堪えて疲労困憊して眠りについた昨夜でしたが…

朝になって、「Sさん6:21ですよ!」のYZさんの慌てた様子の声!
そう言えば5時には起きて支度して上富良野に向かう約束でした。二人とも寝坊しました。僕はさらに。

阿鼻叫喚のような恐慌状態で荷物をまとめ、顔も洗わず歯も磨かずに部屋を飛び出し、自転車で駅へと暴走しました。
忘れ物したんじゃないか、大事なことし忘れたんじゃないか…脳裏を様々な心配事が駆け巡ります。
たとえ何があろうとも、「切符と金があればなんとかなる!」と割り切ってひたすら走りました。

01上富良野駅
上富良野駅
駅に着いたら輪行の支度! これも大急ぎ&大慌て!
しかし僕には3分で袋詰めして電車に飛び乗ったという見事な実績の自負がありましたから…と横を見るとYZさん、さすがに手際が良く、僕に遅れることわずか数分。お見事でした!(って、ここは感心しているところではありませんw)

上富良野発7:11の列車に余裕で間に合いました。
間に合わなければ予定がすっかりひっくり返るところです。
まず富良野線のダイヤがスカスカであること、その後の接続も待ち時間満載になってしまうところでした。
これが今回の旅の初っ端のドジでした。(細かいのを数え上げればきりがないので大物としてはw)

02旭川駅[特急]スーパーカムイ12号
旭川駅:[特急]スーパーカムイ12号
安堵の胸をなでおろして席に着きました。
旭川到着は8:15
旭川発8:30の函館本線のスーパーカムイ12号で札幌に向かいました。さすがにこの日は立ちんぼはありませんでした。

03札幌駅[快速]エアポート95号
札幌駅:[快速]エアポート95号
札幌発10:13の函館本線のエアポート95号で小樽へ。
こちらも余裕で着席でした。

04小樽駅
小樽駅
10:45には小樽駅に到着です。
我が家から渋谷へ出るくらいの気軽さの時間で小樽と札幌の両駅が結ばれています。

05小樽駅ガラスのランプ
小樽駅:北一硝子のランプ
駅舎の窓を飾る北一硝子のランプにすっかり魅了されました。
硝子工房や販売店舗を見て歩く時間はないんだろうなぁ…こういう趣味のものは人それぞれで、興味のない人には時間の無駄だったりしますからね。

06小樽のホテル
小樽のホテル
ひとまず自転車を組み立てて予約のホテルへと急ぎます。
今回の貧乏旅行では最高ランクのホテルです。しかし値段的にはほとんど他と変わらず安い。都市部は競合ホテルが多く、一年を通じてビジネスマンや観光客で稼働率が高いことも理由でしょう。
いや観光地が高すぎると見るべきですね。

自転車は守衛さんがいるホテル専用の屋内駐車場に駐輪。これで枕を高くして眠れます。

07小樽駅から札幌へ
小樽駅から札幌へ
小樽は今夜と明日の朝があるので、お金と切符とカメラだけを持ってひとまず札幌へと向かいます。
この時小樽は雨上がりですっかり晴れて最高の天気でした。
札幌も!と期待は膨らみます。

08札幌への車中から
札幌への車窓から
車窓から見る石狩湾は広大です。湾というより海か洋と呼びたいほどです。
しかし海は強風に波立っています。白波が風の強さを物語っています。

車内で札幌に住む友人にお勧めのランチ場所をメールで尋ねるYZさん。
北海道ならではのスープカリーの名店を紹介していただきました…が、札幌は雨との情報もいただきました。
小樽はあんなに晴れていたのに!

札幌は大都市すぎて東京や横浜に住む人間にはやや非日常感が乏しいです。これは仕方がありません。
しかし循環する市電が東京とは異なった趣を湛え、しかもこのお陰で移動も位置の確認もわかりやすいと思いました。この点は小樽も同様でした。
わかりやすいとか言いながら、逆回りの市電に乗ってしまい途中下車して反対周りに乗り換える始末。
途中で気づいたのですが、YZさんの方向音痴ぶりは僕といい勝負でした。
僕でさえもが「えっ、こっちは反対方向でしょ!」と思うことが旅の途中で度々。

札幌で最初にしたことは、コンビニでビニール傘を購入したことです。orz

09札幌市電
札幌市電
市電には緑あり、赤あり、モダンな白い車両あり。停車場もモダンなのから道路より一段高くなっているだけの簡易なものまであって、目を楽しませてくれます。

10札幌市電
札幌市電
市電を降りて歩き始めるころにはランチの部は終了かもしれない時刻になってしまいました。やや落胆しながらもネットで検索したら4時までとなっているので、気を取り直して予定通り「奥芝商店 本店」へ。

11奥芝商店
スープカリーの店:奥芝商店
古い家屋をそのまま利用しているやや風変わりなお店。しかし人気店です。ランチタイムはとうに過ぎているのに並びました。

以下は注文したカリーと追加オプションですが、店の女の子に辛さを尋ねたら、「私は長月でも全然いけますw」というので対抗上それにしました。僕も辛さには強い方と自負がありますからね。
辛さは睦月から師走まで一年の月で12段階になっています。長月と言えば9月ですから、全然余裕!
YZさんは皐月にしました。確か5月はオプションチャージがありませんでした。

12奥芝商店
スープカリーの店:奥芝商店
襖を取り払って一続きにした和室に、テーブル席と畳の座卓席があります。

13スープカリー(厳選キノコとベーコン)長月
スープカリーの店:奥芝商店
厳選きのことベーコンのスープカリーを注文しました。辛さは長月(9/12)です。辛い方から4番目で、チャージがかかります。

15ボトムから揚げ
スープカリーの店:奥芝商店
追加オプションで頼んだ「ボトムから揚げ」 実はこれが普通のから揚げ3個分は優にあるというデカさ!

14ごはん中盛り
スープカリーの店:奥芝商店
よせばいいのにライスは中盛りで! 
意外と多い、食べ切れないかも。

16ブルーベリーのラッシー
スープカリーの店:奥芝商店
そしてブルーベリーのラッシーです。万が一辛すぎた時の緩和剤です。w

17奥芝商店全景
スープカリーの店:奥芝商店
長月は相当なレベルでした。辛すぎて味がわからない! ラッシーと水を交互に飲みながらも努力の末に残しました。
結局おいしいのかそうでもないのかわからないまま店を後にしました。
値段? カリーとは思えぬ高級ランチになりました。トッピングや飲み物、オプション価格が含まれてのことですが…

※帰宅してから東京の八王子市にも姉妹店があることを知り、ちょっとがっかりしました。
北海道に行かないと食べられないぞ!というどや顔はできません…

すすき野駅まで市電で戻り、地下道を歩いてまずは「旧北海道庁舎」を訪ねることにしました。
このころには雨もすっかり上がり、気持ちのいい初夏の札幌を楽しみながらの散策となりました。

18旧北海道庁舎
旧北海道庁舎
レンガ造りの重厚な建築で、シンメトリーな佇まいは実に安定感に溢れ、格式と歴史を感じさせます。

19旧北海道庁舎
旧北海道庁舎
こちらは建物の側面ですが、正面と見紛うほどに堂々とした風格です。

20旧北海道庁舎
旧北海道庁舎
建物内部の作りも重厚そのもので、天井にもドアにも階段の手すりにも現代建築にはない気品と風格が感じられます。
写真は正面階段の踊り場からのものです。
庭園も見事で、今まさに睡蓮が咲き誇っているところでした。

この後は北海道大学のキャンパスを歩きました。
21北大
北海道大学
どうしても北大に行くんだという若い知人がいましたが、その思いがとてもよくわかります。
雨上がりも味方して、キャンパス内の緑は輝くばかりです。

22北大
北海道大学
もはや大学とは思えない建物! アーリーアメリカン調の白いサイディングで覆われたこの建物は、我が家を建てる時に憧れた建築様式そのままです。
我が家と少しだけ似ています。いや全然似てません。(^^;;

23北大
北海道大学
レンガ造りの重厚な建物は「総合博物館」ですが、修復工事中で見学はできません。

※大失敗:クラーク像を見ずに北大を後にしました。
"Boys, be ambitious!" もう縁がない言葉となりましたが…


小樽に戻り、何を間違えたか駅にあるサンジェルマンで夕食のパンを仕入れました。
YZさんも僕も遅いランチのカリーでお腹は空いておらず、小樽の夜の運河を訪ねながらおいしいものを食べるということに全然気が回りませんでした。
要するに疲労がたまってきて、ただでさえ性能の悪い知能が一層低下していただけです。
「失敗、失敗、大失敗!」と後になって歯ぎしりをすることになりました。

辺りが暗くなり、街の灯りが輝き始めたので夜の小樽へ散策に出ました。

硝子工房、名産を扱うお店などはことごとく店を閉じています。どうせ寄れない硝子工房だからと、むしろ覚悟がついて安定した気持ちで歩くことができました。

24夜の小樽運河
夜の小樽運河
運河までやってくるとさすがに小樽ならではの人気スポット、たくさんの観光客であふれかえっています。
平均年齢が一気に下がって、若者ストリートという感じです。

ざっと見たところでややお疲れ気味のYZさんがホテルに戻ったので、その後はカメラをあちらこちらに向けながら、一人でぶらぶらしました。

ここで改めてパン食にしたことが悔やまれてなりませんでした。見るお店は全部閉まっているのに、呑んだり食べたりするお店には煌々と明かりがともり、さざめきの中で食事を楽しむ光景に打ちのめされました。

25夜の小樽運河
夜の小樽運河
人力車は全国の観光地に欠かせない風物の一つになっています。ここ小樽でも…

26夜の小樽運河
夜の小樽運河
運河の裏の路地には野外でビールを振舞うための装置が置かれていますが、今夜は営業していません。

27夜の小樽運河
夜の小樽運河
運河クルーズのチケット販売所では数人の女性が購入している様子。
販売所のすぐ隣には船着き場があり、観光客を乗せた2艘の船が運河を行ったり来たりしています。

28夜の小樽運河
夜の小樽運河
人波が退いた運河沿いのプロムナードに戻ってきました。
運河で観光客の記念写真を撮って路上で販売している人。
そのカメラのファインダーを覗かせてもらっているご婦人との後ろ姿です。

29夜の小樽運河
夜の小樽運河
辺りは一層闇が濃くなり、いい雰囲気になってきましたが明日もあるので…
そぞろ歩きながらホテルに戻ることにしました。

30夜の小樽
夜の小樽
こちらは手宮線の廃線跡です。車輪を使ったオブジェと線路が往時を偲ばせるだけ。うっかりすれば通り過ぎてしまいます。

31夜の小樽
夜の小樽
「潮祭り」の像が建物の凹みに飾られています。
小樽では7月に「おたる潮まつり」が盛大に開催され、その時に披露される踊りのようです。

32夜の小樽
夜の小樽
ホテルが面しているサンモール一番街でのスナップです。
やんちゃな男の子に手を焼いている女性。ママというには若すぎました。

33夜の小樽
夜の小樽
もう人通りも絶え始めているので、ホテルに帰って休むことにします。

34夜の小樽駅
夜の小樽駅
夜の小樽駅は見納めになるので、駅まで少し遠回りしてホテルへ

【その4】に続く←ここをクリックしてお進みください


Twitter : @pa_hoehoe

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2 Comments

  • びび 

  • デローザさん!

    写真とコメントが解りやすく、よく伝わってきます。
    実は、私は育ちが北海道で、札幌&札幌郊外で青春時代を過ごしてきました。

    札幌くらいでも、電車に余裕があり、料金は高いし、なかなか出発しないし…東京に慣れると、時間のスピード感覚の違いに、大人になってから気付きました。
    人に焦りを感じないですよね(笑)
    田舎ならなおさら、一本乗り遅れようもんなら、1日終わりレベルですよね!間に合って本当に良かったですね!

    小樽!
    きれいですね!
    輝きが本当にきれいですよね!!
    北菓楼はカヌレが有名です。
    小樽にあるのは、発見です‼北一ガラスも懐かしいです。

  • 2016/07/01 00:03 | URL 
  • shimagnolo 

  • びびさん、たびたびコメントくださってありがとうございます。
    え~そうだったんですか。北海道で育ったんですか!びびさんやトキちゃんが北海道に強く惹かれている理由がわかります。
    北海道に行くことは単なる観光旅行ではなく里帰りでもあるといえますね。青春時代という故郷への里帰り。

    仰る通り、あの巨大な札幌でも東京の慌ただしさには及ばないんでしょうね。でもどこかのんびりしている人々の様子はむしろ好きです。東京はみんながせかせかしすぎです。

    なんて言いながら、一台乗りそこなうとその後のスケジュールが全部パーになるという事態には弱りますね。特に旅だとその先に大きく影響しますからね。今回はなんとかうまくいきましたが(笑)

    小樽は本当に素敵な街で、虜になりそうです。
    北菓楼のお菓子の名前は忘れましたが、本当においしかったです。北海道のお土産はインチキが少なくて、間違いなくおいしいものが多いですよね。
    北菓楼と六花亭が隣り合っていました。

    そして北一硝子!これは最高でした。洗練されすぎず、かといって粗野になりすぎず、丁度いいバランスが好みです。
  • 2016/07/01 01:35 | URL   [ 編集 ]

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Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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