2016/06/28 16:10
2016.06.23&24

今日のカメラは、Canon PowerShot G7X

美瑛近く
到着の夕方、美瑛駅近くをサイクリング
ホテル周辺は、観光案内フォトに載るような「これぞ美瑛!」という観光スポットではないものの、この地ならではのなだらかな丘陵地帯に囲まれています。

今回の旅では、ホテルのチェックインやチェックアウト及び食事などの時刻に煩わされないように素泊まりを選んだのですが…
美瑛の町は実に閑散としていて、元より少ない食事処の大半が閉まっています。
店を選ぶ余地はなく、ようやく見つけたラーメン屋で晩ご飯です。他に開いている店が無いので結構混んでいましたが、入店した時は韓国や中国からの観光客ばかりでした。

ホテルが駅に近いことは前のブログに書いた通りですが、もう一つ救いだったのはホテルのすぐ近くにコンビニがあったことです。夕食を済ませてから、夜のおやつと翌日の朝食を購入してホテルへ戻りました。
お金がかからないのは歓迎ですが、この歳になってこういう旅をすることになろうとは思いもしないことでした。しかし気楽で、その上時間に縛られずに我儘放題に行動できるのは何ものにも代えがたいものでした。

15美瑛川
美瑛川
美瑛(びえい、ピエ)の名前の由来が橋のたもとにかかれていましたが、すでに忘れました。

16美瑛
到着直後の夕方の美瑛
十勝岳連峰にまとわりつくような雲は、湧きあがるようにも見え、斜面を下ってくるようにも見える不思議な光景でした。

17a美瑛
到着直後の夕方の美瑛<
この地の風の強さを物語る白樺の樹です。今日は風がなくて本当に助かりました。12時間の列車移動の果てに向かい風だったらたまりません。

17美瑛
到着直後の夕方の美瑛
この鮮やかな緑は麦畑です。なだらかな斜面に広がる光景はまるで織物のようです。(美瑛の丘を表現する陳腐なキャッチフレーズそのままw)
等間隔の線は大型の農機具が通る場所なのでしょう。計ったような幾何学模様が美しい!
近寄ってみなければ穀物畑であるとはわかりません。

18美瑛
到着直後の夕方の美瑛
麦の穂は十分に膨らんで、刈り取られるのもそう先ではなさそうです。美瑛の地はまもなく麦秋を迎えるのでしょう。

19美瑛
到着直後の夕方の美瑛<
日本の穀物地帯とは思えぬ光景です。家の佇まいもヨーロッパの雰囲気いっぱいです。


************* ここから二日目 *************

美瑛周遊
美瑛周遊サイクリング
翌朝は午前6時前にはホテルを出て、その日は十分な時間をかけて美瑛から富良野一帯のサイクリングをする予定でした。

02-1美瑛
美瑛
相変わらず空は厚い雲に覆われています。しかし風がないのが救いでした。この広大に開けた地で風に吹かれたら、自転車での移動は相当に困難を窮めたことでしょう。
そう考えれば曇り空が何ほどのことか!文句など言えません。

02-2美瑛
美瑛
道路標識にもあるように、そこそこの勾配の道が緩やかに上昇下降しながら続きます。
長閑な景色ながら勾配は8%となっています。穏やかな光景だけに油断がなりません。

02-3美瑛
美瑛
色鮮やかな麦畑が織りなす緩やかな起伏の丘!

TVコマーシャルやポスターの撮影に使われたのに因んで名前が付けられた丘を通りましたが、景色が酷似しているので、どこがどこやらわかりません。
見て美しく心が満たされれば、名前と場所が一致しなくても一向に気になりません。我ながらいい加減な性格です。w

しかしいずれ劣らぬ癒される光景ではあります。

02-4美瑛
美瑛
白樺の幹の美しさ、白さは、美瑛ならでは!
長野県の志賀高原や八千穂高原にも広大な白樺林がありますが、こんなに白かっただろうか…

02-5美瑛

ミニカーのように見えてしまう赤いトラクター。
前輪は普通に見られるタイヤですが、後輪は三角形のキャタピラーになっています。
トラクターのことは全く知らないのですが、これはこの地特有なものなのか、それともこれがスタンダードなのか…

02-6美瑛
美瑛
こちらは別な場所で作業中のトラクターですが、どうやら全く同じ型式のようです。トラクターにも様々な機能があるのでしょうが、作業を見せていただいたところ、こちらは畝を作っているようでした。

02-7美瑛拓真館
美瑛:拓真館
さらに道に迷ってようやく到達したのが「拓真館」です。
四季の丘への道を間違えてはるかに通り過ぎ、戻ってきた道すがらにありました。ここを訪れることができて結果オーライでした。

美瑛や富良野の自然を愛した風景写真家前田真三のギャラリーです。
季節を変え、時を変え…様々な表情を見せる美瑛の丘であり、富良野の畑でした。
連れがお手洗いに行っている間に駆け足でざっと拝見しました。
思いがけない寄り道となり、ラッキーでした。

02-8美瑛
美瑛
牧草地では伸びた牧草を刈り取ってロール状にする光景があちらこちらで見られました。
これらのロール牧草はビニールでくるまれて、大地が雪に覆われる冬季の飼料となるのですね。

02-9美瑛四季の丘
美瑛:四季の丘
道を間違えながら&期待に胸を膨らませながら「四季の丘」に辿りついたら…
天然自然の景色ではなく、ただの人工的なフラワーパークでした。
園内を回る観覧用の列車はトラクターで牽引しているようですが、やや白けてしまいました。
観光客の多くが訪れるらしいので期待が大きかった分、やや落胆しつつ次の地「富良野」へ向かいます。

美瑛から上富良野
美瑛から上富良野へ
富良野線の踏切を越え、線路の西側を富良野に向かって走ります。

02-10富良野へ
美瑛から上富良野へ
貯木場と麦の丘のコントラストを楽しみながら、やや汗ばんできたのでウインドブレーカーを脱いでいると、同年輩の方が運転する姫路ナンバーの車が近寄ってきました。
日本海側をフェリーに乗って北上し、函館から走ってきたようでした。
おじいさん二人が自転車をこいでいるのでいろいろな方が声をかけてくださいます。

気がつけば空には青空が広がり始めています。

02-11富良野へ
美瑛から上富良野へ
千望峠駐車場公園の直下からの富良野方面の眺めです。
足下には色とりどりの野の花が咲き乱れています。

02-12a千望峠駐車場公園
美瑛から上富良野へ:千望峠駐車場公園
千望峠から上富良野や美瑛方面の眺望が開けています。午前中あれほど厚かった雲も取れてすっかり夏の青空になっています。

峠を下って富良野方面へと右折します。この辺りに「ジェットコースターの道」と名づけられたアップダウンを繰り返す直線道路があるらしいのです。しかし並行した別の道を走ったのでジェットコースターではなく、ただの上り坂になりました。orz

ラベンダー好きなら知らぬ者がないほど有名な「ファーム富田」を訪れました。駐車場には観光バスや自家用車がいっぱい止まっています。
ところがラベンダーはほとんど咲いていない! 
というよりも、花しか知らぬものにはその存在にすら気づかないと言ったほうが正解に近い。それほど時期が早すぎました。花はほとんど見られませんでした。

地元の方の話では今年の北海道はやや季節の進み方が遅いとのこと。我々が訪れたこの時期も、例年より気温が低めだそうです。

仕方なく空いているレストランでビーフカレーを食べながら今日の後半の作戦会議です。
明日の天気が保証の限りではないので(実際空は再び厚い雲に覆われてしまいました)、明日の午前中の予定を前倒しして白銀温泉方面に走ることにしました。

そこでどうしても拝んでおきたいのは「青い池」です。「ここだけは見てきて!」と複数の方から懇願された経緯がありましたが、明日雨降りだと行かず終いになってしまいます。

ここまでの本日の行程は、道を間違えて10kmほど余計に走るという不手際があったものの、まずまず順調に進んで来ました。
その夜宿泊する上富良野のホテルでチェックインを済ませ、荷物を部屋に置いて再度白銀方面に出発したのは14時半ころだったでしょうか。

白銀温泉への道は、ルートラボでその行程の距離や傾斜は十分に分かったつもりでいましたが…
ktyさんも仰ってましたが、ルートラボには時々騙されます。
上富良野から白銀温泉への道は決して予期していたほど安直なものではありませんでした。
02a-12日新ダム
美瑛町:日新ダム
途中にダムが現れました。ダムがあるくらいですから平坦路の訳はありません。

空模様もやや怪しいうえ、明日の午前中の分を走破するとなれば気合を入れて走るほかありません。
GPSのナビを頼りに走るので僕が前を牽きました。
人の前を走って相手を幸せにしたためしはないのですが(相手が僕よりも遅い場合限定)、今回は止むを得ません。

自分比からするとかなり頑張りました。絶対的な速度は緩いので、年齢なりに頑張ったという程度です。
ゆるいポタリングだからと言って時々人を騙して高速で引き廻すトキちゃんに言わせれば、「それでも走っているのか!」というような速度だったかもしれません。

ともかく勾配がなかなかきつく6~7%の上りが続きます。
1本道の気安さもあって、ほとんど後ろを気にすることなく全力で上りました。思い返してみればヒルクライムレースの様でした。初めて走る道にテンションが上がり、辛さよりも好奇心が勝っていたから走れたのだと思います。
気がつけば、バックミラーの中で徐々に小さくなっていったYZさんの姿が消えています。

「ビルケの森白銀」というレジャー施設で後ろを走るYZさんを待ちました。
やがてやってきた彼はベンチにひっくり返って、「速すぎるよ!もう話す気にもなれないよ~」と大袈裟な様子でした。
彼は年齢なりに走る人なので思わせぶりだったと思いますが…汗をかいた彼に虫が寄り集まり、血を吸われて大急ぎで飛び起きてました。ww

この休憩地点を右折して2kmも走ると「青い池」です。この空模様ですから池の色は期待薄ですが、行って見なければ話の種にもなりません。

駐車場には観光バスやクルマがたくさん止まっています。宣伝が行き届いている人気の場所には多くの観光客が殺到します。
自転車を止めたところから池までの100~200mの砂利道は人でいっぱいです。やはりアジアの観光客が大半のようです。

青く見えないこともあるという事前情報を得ていたので半分諦めていました。

02-12青い池
美瑛町白銀:青い池
やっぱりね~、木立の間から覗く池は青いといえば青い程度。
向こう岸の背景と角度によっては必ずしもきれいな青には見えません。

02-13青い池
美瑛町白銀:青い池
奥へ進んでいくと、碧というか青というか、池が綺麗なエメラルド色に透き通っています。いやいや来てよかった!
フォトショップで少し調整をしましたが、僕が受けた印象のカラーです。
写真では水面に曇り空が写りこんでいるので乳白色を混ぜたような色合いですが、実際はもっと透明感のある色です。

人物はいらないと思いましたが、枯れ木も(文字通りw)山の賑わいということでお許しください。(^^;
02-14青い池
美瑛町白銀:青い池
まずは本物の枯れた枝のようなYZさんです。

02-15青い池
美瑛町白銀:青い池
すっかり葉が散ってしまいましたが、ヘルメットのお陰で実態は不明のままです。w

当初の予定ではこの先を更に進み、白ひげの滝~十勝岳望岳台~吹上温泉~十勝岳温泉~上富良野という行程でしたが、雨が落ちて来たこともあり、到底走り切れる距離ではないので先を諦めました。
これが翌日の午前中の行程だったら、乗車予定の列車に間違いなく乗り遅れたことでしょう。不幸中の幸いでした。

02-16上富良野へ
上富良野へ
白ひげの滝へ向かい掛けましたが途中で引き返し、もと来た道で上富良野へ戻ることにしました。

パラパラと来る瞬間があったものの濡れるような状況にはならず、日頃の行いの良さも手伝って、まずまずの滑り出しの北海道の旅でした。

【その3】に続く←ここをクリックしてお進みください


Twitter : @pa_hoehoe

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4 Comments

  • ビビ 

  • デローザさん。

    読んでいると、知っている場所なだけに、ワクワクが止まりませんー\(^o^)/
    私たちが行ったときは、もう作物は刈られていたので、緑色よりは土の丘でした!
    車オタクの父をもっていましたが、ケンメリの木は全く知らず、行ってはみたものの、「木ねーそれよりも、お腹すいたよー」でした(笑)

    青の池?は大したことないんですね!
    ジェットコースターの道を横に、さらに北上し続けました。
    無心になって、広い景色を見続けて、やっぱり車では味わえない、音や空気や薫りや道に落ちてるものを味わった気がしました。

    引き続き!ブログ楽しませていただきます‼
  • 2016/06/29 18:58 | URL 
  • shimagnolo 

  • ビビさん、拙いブログを楽しみにしていただき、ありがとうございます。とてもうれしいです。
    ケンメリですね。僕は学生時代にGC10 2000GTに乗っていたことがあり、その後大学時代の友だちがケンメリ2000GTを購入し、「○○と××の愛のスカイライン」なんて夫婦の名前をつけていました。僕たちにもかわいい時代があったんですよ。ww
    ビビさんのお父さんはおそらく僕と近いお年ではないかと推察しています。ちなみに僕は47年1月生まれですからあと半年で超大台に乗ります。
    ま、精神年齢が自分の歳と心得ているので、トキ教官と同世代だと…いや買手屋さんと…いやどっちも許されませんね。(^^;;
    北海道でしたね。いいですよね。まさに北の大地。広大でおいしいものがたくさん、スケールの大きい景色も!
    夏は東京に比べれば涼しいでしょうし、いいなぁ。どこを走るんだろう…なぜかとても気になります。
  • 2016/06/29 20:45 | URL   [ 編集 ]
  • びび 

  • デローザさんこんばんは!
    返信をしてくださりありがとうございます!

    父は昭和23年4月なので同じ位ですね!
    記憶してる限りではレビン→スカイライン→スカイラインでしたねー。これが改造しているので、酔うわ酔うわ( ̄▽ ̄;)
    ケンメリのCMを隣で見続けているトキコーチですが、いっこうに木は出てきません(笑)何パターンあるんだ?(笑)

    本当に何を食べても美味しいですよね‼
    3日目も楽しみに読みます♪
  • 2016/06/29 21:18 | URL 
  • shimagnolo 

  • びびさん、こんばんは

    まず青い池のご返事をしませんでしたね。青い池は条件が揃えばやはり得も言えない色なので訪ねる値打ちはあると思います。
    ただそれだけのために走るとなると決して楽ではないかもしれません。単に前を牽いてもらうのではなく、トキコーチに綱で引いてもらいましょうか。w

    お父様は僕より1歳ほどお若いんですね。学年は2学年下ですね。団塊の世代の真っ只中!

    乗り継いだクルマの変遷を見ていると走り屋であることがわかります。僕らの学生時代は日本のモータリゼーションが一気に加速した時代でした。当時の若者は自分のクルマを持つことが人生の目的のように一大事でしたね。僕も当時はどこへ行くにも何をするにもクルマでした。今でこそ電車が大好きですが、当時はできれば乗りたくない代物でした。

    さて北海道ですが、食べもの>景色の数式は確定ですが、行かれないと知りつつも、暑いところは真夏に、寒いところは真冬に訪れるのが一番なのだと思います。冬の写真を見ると、北海道LOVEになりますね。しかも冬の北海道こそ食べ物がうまい。
  • 2016/06/30 00:39 | URL   [ 編集 ]

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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