2016/06/06 23:09
2016.06.03

今日のカメラは、Canon PowerShot G7X

00佐渡島2日目走行ルート
佐渡島:2日目
今日の記事は前回の記事の終わりからほとんど先へ進みません。
まずは大野亀の遊歩道を散策して楽しみました。
できることなら大野亀の山頂まで上りたかったのですが、今夜の宿や晩ご飯とのトレードオフになりそうなので断念しました。

今回は記事にする内容はあまりなく、個人的なアルバムの要素が大きいことをお許しください。

40 2日目大野亀
外海府海岸:大野亀
「佐渡弥彦米山国定公園」となっています。米山は知りませんが、弥彦山は新潟にある山で山頂には弥彦神社があり、ヒルクライムレースが行われるところでもあります。またハンググライダーの基地としても名高いようです。前回ヒルクライムした時にも全国からわざわざここを訪れているハンググライダー族?がいました。
前回の佐渡一周も今回同様2泊3日でしたが、老人3人組でした。彼らとは幾度となくお泊りサイクリングをしました。阿蘇、琵琶湖、乗鞍、高山、白川郷、木曽路…など。
その時の佐渡サイクリングでは2日目の夕方にはフェリーで新潟に戻り、ビジネスホテルに宿泊しました。そして明けて3日目は弥彦山のヒルクライムをしました。
当時はジェットフォイルなどという新兵器はなかったと記憶しています。新潟両津の往復ともフェリーを利用しました。

また前回は1泊目が小木、2泊目は新潟というなかなか元気のある計画と言ってよいかもしれません。(年齢を考慮すると…)
とは言っても、210kmを1日で走るロングライドイベントのことを考えれば、1日半弱の行程ですから、観光しながらでもさほどの無理はありません。
しかし1泊目の小木まではおよそ60kmの雨中サイクリングでした。しかもかなりの降り!
そんなわけで結構厳しいものでしたが、今となってはいい思い出話のネタです。ただそのお陰で1台目のレーシングゼロ、リアハブに水が入ったまま使い続けてダメにしました。

30 2日目大野亀
外海府海岸:大野亀
今回はゆっくりなので、大野亀の散策もできました。
当日は地元の中学生が案内役のボランティア活動をしていました。
指導の先生から中学生の案内をお勧めいただいたのですが、時間に余裕がなかったので残念な気持でお断りしました。
一生懸命説明している姿を見てお願いすればよかったと後悔しました。まだ不勉強でペーパーを棒読みの子もいましたが、それも子供ならではの愛嬌ですね。

41 2日目大野亀
外海府海岸:大野亀
愛知県から訪れたサイクリストの方も散策路を歩いていらっしゃいましたが、さぞ満足なさったことでしょう。
緑の中一面にカンゾウが咲き乱れていました。

42 2日目大野亀
外海府海岸:大野亀
「カンゾウ」、いかに物覚えの悪い僕でも、この花の名前は死ぬまで忘れないでしょう。w

43 2日目大野亀
外海府海岸:大野亀
こちらのなだらかな起伏はさらにたくさんのカンゾウに覆われています。これを求めて訪れた花好きにはたまらないでしょう。

44 2日目大野亀
外海府海岸:大野亀

45 2日目大野亀
外海府海岸:大野亀

46a 2日目大野亀
外海府海岸:大野亀
大野亀の頂上までの距離はいくらもありません。麓で引き返すのが残念でなりませんでした。
Kondohさんに上りを提案しようと振り返ったらすでに引き返して遥か彼方に…ww
しかし大野亀に上る代りに記憶に残る別の場所を散策することができたので、結果としてはよかったと思っています。

47 2日目大野亀
外海府海岸:大野亀ロッジ
大野亀ロッジでソフトクリームをいただきました。佐渡へきて何個目だろう…w

Kondohさんがロッジでの宿泊が可能かどうか尋ねたら、すぐ近くの願(ねがい)集落に宿泊できるところがあると紹介してくれました。
まもなく4時になるという時刻でしたから、晩ご飯を用意してもらうことを前提にすると、投宿する宿に贅沢を言ってあれこれ迷っている余裕はありません。

願集落は県道から激坂を下ったところにあり、「ここを明日上り返すのは嫌だなぁ」というKondohさんでした。
かなり寂れた集落で、内心「今夜投宿する宿はかなりの決意がいるな」と覚悟しました。

48 2日目福助屋旅館
願(ねがい)集落:福助屋旅館
集落中では一番構えが立派な旅館を選びました。福助屋旅館となっています。
他は民宿で、現在のレベルからすると民宿とはとても言えない代物でした。さすがに腰が引けました。
僕は清潔でさえあれば泊まるところに条件は付けないのですが、その最低条件さえも満たされそうもない様子です。

我々が選んだ福助屋旅館ですが、ごめんくださいと何度も叫んだ挙句に出てきた女性は、「泊まれますか」の問いに一瞬絶句し、ちょっとお待ちくださいと一旦奥へ引っ込んでしまいました。
どうも宿泊者があることを予想していなかったようで、晩ご飯の支度や部屋の用意、そして風呂の準備などをひそひそ相談していた模様。
やや不安な思いで待っていると、「はい泊まっていただけます」との返事。しかしあまり乗り気ではない様子。

外で少し待って部屋に案内され、荷物を置いて晩ご飯の時間まで散歩でもと思いました。
部屋には内側からは超簡易なカギをかけられますが、外からは無防備です。もっとも入り口の戸は襖だから蹴破れば鍵など何の役にも立ちません。w

しかし福助屋旅館のために言っておきますが、気持ちのいいもてなしをしてくださいました。どうやらここは釣り人用の宿の様でした。
ご主人は舟で宿泊客を釣り場に案内してくださるようです。

49 2日目二ツ亀自然歩道
願(ねがい)集落
いろいろなことはともかく海岸沿いには二ツ亀まで歩ける遊歩道がありました。
足場が悪いうえに2km余りの距離。行って帰れば4km以上ですから途中引き返しを覚悟しなければならないでしょう。

51a 2日目二ツ亀自然歩道賽の河原
願(ねがい)集落:二ツ亀自然歩道賽の河原
旅館からおよそ1km地点には賽の河原がありました。
写真では文字が読みづらいので、改めて入力しましたので興味のある方はご覧ください。

「賽の河原」
賽の河原は現世と冥途の間にある三途の川の河原にあり、親に先立つ不幸な幼児たちが収容される今の養護施設である。
幼児の仕事は、「一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため…」と不幸を詫びながら小石を積むので無数の小石の塔ができる。
しかし夕方になると地獄の鬼どもに踏みくだかれ、幼児たちは救いを求めて泣き叫び逃げ回る。
それを、「冥途の母父はわれなるぞ」と現れて、法衣に包むのは地蔵菩薩である。鬼どもの嵐が去ると幼児たちは小石積みに励み翌朝までに立派な塔を積み終わるという。
幼くして現世を去った子供たちの冥途を願う御仏の霊場である。


とても悲しい謂れがある賽の河原です。しかし親に先立つ子供の不幸(そして不孝も)が語られ、親あっての子どもという古い因習的な考え方が底流にあるので一層悲しみを誘います。

50 2日目二ツ亀自然歩道賽の河原
願(ねがい)集落:二ツ亀自然歩道賽の河原
数百体の地蔵菩薩が供えられています。幼くしてこの世を去ってしまった愛する我が子が心安らかに冥途へ旅立てるようにと、切なる親の願いが籠められているのです。

51 2日目二ツ亀自然歩道賽の河原
願(ねがい)集落:二ツ亀自然歩道賽の河原

52 2日目二ツ亀自然歩道賽の河原
願(ねがい)集落:二ツ亀自然歩道賽の河原
備えられた風車や千羽鶴、亡き子を思う親の気持ちが切なくて涙を誘います。短い生の後に旅だってしまった幼児のために心の中で合掌せずにはいられませんでした。

53 2日目二ツ亀自然歩道
願(ねがい)集落:二ツ亀自然歩道賽の河原
前方に二ツ亀が見えてきました。この辺りは歩道が整備されていますが、この先は大きな石ころを踏みしめながら一歩一歩進む岩場となります。

54 2日目二ツ亀自然歩道
願(ねがい)集落:二ツ亀自然歩道
明日も訪れることになる二ツ亀なので(反対側からですが)、この辺りで引き返すことにしました。
「岩に座って物思いにふける詩人に見えるか?」とのKondohさんの問いに、アホらしくて本気では答えられませんでした。(笑)
並んで岩に腰を下ろしてしばらく話をしましたが、親や幼児の想いや怨念が籠った願集落の洞の「賽の河原」が心を占めて、交わす会話も上の空でした。
硫化水素が吹き出すだけの観光道路によくある雰囲気と名ばかりの賽の河原ではありませんでしたから…
ここでの話の内容は帰宅した今も思い出せません。

旅館に戻る道すがら、傾いた日が美しい落日を期待させます。

部屋に戻ってから綺麗な夕日が見たくてもう一度海岸に出ました。
防潮堤に佇んでいると、しばらくして「お客さん、晩ご飯ができましたよ」と旅館のご主人が叫んでいます。

55 2日目福助屋旅館晩ご飯
願(ねがい)集落:福助屋旅館・晩ご飯
仕方なく食卓に着きますが、どうにも落ち着きません。
その様子を見て旅館の娘さんと思しき方が、「途中で外へ出ても構いませんよ」と言ってくれました。
言葉に甘えて、料理に少し箸をつけてから下駄をつっかけて防潮堤の上に立ちました。まだまだ空は昼間に支配されています。

又食卓に着きますが。そわそわと…
するとご主人が「今日は綺麗な夕日が見られますよ。日没は大体7時ころですから、まだ大丈夫です」と教えてくださいました。
マナーを欠いた客で申し訳ありませんでした。

56 2日目福助屋旅館夕日
願(ねがい)集落:福助屋旅館・落日
それでも7時までは待てません。日没に至るプロセスが見たくて箸を置きました。日が沈むまではと決めて外へ。

57 2日目福助屋旅館夕日
願(ねがい)集落:福助屋旅館・落日

58 2日目福助屋旅館夕日
願(ねがい)集落:福助屋旅館・落日
確かに美しい落日でしたが、空の上にはうろこ雲のような雲が傘のようになっていて空のグラデーションは今一つでした。
なので海に沈んでいく夕日だけを撮りました。

59 2日目福助屋旅館夕日
願(ねがい)集落:福助屋旅館・落日
すっかり沈んでしまうまで佇んでいました。後焼けというのか、そんな表現はないのかな、ともかく空全体が残照でなんとも言えない色に染まるのを期待しました。
しかし今回の落日にそれはなく、一気に夜の帳が降り始めました。

せっかく心を込めて用意してくださった食事はすっかり冷めてしまいました。申し訳ありませんでした。
だからこそ残すことは絶対にできません。間が空いたので空腹感は消えてしまい、完食するにはやや気合を入れなければなりませんでした。

佐渡島も明日が最終日です。しかも両津までだと距離はいくらもありません。どうしようか…
Kondohさんはビールを飲んで早々と寝てしまったので、明日になって相談することにしました。

一寝入りして目を覚ましたので、その後二人してしばらく起きていましたが、明日は明日の風が吹くと決めて、別の話題で佐渡最後の夜を過ごしました。

明日も天気が良さそうです。やはり日頃の心がけがものを言うようです。誰のでしょうか?w

3日目に続く←ここをクリックしてお進みください


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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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