2016/05/04 23:58
2016.05.03

今日のカメラは、Canon PowerShot G7X

前半の記事のトップでもご紹介したように、2日の午後20時過ぎに東京を発って夜を徹して走り、翌日夕方に直江津港到着を目指すというロングランです。
東京から直江津港まで走るという企画は数々あり、関東近在に住む自転車乗りの間ではよく知られています。
そして東京~直江津のコースも様々で、距離はさほど変わらずとも獲得標高はコースによって2倍かそれ以上の開きがあります。

我々が走ったコースは、参加者(と言ってもわずかに3名)の実力はさておき、高いところを越えたいというだけの直情的願望の結果であることをお断りしておきます。
自身の体力や経験を考えない無謀ともいえるコースであることは、一昨年の経験からも明らかです。
我々三人は決して自転車の実力者でも経験豊かな人間でもなく、むしろアベレージローディーをはるかに下回り、年齢さえもまちまちです。

00直江津ロングラン
直江津ロングラン
それでは愉しくも厳しかった後半をご紹介させていただきます。

北軽井沢のコンビニを出ると外の空気は一気に冷え込んでいました。徒に温まってしまったのも勢いをくじく理由でした。コンビニの中にとどまりたい衝動にかられます。もしも一人だったら…

この時点でN瀬さんのテンションにも大きな変化が見られました。
初体験のN瀬さんです。"この地点でこれじゃぁ上の方(白根山から渋峠)はどうなんだろう…"と不安になるのはもっともです。
しかもこの後あまり好きではない長い下りが続きます。凍えるような寒さの中のDHですからね、たとえ元気な時でも気持ちはしぼみます。
この時言わなければよかったのですが、「右脚が攣りそうになっているのでひょっとすると…」と打ち明けました。
その言葉に渡りに船と言えば聞こえが悪いですが、そんな気配をにじませるN瀬さんでした。
できれば草津で一緒に離脱せんばかりの様子でした。U野さんを一人にさせるわけにはいかないし、そもそもそんな選択肢は絶対にあり得ません。
僕の一言が事態を一気によくない方に向かわせてしまったとすれば猛省すべきところですが、一旦口に出してしまったことは取り消せません。
しかも北軽井沢という地理的位置は進むも退くも容易ではなく、ここほど離脱に相応しくない場所はありません。
とにかく寒さに震えながら下るほかありません。

後のことは後のこととして、次の地点を目指します。

長い長い下りの後、通称日本ロマンチック街道(どこがロマンチックだ!と言いたくなる過酷なポイントだらけ!)への左折地点まで上り返しました。
僕にとってここから草津への上りは実に相性が良くありません。過去何度も通過しましたが、いまだに調子よく走れたことがありません。
今日の調子だとここから草津・白根方面へ向かう上りでは、もはや二人のペースで走ることはできないことが分かっています。
ずるずると後退して、間違いなく彼らの後ろ姿が見えなくなるでしょう。
それがわかっていても上り端のコンビニに立ち寄りました。とにかく休みたい!そればっかりでした。

コンビニを出てメロディーライン(草津節)の手前あたりで再び右脚が痙攣しそうになり、ますます速度を緩めざるを得ません。
2~3度自転車から降りて脚を休めたりしましたが、よくなる気配がありません。
"このままでは草津から渋峠までの長い上りに堪えられないし、迷惑をかけるわけにはいかないなぁ。草津で離脱かな…"、そんな想いが頭をよぎります。

草津のコンビニの手前で二人が僕が追いつくのを待っていてくれました。
三人そろってコンビニで休憩です…いや、休憩と言うよりも協議というか相談というかお願いと言うか、そんなことに時間を費やすことになりました。

幸いにN瀬さんは本来の様子を取り戻し、正直なところ"これで安心して離脱を申し出ることができるな"と思いました。
迷いながらもその時の自分の気持を素直に伝えました。
しかし「じゃぁここでね!」とはなりません。
何とか直江津まで一緒に行かれないか、温泉だって一緒に入りたいし、三人揃って新幹線で帰ろうよと、ここでの僕の離脱がなかなか認めてもらえません。お互いに相手を気遣うがために、結論が出ない押し問答のような格好になりました。

ここまで来たら渋峠を越えて一緒にゴールしたいのはやまやまです。
しかし迷惑をかけるのはなにより辛い。既に疲労困憊しているのだからそれぞれ自分のことでいっぱいです。いや自分のことだってまともにはできません。
そう考えるとDNFも仕方ありません。それが僕の正直な気持ちでした。

悪いことは重なるもので、どこかで左足先をぶつけたようで、親指が腫れてずきずきと痛みます。ここに来るまでは寒さが辛すぎて、痛みは感じられなかったようです。
もはやこれまで…そう決心するまで話し合いを重ねてずいぶん時間が経ってしまいました。気がつけば右足の痙攣しそうな恐れは消えました。それほどの時間が経過していたのです。
でも左足の親指が腫れてずきずきではやはり無理です。

「お二人はここで再スタートを切ってください。僕はここでしばらく休んで、先に行けそうなら後を追います。その時は電話もしますから」、そう言ってもお二人のその場を去りがたい様子は変わりません。

その時N瀬さんから「U野はSさんをお父さんみたいに思っていますから…」の一言! 
僕はそういのには滅法弱いのです。
もちろんN瀬さんはそういうところを突くような方ではありません。お二人の関係はN瀬さんがU野さんの上司。なのでお互いによくわかりあっているのです。
こうして時間を浪費していることが一番申し訳ないので、一か八かともかくいけるだけ行くことにしました。
コンビニでテーピング代わりに伸縮性のある絆創膏を買って、親指にぐるぐると巻きました。

「遅れてゆっくり上るから、後ろを気にせずに自分たちのペースで先に行ってくださいね」と念を押して再スタートしました。
こうして押し問答で時間を浪費したこと自体もそうですが、そのお陰でだれもが肝心な補給や買い物をしないまま上り始めてしまいました。これが後になって問題に…

a志賀草津道路
志賀草津道路
上り始めると右脚痙攣のおそれは完全に消え去っていました。痙攣が起きなければ、左足の親指の痛みだけで落伍することはなさそうです。何とか頑張る気持ちに切り替えることができました。

b志賀草津道路湿原
志賀草津道路:湿原
湿原が左手に広がっています。今日も散策するグループがいました。"次回一人で訪れる時には是非歩いてみよう"、ここを通過する時はいつもそんな風に思います。

c志賀草津道路ロープウェイ乗り場
志賀草津道路:ロープウェイ乗り場
ヨーロッパのアルプスの麓のような景色が広がるロープウェイ乗り場付近です。

d志賀草津道路ロープウェイ乗り場
志賀草津道路ロープウェイ乗り場
お二人もここで自転車を降りたようで、待っていてくれました。この先お二人の写真があまり撮れそうにないので撮影しました。

e志賀草津道路ロープウェイ乗り場
志賀草津道路ロープウェイ乗り場
僕も撮っていただきました。この後はやや離れ離れで走ることになりそうなので、これら2枚の写真は貴重です。

f賽の河原志賀草津道路賽の河原
志賀草津道路:賽の河原
いやまだ離れませんでした。賽の河原でN瀬さんが衣類の調節のために自転車を降りていました。

g志賀草津道路
志賀草津道路:白根山へ
その後しばらく一緒に上りましたが、「私は乗鞍よりもこっちの方が好きです」とU野さん。
確かに印象が違う景色だからなぁ…と思っていたら、「U野はあの時景色を見る余裕がなかったんだよ。高山病になったみたいで」とN瀬さん。
僕はその時はご一緒していなかったので高山病のことは初めて知りました。

h志賀草津道路
志賀草津道路:白根山へ
この辺りはまだ雲が厚くなっていません。

i志賀草津道路
志賀草津道路:白根山へ
U野さんも上りを愉しんでいます。1~2年前の彼は苦しさを愉しんでいるという感じでしたが…

この後U野さんがハンガーノック気味なので先に渋峠に行くとN瀬さんから伺いました。
草津のコンビニで僕が退くか進むかで時間を取らせたために、皆さん補給食を持たずにここまで来てしまったのです。
U野さんが無事にハンガーノックを乗り切ってくれるのを祈るほかありません。僕も何も持っていませんでした。

j志賀草津道路
志賀草津道路:白根山へ
標高が上がるにつれて雲の中に入って行きます。
左足の親指の痛みが気になって、一旦降りて道端で絆創膏でテーピングし直しました。
しっかりと抑えるようにすると痛みはかなり薄らいでくれました。

k志賀草津道路
志賀草津道路:白根山へ
この辺りから下を覗くと雲の下端がどのあたりなのかわかります。

l志賀草津道路
志賀草津道路:白根山へ
下端と言うよりも湧いてくるというか、押し寄せてくる感じでしょうか。草津方面は既に雲の下のようです。

m志賀草津道路
志賀草津道路:白根山へ
雪渓が少しずつ増えてきます。前回はこの辺りは雲の真っ只中で、雨や霙が降っている状況でした。寒さも今年の比ではありませんでした。それを思えば今年は極楽です。ずいぶん寒さ厳しい極楽ではありますが。w

n志賀草津道路白根山
志賀草津道路:白根山
白根山の噴火活動は依然沈静化していないようです。レストハウスの営業が中断され、トイレさえも使えない状況が長く続いています。
レストハウスそばの道路では国土交通省の監視が続いています。立ち止まると先に進むように促されます。
昨年ここを訪れた時に写真を撮ろうと自転車を降りたら注意を受けました。

o志賀草津道路白根山弓池
志賀草津道路:弓池湿原
監視の目から少し離れたところで弓池湿原の写真を撮りました。当然のことながら散策は許されていません。

p渋峠へ
志賀草津道路:渋峠へ
ここから渋峠まで標高差で200mほどしかなく、距離は4kmほどでしょうか。正確な情報はわかりません。

q渋峠へ
志賀草津道路:渋峠へ
ここからの眺めは毎回カメラに収めます。自転車を降りて道の反対側まで行かないとこの光景は見られませんが、わざわざ必ずそうします。
渋峠に向かってくる上りと万座温泉に向かう下りが交錯するビューポイントです。

r渋峠へ
志賀草津道路:渋峠へ
上の方の雪渓では数人のスキーヤーが愉しんでいます。コントロールがうまくできないスキーヤーだと転落しそうな場所です。

s渋峠へ
志賀草津道路:渋峠へ
左手には深い谷が広がります。この辺りの光景はどの季節に訪れても見ごたえ十分ですね。

t渋峠へ
志賀草津道路:渋峠へ
空へと続く道! 渋峠で折り返してきたローディーのようです。
渋峠からの折り返しばかりでなく、志賀高原側から上ってくる自転車も見かけますが、その数は決して多くはありません。

u渋峠へ山田峠
志賀草津道路:渋峠へ・山田峠
新しく「山田峠」の標識が立てられています。今回初めてここが山田峠だと知りました。
ルートラボを拡大して見ると、それらしいポチっとした出っ張りがあります。

v渋峠へ雪の壁
志賀草津道路:渋峠へ・雪の壁
今年は雪が少なかったようで、雪の壁は昨年の半分の高さもありません。同じような頃にようさんとここで記念写真を撮りましたから、その違いはしっかりと記憶に残っています。

w渋峠
志賀草津道路:渋峠
今回のロングランでは最高の標高地点です。国道の最高地点としても知られた渋峠ですね。
ここには何度来たかわかりませんが、やはり初めての感動はもはや遠い記憶のかなたです。

x渋峠

渋峠から白根方面を振り返った景色です。
この左の谷の下方には池を巡る散策コースもあるのですが、込んでいるのでその撮影は諦めました。

y渋峠
志賀草津道路:渋峠
その時二人のローディーが白根方面から上ってこられました。お互いに挨拶をし、どこから来たのかお尋ねいただいたので、待ってましたと思いました。(笑)
東京からと言うと皆さんこぞって感心してくださいます。もちろん年齢のせいでオマケの言葉もいただけます。眠さと疲労とでこんな風にヨレヨレになっているときには、ちょっとした褒め言葉さえもが先に進む力になるのです。
仲間三人で写真におさまってくださいました。ありがとうございました。その後さらにお一人の仲間が上ってらっしゃいました。
皆さん群馬県の方で、自転車で走るには本当にいい県だとおっしゃっていましたが、まさにその通り!異議なしです。
「気をつけて!」の言葉をいただいて待ち合わせの渋峠ホテルへと下りました。

z渋峠インディ
志賀草津道路:渋峠ホテル・インディ
N瀬さんとU野さんの自転車が止められているので、いらっしゃることがわかってほっとしました。中に入る前に久しぶりのゴールデンの親子にご挨拶をしました。
これはお父さんのインディです。確かインディ君はジュニアだと思います。シニアのインディ君はしばらく前に亡くなっていると思います。
お母さんの名前は忘れましたが、人見知りなのでしょうね。いつでもあまり人前には出てきません。

z1渋峠マーカス
志賀草津道路:渋峠ホテル・マーカス
そしてこちらが文字通り現インディ君のジュニアです。名前はマーカス君です。
お母さん似のベージュの綺麗な毛並みです。
どちらも犬好きには放っておけないかわいい看板犬です。

渋峠ホテルのレストランに行くとU野さんがいらっしゃいました。
お話を伺えば、ここに至るまではハンガーノックで危機的な状況だったようです。
視界が真っ白やセピア色になったと笑っていましたが、無事に済んだから冗談めかして言えるのですね。
不安だからみんなと一緒に上ろうかとも思ったけれど、もしも自分だけが遅れると何かあってもどうしようもないので、先に行けば後から行く僕たちがその現場に居合わせることができるからとの判断で先に行かれたとのこと。
ハンガーノックになりかけた時には早くエネルギー源のある所にたどり着きたくて全開で走り、却ってハンガーノックを早めることがあるらしいですよと言うと、スローペースで止まらずにゆっくりと進んだそうです。
一旦降りてしまうと漕ぎ出しに力を奪われるからとも仰っていました。無事にホテルに辿りつけたのは冷静な判断もあってのことでしょう。
今回はいざとなれば周囲に人もクルマもいましたから、人気のない山中でハンガーノックに陥ったktyさんや僕よりはまだしもの状況だったと言えるかもしれません。
それにしても無事で何よりでした。

z渋峠上野さん
志賀草津道路:渋峠ホテル・U野さん
カツカレーとパンを食べたそうですが、エネルギーに変換されるまでには少し時間が必要です。僕にも責任の一端はあるわけで、十分時間を取って回復してほしいとお伝えしました。
あ~眠い…と少しうつらうつらできたようで元気を取り戻せたU野さんでした。

N瀬さんも僕も同じメニューを食べ、僕はさらにチーズパンもお腹に追加しました、
それぞれトイレを済ませて「さぁ、ではそろそろ出ましょうか」と玄関から一歩外へ……
z渋峠ホテル
志賀草津道路:渋峠ホテル
空模様はすっかり様変わりしています。
ホテルの屋根も隠れそうに低く垂れこめた雲!
何度も来たのに今日初めて気づいたのですが、このホテルは群馬県と長野県の県境に建っているのですね。この写真の通りだとすれば、左半分は群馬県、右半分が長野県ということになります。

z渋峠ホテル前
志賀草津道路:渋峠ホテル
ホテルの前にはこんな雪の迷路がありましたが、写真を撮る人はあっても遊ぶ子供すらいません。
寒すぎます!


この後は長い長い下りです。誰が先頭になるか協議の結果、下りで最も慎重なN瀬さんに再び先頭を牽いていただくことになりました。
寒気が胸から背中を貫くようなDHでした。上りでは薄着になり、下りでは重ね着をする。これを頻繁に繰り返します。それも衣類を携行しているからこそできることなわけで、通常はせいぜいウインドブレーカー1枚持てばいい方です。
今日も僕はそれですが…(^^;;;
自転車で上りも下りも共に快適に走るのは実現困難な永遠のテーマです。自転車で山岳を走る宿命とも言えます。
それから逃れられるのは、春や秋のほんの一時、或は平地しかないコースの場合に限定されます。冬期に限らず夏期も暑さと言う逆の意味で上りと下りの衣服の調節が難しいのは同じです。寒暑の差が辛いのが自転車での山岳ツーリングの宿命なのです。

その代りに本日は厳しい寒さで眠気に襲われる余裕は全くなし。これが楽ちんな平地で温かかったら、睡魔との厳しい戦いを強いられたことでしょう。

志賀高原から湯田中を経由し、長い長い坂を下り切ってもその先はまだまだ…

その先は何の愉しさもなく、ロングランの残りを消化するためにひたすらR292を走り続けます。
この時、平地でも遅れがちでお二人の背中が遠ざかります。
疲労感もさることながら、実はもう一つトラブルを抱えていました。

右足のクリートが不調で(何が悪いのかチェックする気力もなし)、どうやってもペダルをキャッチできなくなりました。
まともにペダリングできるのは左足だけで、右脚はただの添え物のような状況です。直江津までの残りはまだ70~80kmもあります。しかも3~4kmの上りが一か所残っていることを思うとやや憂鬱になりました。
走行中はもちろんですが、交差点で走りだすときに右脚がペダルと離れてしまうのは実に困りました。ただでさえ遅れがちなのに、前をダンシングでスタートするお二人とは瞬く間に差が開いてしまいました。

左足の親指の痛みが出ないからまだしも、そうでなかったら平地を走ることさえ困難だったと思います。
これまでは幸いに故障や事故無くやってきたツーリングでしたが、こんな大事な場面でこんなことに!
クリートの致命的な故障は最後まで内緒にしようと覚悟を決め、お二人には遅れる理由は伝えないことにしました。

峠道は辛い一人旅でしたが、遅れている申し訳なさは感じないで済みました。なんとか漕ぎ続けるだけが精いっぱいだったので、他人を気遣う余裕などなかったのです。
無事峠を越えてからも速度があげられません。いっそスニーカーでフラットペダルの方がまだしもの感じです。
キャッチできな状態ではダンシングはもちろん、しっかり踏み込むこともできません。右足を滑らせたら"アソコ"を思いっきり打って痛い思いをしそうです。w

平地は彼らの速度が上がる分、さらにさらに遅れます。信号がなければ追いつけずに迷子になったかもしれません。名にし負う方向音痴ですから。w

日本海まで8kmなんて言う標識を見ても一向に嬉しさがこみ上げてきません。最後の最後は"やった感いっぱい"で終わりたかったなぁ…

直江津に近づくにつれて風が強まってきました。港に到着した時には歩くこともままならず、自転車にまたがることは到底無理でした。

直江津まで走ると記念写真を撮る場所があるはず!(前回は佐渡行きの汽船の乗り場で撮影を済ませました)
ここまで来たらそこで完走のしるしを写真に収めたいと思うのは人情です。

U野さんがタクシーの運転手にそれらしいところを聞きましたが、ウロウロと歩き回るも行きつきません。どうやら違う公園を教えられた模様です。
次いでN瀬さんが地元の中学生か高校生に尋ねても知らないと…

引いて歩く自転車が風に舞い揚げられるほどの強風です。風上に向けてかなり倒して引かなければ容易に飛ばされてしまいます。

ついに写真は諦めて駅まで歩くことに決めました。
川面は風が起こす激しい波と水しぶきで荒れた海のようになっています。
そこを渡る橋の上では寸でのところでU野さんの自転車が車道に飛ばされそうになり、遥か下の川面の水がしぶきとなって橋上の我々にも降りかかりました。

z直江津駅
JR直江津駅
何とか辿りついたJR直江津です。写真がぶれているのは、立っていられない強風のためです。地面に寝かせた自転車が風で移動してしまうほどの強風でした。
過去何回か同じような思いをしましたが、その時は徹夜した翌日の夕方ではありませんでしたからね。w
その意味でも今回は何とも言えない幕切れとなってしまいました。

全員が直江津から越後湯沢経由で上越新幹線で無事に帰宅できたことを感謝しましょう。
脚の痙攣も免れ、親指の痛みや腫れも帰宅した翌日にはほとんどおさまっています。

N瀬さん、U野さん、本当にお疲れさまでした。
いろいろご迷惑をかけつつも見捨てずに最後までご一緒させていただいて感謝しています。
ありがとうございました。

ただ、まだ気持ちの整理がついてなくて、愉しかったのか辛かったのかよくわからい状況です。
疲れは翌日から全くなく、いつも通りに元気なのですが、やり切った実感がわいてきません。
皆さんはどんな風に直江津後を感じていらっしゃるのでしょうか。


Twitter : @pa_hoehoe

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6 Comments

  • U野 

  • 長編ブログをありがとうございました。
    その後親指の状態はいかがですか?

    今回はSさんは脚の状態が悪くリタイヤも考えるほどだったので後半はかなりキツかったのですね。
    また、クリートがそこまで嵌らなかったとは知りませんでした・・・
    無理をさせてしまい申し訳ありませんでした。
    みんなで無事に完走できて良かったです。

    直江津での暴風には参りました。船見公園にたどり着けず完走の写真が無いのは本当に残念でした。
    それと帰ってから知ったのですが、国道18号の途中から制限速度70kmの区間があり、そこは自転車通行禁止だったようです。
    やけに車がクラクションを鳴らしてくるのでN瀬さんが高速に入ったのでは?と言ってました。1本左の県道で行くようです。何事もなくて良かったです。

    私の方はというと、渋峠を甘く見てました。記憶では何故か草津手前がキツくそれ以降はそんなでもないと勘違いしてました。距離も斜度もあるのでハンガーノック気味な事もあり1番いいところを見ずにそのまま渋峠ホテルに行ってしまいました。
    全体としては服装のチョイスもうまくいき、新しいサドルも相性が良く体力的にも限界を超えず良い感じで終われました。

    次回があるのであれば船見公園で写真を撮りたいですね。
  • 2016/05/05 15:35 | URL 
  • shimagnolo 

  • U野さん、それにしてもこの2年間での成長ぶりは目を瞠るものがありました。限界を迎える超ロングランをご一緒して心からそう思いました。
    それは僕にとっても嬉しいことです。お付き合いしている若い方から置いて行かれる寂しさは間違いなくありますが、同時にそうでなければいけないと納得もしています。どんな世界でも、何事においても世代交代は確実に訪れ、それなくしては何も先に進みません。
    ちょっとだけ言い訳をさせていただけば、年齢による衰えの他に、やや不運も重なったこの度の直江津ロングランでした。最近めっきりお目にかからなくなった脚の痙攣があり、親指の腫れがあり、なんといってもクリートがダメになったダメージはとても大きかったです。
    次回があれば(多分ない!ww)、機材の点検や衣類の見直しなど学習ポイントもたくさん見つかりました。
    どうかゆっくり休んで体と心の回復に努めてください。
  • 2016/05/05 16:37 | URL   [ 編集 ]
  • びび 

  • デローザさん。
    後半拝見いたしました。ツールドフランスを観ているような風景。
    つづら折りに雪の壁。
    1日で内容の濃すぎる物語が見えます。

    渋峠にはどくろマークがあり、立ち止まるな!看板があるとか。
    隣で「渋峠いこうか」とか「マーカスに会いにいこうか」と、言っている者がいますが、ドクロがあっても、立ち止まるしかないですし、マーカスに会っても可愛いと思う余裕もないであろう私にはレベルが高すぎますね。

    足の指大丈夫ですか?

    自転車って凄いですね。
    風を受けながら坂をひたすら登り、暑さや寒さと戦い、車では出来ないことですね。

    また読ませて頂きます。
  • 2016/05/05 21:43 | URL 
  • shimagnolo 

  • びびさん、コメントありがとうございます。

    東京からの自走はお勧めしませんが、軽井沢が無理なら草津までクルマで行ってデポすれば、後は全コース絶景です。
    富士スバルラインよりも数倍楽しいです。途中で休んでいたカップルがいたので、トキさんとびびさんも二人で来れば楽しいだろうな~と思いましたよ。
    草津から渋峠までなら18~19kmほどで、平均勾配は5.1%ほどです。絶景ポイントがたくさんあるので止まって休みながら上れます。
    ね!富士スバルラインより楽そうでしょ!

    途中で見かけたカップルは、男性のチューブラーがパンクして「エクステンダー持ってませんか?」と呼び止められたので、実は楽しそうとばかり言えませんでした。(^^;;

    それからどくろマークって「賽の河原」のことだと思いますが、止まって深呼吸しても大丈夫です。恐れることはありませんよ。
    インディとマーカスは人なつこくてかわいいですよ~。♪
    是非お二人でお出かけください。
  • 2016/05/05 22:27 | URL   [ 編集 ]
  • N瀬 

  • shimaさんお疲れ様でした。
    ブログを拝見していると楽しくもしんどかったちょ~ロングライドの
    様々な場面を思い出しました。朝霧の中の軽井沢からの下りで
    体は冷え切り、全く食欲も無かった時は正直帰りたくなりましたが、
    何とか最後まで走り切れた事は本当に良かったと思っています。
    shimaさんには今後も適度なロングライドにお付き合いをして頂き
    たいと思っておりますのでよろしくお願いします。

    ※4日はゆっくり休んで、5日に奥武蔵GLを走ってきました。
     お天気が最高で気持ちいいヒルクライムが出来ました。
     


  • 2016/05/06 08:06 | URL 
  • shimagnolo 

  • N瀬さん、どうもお疲れさまでした。
    いろいろトラブルにも見舞われましたが、完走してみれば行ってよかったと思うことばかりです。
    しかし2年間という時間の残酷さを思い知ったロングランでもありました。一昨年の方がずっと過酷だったはずなのに、今回の方がよほど走れませんでした。そろそろ自分の年齢を自覚しなさいよ!というサインですね。何事によらず、過ぎたるは及ばざるがごとしの通りだと思います。仰るように、適度なロングライドをする予定があるときにはお声をかけてください。さすがに過激な走りには身体がついて行かなくなりました。

    それにしてもすごいですね!1日置いてまたヒルクライムですか!!!
  • 2016/05/06 15:53 | URL   [ 編集 ]

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年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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