2016/03/22 00:33
2016.03.21

本日のカメラは、Canon PowerShot G7X です。

今日もN瀬さんとU野さんにお誘いいただいて走りました。彼らの走り&ロングライド精神は健在でした。
最近縮みがちな僕の走りや気持ちに一撃を与えたというか、だらだら走りに鉄槌を下すというか、大いに刺激ありすぎのロングライドでした。

00本日の走行ルート
本日の走行ルート
「集合時刻をいつもより1時間早めました。9時に睦橋の先のコンビニで」というメールをいただき、おおよそのコースも書かれていましたが、"まさかの鶴峠"も含まれています。

実は鶴峠は僕には因縁浅からぬ峠です。もうかなり昔のことです。自宅から自走して上野原駅を過ぎ、甲州街道を右折するとすぐにアップダウンの道から始まる鶴峠です。
まだ初めてのロードを買ってそれほど経験がない時のことでした。
その時のロードはアートデコールのペイントが気に入って買ったCOLNAGO C40。値打ちも知らずにものを買う習慣は当時から変わらず。
今も昔も「猫に小判!」が一貫しています。w

初鶴峠は同年輩4人(当時50代後半)、エネルギッシュな若い人2人(当時40代)の総勢6人のメンバーで行きました。僕は老人グループの中では体力だけは絶対優位に立っていると自負していました。(<ただの思い上がりか、勘違い)
そんな思い違いもあって、年寄りを置き去りにして若い二人についてぐんぐん上って行きました。経験がないのは「○○ヘビに怖じず」の喩の通りです。トラブルの予兆があっても気づかないし、気づいたとしても重大なことになるとはツユほども考えないものです。僕だけか…

まだいくらも上らない地点でのことです。突然(本当は突然ではなく、予兆を感知できなかっただけ)両足が攣りました。脚の一部ではなく腿から脹脛まで全部。
少し休めば大丈夫…とまだその時は軽く考えていました。しかし少しでも脚を動かすと強い痙攣が襲います。立ちごけこそ免れたものの、自転車から降りること自体が大変でした。アスファルトに両足を投げ出し、身体ごと投げ出すような感じでした。
そ~っと歩けば?  いえいえ立ち上がろうとするだけで直ちに痙攣が襲うのだから歩くなんてありえません。
もう泣きたい気分でしたが、静かにじ~っとしているほかありません。

そうこうするうちに遅れて後から上ってきた年寄り連中が、「大丈夫?」と声だけはかけてくれるものの自分のことでいっぱい。
一人、また一人と抜いて行き、仲間内でもその遅さで名を馳せていたどん尻の人にも追い越される始末!

今どきのように携帯もスマホもありません。タクシーも呼べないし、仲間に遅れるとも、引き返すとも伝えることはできません。

ようやく立ち上がれるまでに回復したものの、自転車に乗るとまた痙攣が…そんなことの繰り返し。
水分やミネラル分を補えばいいということすら知りませんでした。確か水は持っていた記憶がありますが、切羽詰まって喉の渇きなんて感じるどころではありませんでしたね。

少しずつ歩けるようになり、ヨタヨタと上って行きました。その時クリートはほとんどダメになりました。ゆっくりだけどそれほど長い距離を歩きました。
もう誰も待っていてくれるはずもないけれど、黙って引き返すのは仁義に悖りますからね。進むしかありません。

しかし友だちってありがたいですね。どれほどの時間だったでしょうか、突き当りの小菅村丁字路で待っていてくれました。後にも先にも1時間以上人を待たせたのはその時だけです。
"誰も迎えに来なかったのか?"という意見もあるかもしれませんが、若い人だって経験は僕程度。そんな力はどこからも出てこなかったんです。みんな自分のことでいっぱい! そもそも自転車とはそういうものですね。
おそらく後から追いついた年寄り連中が「Sさんは足が攣ってへたり込んでいましたよ」とでも伝えていたのでしょう。その後の顛末は別の機会に譲るとして…


前置きが長くなりました。

今回も集合したコンビニで記念撮影です。
01N瀬さん
集合のコンビニで
今日も先頭を引き受けてくださったN瀬さん。

02U野さん
集合のコンビニで
そして体重も落とし、走りもめっきりよくなり別人のようになったU野さん。

03僕
集合のコンビニで
何も変わらないいつも通りの…

N瀬さんの牽きでいつもの戸倉のコンビニでストップします。今日のライドがやや厳しいことを想定して、めいめいいつもより念入りにエネルギー源を選びます。
このコンビニは既定の撮影スポットなのでカメラやスマホを取り出して撮影しましたが、集合地点のセブンイレブンで撮ったので、ここでの撮影分は掲載しません。どちらもセブンイレブンだし…w
訂正:いや違いますね。写真を見ると集合したのは"ファミリーマート"のようです…オヨヨ

上川乗の分岐点まで急坂はなく緩斜面で楽ちんです。今日はそこを左折して甲武トンネルを目指します。

04甲武トンネルへ
甲武トンネルへ
しばらく上ると遥か下を見下ろす絶景ポイントがあり、またまた記念撮影です。

05甲武トンネルへ
甲武トンネルへ
お二人も互いを撮り合い、一休みします。

06甲武トンネル入り口
甲武トンネル入り口
甲武トンネルまでは距離が短いので、ペース配分を意識せずに上り切ることができます。
背後に写っているのは、甲武トンネルの直前にある短いトンネルです。

トンネルを通過すると気持ちのいい下りです。
さすがに祝日、上野原方面から上ってくるたくさんのサイクリストとすれ違いました。軽くスイスイ上る人あり、ほとんど死に体のような有様の人あり…
ずらずらと連なって上ってきましたが、まさか同じ仲間ではないでしょう。差がありすぎです。

07鶴峠入り口
鶴峠入り口
我々はそのまま棡原の県道18号線との分岐点まで一気に下りました。
このあとコンビニも店もなく、自販機すらあったかどうか定かではありません。
N瀬さんの虎の子のような大きめのあんぱんを三人で分け合って食べました。
さっきまで"鶴峠は越えたくない"と思っていた自分はどこへ行ったのでしょう。すっかり楽しんで上る気になっています。我ながらよくわからない…w

しばらくは緩い上りです。
こんなだったかなぁ…。もう昔のことだからあの辛さが事実だったのか、思い出だけにやや大袈裟に記憶に残っているのか区別できません。

いやいや、やっぱりつらい峠でした!
勾配は全く一貫せず、10%を超えたと思ったら5%程度に落ち、そうかと思ったら14%にもなったり。
今にして思えば、一貫した急坂よりもこの手の勾配変化満載の坂道の方が性に合わなかったようです。
もちろん前を行くお二人だって決して楽そうではありません。
N瀬さんが高めのケイデンスで軽い感じで上って行くのはいいとして(悪いはずはないですね)、U野さんもそこそこのケイデンスでふらつかずに前を行きます。
これにはちょっとショックでした。U野さん、甘く見ていました。ごめんなさい。

さらに悪いことには、激坂を上ったのに、しばらくすると激下りの道になったりします。どうせまた上り返さなければならないと思うともったいなくて下りも楽しめません。

この時点では寒さなんかどこかへ行ってしまい、汗だくです。

08鶴峠途中のそばや
鶴峠途中:そば処「花の里」
ようやく到着したお蕎麦屋さん。確か食べるところは鶴峠までここ1件しかないはずです。

09鶴峠途中のそばや
鶴峠途中:そば処「花の里」
最初にお茶とおしんこが出てきましたが、お茶はともかく(ほとんど出がらし!)、梅の風味があるおしんこはおいしかったです。

10鶴峠途中のそばや大ざる
鶴峠途中:そば処「花の里」
そして三人が注文した「大ざる」!

11鶴峠途中のそばや
鶴峠途中:そば処「花の里」
仕事の電話に対応するU野さん。

12鶴峠途中のそばや
鶴峠途中:そば処「花の里」
手打ちの二八風のそばが実においしい。
ただしボリューム的には全然足りません。この続きの補給は次の地点で…

這う這うの体で上り切った鶴峠で一休みしていると、反対側から小柄な女性ローディーが一人で上ってきました。
「お疲れさま~」とお声をかけてくれました。立場が逆でした。(^^;
「お疲れさま。上りがきついでしょ」と答えると、「長いですね~!」とこともなげに帰ってくる返事。只者ではないですね。

ここからはほとんど下り。最後にちょっと上り返しますが、先頭を行くN瀬さん、「小菅の湯」に通じる道に入っていきます。
"まさか、ここで風呂か!?"と思ったら、「道の駅こすげ」が併設されています。いや、こすげの湯が併設されているのか…
13道の駅こすげ
道の駅こすげ
結構賑わっています。しかし鶴峠を走る自転車乗りは少なく、到着した時には一人も見かけませんでした。

14道の駅こすげ
道の駅こすげ
少なめの蕎麦ランチの敵を取るべく、レストランで本格的に第二次補給です。

15道の駅こすげバジルトモッツェラレのピッツァ
道の駅こすげ
石窯を備えたレストランなので、一も二もなくピッツァを選びました。ここでも全員「バジルとモッツァレラ」のピッツァです。
期待以上のおいしさに一同満足しました。

その時隣のテーブルに二人のローディーがやってきました。こういうときに互いに一人だと声をかけて話が弾むのですが、お互いに仲間がいるとそういう展開にはなりません。
仲間と走ると最高に愉しいですが、残念な点でもあります。

この後は奥多摩湖へ下り、そこを周遊し、ひたすら青梅を目指します。
先頭のN瀬さん、実に軽快にペダルを回しいいペースで牽いてくださいました。
一方U野さんはその後ろにぴったり張りついてドラフティング効果を満喫しています。その後ろを走る僕には彼がいかに楽をしているか見て取れます。
僕ですか? もちろん僕もその恩恵に浴していましたが、一般道では恐くてあまりくっつくことができません。
しかもポケットからキャラメルを取り出したり、リアライトを点灯させるために止まったりするので、その都度大きく開く差を詰めるのに全力で追いかける場面が少なからず!

最後に拝島あたりのいつものコンビニで最後の休憩をし、本日の反省のない反省会をして次回の約束をして別れました。

絶えず先頭をいいペースで牽いてくださったN瀬さん、いつも通りの陽気な対応で楽しませてくれたU野さん、長い距離をご一緒してくれてありがとうございました。
今日も本当に愉しいライドでした。

※途中、「道の駅こすげ」で電池切れとなったGARMIN1000Jですが、帰宅後に自宅までのルートを描きたしたら…なんと185km!
お二人のお蔭で久しぶりに頑張れました。


Twitter : @pa_hoehoe

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4 Comments

  • U野 

  • 昨日もお疲れ様でした。
    いい距離を走りましたね。
    そばもピザもおいしく楽しい一日でした。
    あのあと都民の森への登り返しが無くて良かったです。
    来月も厳しいコースを楽しく走りたいです。
    5月の直江津も楽しみにしてます。
    次回もよろしくお願いします!
  • 2016/03/22 12:38 | URL 
  • N瀬 

  • shimaさん、お疲れ様でした。
    鶴峠で大変な思いをされたんですね。距離も長くて勾配も厳しいから暑い夏場に走るのは危険かも・・・ですね。
    U野君の走りがガラッと変わったのでびっくりしましたが、shimaさんの安定した走りは本当に凄いな、と二人で帰り道に話してました。GWにはとんでもないところに連れていかれそうで今からビビっていますが、覚悟を決めないといかんですね。その際にはよろしくです。
    4月もどこに行こうか考えておりますので是非ご一緒して下さい。
  • 2016/03/22 12:44 | URL 
  • shimagnolo 

  • U野さん、昨日もいつも通り楽しかったですね。でもあんまり力をつけて僕だけ置いていかないでくださいよ。MNさんは若いから今のうちだけですしね。
    「あのあとに風張峠!」なんて悪い冗談をいう人は一人で上ってもらいましょうね。w
    厳しいコースは走る力をつけてくれるからたまにはいい…ですよね(^^;

    それより直江津、直江津! 少しずつ具体的に計画を進めて行きましょう。どこに寄るかとか、何をするとか…細かいことも大事ですよね。
  • 2016/03/22 13:10 | URL   [ 編集 ]
  • shimagnolo 

  • N瀬さん、安定してるんじゃなくて、あれ以上力が出ません。w
    それにしても人はわずかな時間で変われば変わるものですね。U野さん化けましたね。義理の弟さんが参加する手前、これからもっと頑張るのかなぁ。もうこのくらいにしておいてもらいたいのが本音です。(笑)

    GWは今から楽しみで仕方がありません。覚悟を決めないとじゃなくて、昨日のうちに覚悟はつけたでしょ!
    N瀬さんが行かないという選択肢はもはやないのです。

    その前に4月がありますね。また誘ってくださいね。楽しみにしています。(^^♪
  • 2016/03/22 13:16 | URL   [ 編集 ]

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2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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