2016/03/19 09:51
2016.03.17

今日のカメラとレンズは、X-T10、XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

00寸又峡コース
寸又峡・走行ルート

40飛龍橋から
飛龍橋から「見る夢のつり橋」
夢のつり橋入り口の看板通り、飛龍橋から見下ろすと…"小さい!"
吊り橋はあってもなくていい程度の存在ですね。脚が丈夫でよかった。w

41飛龍橋
飛龍橋を振り返る
飛龍橋は鉄製のアーチ型の橋で、何の特徴もありません。だから周囲に溶け込む緑色にしたのでしょうか。

行きに見当をつけた食事処(お土産屋も兼ねているよくある観光地のお店風)で、お昼ご飯を頂くことにしました。

最初から寄る予定でいましたが、明るくて元気なお店のおばちゃんが、"おにいさん、そこに自転車止めてどうぞどうぞ!"と呼び込みしています。
"おにいさん" はないでしょう。(笑)
しかし、"おにいさん"という呼称には若いというニュアンスは全くなくて、"おじさん" や "おじいさん" じゃマズかろうという程度の共通認識ですね。
東南アジアの土産物店で日本人男性とみると、"社長"という。あれと同じですね。
僕は"おにいさん"より"おじいさん"でもいいかな…。でも実際呼ばれたらムッとするんでしょうかね。w
このことを思い出して、おばさんとかおじさんという呼び方の是非が、翌日の我が家の夕飯後の話題になりました。
妻はそういう呼称は原則的に使わないとのこと。ふ~ん…
現に僕はブログでも "おばちゃん" という呼び方をしていますが、この食事処で他に何と呼べばいいのかわかりません。
親愛の情がこもっていてもダメなものはダメなんですね。(^^;

42寸又峡で昼ご飯
寸又峡で昼ご飯
とろろ定食にしたら、山菜そばもついていました。そしてみそ田楽とおしんこ。おいしかったです。
その間おばちゃんはいろいろと話しかけてくれるので、返事に大変でなかなか箸が進みません。
琴奨菊のこと(おばちゃんは日本人横綱待望論の担い手w)、自転車で訪れる人が多いからロードの値段が高いのは知っていること、バイクに凝っている人は(カワサキのNinjaを例にして)100万にゼロがつくほどお金をかけること、そして猟銃立てこもり事件とその旅館のその後…次々よく話をしてくれました。
お蔭で箸は全然進まないし、食後の "わらびもち" の写真も撮り忘れました。
店を出る時には、「この先にはトイレがないから、向こうの白い建物がそうですからね。また来てくださいね!」と親切で元気なおばちゃんでした。

43接阻峡
大井川
エメラルド色だったり、場所によっては翡翠のような色を湛えた大井川を見下ろしながらもと来た道を下ります。

44長島ダム
長島ダム
せっかくだから長島ダムの下流に回ってカメラに収めました。
今回の輪行でアドバイスをくださった若いお二人(ARKさんとしょうさん)もダムカードを集めているようです。
日本はどこへ行ってもダムが多いですから、山岳サイクリングのいい動機になりますね。

45長島ダム
長島ダム
ダムの横を通る道にもこんな滝がありました。いずれこの水はダム湖へと注ぐわけですね。本当に水が豊かな地域です。

46接阻峡温泉付近
接阻峡温泉付近
流れが弱まって淵になると水の色はエメラルドから翡翠へと変わります。
それにしても向こうに見える吊り橋はスリル満点の様子。渡ってみたい!w

47接阻峡温泉付近
接阻峡温泉付近
ここを右折すると富士見峠までおよそ20kmあまりは上り一辺倒です。少しは下りもあって上り返しもあるでしょうが、ここは覚悟の右折です。この時もういい加減疲れていましたから…

しょうさんから教えてもらった通行止めの場所はどこらへんだろう? うまく通行可能時間に間に合うといいなぁ…そんな思いでペダルを回します。

この時点で工事地点がどこだったか判然としていませんでした。スマホに入れてきた情報を見ればわかるのですが、わかってもダメなものはダメだし、通過できるときはできるのだと覚悟をしながら上りました。
要するに自転車を降りて確認する気になれないほどの横着者なだけでした。こういうことが思わぬ災厄につながることもあるのに今だに懲りません。

48富士見峠へ
富士見峠へ
右折してまだいくらも登っていません。どれほどだったか今となってははっきりしませんが、相当脚にきていた地点です。
なんとこんな看板が出ています!
この工事区間こそ「気をつけるように」アドバイスをいただいたところです。
「本日規制なし」とあります。嬉しい!(^^)
回り道で疲弊した分、ここからは時間に追われずにマイペースで走れます。♪

あと他に心配があるとすればクマが出るくらいなものです。この季節まだ出ませんね。

49井川駅下の茶店
井川駅下の茶店
ようやく井川駅の下に到着です。このまま通過するつもりでしたが、茶店があり、白髪のおばあちゃんが何やら作業しているのが目に留まりました。
「こんにちは!この階段の上に駅があるんですね。ここはまだ井川ダムの手前なんですね」とお声をかけました。

50井川駅下の茶店
井川駅下の茶店
「何か甘いものはありますか」と尋ねたら「大福しかありませんけど」というので、腰を下ろしてそれを一ついただきました。
おばあちゃんがお茶を入れてくれました。

51井川駅下の茶店
井川駅下の茶店
「お一人で切り盛りしているんですか」と聞くと、「おじいちゃんと二人です。一人では大変でできません」と。どんなおじいちゃんと暮らしているのか会いたくなりました。お二人のつつましくて素朴な暮らしが目に浮かびます。
こんな山奥であまり客が立ち寄ることもなさそうな茶店で日長店番をしているおばあちゃん。なんだか羨ましくもあり、何の変化もない日々が寂しそうでもあり、名状し難い気持になりました。
しばらくお話して、「体に気をつけて過ごしてくださいね」と声をかけてさらに下りに向かいました。

52井川駅下の茶店
井川駅下の茶店
おばあちゃんの茶店はこんな滝の真上にあったんですね。そして井川駅の真下。

53井川五郎ダム
井川五郎ダム
少し下ると井川五郎ダムです。かなり古いダムのようです。道はダムの上を通過してその奥のトンネルに向かっています。

ここからが本当の上りです。もう相当疲れていて写真を撮る余裕がありませんでした。と言うのも事実ですが、あまり景色はよくありませんから上りに専念できたとも言えます。

脚がフレッシュなうちならまだしも、富士見峠への上りはなかなかしんどいものでした。連れがいれば大いに慰めになったと思いますが、こういうシチュエーションで一人だと我慢してただ黙々と上るほかありません。
黙々と言いながら、実はktyさんがよく言う"呪いの言葉"を吐きながら…
その意味が今日初めて分かりました。誰もいないのをいいことに、声に出して不謹慎な言葉を吐いていました。

富士見峠への道は、周囲の光景からするともうすぐ峠らしいと思わせるのに、いつまで経っても到達しないいやらしさがあります。辺りの空はすっかり開けて頭上にはもはや登らなければならない山は見えません。なのに…
こういう峠道に時々出会いますが、この手の道には馴染めません。

54富士見峠
富士見峠
やっときました富士見峠。写真の向こうから上ってきました。これはホッとして振り返って撮った写真です。右手奥にある四阿に立ち寄ります。

55富士見峠
富士見峠
とりあえずベンチに腰を下ろして一休み。ここまでパンクもせずによく走ってくれた自転車を労って1枚。

56富士見峠
富士見峠
四阿からはこんな眺めです。遠くの山々は雪を頂いて陽光にきらめいています。
とても美しい光景です…がどこが富士見峠なの? 
富士山の姿は見当たりません。

57臥龍橋
臥龍橋
ここからは下る一方です。途中でこんな岩の間を流れ落ちる川に出会いました。

しかし下りが長すぎてブレーキレバーを握る手がしびれてきます。しかも今回のコースは舗装路とは言えそうとう傷んでいます。
従って上りは路面抵抗が大きく、きつい上り勾配と共に体力を奪います。下りは目を見開いて下らないと路面の亀裂が危険だったり、激しい振動でこちらも体力はそれなりに消耗します。
上りばかりでなく下りにまで文句を言ってるのは、体が疲れている証拠です。

静岡駅は遠い! 下りは異様に長い!  

ようやく市街地に下りてきましたが、駅まではまだ25km以上もあります。
ず~っとおいしい晩ご飯を食べようと "ウナギにしようかな♪" なんて妄想を膨らませながら走ってきましたが、そんなお店はありません。それどころかなにもありません。

そうこうするうちにハンガーノックです。もはやこのまま静岡駅には行かれません。
鰻屋は愚かコンビニもありません。さんざん我慢した挙句やっと出遭えたコンビニ。
道の反対側ですがそんなこと言ってられません。
いい具合にイートインできる設備があったので、そこでたらふく食べて鰻重はお預けになりました。

日もとっぷりと暮れて、ようやく静岡駅まで下ってきました。
あちらこちらでのんびりしすぎました。たらふく食べたとはいうものの、新幹線の車内売りがないケースもあり得るので、口寂しくないように駅構内でおいしそうなパン屋で3つばかり仕入れました。

結局新幹線静岡駅の改札を通ったのは間もなく8時という時刻でした。

車内は混んではいないものの、相席しかありませんでした。隣はやや神経質そうな若いサラリーマンでした。
他にすることがないので購入したパン食べ始めました。これが実においしい。3個は多かったかなと思いましたが、決してそんなことはありませんでした。

(ああ、そうそう。富士見峠の下においしいパン屋さんがあるとお二方から教えていただいていましたが、気づかぬまま下り切ってしまったのでした)

最後に一番おいしそうなアップルデニッシュを食べたのですが、これがパイ生地なのでパラパラこぼれます。
最後の一口の時にパイのかけらが隣の神経質そうなサラリーマン氏のズボンの腿に落ちてしまいました。
「すみません。ごめんなさい」と謝ったけれども返事はなし。いかにも不服そうにズボンのパイ生地を執拗に手で払っていました。
三島で降りてくれたのでホッとしました。
それに代わっておじさんサラリーマンが隣の席に! 早速500mlの缶ビールを開けてぐびぐび飲みながらタブレットで日経新聞の記事を読んでいました。靴を脱いで前の座席に足を押し付けています。まぁ問題ありませんけどね。

そんなこんなで新幹線の新横浜駅改札を出たのは9時でした。ここからさらに電車に乗るわけですが、ここまでくれば帰ったも同然です。

久し振りの輪行での山岳サイクリングで疲れましたが、やっぱり楽しい一日でした。
これから日一日と春に近づいていくこの時期、春のサイクリングシーズンへのいい弾みとなりました。


Twitter : @pa_hoehoe

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2 Comments

  • しょう 

  • 静岡サイクリング満喫できたようで何よりです。
    工事区間も規制がなくてよかったですね!
    あそこで足止めくらってしまうと、真っ暗闇のダウンヒルかなり厳しいですからね~道もおっしゃる通りあんなんだし。

    富士見峠からの下りにやや難があるので、走る時は逆ルートを選ぶことが多いです。
    あのコースをこれだけ寄り道して走りきってしまうのですね~
    スゴイパワーですね!
    一緒に走りましょうって言わなくてヨカッタと、ホッとしてます(*^_^*)

    shimagnoloさんに刺激され、本日寸又峡へ行ってきました。
    自分にはそこへ行くので充分でした。

    まだまだ静岡にはいいコースがあります。
    是非遊びに来てくださいね。

    ツールド八ヶ岳の過去記事発見しました。
    はじめてヒルクライムレースでます。参考にさせていただきました。
  • 2016/03/20 17:46 | URL 
  • shimagnolo 

  • しょうさん、おかげで何とか無事に帰ってこられました。
    あの日通行規制がなかったこと、本当に運がよかったと思っています。それにしてもトラブル時の対応まで申し出くださって、本当に嬉しかったです。歳をとると優しくされると涙が出そうになるほど嬉しいものです。だからこれからも優しくしてください。(^^;

    僕は全然パワーなんてありません。一緒に走ろうと言ってくだされば、あの日に一人で走ることもなかったのにと思うと残念です。

    しょうさんのブログを過去に遡って拝見し、あちらこちらへ出かけて楽しんでいる様子を羨ましく思いました。僕もあと20年、いやせめて10年早くロードと出会いたかったと思います。でもそれは叶わぬこと。
    実際は現在もたくさんの若い人たちと友だちになれて幸せ者だと思っています。

    静岡にはしょうさんの他にも友達がいます。今では静岡大好きです。

    八ヶ岳のヒルクライムに出られるんですか。とても愉しいですが、僕は昨年で卒業することになると思います。
    下りがとても寒いので(雨もよく降ります)、預ける荷物には防寒や防雨の準備は忘れないでくださいね。下りは冬装束でちょうどいいです。特に冬用のグローブは必須!
    リザルトも大事でしょうが、まずは楽しんできてください。

    この度はいろいろとありがとうございました。
  • 2016/03/20 19:54 | URL   [ 編集 ]

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Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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