2016/02/26 20:55
2016.02.26

※画像は今回のものではありませんが、輪行の荷姿はこれと同じです。
参考までに自分の輪行袋の画像を載せました。


輪行2
駅のホームの先頭で
伊豆半島で楽しく気持ちのいいサイクリングを過ごした24日の帰路のことです。
伊東駅から乗車したのは各駅停車ながら宇都宮行きでした。 
JRが始めた上野東京ラインという新しい路線サービスの一つですね。
小田原乗り換えで小田急線利用のつもりでしたが、車内でうたた寝して目が覚めたら国府津駅でした。

ここまで来てしまったら、藤沢駅で小田急江の島線に乗り換えるのが一番便利そうです。
しかし、うたた寝→藤沢乗り換え…これが思わぬ結果につながろうとは、いかにうたた寝の結果とはいえ夢にも思いませんでした。

輪行1
電車の車内
やや寝ぼけていたので藤沢駅では寸でのところで江の島行きに乗るとこでしたが、かろうじて踏みとどまりました。
ホームに並んで上りの最後尾に乗車しました。大抵は立ったままでいますが、車内は空いていたし、やや疲れていたので車掌室前の手すりに輪行袋を繋いでシートに座りました。
急行とは言え夜の小田急江ノ島線の上り、しかも相模大野止まりです。立つ人がパラパラいたものの車内は相当空いていました。(繰り返しで言い訳がましいですが)

中央林間駅に近づいたので座席を起ち、輪行袋を繋いでいた紐をほどいて持ちやすい向きにしました。
その時どうやら近くにいた男性の足に輪行袋が触れたらしいのです。気をつけて向きを変えたので、そういうことがあったとしてもまさに触れた程度だと思います。

それに気づかなかった僕に過失があるのは間違いないのですが、最初は何が起こったのかわからないほどの大声で喚くその男性。
車両全体に響くほどの声です。電車の中ではありえない大音声!
どうやら僕に向かって怒っているようでしたが、僕を見てというよりほかの乗客を意識してそちらを向いて怒鳴っています。

「触ったのに、何も言わないのか、おい!」と再度声を荒げるので、「気づかなくて…申し訳ありませんでした」と謝りましたが、何故か怒りは収まりません。その程度のことなのに…と僕が言うことではないですけどね、今でもその程度のことで思ってしまいます。

周囲の乗客もドン引きです。声の大きさといい言葉の乱暴さと言い、尋常ではありません。
畳みかけるように、「だいいちお前、それ手荷物で持ち込みが許されてるのか! えっ、料金払ったのかよ!」と怒鳴り続けます。
「これは鉄道への持ち込みは認められているはずです」と答えても聞く耳を持たず、車掌室のドアをドンドンたたいて車掌さんを呼び出します。

僕の輪行袋を指さして、「あれ持ち込んでいいのか。そもそも有料じゃないのか」と車掌さんに糺します。
当然車掌さんは「それは認められています。料金はかかりません」とひと言答えてドアを閉じました。
間もなく停車駅なのでドアの開閉などの業務があるので仕方ありません。

40代ほどのその男、車掌さんの返事を聞いても眉ひとつ動かさず、僕が降りることを察してその後は知らん顔でそっぽを向いています。
明らかに輪行袋を持っていることへの嫌がらせとしか思えません。

"おい、なんとか言え!"という勇気もなく、もちろんそんな立場でもなく、周囲の人たちにそれとなく会釈をしながら開いたドアから中央林間駅で降りました。
腹が立つというより実に情けなくも不愉快な思いをしました。程度の差こそあれ、こういう人はどこにもいます。

輪行3
新幹線の二人掛けシートの後ろ側
もうずいぶん前になりますが、友達二人と輪行した時の帰りです。時刻が午後2時ころということもあって、それこそ立っている人がいないがらがらの車内でしたが、大きな声で嫌味を言われたことがあります。しかもかなり離れた席に座った男からです。
「最近のやつらは自分のことしか考えない。邪魔になるのがわからないのか!」と聞こえよがしに悪態をつかれました。あまりにも理不尽な態度とは言え、その時はその男の一番近くにいた僕の友人が謝りました。

自転車が道路で邪魔者扱いされるのと同列に論じるつもりはないですが、ここまで邪魔者扱いするのはどうしたものでしょう。
輪行するほとんどの人は、電車が空く時刻、空いた列車、他の乗客の邪魔にならない乗車位置を選ぶようにしています。少なくとも三人以上で輪行したことはありませんし(ただ1回の例外を除いて)、必要ならば自転車が他の人にぶつからないように体を盾にすることもあります。
いや、威張って言ってるのではなく、そうするのが当然だと理解して他の乗客に遠慮している方が大部分だと思います。

この数年、自転車仲間でも前輪だけ外す簡易な輪行袋はやめようという動きがあります。法律名は定かではありませんが、前輪だけ外すタイプは縦・横・奥行きの合計サイズの点で、また袋からサドルがはみ出すなどもあって、鐡道運送車両関係の法律でも許されていません。それ以前に場所をかなり大きく取るので他の乗客に迷惑です。通常の輪行袋に比べてですが。
もしも今回その種の簡易な輪行袋であったなら、我が物顔に怒鳴る男に屈するところでした。そうでなくても屈するほかありませんでしたが…。

輪行はどんなに気をつけているつもりでも、他の乗客の迷惑になることが避けられない場合があります。まだまだ前輪だけを外す簡易な輪行袋が目立ちますが、せめてそれだけはやめませんか。

数ある自転車関係団体から、メーカーに簡易輪行袋の販売を差し控えるような意見が出されないのも不思議だと思います。もちろん電車に乗せてもらう我々が決まりを守るべきは言うまでもありません。せめて前後輪を外すタイプの輪行袋にしましょう。

輪行が発端となって、ベビーカー、旅行用の大型スーツケース、大型の楽器などを車内に持ち込む方たちに同様の事例が起きたり、まかり間違っても持ち込み制限が起こるようなことがあってはなりません

かつて前輪だけを外す簡易な輪行袋を車内に持ち込んだ経験を踏まえ、反省も含めての記事としたつもりです。

今後も輪行は続けて行くつもりでおりますので、この度の経験は不愉快ながらも、一層の自戒が必要であると肝に銘じなければならない出来事でした。


Twitter : @pa_hoehoe

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年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
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