2015/12/18 23:41
2015.12.18

今日のカメラはPowershot G7Xです。

我が家のホームクリスマスは世間と相当ずれて20日の夕方から我が家で。それぞれの都合をすり合わせたらこんなことになりました。
僕は暇人の上、決まりのある組織に属していませんし習い事もなし。(それに勝る自由はないと思ってそうしているのですが…)
そういうことで、ほかの参加者の都合が出そろって日時が決まったところで、「それでいいか?」ということになります。
僕には異議を申し立てるだけの理由はないのです。でも本当は土日が連続でつぶれるのはありがたくない…

山梨市~河口湖駅
山梨市駅~御坂峠~河口湖駅
イトイ~自宅
町田駅~イトイサイクル~自宅
孫たちのクリスマスプレゼントも用意できたので、ホームクリスマスの前に遊んでおこう!とコースを検討しました。
あまり寒くなく、距離はセンチュリーライド以上で、走ったことのないコースを含んでいて…

そしてこのコースになりました。
R137は何度も走ったことがあるのですが、旧御坂みち(県道708号)で旧御坂トンネルを抜けて天下茶屋を訪ねたことはありません。

八王子発8:03の「あずさ3号」で山梨市駅まで輪行です。思ったより込んでいます。
「あずさ1号」にしなくてよかった。多分デッキで立ちんぼう。その上自転車なんか持ち込むんだからほかの乗客に嫌われます。
しかも今日は"隣が若い女性"ですからね。1時間弱の乗車時間とは言え、いつもの"隣におじさん"よりはちょっと幸せ気分でした。

02山梨市駅
山梨市駅
山梨市駅で乗降するのはこれで2回目です。1回目は自宅から山中湖、河口湖、御坂峠、そして甲府盆地を走って最後の最後に激坂を上って"ほったらかし温泉"でお湯に浸かった帰りの輪行駅でした。

03一宮に向かう道
一宮に向かう村道から:南アルプス連峰
一宮に向かう御坂みちと並走する村道のような狭い道を選びました。
果物の袋掛けのあとがそのまま残された果樹園越しに雪化粧した連山が望めます。南アルプスでしょうか…そういうことにして先に進みます。w

04黄色いフルーツ
一宮に向かう村道から:カリン?
農家の庭先にはこんな果実がたわわに実っていますが、放置されています。木の根元は落ちた果実で黄色く染まるばかりです。カリンでしょうか…わかりません。

05柿の実
御坂峠へ:柿の実
初めて御坂みちで「新御坂トンネル」を通過して河口湖に下ったのも同じような季節だったように思います。
その時の印象は、鈴なりになった柿の実が夕日に映えて美しかったことです。
今回はやや実りの季節を過ぎてしまったようですが、そこここにたわわに実った柿が見られました。

途中からはR137を走らざるを得ず、トラックに追い立てられながら登坂車線で旧道との分岐点にやってきました。

06御坂峠へ
御坂峠へ
「本日 天下茶屋商い中です」の看板に一安心。以前ここまで来てお休みのこともありましたからね。

07御坂峠へ
御坂峠へ
予想通り旧道の御坂みち:県道708号は冬季閉鎖中です。
でもこれはクルマは通行不可という理解でよいのでしょうね。wその証拠に通行止めのゲートの横に1mあまりの隙間があって、自転車を引いて入れるようになっています。
その隙間の存在が証拠ではないにしても、監視人がいるわけでもなく咎められるわけでもないので堂々と(ちょっと辺りをきょろきょろ)通行します。

08御坂峠へ
御坂峠へ
道は吹きおられた枝や杉の葉が散り敷いていますが、誰も通行する気配がない道というのはそれだけで最高です。
このところサイクリングの半分は写真を撮ることに関心が占められていましたが、今日は自転車全開です。

09御坂峠へ
御坂峠へ
あまり気分がよすぎて上りの辛さも全く感じません。速度を落とすことに快感すら感じられます。
しかし考えてみれば、これも最近一緒に走ってくれたktyさんのお陰です。僕には決して速すぎず、かといって遅すぎず、これまでロングライドで忘れていたペースでした。
生来せっかちなので、必要もないところでペースを上げ過ぎて結果愉しくないことも多かったのです。

景色はこれと言って感激するようなものはないのですが、無性に愉しい上りでした。このまま終わりが来ないことを願うほど。
とにかくさっさと峠を越えたいと思っていたこれまでの走りは何だったのでしょう。

10御坂峠へ氷点下
御坂峠へ
しかし喜んでばかりもいられません。気温は鰻下がり?にどんどん下がって、0℃(GARMINの表示)になりました。しかしここはまだまだ峠の標高には届きません。
少し上ってあんまり寒いのでGARMINを見たらマイナス1.4℃!
震えでカメラを持つ手が止まりません。シューズカバーをつけてきましたが、あまり役に立ちません。いやなかったらその辛さはただ事ではなかったと思いますが…

11御坂峠トンネル
御坂峠へ
峠に到達した時にはさらに下がってマイナス2℃でした。これから真暗なトンネルを通過しなければならないので、その恐怖感もあってさらに震えが止まりません!

12御坂峠トンネル
御坂峠へ:御坂隧道
こんなトンネルです。トンネルがあるのはルートラボを引いた時から知っていましたが、こんなに暗いとは!
予想を大幅に上回る不吉な雰囲気です。

13御坂峠トンネル
御坂峠へ:御坂隧道
自転車を止めて記念写真を撮りますが、全然先が見えません。そんなに長いはずはないのだけれど…新御坂トンネルの数分の1しかないはずです。

14御坂峠トンネル
御坂峠へ:御坂隧道
トンネルの中央部が峠の真下になっているようです。トンネル内の道は登ってからの下りなので出口が見えなかったんですね。ようやく微かに出口が見えてきました。

15御坂峠トンネル
御坂峠へ:御坂隧道
そろそろ出口というところでブレーキをかけると、リアから落ち葉でも挟まったような異音が!

18御坂峠
御坂峠:富士山
トンネルと出るとこの景色です。異音のことなどすっかり忘れて写真を撮ります。
この絶景を目の前にしてトンネルの怖さも空腹もすっかり忘れてしまいます。

今回も多分撮影の条件はよくないのでしょうが、こんな写りです。これでもフォトショップで少しコントラストなどを強調したのですが全然です。
富士山の写真はたくさん見せていただきましたが、"ああいう"目が覚めるような写真を撮るには経験と腕が必要なのだとつくづく感じました。

17御坂峠
御坂峠:富士山
無理無理ズームして(デジタルズームもいっぱいまで)頂上を写しました。少し前ならこれでも十分だったのですが…、今は後日の反省のために敢えて載せることにしました。

19天下茶屋
御坂峠:天下茶屋
富士山は諦めて天下茶屋の内外を楽しく撮影しました。

20天下茶屋
御坂峠:天下茶屋
入り口に白暖簾が画鋲で止めてあるのが気に入りました。これが軒下にずらりと提げられているのはなかなかいいです。

21天下茶屋
御坂峠:天下茶屋
細かい格子入りのガラス戸にくっきりと景色が映っています。眩しいほどの日差しと透明な空気が素晴らしい!

22天下茶屋太宰の色紙
御坂峠:天下茶屋・太宰の色紙
この茶屋の二階は、ここに逗留して執筆した太宰にちなんだ展示室になっています。当時の滞在の様子は小説「富獄百景」に残っているそうですが、記憶がありません。何でも忘れます。
井伏鱒二もしばしば逗留したということです。
しかもこの茶屋の命名は徳富蘇峰だそうです。多くの文人や芸術家に愛されたのでしょう。

そろそろ注文した「ほうとう」が出来上がるころ…
23天下茶屋ほうとう
御坂峠:ほうとう
階下に降りて熱いほうとうをいただき、人心地がつきました。
他にもほうとうやみそ田楽をいただくお客さんが数組いらっしゃいましたが、二階へ上がる方は一人もおらず、やや寂しいであろう太宰治でした。

あまりの居心地の良さに長居をしました。こんなに気持ちのいいサイクリングは実に久しぶりです。
輪行で一人であちらこちらを彷徨うようになって以来、久しく忘れていた感慨でした。
一人でも決して気を急かせることなく、せっかち心を封印してのんびり走れるようになったのは、歳をとったせいばかりではなさそうです。
誰と走るかで、サイクリングの在り様は変化するもののようです。
TTで頑張ったころが懐かしいと同時に、もうそれは卒業したんだなぁという感慨がわいてきました…

天下茶屋からの絶景に手を合わせるような気持ちでもう一で脳裏に焼き付けて下ることにします。
この後河口湖に下り、忍野村を巡って秋山道で帰宅するつもりです。
忍野村と言えば、今年大弛峠で出会った若いS君が暮らしているところ。まさか会うことはないでしょうが、旅先で知り合った人の地元となった今、忍野村はこれまでとは違った存在です。

24河口湖駅
河口湖駅で撮影したシューなしブレーキ
さてと走りだすとリアから異音がします。
"ああ、そうだった"と思い出し、シューに落ち葉でも挟まっているのかと確認しますが、何も挟まっている様子はありません。
何かに促されるようにもう一度見直しました。普段の僕にはありえないこと。
「あらら! ブレーキシューがないよ!」こうなると焦りましたね。何をって、カーボンリムが無事だったかどうかがw

指先で丁寧になぞってみましたが、どうやら無事のよう。

ここからは延々下りですからね。しかも緩くない。気づかずに下ったらどうなったんでしょう!
カーボンリムがパーになるところでした。じゃなくて、もっと危険なことになったかもしれません。
"まだ死ななくていいよ!"という仏様か神様の思し召しで助かりました。

天下茶屋から前ブレーキだけで慎重に下り、河口湖駅から輪行しました。
河口湖駅でひと悶着あったのですが、それはこの際なかったことにして…

特急かいじで八王子まで、そこから横浜線で町田へ。
町田駅で自転車を組み立ててイトイサイクルへ直行しました。
事なきを得て無事に帰宅できたことに感謝です。


Twitter : @pa_hoehoe
スポンサーサイト

2 Comments

  • TETSUYA.K 

  • 本当に危機一髪だつたんですね!
    下りを前ブレーキだけで下りる、想像したらゾッとします、魔物が棲んでそうなトンネルですね。
    本当に無事に帰って来られて良かったですね。

    登りが楽しいなんて鈴木さんならではのコースアレンジですね、なかなか風情のある天下茶屋といい、もう少し安全な季節にご案内お願いしますw
  • 2015/12/19 17:52 | URL 
  • shimagnolo 

  • TETSUYA.Kさん、ありがとうございます。
    しかし本人としてはそれほどの危機感はありませんでした。
    トンネルは魔物よりお化けの方が心配でした。お化けは怖い!w

    久しく走りたいと思っていた旧御坂みちでしたが、本当に愉しくて舞い上がりそうなサイクリングでした。
    季節を変えてご一緒したいですね。
  • 2015/12/20 00:58 | URL   [ 編集 ]

Leave a Comment













 管理者にだけ表示

Trackback

http://biciclette.blog.fc2.com/tb.php/1009-7a651189

プロフィール

shimagnolo

Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

My Blog Photo

Calendar 1.1

<
>
- - - - - - -
1 2 3 4 5 67
8 9 10 11 12 1314
15 16 17 18 19 2021
22 23 24 25 26 2728
29 30 31 - - - -

全記事

Designed by 石津 花

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最近の記事+コメント

訪問者数

カテゴリ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブロとも一覧


40代のロードバイク日記(今年50になりましたがタイトルこのまま)

サイクリングの記録(東京多摩から)

モーツァルトな走りで

趣味悠々

そーめぐのブログ

最新トラックバック

pictlayer

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク