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2018/05/30 21:03
2018.05.25

今日のカメラとレンズはFUJI X-T2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

当初は5日以上の旅を予定していましたが、同行者の疲労を考え、走るコースを考え直して2泊3日に短縮する結果になりました。しかし決して慌ただしかったわけでもなく、見るべきところや見たいものを端折ったわけでもありません。

1日目に熊本空港に降り立ったのが午前9時、最終日の大分空港発が20時ですから、予定を圧縮することなくまるまる3日間が自由になりました。往復の所要時間は無いも同然の感覚でしたし、空港 to 空港のレンタカー移動ですから乗り換えなどに要する時間もゼロです。今回のコースを巡るにはむしろ余裕の日数でした。

7年前に老人4人でロードで走ったのが4泊5日だったことを考えれば、確かに楽勝のスケジュールでした。そのときも九州東京の往復は航空機でしたが。

今回の旅の最後の宿泊地、由布院のホテルを素泊まりにしたのは正解でした。
好きな店で好きな物を食することができたこと、宿の食事時刻にスケジュールを合わせる必要がなかったこと。
酒が飲めない一行だったので宿での酒盛りと朝寝坊という楽しみがなかったこと、夜を徹して積もる話がある間柄でもなかった事、それが実際の理由だったかもしれません。


ともかく最終日、早めにホテルをチェックアウトして金鱗湖を散策することにしました。
01湯布院金鱗湖の浴場
01 湯布院・金鱗湖の「下ん湯」
見るからに由緒がありそうなお風呂です。中はどんな様子の風呂場なのか興味津々…
中から男性が話す声が聞こえていました。

02湯布院金鱗湖
02 湯布院・金鱗湖
周囲の緑が溶け込んでしまったかのような朝の金鱗湖!
小さな佇まいがさらに素敵です。その魅力的な光景ゆえに、早朝にもかかわらず三々五々観光客が散策を楽しんでいました

小さな湖畔の宿に併設されたレストランが朝食を提供してくれる様子。
00モーニングセット
03 湯布院・金鱗湖でモーニングセット
金鱗湖に面したカウンターでこの上なく爽やかな雰囲気で朝ご飯をいただきました。
僕は(ロケーションに合わせてw)コーンスープにオムレツ&パンでよかったのですが、和食を食べている人を見て同じものをオーダーした同行者に、レストランからそれは宿泊者専用なのでとのことでした。

04湯布院金鱗湖のサイクリスト
04 湯布院・金鱗湖のMTBサイクリストたち
モーニングセットをいただいていると、湖の向こう岸に周囲の緑にも鮮やかなジャージのサイクリストたちがやってきました。地元の愛好の仲間たちといった印象でしたが、なんとも気持ちがよさそうです。今回の九州の旅ではローディーもたくさん見かけました。やはり自転車乗りは気になります。

05湯布院の朝ご飯処
05 湯布院・金鱗湖のモーニングセットのお店
朝食を兼ねてこの日一番に立ち寄ったレストラン。小さな宿泊設備を備えた「洋灯舎」に併設された「レストラン らんぷ亭」でした。小さな湖水に似合う素朴な外観です。金鱗湖に浮かんでいるような気分でモーニングセットをいただきました。

06湯布院の朝ご飯処
06 湯布院・金鱗湖のモーニングセットのお店
湖面越しに見た「洋灯舎 レストラン らんぷ亭」の様子です。きっと湖を眺めながら静かに過ごす夜を大事にしてくれる宿に違いありません。

07湯布院のカフェ
07 湯布院・金鱗湖のカフェ
湖畔にはこんなカフェも併設されていましたが、モーニングセットをいただいたばかりなのでもうこれ以上はいただけません。

由布院の金鱗湖をあとにして、前日にも由布岳を眺めながら楽しんだ日田往還を別府まで走りました。そして別府インターから大分自動車道に入り、臼杵を目指します。

08臼杵の石仏
08 臼杵の石仏
この度の九州旅行の訪問地の一つ臼杵は僕の個人的な希望で訪れたところ。7年前にも訪れたので再訪と言うことになりますが。

09臼杵の石仏
09 臼杵の石仏
詳しくはネットその他でご覧いただくのが一番ですが、磨崖仏がこの地に造営された時代や経緯などの詳細は不明であり、確かな歴史的考証ができぬままに国宝の指定を受けています。

10臼杵の石仏
10 臼杵の石仏
なぜこの地に造営されたのか、誰の手になる物なのか、磨崖仏たちの姿やそのスケールは神秘的ですらあります。

11臼杵の石仏
11 臼杵の石仏

12臼杵の武家屋敷周辺
12 臼杵の武家屋敷周辺の商家の町並み
臼杵の歴史は子ども程の知識もありません、というより皆無です。
石仏群からやや離れたところにある武家屋敷を訪れました。武家屋敷は建物も敷地の広さも豪奢で目を見張りますが、興味があるのはむしろ周囲に栄えた商家の町並みです。今も商いが受け継がれている商家には、往時の空気が暗がりにひっそりと息づいているようです。

13臼杵の武家屋敷周辺
13 臼杵の武家屋敷周辺の商家の町並み
慶長5年の創業以来変わらぬ場所と変わらぬ建物で今も営業する「可児醤油合資会社」。店の庇の上にある看板は何と読むのでしょう。

14臼杵の武家屋敷周辺
14 臼杵の武家屋敷周辺の商家の町並み
こちらも味噌や醤油を商うお店。個人商店に流通ルートなど縁が無い時代から今に至るまでず〜っと製造直売なんですね。

15臼杵の武家屋敷周辺
15 臼杵の武家屋敷周辺の商家の町並み
横町を曲がるとこんな風情の隘路です。
こんなに果てしなく遠い旅先の町でなければ改めてゆっくりと歩いてみたいと思わせる佇まいでした。

やや名残を惜しむ気持ちで佐賀関へと向かいます。
昼ご飯に何としても「関さば」や「関あじ」を食べるべく、高速には乗らずR217で店を探しながら海沿いを走りました。いきなり空腹と食欲の現実に目覚めたこのときでした。
しかし大分自動車道がメインの道路になって交通量が少なくなった国道沿いにお店などどこまで走っても現れません。

北上するうちにとうとう佐賀関の半島入り口まできてしまいました。空腹ではあるものの、せっかくなので佐賀関の半島を一回りすることにしました。
が…小さな半島のまん中を縦断する道はかなり険しく、ここを走った7年前の老人仲間を称えたい気持ちになりました。

関崎展望台には入れなかったものの、その先は海の展望が開けてきました。
16佐賀関
16 佐賀関
美しい入り江や透き通った海の色に癒やされましたが、道の狭さは半端ではありません。相互通行道路だから何かこないとも限りません。うっかり左に避けすぎれば脱輪、最悪の場合は海へドボン!

17佐賀関
17 佐賀関
張り出した崖に駐車して景色を楽しんでいたときに地元の工事関係のバンが抜いていき、ブラインドコーナーを抜けて港へと下るやや広い道で軽トラとすれ違いました。それは好運でしたが、無事に通過したのは狭路のみ。「関さば」や「関あじ」は食べられずじまいのまま半島の出口へ。

国道へ戻ってしばらくすると、取りあえずお腹を満たせそうなやや大きい食事処が現れました。贅沢を言ってる余裕は無くそこに飛び込みました。

メニューには「関あじ」や「関サバ」が載っています!
「今日は食べられますか」との問いに「はい、大丈夫ですよ」とのありがたい返事でした。

帰京前に食べられることに安心しきってカメラは取り出さず…
かろうじて携帯では撮りましたが。


このあとは今回の九州の旅最後の訪問地「杵築」
ここもある意味ぼくの個人的な想いがあっての訪問地です。

18杵築城
18 杵築城
天主閣は再現されたものであり、城郭全体は公園として開放されています。
城はともかく城下町が実に魅力的な杵築です。

19杵築城下町
19 杵築城下町・酢屋の坂
大分空港のレンタカー店舗に18:00返却(というか乗り捨て)の約束になっていました。レンタカーの返却が遅れるのはともかく、搭乗手続きや土産物の追加購入時間を考えると思いの丈杵築を楽しんでいるわけには行きません。

20杵築城下町
20 杵築城下町・酢屋の坂
同行者とは完全に別行動とし、1時間後に駐車場で落ち合う約束にしました。

21杵築城下町カトリック教会
21 杵築城下町・杵築カトリック教会
かなり広大でしかも急勾配の坂道や階段が張り巡らされている城下町。1時間で全てを見尽くすのは困難だとしても、少しでも広く歩いて見たい……早足兼駆け足の勢いでした。

22杵築城下町飴や(雨夜坂)
22 杵築城下町・飴屋(雨夜)の坂
こんな急坂や階段が容赦なく現れますが、杵築の町の人が気軽に声をかけてくれました。そんな出会いから力をいただきました。

23杵築城下町酢屋の坂
23 杵築城下町・酢屋の坂
曰く「やはりシャッターを切りたくなりますか。杵築は良いところでしょ!」

24杵築城下町綾部味噌
24 杵築城下町・綾部味噌
また曰く「良いアングルですね〜〜!」とファインダーを覗く僕を励ましてくださいます。

25杵築城下町勘定場の坂
25 杵築城下町・勘定場の坂
さらに曰く「坂がきついからがんばってください。我々は年中この坂に苦しんでますがね」

26杵築城下町勘定場坂
26 杵築城下町・勘定場の坂
このあたりまで来ると住人の姿はほとんど無く、せいぜいゆったりと観光する初老のご夫婦とすれ違うくらい。

27杵築城下町藩校の門
27 杵築城下町・藩校の門
崩れた築地塀も朽ちかけた門もそのままに……やがては築き直されて今ある姿からすっかり生まれ変わってしまうのでしょう。

28杵築城下町藩校の築地塀
28 杵築城下町・藩校の築地
廃れていく姿はわびしくもありますが、塀の崩れや砕けた敷石の一つ一つが過ぎてきた時間を物語っています。

29杵築城下町勘定場坂の屋敷
29 杵築城下町・勘定場坂の屋敷
左右に屋敷が残る径に夕暮れが迫ってきました。早足で駆け抜けなければならないのが残念でなりませんでしたが……
杵築が今回の旅の終章となりました。

30着陸前の夜景
30 着陸前の夜景
ほぼ定刻にレンタカーを返却し、走行距離は3日で500kmあまりでした。
自宅に戻ればほとんどハンドルを握らないクルマですが、この度の雲の中や霧の中の走行もまた旅の良い思い出となることでしょう。

まもなく羽田空港という夜景が九州の旅の最後の1枚です。


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shimagnolo

Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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