2017/10/18 19:58
2017.10.17
今日のカメラとレンズはX-T10 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
一の倉沢を下ってから坤六峠越えで上毛高原に戻れるタフさがあれば……
かつてそんなコースをルートラボに保存し、いずれは走ろうと思った時もありましたが、今はとてもではないがそんな気力も体力も脚力もありません。
自転車盗難の危険を冒してでも、ロープウェイとリフトで高いところへ上ることに決めていたこの日でした。
愉しんだ一の倉沢への上りでしたが、下りはあっという間!
谷川岳ロープウェイ乗り場
谷川土合口駅から「谷川岳ロープウェイ」で、まずは天神平を目指します。
驚くことに(驚くことではないか?)ロープウェイはさながら老人ホーム行きのバスのよう。似たり寄ったりの年齢の気だけは強そうな老人ばっかり。しかし足元は弱くやや頼りない。
傷だらけで曇った樹脂が嵌ったロープウェイの窓、撮影にはなりません。
谷川岳ロープウェイ:天神平
天神平はすっかり晴れ上がって紅葉が眩しい! ここでこれほどの好天に恵まれたのは初めてだと思います。やはり最近の〇〇の良さは裏切られません。
谷川岳天神峠へのリフト
天神平を少し歩いてすぐに天神峠行のリフトに乗ります。日差しを受けて風に吹かれる気持の良さはこの季節のこの天気ならでは!
これが雨模様だったり、たとえ晴れていても雪で辺りが真っ白な春先など、その寒さは耐え難いものがあります。
谷川岳天神峠へのリフト
老人とは言え、ほとんどがカップルだったり団体だったり…ソロだったのはおそらく僕一人だったかもしれません。羨ましい光景でもなかったですが、話し相手がないのはちょっと寂しい。
谷川岳天神峠へのリフト
連れには恵まれなかったものの天気に恵まれたこの日でした。雲一つない真っ青な空だったら、むしろ単調な紅葉の世界になったことでしょう。濃淡、輝きと影…コントラストが楽しめました。
谷川岳天神峠・山頂 1
天神峠ではかなり歩きました。麓に置いてきた自転車が心配でないこともないですが、まぁその時はその時!
美ヶ原~王ヶ頭~王ヶ鼻~美ヶ原自然保護センター間は歩くしかなく、恐らく6㎞程の道のりになると思いますが、それと比較すれば距離は短いものの、足場が危険で転んだらやや大変なことになりかねませんでした。
谷川岳天神峠・山頂 2
山肌が白ければホルスタインの模様のようです。そういえばつい先日コスプレでホルスタインになっていたktyさんでした。
谷川岳天神峠・山頂 3
ここはハゲ山!ではなく、天神平スキー場ですね。なんにしても滑るのは好ましくないので、スキーやスケートはしません。
谷川岳天神峠・山頂 4
急峻でそそり立つ山もいいですが、実はこんな風に長閑で平和な景色が好きです。
谷川岳天神峠・山頂 5
そして主役の谷川岳!
写真の真ん中あたりの鞍部まで歩きましたが、途中で躓いて前のめりになりそうになったので、それ以上無理するのはやめました。
やはりSPDシューズでは危険でした。谷底へ転げ落ちたり、動けなくなったりしたら迷惑になります。
谷川岳天神峠・山頂 6
近づいたところで撮った山頂の様子です。もちろんズームしました。
登山ルートはいろいろでしょうが、どこを通るにせよ、山頂を制覇するのは容易ではなさそうです。
谷川岳天神峠・山頂 7
リフト乗り場の屋上から撮った写真です。左手には谷川岳が、そして真ん中が登山道、右手には麓への広がりが見られます。
リフト、ロープウェイを乗り継いで下山し、自転車の無事を確かめて少し安心し、水上へと下ります。
途中で左折して宝川温泉に泊まって坤六峠を越えて尾瀬に行きたい…しかし一人では寂しいので、いつか誰かを誘って実現したいと思います。
宝川温泉の「汪泉閣」はもう一度訪れたい温泉旅館です。年季の入った建物と巨大な露天風呂は他にはないスケールです。
Bossa Nova 1
ここを通るたびにいつかは寄りたいと思っていた「Bossa Nova」
Bossa Nova 2
チョコレート菓子で知られたお店ですが、今日は空腹を満たすために食事をしました。
Bossa Nova 3
アウトドアのテーブルでいただきました。大勢ならソファー席もあってくつろげるようです。
「ボンゴレロッソ」、アサリがたんまり入っていておいしい。
Bossa Nova 4
食後に「カフェラテ」をいただきましたが、飲む人を考えて模様を描いてほしかったかもしれません。
帰宅時刻を無理に遅くしてるんじゃないかと疑われかねないですが、帰宅恐怖症ではありません。
ま、出来るだけ外で長く遊びたい気持ちはありますが、輪行帰宅は電車が込み合う時間帯を避けるのがルールだと思っています。でも混む前にはなかなか帰れません。
と言うことで水上温泉街を通ってのんびりと利根川沿いを走ることにしました。
水上駅 1
もう少し季節が進むと出番がきます。たくさんのラッセル用のブルドーザーなどがその時を待っていました。
水上駅 2
そして駅前と言ってもいいような場所に廃屋になったままのホテル。
地方の町や観光地には打ち捨てられたままの廃屋が目につきますが、これは一経営者の問題ではなく町全体の衰退につながります。
政府の地方創生という掛け声だけが虚しく響きます。
水上駅 3
水上駅の様子になぜか惹かれます。鐡道には全く興味がないのですが、この光景は好きです。
利根川のカヤック体験教室 1
水上駅から利根川沿いの「奥利根ゆけむり街道」をのんびり走っていると右手の谷から何やらカラフルなものが目に飛び込んできました。
道路を離れて自転車を止め、川へと降りていくとカヤックの体験教室らしいものが開かれていました。
これからカヤックに乗って利根川を下る様子です。
利根川のカヤック体験教室 2
出発するのを見届けて自転車で先回り、橋の上で待ちました。
間もなく下ってきました。橋の上から写真を撮っているのに気づいて手を振ってくれる余裕のある人もいました。
利根川のカヤック体験教室 3
そして橋の下流側からも撮影しようと道を渡るとなんとそこがゴールになっていました。
近視でよく見えなかったのですが、どうやら外国人ツーリストが多いようです。
こちらでも目が合って手を振り合いました。
ライフジャケットを身に着けて、しかもゴム製のカヤックですから、泳げなくても危険はなさそうです。暖かい季節にやってみたい。
訂正:実は以前にもktyさんから教えていただいたカヌーとカヤックとの違い。
カヤックもカヌーの一種だから一概に間違いとは言えないとおっしゃってくれましたが、今回の舟は(前回も)形態からもカヤックとするのが正しいうようです。
いつもいろいろご教示いただきますが、教え甲斐のないやつで申し訳ございません。
謹んで訂正させていただきました。
沼田or渋川方面…
上毛高原駅まで残す距離は10㎞程。新潟県境に近い群馬県北部、日が傾きかかる時刻を楽しみながら、新幹線駅に向かいました。
上毛高原駅に着いたのは午後16時過ぎ。これではラッシュアワーの頂点に東京到着となってしまう…
しかしながら一番早い東京行き新幹線でも1時間以上後の17:26発の「Maxとき 334号」。それでも東京駅では込み合う時刻になりますが、上毛高原駅周辺には何もなく、時間をつぶすのにこれほど不都合な駅もありません。
とりあえず「Maxとき 334号」に乗車し、もしもの時は東京駅で時間つぶしをすることにしました。
この日の朝のこともあり、途中でうとうとすることがないように目を瞑らぬのまま東京着でした。
が…その列車は折り返し新潟行きになるらしく、係りの方たちが車内清掃や落とし物忘れ物のチェックをしていたので、眠り込んでしまったとしても呆れ顔の車掌さんに肩をたたかれることはなさそうでした。
『その1』に戻る←ここをクリックしてお進みください
Twitter : @pa_hoehoe
今日のカメラとレンズはX-T10 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
一の倉沢を下ってから坤六峠越えで上毛高原に戻れるタフさがあれば……
かつてそんなコースをルートラボに保存し、いずれは走ろうと思った時もありましたが、今はとてもではないがそんな気力も体力も脚力もありません。
自転車盗難の危険を冒してでも、ロープウェイとリフトで高いところへ上ることに決めていたこの日でした。
愉しんだ一の倉沢への上りでしたが、下りはあっという間!
谷川岳ロープウェイ乗り場
谷川土合口駅から「谷川岳ロープウェイ」で、まずは天神平を目指します。
驚くことに(驚くことではないか?)ロープウェイはさながら老人ホーム行きのバスのよう。似たり寄ったりの年齢の気だけは強そうな老人ばっかり。しかし足元は弱くやや頼りない。
傷だらけで曇った樹脂が嵌ったロープウェイの窓、撮影にはなりません。
谷川岳ロープウェイ:天神平
天神平はすっかり晴れ上がって紅葉が眩しい! ここでこれほどの好天に恵まれたのは初めてだと思います。やはり最近の〇〇の良さは裏切られません。
谷川岳天神峠へのリフト
天神平を少し歩いてすぐに天神峠行のリフトに乗ります。日差しを受けて風に吹かれる気持の良さはこの季節のこの天気ならでは!
これが雨模様だったり、たとえ晴れていても雪で辺りが真っ白な春先など、その寒さは耐え難いものがあります。
谷川岳天神峠へのリフト
老人とは言え、ほとんどがカップルだったり団体だったり…ソロだったのはおそらく僕一人だったかもしれません。羨ましい光景でもなかったですが、話し相手がないのはちょっと寂しい。
谷川岳天神峠へのリフト
連れには恵まれなかったものの天気に恵まれたこの日でした。雲一つない真っ青な空だったら、むしろ単調な紅葉の世界になったことでしょう。濃淡、輝きと影…コントラストが楽しめました。
谷川岳天神峠・山頂 1
天神峠ではかなり歩きました。麓に置いてきた自転車が心配でないこともないですが、まぁその時はその時!
美ヶ原~王ヶ頭~王ヶ鼻~美ヶ原自然保護センター間は歩くしかなく、恐らく6㎞程の道のりになると思いますが、それと比較すれば距離は短いものの、足場が危険で転んだらやや大変なことになりかねませんでした。
谷川岳天神峠・山頂 2
山肌が白ければホルスタインの模様のようです。そういえばつい先日コスプレでホルスタインになっていたktyさんでした。
谷川岳天神峠・山頂 3
ここはハゲ山!ではなく、天神平スキー場ですね。なんにしても滑るのは好ましくないので、スキーやスケートはしません。
谷川岳天神峠・山頂 4
急峻でそそり立つ山もいいですが、実はこんな風に長閑で平和な景色が好きです。
谷川岳天神峠・山頂 5
そして主役の谷川岳!
写真の真ん中あたりの鞍部まで歩きましたが、途中で躓いて前のめりになりそうになったので、それ以上無理するのはやめました。
やはりSPDシューズでは危険でした。谷底へ転げ落ちたり、動けなくなったりしたら迷惑になります。
谷川岳天神峠・山頂 6
近づいたところで撮った山頂の様子です。もちろんズームしました。
登山ルートはいろいろでしょうが、どこを通るにせよ、山頂を制覇するのは容易ではなさそうです。
谷川岳天神峠・山頂 7
リフト乗り場の屋上から撮った写真です。左手には谷川岳が、そして真ん中が登山道、右手には麓への広がりが見られます。
リフト、ロープウェイを乗り継いで下山し、自転車の無事を確かめて少し安心し、水上へと下ります。
途中で左折して宝川温泉に泊まって坤六峠を越えて尾瀬に行きたい…しかし一人では寂しいので、いつか誰かを誘って実現したいと思います。
宝川温泉の「汪泉閣」はもう一度訪れたい温泉旅館です。年季の入った建物と巨大な露天風呂は他にはないスケールです。
Bossa Nova 1
ここを通るたびにいつかは寄りたいと思っていた「Bossa Nova」
Bossa Nova 2
チョコレート菓子で知られたお店ですが、今日は空腹を満たすために食事をしました。
Bossa Nova 3
アウトドアのテーブルでいただきました。大勢ならソファー席もあってくつろげるようです。
「ボンゴレロッソ」、アサリがたんまり入っていておいしい。
Bossa Nova 4
食後に「カフェラテ」をいただきましたが、飲む人を考えて模様を描いてほしかったかもしれません。
帰宅時刻を無理に遅くしてるんじゃないかと疑われかねないですが、帰宅恐怖症ではありません。
ま、出来るだけ外で長く遊びたい気持ちはありますが、輪行帰宅は電車が込み合う時間帯を避けるのがルールだと思っています。でも混む前にはなかなか帰れません。
と言うことで水上温泉街を通ってのんびりと利根川沿いを走ることにしました。
水上駅 1
もう少し季節が進むと出番がきます。たくさんのラッセル用のブルドーザーなどがその時を待っていました。
水上駅 2
そして駅前と言ってもいいような場所に廃屋になったままのホテル。
地方の町や観光地には打ち捨てられたままの廃屋が目につきますが、これは一経営者の問題ではなく町全体の衰退につながります。
政府の地方創生という掛け声だけが虚しく響きます。
水上駅 3
水上駅の様子になぜか惹かれます。鐡道には全く興味がないのですが、この光景は好きです。
利根川のカヤック体験教室 1
水上駅から利根川沿いの「奥利根ゆけむり街道」をのんびり走っていると右手の谷から何やらカラフルなものが目に飛び込んできました。
道路を離れて自転車を止め、川へと降りていくとカヤックの体験教室らしいものが開かれていました。
これからカヤックに乗って利根川を下る様子です。
利根川のカヤック体験教室 2
出発するのを見届けて自転車で先回り、橋の上で待ちました。
間もなく下ってきました。橋の上から写真を撮っているのに気づいて手を振ってくれる余裕のある人もいました。
利根川のカヤック体験教室 3
そして橋の下流側からも撮影しようと道を渡るとなんとそこがゴールになっていました。
近視でよく見えなかったのですが、どうやら外国人ツーリストが多いようです。
こちらでも目が合って手を振り合いました。
ライフジャケットを身に着けて、しかもゴム製のカヤックですから、泳げなくても危険はなさそうです。暖かい季節にやってみたい。
訂正:実は以前にもktyさんから教えていただいたカヌーとカヤックとの違い。
カヤックもカヌーの一種だから一概に間違いとは言えないとおっしゃってくれましたが、今回の舟は(前回も)形態からもカヤックとするのが正しいうようです。
いつもいろいろご教示いただきますが、教え甲斐のないやつで申し訳ございません。
謹んで訂正させていただきました。
沼田or渋川方面…
上毛高原駅まで残す距離は10㎞程。新潟県境に近い群馬県北部、日が傾きかかる時刻を楽しみながら、新幹線駅に向かいました。
上毛高原駅に着いたのは午後16時過ぎ。これではラッシュアワーの頂点に東京到着となってしまう…
しかしながら一番早い東京行き新幹線でも1時間以上後の17:26発の「Maxとき 334号」。それでも東京駅では込み合う時刻になりますが、上毛高原駅周辺には何もなく、時間をつぶすのにこれほど不都合な駅もありません。
とりあえず「Maxとき 334号」に乗車し、もしもの時は東京駅で時間つぶしをすることにしました。
この日の朝のこともあり、途中でうとうとすることがないように目を瞑らぬのまま東京着でした。
が…その列車は折り返し新潟行きになるらしく、係りの方たちが車内清掃や落とし物忘れ物のチェックをしていたので、眠り込んでしまったとしても呆れ顔の車掌さんに肩をたたかれることはなさそうでした。
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Twitter : @pa_hoehoe
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プロフィール
Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。
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