2017/04/06 23:04
2017.04.04

お腹をいっぱいにしすぎた状態で、今朝間違えて走った道へと戻ります。
富士川は日本三大急流の一つに数えられているだけあって、並走する身延道(R52)も県道9号も普通の川沿いの道と違ってなかなかの上りが顔を出します。
前回は向かい風だったので時々現れる上りがさらに堪えました。このあと本栖みちを上るコース設定では、その前に脚を温存したいのが人の情というものです。

このルートを愉しく走破するにはペース配分が大事です。図らずもそのことを証明してみせてくれた昨年のktyさんでした…
富士川沿いを調子に乗って飛ばしたばかりに本栖みちの最後で脚攣りに見舞われてしまいました。ハンガーノック対策と並んでペース配分の大事なことを身をもって示してくれました。w

31本栖みちへ
本栖みちへ
いつもは富士川左岸の県道9号からすぐ横に見える景色、今日は向こう岸の彼方です。身延道(R52)はダンプなどの通行量も多いので、富士川を遡るならストレスや危険が少ない県道9号がおすすめです。

32本栖みち
本栖みち
身延道を上沢交差点で右折して本栖みち(R300)のバイパスを走ります。富士川を渡る橋の上からはこの先待ち構えているヒルクライムの全容が窺えます。本栖湖も朝霧高原も正面に立ちふさがる山の向こう側にあるのです。

33本栖みち
本栖みち
橋の途中で止まって富士川上流の写真を撮りましたが、河口から50㎞程遡ってもこの川幅です。やはり大河です。
初めて富士川沿いの国道を走ったのが台風一過の翌日だったのですが、濁った大量の水が逆巻くように下っていく様子は実に迫力がありました。

橋を渡って下部温泉を目指します。下部温泉を過ぎてもしばらくは斜度はそこまできつくならず、麗らかな春の日差しを楽しみながらペダルを回します。

33本栖みちガードレール
本栖みち
しかし気づかぬうちに少しずつ標高と勾配を高めていくこの道。気がつけば道はつづら折れを描きながらさらに高度をあげていきます。前方にはガードレールの道が山頂に向かって幾重にも横断する様子が見られます。
ソロのヒルクライムではこれを見ただけで心が折れそうになります。見なければいいものを…でも恐いもの見たさは人の心理です。

帰りの時刻を気にしないのはいつも通り、既定の事実なのですが、そうならそうで日没後の低温対策は欠かせません。今日のウエアは上は長袖にベスト、下はビブタイツ。日中は半袖短パンで全然問題ない気温の今日、本栖みちの上りでは汗が吹き出してとてもじゃないが我慢できません。過剰に汗をかくだけで疲労が蓄積してきます。

34本栖みち道の駅しもべ
本栖みち:道の駅しもべ
道の駅しもべまでは家から着てきたウエアのまま汗をふきふき暑さをこらえて走りましたが、もはやこれまで。限界です。
ここでベストと長袖ジャージを脱いでリュックに詰め、ベースレイヤー1枚で上ることにします。人の目にどう映るかなんてかまっていられません。

前回はみんなで補給と休憩でのんびりした道の駅ですが、昼ご飯を食べ過ぎた今日は何も食べられません。コーラを飲んだだけ。薄着になるためだけの寄り道でした。

朝の迷走、久遠寺での時間の使い過ぎ、本栖みち前半のノロノロ…こんなことが複合的原因になってすっかり予定が狂ってしまいました。これもいつも通りなのですが、今日は朝霧高原にほどほどの時刻に到着しないと会いたい人にも会えません。

35本栖みち休憩ポイント
本栖みち:前回の休憩ポイント
時間に追われながらもなんとか前回みんなで写真を撮った地点へ到達しました。
"ここまでビビさんは泣き言一つ言わずに頑張っていたこと"を思い出しました。
よし頑張るぞ!と思うと同時に、「最後の3㎞くらいの勾配がきついです」というktyさんの言葉も思い出してしまいました。
やや前向きに膨らみかけた気持ちもすぼみ、さらにこの暑さは計算外でした。

36本栖みち絶景ポイント
本栖みち:絶景ポイント
本栖みちを走るときにはここで自転車を降りて、脚だけでなく目も愉しませます。一番の絶景ポイントです。ここまで踏ん張りましたが、まだまだこの先は上りが続きます。しかも勾配もきつくなります!
写真を撮ったあと景色を堪能する余裕もなく、そそくさと自転車にまたがって前進あるのみ。この時点ですでに3時を回っていました。

ベースレイヤー1枚になった後も額からはポタポタと汗が滴り、袖口やグローブもぬぐった汗でびしょびしょです。
帰宅して気づいたのですが、ヘルメットのあご紐は全体に塩で白くなっていました。ベースレイヤーが白だったので確認できませんでしたが、おそらく天日塩状態だったに違いありません。トキちゃんに引きまわれた時のktyさんの塩まみれで白くなったジャージ程ではないでしょうが…

37本栖みちトンネル
本栖みち
後になってktyさんが言ったように、本栖みちは一人で走るとなかなかつらい道です。
それは斜度や距離の問題ではなく、数か所のポイントを除けば目を楽しませてくれる景色とてありません。時刻にもよるのでしょうが、なかなか気持ちのいい林間コースとはならず、絶えず背後や頭上から太陽が照り付けます。
ずいぶんと孤独な走りになります

そもそも上りの耐性がどんどん落ちてきている最近、気持ちも楽な方へ楽な方へと流れます。究極のマイペースに慣れ過ぎて頑張れません。しかし今日は頑張らないと予定の時刻までに朝霧高原には着けません。いや既に無理。三時半到着も困難な状況。下手すると四時を回ってしまうかもしれません。

方向感覚はともかく、道の記憶や距離感がないとあとどれくらいで走り切れるのか計算できません。それがこういうシチュエーションでの辛いところです。間に合いたい願望だけでなけなしの力を振り絞って走った旅の終盤、何度経験したことか。人や最終列車が相手ではマイペースを貫いているわけにもいきません。

38本栖みち霞む山々
本栖みち
こんな光景に心癒されながらも気はせいています。久しぶりに頑張る走りでしたが、疲労感がそれ以上に進むこともなく(状況がよく把握できない精神状態だっただけ?)、ペースは維持できていました。

39本栖湖
本栖湖
ようやく上り切った本栖湖! すでに3時半です。
富士山はその大部分を雲に隠していますが、それでも解放感一杯の湖畔です。しかしここでのんびりしている時間はなく、カメラをバッグに収めてすぐに走りだしました。道中カメラは体にたすき掛けしていましたが、ここからは本気で走らないと間に合いません。いや既に間に合っていませんが…
そんな事情で当初の本栖湖反時計回りはやめて、短い時間で湖を通過できる時計回りの道を選びました。

しかしこの時、本栖湖から朝霧高原への富士パノラマラインが上りだったことを忘れていました。一見なだらかに見えるのですが、僕の脚力からすれば速度をあげて走るのは実に厳しい。しかも向かい風!

40朝霧高原
朝霧高原
ようやく上り切って朝霧高原!この時点でついに4時になってしまいました。遅すぎたかもしれない…いや明らかに遅すぎました。

富士山は頂を見せてはいるものの、中腹以下に厚く停滞する雲。どう楽観的に見てもこれが晴れるとは思えません。
写真1枚撮り、スピードが上がらないままあさぎりフードパークまで残り2㎞ほど全力疾走!
しかし焼け石に水とはこのこと。そんな程度の走行でさえいっぱいいっぱいでした。

41あさぎりフードパーク
あさぎりフードパーク
這う這うの体で到着したあさぎりフードパーク。もはや外を歩いている観光客もまばらでした。

『その3』に続く←ここをクリックしてお進みください

Twitter : @pa_hoehoe

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shimagnolo

Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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