2017/04/05 19:18
2017.04.04

数日前からこのコースを走ろうと決めていました。
目的地は二つ。まずは身延山久遠寺の桜、そして朝霧高原にktyさんを訪ねること。

実はコースの終盤は3通り考えていました。
・富士山を周遊する形で籠坂峠を越えて御殿場から輪行
・河口湖まで走って富士急とあずさで輪行
・河口湖から御坂峠を越えて甲府から中央本線で輪行

PCでルートラボを前にしてコースづくりをしている時は鼻息が荒く、どこでも走れそうな気持になります。
つまり前夜の気分は三つ目のコースでした。夕暮れに染まる富士山が峠から拝める!

当日の朝は4時半に目覚ましをセットし、当駅5:10発の下り始発に乗ります。
昨夜の元気はどこへやら。いつものことですが、支度を整えて輪行袋を担いで駅へと向かう足取りは決して軽くありません。友だちに誘われているときとなぜこうも違うのか…

新横浜から新幹線に乗車する直前まで最終下車駅に悩み、結局身延駅まで輪行することにしました。いつも通りあっちへふらふらこっちへよろよろしていると(ついでに道にも迷う し^^;)、朝霧高原に明るいうちにつけないかもしれません。
そうなると目的の一つは果たせません。

新横浜発6:00のひかり493号で小田原まで、乗り換えたJR東海道本線は熱海止まり、熱海で米原行きに乗り換え、さらに富士駅で身延線に乗り換えです。身延駅到着は9:01!
なんとおよそ4時間の電車の旅!これはこれで愉しいのですが、乗り鉄ではありません。楽をした結果です。

01身延線から
身延線の車窓から
富士宮を過ぎて間もなくの身延線の車窓からの景色です。人家の向こうに裾野をいっぱいに広げる富士山!車窓からこんな光景を見たのはこの時が初めてです。

02身延線から
身延線の車窓から
2両編成の小さな電車ですが、こぎれいで空いていて快適です。
この後も身延線の旅はワクワクし通しでした。カメラを提げて車内をあっちこっち歩き回りました。車窓の景色に心奪われながらの電車の旅は子供の時以来でした。

03身延線から
身延線の車窓から
手前から水田(になると思われる)、その向こうに富士川、そして徐々に高さを増す山々が重なり合い、一番奥はまだ雪の白さで輝く南アルプスです。

04身延線から
身延線の車窓から
一番手前を電車と並走する県道9号はついこの間みんなで走った道。その向こうには偉大な川幅の富士川、そして右岸には長い洞門のような構築物。身延道(R52)はその中を通っているのでしょうか。
南アルプスの山々もぐっと近づいて見えます。

05身延線から
身延線の車窓から
南アルプスの眺望がさらに開けてきました。道路を自転車で走っていた時には気づかなかった光景です。少し高いところを走る電車ならではの景色、身延線での鉄道の旅はおすすめです。

06身延駅
身延駅
枝垂桜が咲くこの季節だからか、身延駅で大半の乗客が降りました。

07身延駅
身延駅
初めて降り立った駅の様子です。写真を撮る僕の背後には、身延山行きのバスに乗る観光客がたくさん!お年寄りがほとんどでした。

走り出す前に朝ご飯がまだだったことを思い出しました。電車の旅が楽しくて空腹を忘れていました。

駅前のほうとうのお店の前を掃除をしていたので食事ができるかと思いました。が、営業は11時からとのこと。この近辺にコンビニがないことは前回のサイクリングで知っていました。
軽食がいただけるような店はないかと尋ねたら、2軒隣のカフェを教えてくれました。9:00開店でした。もちろん1番客です。
08身延駅前でトースト
身延駅前のカフェで朝食
トーストをいただきました。富士川とその向こうの山を眺めながらの贅沢な朝ごはんです。代金は250円ですから、贅沢なのは眺めだけです。しかもこの見事なまでの晴れっぷり! 
雲を引き連れて来るだの、パーソナルクラウドを所有しているだの、言われ放題の日常ですが、それらのことごとくが間違いだとこの様子からもわかります。

09枝垂桜
身延町総合文化会館
身延町総合文化会館の正面の立派な枝垂桜です。久遠寺の枝垂桜のシンボリックな役割は偉大で、身延は枝垂桜の町と言ってもいいほど。いたるところに咲いていました。

10富士川
富士川
右手には富士川が悠々と流れています。それにしても広大な河川敷です。
しかし僕はこの時刻にこんなところを走っているはずはないのです。GPSが指し示すからその通りに進んで枝垂桜と富士川眺めることになりました。しかしGPSに逆らえるほど地理感覚は良くありません。むしろ周囲の若い人たちからは最悪レベルと言われています。

道を間違えてから(GPSのせいでw)5㎞程アップダウンを凌いで進んだようですが、さすがにおかしいと気づいたのが本栖みち入り口の300mほど手前でした。この道は久遠寺を訪ねた後に通る予定の道でした。
これで往復10㎞程の損失となりました。サイクリングで来ているのだから余分に走ることを損失とは言えませんが、明るいうちに予定のルートを走り切れないかもしれません。既に御坂峠ルートは困難な模様。
道路沿いのお宅の庭先で仕事中の方に久遠寺への道を教えていただきました。
恐らく身延駅から久遠寺への道を間違える人は滅多にいないでしょう。この辺りで唯一にしてもっとも有名な場所ですからね。

11久遠寺山門
身延山 久遠寺総門
既に息切れ状態で到着した久遠寺の総門。
総門に掲げられた扁額「開会関」は全ての人々が法華経のもとに救われる関門という意味のようです。

12久遠寺参道
身延山 久遠寺門前町
身延山では総門から三門に至るところを門前町というらしい。確かに町と言えるほどに距離があり、店や住まいが立ち並んでいますが…。
一般に門前町とはより広い範囲を意味しますね。

門前町の随所に枝垂れ桜。身延はどこへ行っても枝垂れ桜が迎えてくれます。
13久遠寺総門
身延山 久遠寺三門
三門のわきにも立派な枝垂れ桜。

14久遠寺総門
身延山 久遠寺三門
山門ではなく三門。なぜかと思ったら「空」「無相」「無願」の三解脱をあらわすことに由来するそうです。この歳になって何一つ解脱できていないことがわかりました。

15久遠寺総門
身延山 久遠寺三門
威容を誇る山門ですが、内側から見ると細部にわたって匠の技が見て取れます。宮大工と言われる人たちが普通の大工さんと区別されるゆえんです。

16久遠寺総門の先
身延山 久遠寺 本堂へ
日蓮宗の信者の方たちでしょうか。どなたも年を召していますが長い石段を本堂まで自らの足で上るようです。僕は側道を自転車で上ります。w

17久遠寺
身延山 久遠寺 本堂へ
側道沿いには急な流れが、そしてその水際にも枝垂桜が見事に咲き誇っていました。

18久遠寺
身延山 久遠寺 本堂へ

19久遠寺
身延山 久遠寺 本堂へ

側道を逸れると本堂のある境内まで急な道が続きます。遊歩道「南天の路」と名付けられています。自転車を降りて押し歩きです。参拝者は年配の方が多いので、足が弱い人の為に斜行エレベーター(無料)が設置されています。

20久遠寺
身延山 久遠寺 本堂へ
本堂手前から日蓮の墓廟を俯瞰します。取り巻くように咲く桜たちが暖かい春の日差しを浴びて、今まさに春爛漫!

21久遠寺
身延山 久遠寺 枝垂桜
樹齢400年ともいわれる枝垂桜。本堂の横に咲いていると思い込んでいましたが、実は祖師堂の横でした。人の(僕の)記憶は実にあてになりません。
久遠寺のシンボルとされ、見事なまでの存在感を誇っています。

22久遠寺
身延山 久遠寺 本堂
本堂はまださほどの年月を経ていないと思われ、帰宅後に調べたら1985年(昭和60年)の落慶とありました。
五重塔は三代目とあり、祖師堂も明治時代に建立されたもの。本堂のある境内全体の様子は新しく、長い年月の風雪に耐えてきた感じはやや薄く…。

23久遠寺
身延山 久遠寺 枝垂桜
身延山久遠寺の象徴的存在の枝垂れ桜はごく薄いピンク色の上品な花。花の盛りのこの時に立ち会えた幸運を感謝したいと思いました。

23a久遠寺
身延山 久遠寺 枝垂桜

24久遠寺
身延山 久遠寺 枝垂桜

25久遠寺
身延山 久遠寺 枝垂桜
シンボルの陰に隠れるように咲くこちらの枝垂桜はやや濃い桃色。優雅さとスケールではシンボルに負けているものの、とりすました様子がなく実に愛らしい花です。

26a久遠寺
身延山 久遠寺 枝垂桜
一つ失敗がありました。ロープウェイに乗り損ねました。出たばかりで次は20分後だというのです。降りてきたばかりのおばあさんが「大したことないわよ。乗れなかったからって残念がらなくても大丈夫!w」と慰めてくれました。

奥の院を拝見しないまま下山することになります。次回訪れるチャンスがあれば奥の院も含めたハイキングコースを歩いてみたいと思いました。紅葉の頃がいいかもしれません。

補給せずこのまま本栖みちに突入するのはどう考えても危険です。「道の駅しもべ」まで補給ポイントはありません。
26久遠寺昼ごはん
身延山で昼ごはん
まだあまりお腹が空かないまま入った蕎麦屋です。「かき揚げ定食」を注文しました。これで850円は安い。
かけそば、かき揚げ2枚、小松菜と油揚げの煮びたし、三つ葉の漬物とたくあん、そしてご飯がセットになっています。
朝のトーストからあまりエネルギーを使っていないので補給過多もいいところ。最後は胃袋に詰め込むようにして食べ終えました。


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Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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