2017/02/28 16:08
2017.02.26

両毛線桐生発17:59の高崎方面行きに乗りそこない、次の列車までに30分以上間がありました。暗いし寒いし参ったなぁ…
スマホでコメントを読みながらふと思いました。高崎回りより近い帰宅ルートはないのか?ネット検索したら出てきました。これがよかったのか悪かったのか判断がつきませんが、素直に高崎経由なら新幹線で東京まで快適だったでしょうし、時間的にも早かったかもしれません。

検索の結果、候補としては次の3つでした。
・意識的に乗り過ごした相生駅まで戻って東武線特急
・両毛線足利駅まで行って、東武線足利市駅から東武伊勢崎線(問題は両毛線足利駅から東武線足利市駅まで徒歩20分弱)
・両毛線で栃木まで行って東武日光線

最初のはわたらせ渓谷鐡道のダイヤ的に無理。
二番目と三番目は同じ両毛線で、降りる駅が手前か先かの違いです。とりあえず足利・栃木方面に乗ることにしました。

やや疲れてへたり込んでいました…この時そこがこれから乗車する列車のホームではないことに気づいていませんでした。しばらくして時刻表を再確認に立ち上がってようやく気づきました。目的の電車の発車2分前でした。高崎に行くつもりで待っていたのだからホームが違うのは当然です。疲れて集中を欠いているときはこんなものかもしれません。いつでもそうだよ!と言うツッコミは置いといて、大慌てで2番ホームへ移動です。2分あれば間に合うのですが、時間厳守でなかったわたらせ渓谷鐡道のこともあります。
転げそうな勢いで階段を下りていくとばつの悪そうな顔をした男性が会釈をします。あいつでした。領収書オヤジです。
やつも間に合わなかったようですが、自業自得です。
2番ホームに上るとすぐに列車がやってきましたが、車内は空いていました。

無事乗車できましたが、今度は足利か栃木か下車駅を決めなければなりません。どちらも決め手に欠ける…
ところが降りる駅を気にしているのに、車内放送は蚊が鳴くようでほとんど何も聞き取れません。あんなひどい車内アナウンスはこれまで聞いたことがありません。車掌はアナウンスのトレーニングを受けていると聞いたことがありますが、両毛線はちゃんとやってるのか。知らない駅ばかりなので、情報がない者にはとても不安です。
聞こえない車内放送ならいっそ何も放送するな。実に腹立たしい!
この時ばかりは普段寛容な(?)心にも体力にも余裕がなく、呪いたい気分でした。

ちなみにまだ耳は大丈夫ですから、車掌が役に立たなかったということです。僕のせいではありません。
車掌の顔を見たいものだ。文句の一つも言ってやろうと思いましたが、それ以前に自分が降りそこなわないようにしないと墓穴が深まります。

もとより乏しい集中力が低下すると決断力も比例して鈍ります。
足利駅で下車すれば東武線足利市駅まで徒歩で20分弱かかり、栃木駅だと徒歩はないものの総所要時間はより長い。どっちも歓迎できない選択肢です。列車が足利駅に着いても降りるのをためらい、歩きたくない気持は遠回りの栃木経由に傾いていました。停車時間が長い足利駅だから迷う時間があったのですが…これも不運の連鎖の一つでした。

"そうか!足利駅から足利市駅までタクシーで行けばいいんだ!"と気づき、発車直前ぎりぎりに逃げるように飛び降りました。いやそのつもりでした。実は両毛線のドアは手で開けなければなりません。ボタンを押してドアを開ける八高線レベルに驚いてはいけません。担いでいる輪行バッグがドアに当たって邪魔になり、片手で支えなければなりません。結果片手で片方のドアしか開けられず、狭い隙間からあっちこっちガタガタぶつかりながら、まるで追っ手から逃走するように降りました。そばの人が手伝ってくれるでもなく、"いったい何事だ!"いう視線だけを感じました。気にしている余裕はありませんでしたが、それもこれも決断のタイミングが遅かったのが悪い。

わたらせ渓谷鐡道の桐生駅で車掌さんが発行してくれた「精算済証」(桐生までの精算は済んでいるという証)を渡して両毛線の運賃を精算しなければなりません。窓口で「すみませ~ん」と叫ぶものの、誰も出てきません。何度も叫び続けるうちに他の乗客がすっかりいなくなってしまいました。それでも出てくる気配がないので最後にもう一度叫んで、そのまま駅の外へ出ました。
58a桐生駅精算済証
今もって精算済証が手元にあるのはそんな経緯があったからなのです。請求されればいつでも支払いますが、呼べど叫べど出てこない両毛線足利駅にも落ち度があります。

駅前に出てその暗さにびっくり。出迎えのマイカーは来るものの、タクシーなんて影も形もありません。待っても徒労になりそうなので、そばにある交番で足利市駅への道を訪ねようとドアを開けましたが、こちらも誰もいません。どこの交番にもありがちな光景です。お巡りさんのいない駅前の交番は珍しいことではありません。「ただいまパトロール中」なんて札が下がっているのをしょっちゅう目にします。こんなことでいいのか、お巡りさん! わが駅前の交番でもこうしたことが半ば常態化しています。

タクシーがないとなれば歩くほかありません。スマホのナビの扱いが本当に下手なのですが、この場所でこの時刻に逡巡している余裕はありません。聞ける人も周囲に見当たらないし。

歩き始めると、なで肩に輪行バッグの紐はずるずると下がりまくり(疲れて姿勢が悪かったのも理由でしょうか)、止まっては担ぎなおしの繰り返しです。一方目は左手のスマホに釘付け。こんな時刻にこんなところで道を間違えたくありません。
地方都市の夜は暗く、タクシーも通らず、人通りもほとんどない。このまま進んでいいのか不安が募ります。暗がりの路地にややいかれた若いお兄ちゃんのグループはいても、親切そうな大人はいません。
そもそもこんな時刻に両毛線足利駅から東武線の足利市駅に向かう人なんかいるわけもありません。

それにしても遠い!実に遠い! おそらく20分以上は歩き続けました。しかも輪行バッグにリュック。ロード用シューズだったら諦めたところです。
ちょっとは道を間違えましたが大きくそれることはありませんでした。途中両毛線の線路を越えるために長い階段の上り下りも余儀なくされました。
今日愉しんだ渡良瀬川に架かる橋から眺める足利の街の灯り、この時ばかりは写真1枚撮る余裕もなく、ひたすら駅への道を急ぎました。いや急いだつもりですがのろい…。
疲弊するだけして転げこむようにたどり着いた足利市駅でした。

ここはスイカで入場しましたが…
またいました。領収書オヤジ!今回はこちらを見ることもなくすれ違いました。桐生駅の3番ホームから高崎方面行きに乗ったとばかり思っていたのに何でここにいるんだろう。

それはともかく、ここまで来ればやや安心です。自宅のある駅までまだ2時間半以上かかりますが、もう間違えようがありません。
席についてようやく気が緩んでスマホを取り出し、いただいているコメントに目を通すものの返す気力は出ませんでした。全ては家に着いてから…

結局今日の輪行は問題行動や不運の連鎖のあまり、前回の日本平&宇津ノ谷集落と同じような所要時間となりました。疲労感は比較にならぬほどでしたが…

帰宅してようやく疲れも取れた現在、懲りたかと問われれば、そうでもありません。やっぱり行ってよかった輪行サイクリングでした。
でもこんな体たらくでは、初めてのコースに人を誘うのは難しいでしょうね。

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Twitter : @pa_hoehoe

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Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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