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2012/11/05 16:54
スポーツバイクのブームは原則的に嬉しいが、マナーの酷さが目立つ。
特にロードレーサーが集まるところに決まって起こる「自転車→目の敵」現象はやはり気になる。

近郊のヒルクライムのメッカともいえるヤビツ、公共放送でも「スポーツ自転車ブームの一方で」と題して取り上げられたようだ。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/net/report/20121030.html

ヤビツ峠については上記のURLをチェックしていただくとして…
多摩サイでも似たような現象があるが、こちらはヤビツとは少しばかり事情を異にしている。
行政のミスリードが多摩サイを危険なサイクリングロードにしているのではないかと疑いたくなる。

多摩川サイクリングロード全体を管理しているのは国土交通省のようだが、これは総論。
問題は各論だ。
あの長大な川沿いに作られたサイクリングロードはいろいろな市区町村にまたがっている。
困ったことに隣り合っている立川市、府中市、調布市…で、歩行者と自転車の通行の仕方が異なるのだ。

・立川市はこれと言った規制はしてないように見受けられる。
通行する人や自転車がそれぞれの判断で利用しているので、他と比べれば大まかな合意の下で比較的無難な状況にあるように思う。人も自転車も他の二地区と比較して数が少ないのが幸いしているだけかもしれないが…

・府中市はわずか2mほどのサイクリングロードを4つのレーンに区分している。
このことだけでも狂気の沙汰というべきだが…
中央の2レーンは自転車が相互に左側通行ですれ違う。外側の左右それぞれのレーンは人が右側通行すると決めている。
一見合理的に見えるだろうか?よく考えてほしい。一つ一つのレーンの幅は通行するのにぎりぎりで余裕がない。
しかも人は向かってくる自転車をよければ土手の下に転落する他なく、自転車は左によければ歩行者と正面衝突、右によければ自転車同士で正面衝突だ。
正面衝突&転落奨励サイクリングロードと名づけたいほどだ。こんな危険な道路を楽しんで走ることはできない。
だから僕は原則的に週末はサイクリングロードを走らずに一般道へ降りる。

・調布市はどうかといえば、暴走自転車憎し!のあまり、弱者が利用する可能性を大いに狭めているとしか思えない。
自転車の暴走を抑えるために、携帯電話の厚みをも凌ぐような幅15cmほどの帯状のバルジ(こぶ)が適当な間隔で10本くらい?サイクリングロードを横断している。
これが何箇所かに設置されている。
そして「前方に段差があります。注意してください」みたいな立て札が立てられている。
ところがぶっ飛んでるバイクは、バルジがサイクリング道路のどこに設置されているか予め知っている。だからそこを外れてその横数十センチの土や草の上を走り去っていく。
そこにはしばしば佇んで夕日を眺めている歩行者などが多いのに、だ。

足が思うように上がらない老人は畳の縁でもつまずいて転ぶという。そして車椅子で散歩を楽しみたい方はどうするのだ。
バルジは畳の縁の何十倍もの厚みだし、腕力の弱い車椅子利用者が段差を乗り越えるのは大変だろう。
しかもよく見かける車椅子での散歩は、所謂「老老介護状態」の方であったり、障害を持った方とその付き添いであったりする。

実情を全く理解しない市が押し付ける、守る気にもなれない、このへんてこなルールを無視して人々は歩き走り、自転車がかっ飛ぶのだから、事故が起きない方がどうかしている。

ついでに淺川サイクリングロードを管理している日野市、ここのやり方もわけがわからない。
サイクリングロードをセンターで二等分して片側をレンガ色に塗っている。レンガ色は人が通行し、アスファルト色は自転車が通行することにしている。(逆だったかな?)
この道では人も自転車も右側通行とか左側通行とかの意識が極めて希薄になり、結果的にそれぞれが通行帯を守らないからメチャメチャだ。

せめて市ごと区ごとに好き勝手なルールをでっちあげるのは即刻やめるべきだ。
例えば「横浜市は右側通行ですが、川崎市に入ったら左側通行ですヨ!」なんていう道路交通法は誰が考えたってあり得ない。
市区町村の境界をまたぐたびに、サイクリングロードの利用者は無意識のうちにルール違反をしている。そして死亡事故まで発生している。


散歩者、ランナー、インラインスケーター、スケートボーダー、ストックを携えてローラーブレードのようなものでスキーのトレーニングをする人、車椅子…、幼稚園児や小学生のハイキングの集団、老人のウォーキンググループ、そして暴走自転車…
今すぐこの多種多様な利用者のための理想的な処方箋を作るのは困難かもしれないが、余計な予算をかけず「人も自転車も左側通行」としただけの昔の素朴なルールの方が明らかに進歩的だったと思うのだが…
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Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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