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2012/06/11 14:52
先日鶴峠を走っての感想である。その時どう感じたか書き留めておかないと忘れてしまう。いや、時間を置くとインプレッションに自信がもてなくなる。いやいや素人のインプレなんてそのときの体調と思い込みに左右されて当てにならない!特に僕に関しては!!
…でも一応比較インプレを書きとめておく。今日は何の予定もなく暇を持て余しているし…

フレームはDE ROSA KING3 with Shimano DURA-ACE Di2
①カーボンリム:Shimano WH-7900-C50-TU + Vittoria - Corsa Evo CX チューブラー
②アルミリム:Fulclum Racing ZERO two-way-fit + Hutchinson - Fusion 3 チューブレス


【フラットロード】
①のリムハイトはフロントを35mm・リアを50mmとしているのでハンドリングへの横風の影響も小さく、快い剛性を感じさせながら、緩みなく走る。ホイールにたわむ感じがないのでエネルギーがダイレクトに伝わる感じがいい。カーボンディープリムに共通のものだろう。
また、よく回るので中間以降の加速もミディアムプロファイルのアルミリムに比べて鋭く、一旦速度に乗ってしまえば、慣性モーメント効果で速度維持性能も高い。
これには転がり抵抗の少ないチューブラー効果も手伝っているかもしれない。しかもレーシング用のコンパウンドでしなやかだ。ハイグレードチューブラータイヤならではだ。

②はアルミリムとしての評価も人気もトップランクだ。ミディアムプロファイルらしいオールラウンドな特徴の中にもカチッとした剛性感が際立つ。踏むとよく反応するが、その剛性感はかなり「硬い」という印象だ。素材の違いに因るのだろうが、より剛性が高いとされるカーボンリムの方が体に優しい(チューブラー効果か?)。同じアルミリムでもカンパのシャマルはもう少しマイルドだと思う(スポークの組み方の違いが理由だと聞いたことがある)。ハブはCULTシステムでさすがに軽く滑らかだ。くるくると気持ちよく回せる。
総合的には、カーボンディープリムの硬いだけではない快い剛性感や速度維持性能に比べると不満が残る。
チューブレスタイヤとの相性は悪くない。過剰な剛性感を和らげ、なおかつ路面の抵抗も減少し、乗り心地も改善される。長丁場ではクリンチャーより明らかに疲労が少ない。

【ヒルクライム】
①最近のディープリムは比較的軽量なので、ヒルクライムでのディスアドバンテージは比較的小さいのではないかと思う。むしろ下手なミディアムリムよりよく上るかもしれない。Shimanoのこれもそうだ。上りでもディープリムの違和感はなく、いい感じの剛性感でてきぱきと上る。だからといって上りが得意種目ということではない。上りも問題ないというところか。
そうしてみるとロープロファイルのCampagnolo Hyperonはさぞかしいいのだろうと推測される。
タイヤだが、僕のような亀の登りでは、チューブラーの特質がヒルクライムで有効なのかどうか判断できない。

②レーシングゼロもオールランドホイールとしては、登りの成績は悪くないと思う。重量級のホイールのように後ろに引きずられるような感覚はなく、回せる人が乗ればどんどん登りそうだ。が、カーボンリムと比べたときの質の違う硬さは登りでもどうしようもない。ホイールを見ただけで脚が疲れそうな気がする。" 一目見れば間違いなく金属だから " 視覚が心理に与える影響もあるかもしれない。
チューブレスの効果ものろのろ上りでは判然としない。
どちらにしても、登りではエアプレッシャーはやや高めがいいと思う。

【ダウンヒル】
①一言で言えば、速度が出すぎる。下り始めると速度はどんどん上昇し、怖くないからブレーキングも遅れがちになる。危険だ!
下りが怖くないのは、何でもオーバーサイズにしたがる最近のフレームに共通の特徴だ。極太のヘッドチューブとがっちりしたフォークそしてメガメガしいBB!ホビーローディーには過剰なスペックだ。それに加えてハブの回転性能やリムの重量バランスのよさがさらに加速させる。そして下りが怖くないもう一つの理由がチューブラータイヤの存在だろう。カーブや下りでの路面のグリップ力はクリンチャーの及ぶところではない。しかしレース用チューブラータイヤのトレッドゴムは薄くて弱い。パニックブレーキや高速でロックさせると大きなダメージを受ける(峠の下りで経験済み)。
チューブラーはパンクしても爆発的なエア抜けは起こらないし、リムからタイヤが外れるという危険もない。タイヤに損傷を受けた状態でも走れて、ブレーキングも可能なのはクリンチャーにはない大きな安心点だ。
そしてカーボンリムのブレーキの効きだが、通常の走りをする限り問題はない。しかしストッピング効果の強力さではアルミに及ばない。アルミリムほど乱暴にレバーを引く気になれないからか。傷みそうで気を遣ってしまうのだ。

②下りは気を遣わずに走れるアルミがいい。(金持ちにこういう観点はないんだろうな)
レーシングゼロは高速の下りなどで路面の不整を乗り越える時、かなりはっきりした衝撃を伝えてくる。ぼんやりハンドルを握っているとはじかれてしまいそうだ。カーボンリムにはこれほどの衝撃はない。(カーボンは傷みそうで、そんな衝撃を受けるような走りはしないか…?)
そもそも下りで、異なるアルミホイールについて明瞭な差異を感じられる素人ダウンヒラーがそういるとは思えない。それなりに重量のある自転車と太目の乗り手さえいれば、加速度は思いのままである(危ない!アブナイ!!)。
ダウンヒルでの安心感の保証はホイールではなく、むしろフレームとタイヤに依存すると思う。
ロードチューブレスの普及を遅らせている最大の理由は、エア漏れの噂(だけではないが…)や嵌合の難しさだと思うが、下りやコーナーでの路面追従性は一般的なクリンチャーよりかなり高い。そしてもう一つの大きなアドバンテージは、パンク時の安全性だ。クリンチャーのようにパンクによる爆発的なエア抜けがないし、リムからタイヤも外れにくので、下りでのパンク即事故!には繋がりにくい。
ダウンヒルでのブレーキ性能はアルミリムに軍配を挙げたい。リムに余計な神経を使わずに思いっきりレバーを引ける。特に路面が濡れているときなど、カーボンではリムの傷みが気になってしまう。

以上、独断と偏見に満ちたインプレなので、くれぐれも過信せずに読み流してください。


Twitter: @pa_hoehoe
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shimagnolo

Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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