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2018/05/30 21:03
2018.05.25

今日のカメラとレンズはFUJI X-T2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

当初は5日以上の旅を予定していましたが、同行者の疲労を考え、走るコースを考え直して2泊3日に短縮する結果になりました。しかし決して慌ただしかったわけでもなく、見るべきところや見たいものを端折ったわけでもありません。

1日目に熊本空港に降り立ったのが午前9時、最終日の大分空港発が20時ですから、予定を圧縮することなくまるまる3日間が自由になりました。往復の所要時間は無いも同然の感覚でしたし、空港 to 空港のレンタカー移動ですから乗り換えなどに要する時間もゼロです。今回のコースを巡るにはむしろ余裕の日数でした。

7年前に老人4人でロードで走ったのが4泊5日だったことを考えれば、確かに楽勝のスケジュールでした。そのときも九州東京の往復は航空機でしたが。

今回の旅の最後の宿泊地、由布院のホテルを素泊まりにしたのは正解でした。
好きな店で好きな物を食することができたこと、宿の食事時刻にスケジュールを合わせる必要がなかったこと。
酒が飲めない一行だったので宿での酒盛りと朝寝坊という楽しみがなかったこと、夜を徹して積もる話がある間柄でもなかった事、それが実際の理由だったかもしれません。


ともかく最終日、早めにホテルをチェックアウトして金鱗湖を散策することにしました。
01湯布院金鱗湖の浴場
01 湯布院・金鱗湖の「下ん湯」
見るからに由緒がありそうなお風呂です。中はどんな様子の風呂場なのか興味津々…
中から男性が話す声が聞こえていました。

02湯布院金鱗湖
02 湯布院・金鱗湖
周囲の緑が溶け込んでしまったかのような朝の金鱗湖!
小さな佇まいがさらに素敵です。その魅力的な光景ゆえに、早朝にもかかわらず三々五々観光客が散策を楽しんでいました

小さな湖畔の宿に併設されたレストランが朝食を提供してくれる様子。
00モーニングセット
03 湯布院・金鱗湖でモーニングセット
金鱗湖に面したカウンターでこの上なく爽やかな雰囲気で朝ご飯をいただきました。
僕は(ロケーションに合わせてw)コーンスープにオムレツ&パンでよかったのですが、和食を食べている人を見て同じものをオーダーした同行者に、レストランからそれは宿泊者専用なのでとのことでした。

04湯布院金鱗湖のサイクリスト
04 湯布院・金鱗湖のMTBサイクリストたち
モーニングセットをいただいていると、湖の向こう岸に周囲の緑にも鮮やかなジャージのサイクリストたちがやってきました。地元の愛好の仲間たちといった印象でしたが、なんとも気持ちがよさそうです。今回の九州の旅ではローディーもたくさん見かけました。やはり自転車乗りは気になります。

05湯布院の朝ご飯処
05 湯布院・金鱗湖のモーニングセットのお店
朝食を兼ねてこの日一番に立ち寄ったレストラン。小さな宿泊設備を備えた「洋灯舎」に併設された「レストラン らんぷ亭」でした。小さな湖水に似合う素朴な外観です。金鱗湖に浮かんでいるような気分でモーニングセットをいただきました。

06湯布院の朝ご飯処
06 湯布院・金鱗湖のモーニングセットのお店
湖面越しに見た「洋灯舎 レストラン らんぷ亭」の様子です。きっと湖を眺めながら静かに過ごす夜を大事にしてくれる宿に違いありません。

07湯布院のカフェ
07 湯布院・金鱗湖のカフェ
湖畔にはこんなカフェも併設されていましたが、モーニングセットをいただいたばかりなのでもうこれ以上はいただけません。

由布院の金鱗湖をあとにして、前日にも由布岳を眺めながら楽しんだ日田往還を別府まで走りました。そして別府インターから大分自動車道に入り、臼杵を目指します。

08臼杵の石仏
08 臼杵の石仏
この度の九州旅行の訪問地の一つ臼杵は僕の個人的な希望で訪れたところ。7年前にも訪れたので再訪と言うことになりますが。

09臼杵の石仏
09 臼杵の石仏
詳しくはネットその他でご覧いただくのが一番ですが、磨崖仏がこの地に造営された時代や経緯などの詳細は不明であり、確かな歴史的考証ができぬままに国宝の指定を受けています。

10臼杵の石仏
10 臼杵の石仏
なぜこの地に造営されたのか、誰の手になる物なのか、磨崖仏たちの姿やそのスケールは神秘的ですらあります。

11臼杵の石仏
11 臼杵の石仏

12臼杵の武家屋敷周辺
12 臼杵の武家屋敷周辺の商家の町並み
臼杵の歴史は子ども程の知識もありません、というより皆無です。
石仏群からやや離れたところにある武家屋敷を訪れました。武家屋敷は建物も敷地の広さも豪奢で目を見張りますが、興味があるのはむしろ周囲に栄えた商家の町並みです。今も商いが受け継がれている商家には、往時の空気が暗がりにひっそりと息づいているようです。

13臼杵の武家屋敷周辺
13 臼杵の武家屋敷周辺の商家の町並み
慶長5年の創業以来変わらぬ場所と変わらぬ建物で今も営業する「可児醤油合資会社」。店の庇の上にある看板は何と読むのでしょう。

14臼杵の武家屋敷周辺
14 臼杵の武家屋敷周辺の商家の町並み
こちらも味噌や醤油を商うお店。個人商店に流通ルートなど縁が無い時代から今に至るまでず〜っと製造直売なんですね。

15臼杵の武家屋敷周辺
15 臼杵の武家屋敷周辺の商家の町並み
横町を曲がるとこんな風情の隘路です。
こんなに果てしなく遠い旅先の町でなければ改めてゆっくりと歩いてみたいと思わせる佇まいでした。

やや名残を惜しむ気持ちで佐賀関へと向かいます。
昼ご飯に何としても「関さば」や「関あじ」を食べるべく、高速には乗らずR217で店を探しながら海沿いを走りました。いきなり空腹と食欲の現実に目覚めたこのときでした。
しかし大分自動車道がメインの道路になって交通量が少なくなった国道沿いにお店などどこまで走っても現れません。

北上するうちにとうとう佐賀関の半島入り口まできてしまいました。空腹ではあるものの、せっかくなので佐賀関の半島を一回りすることにしました。
が…小さな半島のまん中を縦断する道はかなり険しく、ここを走った7年前の老人仲間を称えたい気持ちになりました。

関崎展望台には入れなかったものの、その先は海の展望が開けてきました。
16佐賀関
16 佐賀関
美しい入り江や透き通った海の色に癒やされましたが、道の狭さは半端ではありません。相互通行道路だから何かこないとも限りません。うっかり左に避けすぎれば脱輪、最悪の場合は海へドボン!

17佐賀関
17 佐賀関
張り出した崖に駐車して景色を楽しんでいたときに地元の工事関係のバンが抜いていき、ブラインドコーナーを抜けて港へと下るやや広い道で軽トラとすれ違いました。それは好運でしたが、無事に通過したのは狭路のみ。「関さば」や「関あじ」は食べられずじまいのまま半島の出口へ。

国道へ戻ってしばらくすると、取りあえずお腹を満たせそうなやや大きい食事処が現れました。贅沢を言ってる余裕は無くそこに飛び込みました。

メニューには「関あじ」や「関サバ」が載っています!
「今日は食べられますか」との問いに「はい、大丈夫ですよ」とのありがたい返事でした。

帰京前に食べられることに安心しきってカメラは取り出さず…
かろうじて携帯では撮りましたが。


このあとは今回の九州の旅最後の訪問地「杵築」
ここもある意味ぼくの個人的な想いがあっての訪問地です。

18杵築城
18 杵築城
天主閣は再現されたものであり、城郭全体は公園として開放されています。
城はともかく城下町が実に魅力的な杵築です。

19杵築城下町
19 杵築城下町・酢屋の坂
大分空港のレンタカー店舗に18:00返却(というか乗り捨て)の約束になっていました。レンタカーの返却が遅れるのはともかく、搭乗手続きや土産物の追加購入時間を考えると思いの丈杵築を楽しんでいるわけには行きません。

20杵築城下町
20 杵築城下町・酢屋の坂
同行者とは完全に別行動とし、1時間後に駐車場で落ち合う約束にしました。

21杵築城下町カトリック教会
21 杵築城下町・杵築カトリック教会
かなり広大でしかも急勾配の坂道や階段が張り巡らされている城下町。1時間で全てを見尽くすのは困難だとしても、少しでも広く歩いて見たい……早足兼駆け足の勢いでした。

22杵築城下町飴や(雨夜坂)
22 杵築城下町・飴屋(雨夜)の坂
こんな急坂や階段が容赦なく現れますが、杵築の町の人が気軽に声をかけてくれました。そんな出会いから力をいただきました。

23杵築城下町酢屋の坂
23 杵築城下町・酢屋の坂
曰く「やはりシャッターを切りたくなりますか。杵築は良いところでしょ!」

24杵築城下町綾部味噌
24 杵築城下町・綾部味噌
また曰く「良いアングルですね〜〜!」とファインダーを覗く僕を励ましてくださいます。

25杵築城下町勘定場の坂
25 杵築城下町・勘定場の坂
さらに曰く「坂がきついからがんばってください。我々は年中この坂に苦しんでますがね」

26杵築城下町勘定場坂
26 杵築城下町・勘定場の坂
このあたりまで来ると住人の姿はほとんど無く、せいぜいゆったりと観光する初老のご夫婦とすれ違うくらい。

27杵築城下町藩校の門
27 杵築城下町・藩校の門
崩れた築地塀も朽ちかけた門もそのままに……やがては築き直されて今ある姿からすっかり生まれ変わってしまうのでしょう。

28杵築城下町藩校の築地塀
28 杵築城下町・藩校の築地
廃れていく姿はわびしくもありますが、塀の崩れや砕けた敷石の一つ一つが過ぎてきた時間を物語っています。

29杵築城下町勘定場坂の屋敷
29 杵築城下町・勘定場坂の屋敷
左右に屋敷が残る径に夕暮れが迫ってきました。早足で駆け抜けなければならないのが残念でなりませんでしたが……
杵築が今回の旅の終章となりました。

30着陸前の夜景
30 着陸前の夜景
ほぼ定刻にレンタカーを返却し、走行距離は3日で500kmあまりでした。
自宅に戻ればほとんどハンドルを握らないクルマですが、この度の雲の中や霧の中の走行もまた旅の良い思い出となることでしょう。

まもなく羽田空港という夜景が九州の旅の最後の1枚です。


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2018/05/30 10:21
2018.05.24

今日のカメラとレンズはFUJI X-T2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

2日目はリベンジの日
雨雲は前夜のうちに通り過ぎた模様で、この日の朝は晴れ!
起き抜けでバタバタと支度をして大観峰へと出かけることにしました。前日は遠かった大観峰〜内牧温泉間でしたが、わずかに9kmの距離。普通なら15分も走れば到着です。

01大観峰
01 大観峰
惜しむらくはあと15分か20分早ければ日の出のタイミングだったようです。

02大観峰
02 大観峰
既にカメラを構えた方たちが数人。遅ればせながらその様子を映します。

03大観峰
03 大観峰
こちらは本気モードの方たち。三脚も携えているようでした。
前日は雲の中に幽霊船のマストさながらに浮いていた電波塔でしたが、この日の朝はくっきりと見えていました。

04大観峰
04 大観峰
大観峰からは、初夏を迎えて光る麓の水田の広がりが目に飛び込んできます。人々の暮らしの営みが窺えるなんとも心に響く光景でした。

06大観峰
05 大観峰

07大観峰
06 大観峰
遙か彼方には雲海が見えています。前日霧にまかれ雲に閉じ込められながら走ってきたあたりでしょうか。

08大観峰
07 大観峰
大観峰まで上ってきました。展望台入り口からはクルマはもちろん自転車も走行禁止です。
7年前はそれを知らずロードで侵入し、展望台から下ってきたところで係の方からご注意をいただきました。

09大観峰
08 大観峰
カーブをまわった先端が大観峰の展望所です。やはり7年前の事になりますが、大観峰に到着したのは日暮れが迫る頃。冷たい風が吹きつけ、それに乗って時折ぱらっとくるような天候でした。

10大観峰
09 大観峰
今回唯一の写真……備忘録ですから。w

11大観峰
10 大観峰
前夜チェックインした内牧溫泉のホテルから「天空の道」、別名「ラピュタの道」は程近いのですが、熊本地震で崖が崩れて通行止めとなっているので行かれませんでした。しかし大観峰からのこちらの眺めも十分に美しい!

13大観峰
11 大観峰
今一度光景を目に焼き付けてホテルへと戻ります。

14大観峰
12 大観峰
大観峰を愉しんだのはほんの小一時間ほどでしたが、下る頃には随分と日が高くなっていました。

15露天風呂
13 内牧溫泉・露天風呂
自由行動できる時間を確保するためにこの日のホテルは素泊だったので、朝ご飯はチェックアウトしてからいただきます。
ホテルを発つ前に阿蘇全山を望む屋上露天風呂にゆっくりつかりました。前夜見られたのは内牧溫泉の夜景のみでしたが、この朝はご覧の通り!

もう一度(何度目だろうw)ミルクロードを走って大観峰を通り過ぎ、やまなみハイウエイでくじゅう国立公園を縦断します。

16牧ノ戸峠
14 やまなみハイウエイ・牧ノ戸峠
牧ノ戸峠は駐車スペースに苦労するほどの混雑でしたが、一般観光客以外にも小学生が遠足でくじゅう連山のハイキングに訪れていました。

17湯布院へ
15 やまなみハイウエイ・湯布院へ
この先のやまなみハイウエイは果てしなく広がる草原から、やや険しい山間のスカイラインへと様相を変えて行きます。

18由布岳
16 県道11号線:湯布院日田往還
湯布院の温泉街をざっと通り抜け、日田往還で由布岳の麓を走ります。午前の日射しを受ける由布岳も素晴らしいですが、7年前別府方面からロードで上ってきたときに眼前に現れた由布岳の印象は強烈でした。暮れなずむ空を背景にその全貌を現したときは言葉を失うほどでした。
今回はそのまま日田往還を下って別府をぶらぶらしました。良いお昼ご飯処を探しましたが平日の昼間に営業しているわけもなく……

クルマを駐車場に入れて徒歩で出会った別府ラーメンの店に入りました。これが当たりでした。店主はこだわりの人で、出汁の取り方からランチセットに添える肴まで厳選された物でした。いろいろお尋ねして話が弾んだはずなのに出汁のこと肴のこと、ほとんど覚えていません。なんたること……

19別府
17 別府地獄めぐり・海地獄
他にすることもない別府なので、地獄谷回りをすることに。しかし全部まわると相当な時間とアップダウンを覚悟しなければなりません。一人ならともかく、そこは無理は言えません。
二カ所見て別府を撤退することにしました。

20別府
18 別府地獄めぐり

21由布岳
19 県道11号線:湯布院日田往還
日田往還を逆向きに走ります。山が近いので16mm(換算24mm)では全景が入りません。
振り返れば、あるいは立ち止まったり横を見れば撮りたい光景に事欠きませんが、その点クルマは自転車や徒歩のような自由が効きません。撮影を愉しむと言うより記録に集中するほかありません。
湯布院へ向かう途中、雨乞牧場へと向かう(らしい)脇道が現れましが、今回は諦めました。また訪れる機会があったら是非登ってみたいと思います。

湯布院の宿にチェックインし、荷物を片付け、ベッドに寝転んでのんびり話をしながら夕方の散策に備えて英気を養いました。鋭気は今さら出ませんでしたが。w

既に書いたように、この宿は素泊まりなので、町へ出て食事処を探索します。町の様をゆっくり眺めるのが本旨ですが。

一通り町を歩き、目星をつけた数軒からどこで晩ご飯にするか同行者に意見を聞いたところ、二人は同じ希望でした。もちろん異存はありませんが、あったとしても2対1ですから。w

その店は外国人ツーリスト用のガイドに載っていたのかもしれませんが、湯布院で唯一の繁盛店!しかも店の客は外国人ばかり。

22湯布院晩ご飯
20 湯布院・晩ご飯
とてもおいしかったばかりでなく、「由布まぶし」の3通りの食べ方は実に面白くもあり、それぞれ別物のような味わいでした。駄文による食レポは不要と思いますので写真の羅列のみです。湯布院を訪れたらおすすめのお店です。

23湯布院晩ご飯
21 湯布院・晩ご飯

25湯布院晩ご飯
22 湯布院・晩ご飯

24湯布院晩ご飯
23 湯布院・晩ご飯

26湯布院晩ご飯
24 湯布院・晩ご飯

食後は珈琲をいただきながらデザートでもと思いましたが、平日という不運が重なっていずれのお店も「CLOSE」でした。

27湯布院能舞台
25 湯布院・ホテルの能舞台
宿に戻ると部屋の真下にある能楽堂(浮舞台)に明かりが灯されていました。
今回宿泊した宿では毎年9月に「湯布院の夜能」が舞い演じられるようです。
今年で19回目となるようですが、その頃に訪れるチャンスはあるでしょうか。


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Twitter : @pa_hoehoe
2018/05/26 21:39
2018.05.23

今日のカメラとレンズはFUJI X-T2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

日ごろの感謝を込めて企画役と案内役を買って出た九州ドライブの旅でした。

ともかくも突っ込みたがりの友だちの期待を交わすべく、失敗をしないのが今回の旅の目標でしたが、今回ほどネタに事欠かない旅も珍しく、そのいちいちを書いていたらそれだけで紙面が不足するので割愛したいと思う一方、ちょっと匂わせたいとの想いもあります。w

全然ご披露しないのも何なので、ちょっとだけ、ところどころに挟み込みたいと思いつつブログを書き始めました。

羽田発7:10の熊本空港行きにチェックインするには、遅くとも6時半までに羽田国内線第2ターミナルに到着しなければなりません。自動チェックイン機で搭乗手続きをしてもやや忙しい。
なにしろ電車だと羽田空港駅到着が6:24とぎりぎり。同行者を走らせるわけには行かない(走れない)ので「さてさて困ったな…」と思っていたら、たまプラーザ駅前5:00発のリムジンバスなら確実に6:00前に羽田に着くことがわかりました。と言うか、早い出発便を利用する人は大抵これを利用するらしいのです。うちの妻もそうでした。
自転車で乗り鉄輪行ばかりしているとこんな当たり前のことも知りません。

我が家がある駅の始発電車では5:00発のリムジンバスに間に合いません。タクシーを奮発して4:40にはバス停到着の態勢を取りました。老人連れ(みんな似たり寄ったりの齢w)は急げないのです。

普段から忘れ物・落とし物・置き忘れが気になっておちおち楽しんでいられないので、荷物は極力一つしか持たないようにしています。
がしかし、この日はカメラにザックにショルダーの三つ。カメラは収納しておけばいいのですが、それでは気になった光景の撮影に間に合いません。

リムジンの自動発券機でチケットを買って待合所でおしゃべりしながらバスを待ちました。利用客は結構な人数です。いざバスに乗ろうと列について進むと「あれ、背中の荷物は?」と同行者。すんでのところで必要な物がほとんどしまってあるザックを待合室に置いたまま羽田に行くところでした。

01チケット
01 再発行の搭乗券
曇り空ではあるものの、雨は落ちてこなかった羽田の朝でした。
自動チェックイン機で搭乗券を入手し、チェックインを済ませてレストランで朝食を摂りました。
さて搭乗口へ向かおうというところで手元にあるはずの搭乗券がありません。レストランに落とし物はなかったか、保安検査ゲートに行って係員に搭乗券の落とし物はないか尋ねましたが、答えはNon!

チェックインはすんでいるので、搭乗口カウンターで事情を話すだけで再発行してもらえました。身分を証明する物の提示を求められますが、紛失したときは一瞬焦りました。

国内線は国際線よりさらに席間に余裕がない気がします。1時間半さえも苦痛でたまりません。

02熊本空港着
02 熊本空港
熊本空港は事前にチェックした天気予報通り、厚い雲に覆われ、濡れています。
1時間半のフライト中、窓から眼下に見えたのはゲレンデのように真っ白な雲、そして上空に輝く太陽のみ。

03熊本空港発
03 熊本空港
空港には各レンタカー会社が共同で用意している待合所があり、それぞれのレンタカー会社がマイクロバスで迎えに来ます。

レンタカーの手続きをし、一通りの説明を受けてから出発します。ドライバーは僕ですから、同乗者には度胸が必要です。下手ではないです(と思っています)が、ややそそっかしく乱暴であることは疑いありません。
ハイブリッドカーですが、大衆車(死語w)です。
費用を安くあげようというのだから仕方がありません。体格が貧弱な大人3人に室内の広さは十分ですし、パワーも十分です。

まずは南阿蘇村を走って「白川水源」へと向かいます。

04白川水源へ
04 白川水源への路
既に阿蘇の雰囲気十分な道ですが、空はどんより雨もぱらついていました。
時間が有り余る行程なので、気になるところがあれば惜しまず停車します。

00南阿蘇白川水源駅
05 南阿蘇白川水源駅
時々止まっては進んでいる方向に間違いはないか、通り過ぎてはいないかと心配します。
ナビの使い勝手もイマイチで(大衆車だからか使い手のせいかw)、目的地検索をしないまま走り出すことも再三。
南阿蘇鉄道高森線の南阿蘇白川水源駅に立ち寄ってみましたが、現在この路線はほんの一部しか運行されていないようです。

白川水源駅からの眺め
06 南阿蘇白川水源駅前に拡がる田と山
駅前には水田が拡がり、その向こうには美しい山並みが続きます。阿蘇の一帯のこの風景がたまらなく好きです。

05白川水源
01 白川水源
駅から歩けるくらいのところに「白川水源」があります。
雨がそぼ降る中、湿り気をたっぷり含んだ空気を楽しみながら濡れて歩きました。

06白川水源
07 白川水源

07白川水源
08 白川水源
そぼ降る雨が水源を護る𠮷見神社の杜の空気を十分に湿らせ、水の清らかさを一層強く感じさせます。

00湧水
09 白川水源
柿田川湧水を思わせるような青色に水が湧いています。

08白川水源
10 白川水源
文字どおり緑が滴っているこの日の白川水源でした。

09阿蘇山頂へ
11 阿蘇山へ
次の目的地「阿蘇山」を目指します。標高が上がると一旦小止みになった雨脚が再び強まります。山の天気は標高の微妙な差を、雨や霧や雲という目に見える形に置き換えます。つまり天候はますます悪くなる一方なのです。
晴れていれば!とは言わない&思わない事に決めてきましたが、やはり7年前を思い出してつい……

10阿蘇山頂へ
12 阿蘇山へ
ここで暮らす牛や馬はなんと幸せなのだろうと思った7年前。その印象は今も変わりませんが…
馴染みの朝霧高原の牛たちは僕達に乳を提供してくれるのですが、ここの牛たちは体ごと命まるごと僕達に提供してくれるのがちょっと哀れ……と思いながらも、夜には感謝しながら牛鍋や馬刺しをおいしくいただくのだから、人はなんとも自己都合な生き物です。

11阿蘇山頂へ
13 阿蘇山へ
一向に雨は止みません。むしろクルマから出て写真を撮るのがためらわれる状況になってきました。

12阿蘇山ロープウエイ付近
14 阿蘇山へ
阿蘇山ロープウェイ駅近くは完全に雲の中。
ここに至る手前にキリシマツツジでピンクに染まる緩やかな起伏の高原が広がりましたが、激しい降雨に撮影のチャンスを失いました。

阿蘇山ロープウエイの駐車場にクルマを入れましたがどうやら運行していない模様。例え運行していても視界がゼロに近いですから……

ここで3度目となるトラブルが発生!
クルマ関係ですが、その状況や原因は自分の心にとどめておきます。ここまで書けば備忘録として十分なので。w
孤軍奮闘の末エンジンがかかって再出発できましたが不安です。

13阿蘇山ロープウエイ付近
15 阿蘇山からの下りコース
阿蘇山から下る途中でなんとかキリシマツツジを撮影できたものの、釣り逃がした先ほどのスケールや美しさには遠く及ばず。

14阿蘇駅へ
16 阿蘇駅へ
やや雨が小止みになり、視界が開けたところで撮影します。記録のための記録になっている写真ばかりが増えていきます。
雨の中こちらへ向かってくるたくましい黒い牛たち。

15阿蘇駅へ
17 阿蘇駅へ
牛に暗い僕には種類はもちろん肉牛なのか役牛になるのかさえ区別が付きません。
朝霧高原で見なれている牛はいずれも大きなおっぱいがあるので、乳を搾るのだとわかりますが。

16阿蘇駅
18 阿蘇駅
フォグランプが装備されていないレンタカーで深い霧を切り裂きながら阿蘇駅まで下ってきました。
全員腹が減っていますが食べ物屋らしきものはありません。いやあるにはありますが、雨に阻まれた上に粗末な物で済ます潔さはなく、走りながら周囲をキョロキョロ。

17阿蘇神社
19 阿蘇駅神社
阿蘇神社まで来れば何かあるだろうと少し我慢しましたが、食処も無く、肝心な神社は有名な楼門その他の建築物が熊本地震後の修復中でほとんど見られませんでした。7年前スルーしたところだけに実に残念な思いでした。

食い物を求めつつ「大観峰」を目指します。
やまなみハイウエイの一部を通り、ミルクロードへと左折すると道はさらに絶景の度合いを高めます。そういうところに食処はおろか道の駅もありません。国立公園内で腹を満たそうと考えること自体理屈に合いません。徐々にお昼ご飯抜きの様相が濃くなってきました。

標高が高く眺めが良い展望台に止まったら、再度クルマの問題が……何が起こったのかは聞かないでください。w
レンタカー会社に電話をして対応を求めます。圏外であっても不思議ではない場所でした。
状況を説明して一旦電話を切り、先方がいろいろと情報を集めて返事をくれてなんとか再出発を果たしました。
悪いのは僕ではなく、レンタカーでクルマの説明をした営業マンです……多分。w

ミルクロードは完全に雲の中に入り、視界絶不調というかせいぜい7〜8mしか効きません。
今から考えてみればやや危険でしたが、結構なスピードで見えないカーブやアップダウンを飛ばしていました。
腹が減って危険を予測する感覚が鈍っていたのかもしれません。

18大観峰…
20 大観峰へ……
幾多のトラブルを乗り越えて到達した大観峰!
雲の真っ只中とは言え駐車場から引き返すのも癪なので、一人だけ大観峰の展望所へと徒歩で向かいました。が、雲なのか霧なのかが濃くなる一方で、足元や脇の崖さえ見にくくなってきました。命はともかく、展望所からは何も見えないだろうと諦めてクルマに戻りました。

天気予報によれば翌日は天候が回復する模様。その日に宿泊するホテルから大観峰は近いので早起きし、朝食前に再訪することにしました。

このあとこの度の九州ドライブ最大の難所が待ち受けているとは夢にも思わぬことでした。
すぐ近く(およそ9km)の内牧溫泉が果てしなく遠い。

7年前に自転車で4人で訪れた時もこのあたりで道に迷い、そのあとの行程を走破できるかどうか心配になったところです。

ナビに目的地を設定してスタートしたのですが、すぐ近くなのでなめていました。雲の中なので阿蘇のやまなみは見えませんから、両側を草地に囲まれた道路はどこまで行っても同じ。今にしてかすかに思い出せば、十字路や左折や右折の道が無かったわけではなく、画面を見ず音声も聞かずおしゃべりしているうちに道を間違えたのが実際です。道を逸れて林業関係者か地元の方しか通らないような狭い道に入り込んでしまいました。道は落葉に覆われ、雲の厚さゆえか深い木立のゆえか、位置情報が画面に出ません。道路標示からほど遠く、等高線だけが示された地図上にクルマの進行を示すポインタがとまっています。

わずか9km先の目的地に到着するまでにどれだけ走ったかは明かせませんが、二度三度と大観峰への入り口を目にしたのは間違いありません。三度目の後は画面をにらみながら沈黙の走行となりました。

19内牧溫泉が眼下に
21 眼下に内牧溫泉…異常に遠かった
ようやく右眼下に内牧溫泉が見えてきました。下界は多少日射しがあるようです。

20内牧溫泉のホテルからの眺め
22 内牧溫泉一望
文字どおり倒れ込むように到着したホテル。
部屋に通されると眼前に阿蘇のやまなみ!
がしかし山頂は雲の中です。

21内牧溫泉っのホテルからの夜景
23 内牧溫泉の夜景
食事も溫泉も実に良くて、本日の失敗を全て忘れさせてくれました。
1日目は多少の困難は覚悟していましたがここまでとは……

翌日以降のリベンジに燃えながら早めに眠りにつきました。


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Twitter : @pa_hoehoe
2017/09/13 14:01
2017.09.04

今日のカメラとレンズはX-T2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

愉しいことやいいことが間に挟まったので東北旅行最終日の記事が後回しになってしまいました。

通常営業(ドジを踏みまくり躓きまくる僕の通常の行状や勘違いを指してつけられた別名:by ktyさん)が日を追って目を覆うばかりになっていく旅でしたが…
もはや自分でもネタ作りをしているのか不運なのか区別ができないほどでした。
それでも4日間を通して最高だった「東北地方」!

スマホが圏外になったものの、どうにか辿りついてシングルの洋室に泊まった3日目でした。
夜が一人なのをいいことに、FBでのコメントのやり取りやメールなどにうつつを抜かし、やや遅い就寝となりました。
それでもアラームをセットして起きたのは未明の4:30でした。

01まだ寝静まる宿舎
雨上がり、寝静まる時刻
朝が早すぎて誰もいない(であろう)十二湖を巡るのが楽しみで仕方なく、この時間は旅の中で最も贅沢な時でした。
今回の東北の旅では、すべてが寝静まっている払暁のその時に森や湖を散策する魅力に憑りつかれました。

02早朝の十二湖
早朝の十二湖 1
湖は広大な範囲に点在しているのでクルマと徒歩での十二湖巡りです。
実際は十二湖どころではない数の湖があるようですが、道路沿いにあるのはその一部です。多くはトレッキングコースを歩かなければ訪れることはできません。
しかし時間がないのでクルマを停めて歩ける範囲にと、割り切って楽しむことにました。

03十二湖どころではない
早朝の十二湖 2

04早朝の十二湖
早朝の十二湖 3

05早朝の十二湖釜
早朝の十二湖 4

06早朝の十二湖
早朝の十二湖 5

07早朝の十二湖
早朝の十二湖 6

08早朝の十二湖水鳥
早朝の十二湖 7

09早朝の十二湖工事中
早朝の十二湖 8:白神ライン入り口
白神ライン!今思い出しても残念で仕方ありません。
秘境と呼ぶにふさわしい白神ラインを走り抜けて手垢のつかない自然に触れたかったのですが…通行止めで泣く泣く引き返し!

10早朝の十二湖工事中
早朝の十二湖 9:白神ライン入り口
なんと、まもなく開通じゃないですか!
自転車ならグラベルロードやMTBでなければ通行できませんし、現在の体力ではそれは叶いません。もう少し若い時に自転車を始めていたかった。

11早朝の十二湖工事中
早朝の十二湖 10:白神ライン入り口
弘前側の林道入り口にあった説明の通り!
突っ込んで行ったとしても「津軽峠」止まりです。「天狗峠」から先は突破できません。
こうして見ると、十二湖までずいぶんと遠回りさせられたものです。

13早朝の十二湖
早朝の十二湖 11

14早朝の十二湖青池
早朝の十二湖 12
北海道美瑛の白金にある「青い池」もそうですが、池は寒色でなければ……暖色ではだめなんですね、日本人には!
十二湖でもここ「青池」が一番の人気の池のようです。

15早朝の十二湖青池
早朝の十二湖 13
インクを流したようなこの池は、美瑛の「青い池」よりもさらに冷たく澄んだ色をしています。
ほんの小さな池ですが神秘的です!
展望のための台や柵がなければ…と思います。

16早朝の十二湖
早朝の十二湖 14
雨は夜半に上がったばかりの様子。辺りは湿り気いっぱいの空気で満たされています。

17早朝の十二湖宿舎へ
早朝の十二湖 15
そろそろ宿に戻ることにします。すっかり明るさを取り戻した空にも谷にも雲が湧いています。

18早朝の十二湖宿舎へ
早朝の十二湖 16
見るみる明るさを取り戻していく清々しい光景。

宿で朝ご飯を済ませていよいよ帰途につきます。
日本海沿岸を走り五所川原を抜ければ旅はまもなく終わります。

19不老不死温泉
不老不死温泉
予定の新幹線までたっぷり時間はあります。
まずは不老不死温泉へ立ち寄りました。確かに不老不死を体現する方々でいっぱいでした。w

20深浦漁港
深浦漁市のとある港
深浦市の日本海沿いにはたくさんの漁港があります。ここもその一つ。
赤い漁網が目を惹きました。

21深浦漁港
深浦漁港 1
そして深浦漁港。明るい雲を浮かべる晴れ上がった空と透き通る日本海!
深浦漁港で水揚げされる魚介類はさぞおいしいに違いありません。

22深浦漁港
深浦漁港 2

23深浦漁港
深浦漁港 3

24深浦漁港
深浦漁港 4
朝が早い市場はとうに終了しているようですが、三人の方が発泡スチロールに詰められたお魚をチェックしていました。

25深浦漁港
深浦漁港 5

26岡崎海岸夕陽展望台
深浦漁港 6:岡崎海岸夕陽展望台 1
深浦漁港のはずれのわき道を上ると展望台がありました。
「岡崎夕陽展望所」とあるので、黄昏時には美しい日没が見られるのでしょう。

27岡崎海岸夕陽展望台
深浦漁港 7:岡崎海岸夕陽展望台 2
こんな柱状節理のような岩場が続いていました。

せっかくなので専用駐車場に車を止めて歩くことにしました。

クルマをバックで入れようと駐車場の前の道路でクルマを停止させると前方からトラックが来るのが見えたので、そのまま待機…
すると駐車場から出ようとする黒いバンが気づかない様子で左後方からバックしてきます。
あわわわ!!

これはぶつかるな!と思ってクラクションを鳴らしましたがそれにも気づくことなく、ドカンと後方に突っ込んできました。

こちらに過失はなかったものの、警察を呼んで現場検証。大事をとって人身事故扱いにしたので一人ひとり調書を取ります。
「旅の途中で急いでるんだけど…」と一応は訴えましたが…もちろん却下!
現場検証と調書で1時間半以上足止めされました。

クルマを借りたトヨタレンタカーリース盛岡南口店にも連絡して事の詳細を伝えました。乗り捨てることになっている新青森西口店で返却に手間取らなくて済むように連絡を取ってくれるよう依頼しました。これでさらに十数分の時間のロスです。

事故相手は盛岡を出発して夫婦で旅行を楽しんでいる60代の方たち。故意ではないので悪い印象は持ちませんでしたが、ぶつかった直後に自分のクルマが大丈夫かだけを気にしているので唖然!! 開いた口が塞がらないどころかさらにあんぐり…。

これも通常営業であるならば、まさにクライマックスとも言うべき場面でした。

帰宅後も事故後の対応に追われたのは言うまでもありません。

怒ったり落ち込んでいても仕方ありません。気を取り直して残りの時間を楽しむことにしました。
28_20170913135342864.jpg
日本海:風合瀬(かそせ)辺り
ふとクルマを停めた海岸線。
風合瀬あたりのようです。「かそせ」という響きがなんとも素敵です。

29秋の実り
実りの秋を迎える津軽平野
津軽平野でもそろそろ刈り入れを迎えるのでしょうか。稲穂が重く垂れています。コメどころですね。

30見えなかった岩木山
最後まで雲の中…岩木山
岩木山は最後まで全貌が拝めませんでした。ここまで頂が見えないと、山は見えなかったという印象だけが強く残ります。
一度でいいから拝みたかったと残念でなりません。

別名「津軽富士」、やはり簡単には全貌を見せてもらえませんでした。


限られた時間、新青森でおいしいものを食べるか北洋硝子を訪れるかの二者択一! でこちらを選びました。
これも通常営業と言うべきかもしれませんが、ナビで目の前まで案内されたものの「それらしき」ものがありません。自分の先入観が到底受け入れない建物しかないのです。
少し走るとトヨタレンタカーリースの別の支店があったので「北洋硝子に行きたいんです」というと意外と知っていないようで、ネット検索してグーグルマップをプリントアウトしてくれました。
どうもさっきと同じ場所としか思えません。お礼を述べて地図にある場所まで再び来ました。同じです!

仕方なく女性事務員が一人で作業している事務所で訪ねると…
笑いながら指をさして「そこです!」
32北洋硝子
北洋硝子(津軽びーどろ) 1
鋳物工場か何かだと思ったのですが、販売に思いを致さないガラス工房ならこんなものなのかもしれません。おそらく鋳物製造と同等かそれ以上の高温でガラスを溶かしているのでしょうから…

31北洋硝子
北洋硝子(津軽びーどろ) 2
主にガラス器販売会社への製造卸が専門らしいのです。(ktyさん談)
北海道の北一硝子をイメージしていたのが失敗でした。
ここでいくつかガラス器を求め、新青森駅から宅急便で自宅へ送りました。

33トヨタレンタリース
トヨタレンタカーリース 新青森西口店
レンタカー会社で手間取ることもなく無事にクルマを返却してすぐ隣の新青森駅へと向かいました。
この会社では「乗り捨て」とは言いません。「乗り捨て」というネガティブな響きを嫌ってのことでしょうか。
「one way」 …確かに!

34新青森駅
東北新幹線 新青森駅
ガラス器以外のお土産は駅ビルにある大きな土産物専門店で求めました。

どうせ空いているだろうと思った上りの東北新幹線が実は混んでいて、通路を挟んだ席しか取れませんでした。
顔も見えるし話もできたのでそれはそれでよいのですが、いろいろ甘く見て計画を立てた責任を痛感した旅の終わりでした。

僕が案内でしかもドライバーだと知ったktyさん。
「それはアドベンチャーですね!」と。
さすがの慧眼でした。orz

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Twitter : @pa_hoehoe

2017/09/08 10:26
2017.09.03

今日のカメラとレンズはX-T2 + XF16-55mmF2.8 R LM WR

藤七温泉の露天風呂では仙台から来た「秘湯巡り行脚」を趣味にしているオヤジと意気投合し、2時間も風呂談義をしました。
東北地方の聞いたこともない秘湯をたくさん紹介してもらったのですが、たくさんすぎて、のぼせすぎてほとんど覚えていません。思い出したらブログで紹介したいと思います。自分の親戚筋の家系まで…まぁとにかくよくしゃべるオヤジでした。

同じ湯船に見たこともないような凄いマッチョな黒人がいて、しばらくは3人でそれぞれ自己紹介のような話。彼はテキサス州ダラスの出身なのですが、「すごい身体ですね!」と感心すると、ジムで筋力トレーニングで身体を作っているのだと。女性にもてるし!とふざけてました。八幡平市内で英語の教師をしているとかで、相当大人の日本語も理解できる人でした。でなければ話は弾みません。ww

さて、蔦温泉で宿泊した翌朝は見事に晴れ上がっていました。
あらかじめアラームをセットして一人だけ超早起きしました。

蔦温泉は十和田八幡平国立公園内にあり、旅館の周囲を囲む蔦野鳥の森は世界遺産・白神山地と並ぶブナの森だという。見ずには、歩かずには、帰れません。
旅館の敷地から続く「沼めぐりの小路」をカメラを携えて歩いてきました。たくさんの沼がある実に素晴らしい森でしたが、朝ご飯と出発の時間が気になり、やや速足の散策でした。

01葛温泉看板
蔦野鳥の森:沼めぐりの小径 1
のっけからこの看板! クマだけではなく野犬まで!
クマはともかく、野犬出没の確率は高そうでビビりましたが…

沼には名称がついていましたが、いちいち看板を写真に撮っている暇はなく、仮に撮ってきても直に忘れてしまいます。
変わり映えのしない写真が続きますが、クマや野犬の恐怖を忘れて撮ったのがこれですから…言い訳にも何にもなりません。
相当な枚数を撮りましたが、どれも似たり寄ったり。
自宅に戻り、改めてどれにもあまり差がないことに気がつきましたが、現場では衝動的にシャッターを切っていただけだから仕方ありません。
腰を据え、構図を計算し、じっくりと向き合って風景写真を撮る「堪え性」がないのです。これが僕のスタイルですが、そんな自分のスタンスは意外と好きです。ww
よくぞ言い当ててくれたと思っていますよ、ktyさん。そのことに気づかせてもらって、むしろそれが自分のスタイルだと納得しています。

02葛温泉早朝散策
蔦野鳥の森:沼めぐりの小径 2

03葛温泉早朝散策
蔦野鳥の森:沼めぐりの小径 3

04葛温泉早朝散策
蔦野鳥の森:沼めぐりの小径 4

05葛温泉早朝散策
蔦野鳥の森:沼めぐりの小径 5

06葛温泉早朝散策
蔦野鳥の森:沼めぐりの小径 6

07葛温泉早朝散策
蔦野鳥の森:沼めぐりの小径 7

08葛温泉早朝散策
蔦野鳥の森:沼めぐりの小径 8

09葛温泉早朝散策
蔦野鳥の森:沼めぐりの小径 9

10葛温泉早朝散策
蔦野鳥の森:沼めぐりの小径 10
朝の光線が斜めに差し込む森の光景!
周囲の空気感や湿った木々の匂いまでも表現できたら、どんなに撮影が楽しくなるだろう!

11葛温泉早朝散策
蔦野鳥の森:沼めぐりの小径 11

12葛温泉早朝散策
蔦野鳥の森:沼めぐりの小径 12
空を映す沼はさながら水の鏡! 魚も水鳥たちもまだ眠っている時刻、風さえ吹くのを遠慮しているかのような朝でした。

13葛温泉早朝散策
蔦野鳥の森:沼めぐりの小径 13
いつまでも歩き続けたい森でしたが、そろそろ朝ご飯の時刻!
最後まで急ぎ足の散策でした。

旅館を出て「八甲田」へと向かいます。

単に八甲田山の北側をぐるりと回るドライブでしたが…
14八甲田雪中行軍
雪中行軍遭難者銅像
八甲田雪中行軍遭難事件を題材にした新田次郎著「八甲田山死の彷徨」は忘れられません。歴史上最大の山岳遭難事故とも言われています。
犠牲になった若い兵士たちを想うとやり切れません。

15酸ヶ湯温泉
酸ヶ湯温泉
ルートを少し戻って「酸ヶ湯温泉」に立ち寄ってみました。温泉に入っている時間がないのが惜しまれました。
帰宅後に「ぜひ入っておくべきだった…」とコメントいただきました。また訪れることがあったら必ず!

16白神ラインへ
弘前市へ
弘前市へ向かう国道394号が長い橋で谷を渡る場所。具体的な場所はわかりません。

17弘前城の車夫
弘前城 1:車夫
通過するはずだった「弘前城」に立ち寄りました。
城址そのものは見るべきものがないと感じましたが、やや年齢が行った人力車夫を撮らせていただいたら、「ありがとうございます」との言葉。思わず頭を下げました。

18弘前城天守閣から
弘前城 1:天守閣から
天守閣だけがポツンとあり(再建されたのか…)、他のものは跡形もありませんでした。これは封建制度の名残を排除したかった明治維新政府によるものでした。文化遺産という見方はしなかったのです。


このあとナビが行きたいところに案内してくれません。クルマに乗らないから操作に慣れていないこともあったかもしれません。
違う方角へと案内するナビの音声がうるさくて我慢ならず、音声をオフにしての走りになりました。
しかし無類の方向音痴ゆえどっちへ進んだらいいのかわかりません。

あり得ない準備と笑うかもしれませんが、こういう事態を全く想定していなかったたわけではなく、ある準備をしてきました。

普段自転車で使うガーミンにルートラボで描いたコースをダウンロードしたのを持ってきました。

しばらくはガーミンを見ながらの運転となりました。

相当走りました。何十キロも走りました。

やがて目的地まで一本道の白神ラインに乗ることができました。途中からダートになるので自転車(ロード)では最後まで走行することははできません。しかしクルマなら通行できます。
事前に、あるブログページでちゃんと確認してきたのでした。いつにない準備です。

白神ラインここまで
白神ライン・ダート入り口(写真はネットから)
ここが林道入口です。ここから深浦町岩崎までおよそ55kmの行程。一時間半はかかりません!と件のブログにありました。



ええ~~!「この先通行止め」!!

通行できるのは津軽峠まで、天狗峠から先は通行止めとありました。

多分…もっと手前には「通行止め」の看板はなかったと思います。少なくとも目立つそれは無かった…と思います。
気がつかなかっただけか…

白神ライン(アクア…)
白神ライン・ダート入り口の「アクアグリーンビレッジANMON」(写真はネットから)
林道入り口横には「アクアグリーンビレッジANMON」という、いわばどん突きのレジャー施設があります。これもブログで読んで知っていました。

写真左手の建物が観光案内所になっています。
この先に進めず途方に暮れたドライバーが相談していました。途方にも暮れます。
ここまでずいぶん走ってきたのだから。

同様に途方に暮れて案内所で事の次第を話したら、「クルマが壊れてもいいなら途中まで進めるかもしれませんが、私なら行きません。w かつてジムニーで白神ラインを走ったことがありますが、穴ぼこだらけで2時間半近くかかりましたよ。もと来た道に戻って鯵ヶ沢経由でも3時間半くらいですから」とのこと。
例のブログには、ここから日本海(陸奥岩崎)まで1時間50分弱の所要時間であるとの地図付きのページがありました。(´;ω;`)ウゥゥ

もちろん戻るしかありません。それはまだしもブログで見た光景に出会えないと思うと残念でなりませんでした。

(帰宅して改めて件のブログを確認したら、閲覧していた記事は2015/11/16にアップされたものでした)

延々走って鯵ヶ沢漁港です。漁港は好きなスポットの一つですが、遠回りしすぎました。
疲労が…

19鯵ヶ沢漁港の少年
鯵ヶ沢漁港 1:少年
この少年たちに何を釣りに来たのか尋ねたら、タコとのこと。タコ釣りに餌は不要でルアーで釣れると言ってました。糸の先に冗談のように小さな偽のタコがついていました。他には何が?と聞いたら、タイやヒラメだって。まるで竜宮城です。w

20鯵ヶ沢漁港の釣り人
鯵ヶ沢漁港 2:釣り人
こちらのおじさんたちは仕掛けが違うので、何を?と聞いたら、アジとかイワシ……
庶民的です。ww

21鯵ヶ沢漁港の釣り親子
鯵ヶ沢漁港 3:お父さんと息子
お父さんと魚釣りにやってきた少年、お父さんが息子に何か説明している様子でした。なんかいい感じ!

22日本海深浦方面へ
日本海沿いの国道101号線:深浦方面へ
日本海は荒海です。もちろん穏やかな日もあるでしょう。しかし太平洋にはない色や光景、やっぱり好きです。

23深浦漁港1
日本海沿いの国道101号線:深浦漁港? 1
深浦漁港だったか…判然としません。しかし漁港があると時間がないのについつい立ち寄ってしまいます。

24深浦漁港2
日本海沿いの国道101号線:深浦漁港? 2
予想通り素敵な漁港です。西は日が傾き、東はまだ日中の青空のまま。

25深浦漁港3
日本海沿いの国道101号線:深浦漁港? 3
陽が沈むまでいたかった…

26深浦漁港4
日本海沿いの国道101号線:十二湖へ
国道101号線は通行量も少なく、停車する場所には困りません。国道沿いには駐車場も用意されています。
まもなく日没を迎える時刻です。

27十二湖宿舎から
十二湖宿舎からの日没
十二湖への入り口を間違えて、宿泊場所が見つからず電話…しようにも圏外。(^^;
大回りして宿に到着したら、まさに日が沈むところでした。
カメラの設定を失敗したので、これでも補正した写真です。

本文中の写真のキャプションに、「日本海沿いの国道101号線:深浦漁港?」とあるのは、深浦市の漁港の一つではありますが、深浦漁港ではありません。謹んで訂正させていただきます。


※ブログを読んだ長男から間違いの指摘がありました!
「八甲田山死の彷徨」の著者は新田次郎でした。そのつもりで書いていたんですが、浅田次郎になってます。紛らわしい似た名前の有名作家がいるから……
そういう問題ではありませんね。謹んで訂正させていただきます。


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Twitter : @pa_hoehoe

プロフィール

shimagnolo

Author:shimagnolo
2017年、ついに迎えてしまった"古希"
年々の衰えと戦いつつも、ロードレーサーでのつながりを機に写真の世界にもデビューさせてもらいました。六十の手習いをはるかに凌ぐ超遅咲き!
様々な面でペースを合わせて年齢差を埋めてくれる若い友だちに感謝しつつ、今しばらくご一緒させていただきたいと思う日々です。

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